練習試合で訪れた山梨学院高のバスを見送る高川学園の生徒たち。江本監督が部のテーマに掲げるのは「目配り・気配り・心配り・言葉配り」だ
昨今、何かと注目を集める部活動の在り方。その中で面白い取り組みをしている高校がある。
山口県にある高川学園高校サッカー部。
2006年に多々良学園から現在の名称に変更。インターハイベスト4が2回、選手権ベスト4が3回の実績もさる事ながら、これまで多くのJリーガーを輩出するなど、中国地方を代表する強豪校として知られている。
そんな実績を誇る高川学園が、部活の新たