選手権でも活躍した異質の才能が、東大、京大を超えて“公立世界一”と言われている最難関大学への合格を勝ち取った。帝京長岡高(新潟)のサイドアタッカーとして19年度全国高校選手権で活躍し、新潟県勢初の3位に貢献したMF本田翔英(19歳)がこの程、カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ。以下、UCバークレー)に合格。21年の世界大学ランキングで36位の東京大や54位の京都大を大きく上回る7位、公立では1位という“公立世界一”の名門大学でサッカーと勉強を両立し、「ヨーロッパでプロ」という目標に挑戦する。 UCバークレーは、ソフトバンクの孫正義会長の出身校。サッカーでもプロ選手を輩出している強豪なのだという。本田は「トップ中のトップで強いという訳ではないのですけれども強い。自分の力と味方のサポートも借りて全米選手権で優勝もできると思っています。」と語り、「(個人としては)高校時代、フィジカルは強い
今日6月2日が誕生日の主なサッカー選手がこちら。 海外の場合、現地時間とずれがあるかもしれませんが、みなさんおめでとう。 日本 MF藤田征也(徳島、1987)*スピードを生かした縦への突破、豊富な運動量が持ち味のサイドアタッカー。 FWアダム・タガート(C大阪、1993、オーストラリア)*今季、水原三星から加入した豪代表のFW。 MF牧野寛太(長野、1997)*関西大出身のキレ自慢のアタッカー。プロ1年目から背番号9を着ける。 MF内田宅哉(FC東京、1998)*FC東京U-18出身。ドリブルにこだわりを持つMF。 MF斧澤隼輝(北九州、1998)*ボールコントロールに優れ、細かなタッチで相手を翻弄するMF。 FW宮城天(川崎F、2001)*小柄ながら高いテクニックのあるアタッカー。 海外 FWセルヒオ・アグエロ(バルセロナ、1988年、アルゼンチン)*高速ドリブルが武器で
顔面を2か所骨折したMFケビン・デ・ブライネ マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネがEURO2020でプレーできる可能性について、同代表のロベルト・マルティネス監督は「今後4〜5日で明確になるだろう」と語った。イギリス『BBC』が伝えている。 デ・ブライネは5月29日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝のチェルシー戦(●0-1)で、後半にDFアントニオ・リュディガーと衝突して顔面を負傷。そのまま途中交代を余儀なくされ、30日に自身のツイッター(@DeBruyneKev)で鼻骨と左眼窩を骨折したことを明かしていた。 ベルギーはEURO2020でグループBに入り、6月12日の第1節でロシア代表と対戦。その後、17日の第2節でデンマーク代表、21日の第3節でフィンランド代表と対決する。 デ・ブライネについて「ケビンと話をしたが、とてもポ
練習試合で訪れた山梨学院高のバスを見送る高川学園の生徒たち。江本監督が部のテーマに掲げるのは「目配り・気配り・心配り・言葉配り」だ 昨今、何かと注目を集める部活動の在り方。その中で面白い取り組みをしている高校がある。 山口県にある高川学園高校サッカー部。 2006年に多々良学園から現在の名称に変更。インターハイベスト4が2回、選手権ベスト4が3回の実績もさる事ながら、これまで多くのJリーガーを輩出するなど、中国地方を代表する強豪校として知られている。 そんな実績を誇る高川学園が、部活の新たな可能性を示す活動として行うのが「部署制度」だ。 きっかけは筑波大学サッカー部の組織づくりを知ったことだった。全160名の大所帯を束ねるサッカー部の江本孝監督(同校副校長)はこう語る。 筑波大サッカー部の自主性 「何より大事なのはトップチームの試合に出られていない子たちが、『
5月29日、令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選の5回戦が行われ、大阪商大堺との堺対決にに挑んだ堺西は0-3で敗れ悔しい5回戦敗退となった。 試合後、堺西の川元将太監督は「自分たちのダメなところ、未熟なところが出てしまった。自分たちのいいところが出せればもっと勝負できたと思うんですが、相手の勢いに負けてしまったので勿体なかったというのが率直な感想です。うちはパスを繋いでいくテクニックがあるわけではないので、最初はシンプルに裏を狙って、その後にクサビを当てて展開出来たらというプランだったんですが、相手のプレッシャーに慌ててしまって思ったボールが蹴れなかったり、相手の攻撃に対して守る事で精一杯になってしまって攻撃に人数を掛けれなかったので、後手後手でダメな部分がいっぱい出てしまいました」と試合を振り返った。 敗戦の中でもキープ力が光った10番FW原田七輝に対しては「も
[5.30 インターハイ静岡県予選準決勝 浜松開誠館高 1-1(PK6-7)静岡学園高 藤枝総合] 世界で戦うMFに「負けへんというライバル心はあります」。MF古川陽介(3年=京都サンガF.C.U-15出身)は、21年度の静岡学園高の10番を背負う絶対的テクニシャン。絶対の自信を持つドリブルでこの日も存在感を放った。 1対1の状況ではまず止まらない。1つ、2つとフェイントを入れてDFを剥がし、得意とするスピードに乗ったドリブルで空いたスペースへ切れ込んで行く。そして、急停止して相手の足を止め、また縦、中へと潜り込んでクロス、シュートを狙った。 浜松開誠館高のディフェンスも鍛えられており、粘り強く食い下がってくる。そして厳しく身体を寄せてきていたが、上手く背中で受け流してキープ。奪われることなく、味方にボールを繋いでいた。 この日の静岡学園は、浜松開誠館の圧力の前にビルドアップが後ろ向きにな
[5.30 インターハイ静岡県予選準決勝 浜松開誠館高 1-1(PK6-7)静岡学園高 藤枝総合] 静岡学園高のU-18日本代表候補DF伊東進之輔(3年=千里丘FC出身)は190cm近い高さと、CBの枠に収まらないほどの攻撃力の持ち主だ。左右両足から正確なフィードやサイドチェンジを繰り出し、前方にスペースがあれば柔らかいドリブルで持ち運んでいく。この日は縦パスで先制点をアシスト。川口修監督もそのポテンシャルの大きさに期待を寄せる大器だ。 ただし、この日は中央からのビルドアップを警戒され、サイドに押し出されるシーンが増えてしまう。その中でもドリブルに自信を持つ伊東はプレッシャーをいなすように前進していたが、時間がかかってしまったり、バックパスを選択せざるを得ないような場面もあった。 結果、攻撃のリズムが悪くなり、停滞。同点に追いつかれてからギアを上げたが、勝ち越すことはできなかった。ディフェ
今日6月1日が誕生日の主なサッカー選手がこちら。 海外の場合、現地時間とずれがあるかもしれませんが、みなさんおめでとう。 日本 DF山本脩斗(湘南、1985)*対人プレーでのスピード、運動量が持ち味のサイドバック。空中戦に強く、セットプレーでの得点源にもなれる。 GK飯倉大樹(神戸、1986)*横浜FMから19年に神戸へ移籍。正確なキックと守備範囲の広さが持ち味のGK。 MF杉本竜士(横浜FC、1993)*東京Vの育成組織出身で、アグレッシブなドリブル突破が持ち味のFW。 FW北川柊斗(群馬、1995)*名古屋U18時代には世代別代表にも選ばれたFW。筑波大出身。 DF宮市剛(岩手、1995)*FW宮市亮の実弟。長身を生かしたポストプレー、スピードに乗った突破が得意。 DF中川創(磐田、1999)
不完全燃焼に終わった初めての選手 初めて挑んだ冬の選手権。初めての大舞台はホロ苦いモノとなった。あれから約5か月、ひと回りもふた回りも逞しくなり、“試合を決められる”選手へと変貌を遂げた。 5月29日に行なわれたインターハイ(全国高校総体)の鹿児島県予選決勝。すでに複数のJクラブが注目する神村学園の2年生MF、大迫塁が最終盤に大仕事をやってのけた。 宿敵・鹿児島城西を向こうに回し、前半からトップ下の位置で貪欲にゴールに迫る。後半はややトーンダウンしたが、1-1で迎えた延長後半5分、自ら持ち込んで得意の左足でゴールを狙った。「思い切って撃とう」。迷いなく振り切ったミドルシュートが決勝弾となった。 大迫は神村学園中の3年時にプリンスリーグ九州を経験。1年生の昨季は入学当初からチームのエースナンバーである14番を託されるなど、大きな期待を背負って戦った。正確な左足のキックに確かな
清水東高は前半37分、FW望月優太がスライディングシュートを決めて先制 令和3年度全国高校総体(インターハイ)「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」サッカー競技(福井)静岡県予選準決勝が30日に行われ、清水東高と静岡学園高が決勝進出を決めた。 インターハイ優勝4度の伝統校・清水東はプリンスリーグ東海勢の常葉大橘高と対戦。前半37分、左サイドから相手の守りを崩し、最後はMF佐野健友主将のラストパスをFW望月優太が合わせて先制点を奪う。一方、後半にボールを握る時間を増やした常葉大橘はFW豊泉優大を中心に反撃。そして36分、左CKから放ったシュートのこぼれ球を左SB大田悠功が頭で押し込んで同点に追いついた。だが、清水東は40+3分、準々決勝・藤枝東高戦でも劇的な同点ゴールを決めている2年生FW中山大耀が決勝点を決め、2-1で競り勝った。 浜松開誠館高とのプリンスリーグ東海勢対決
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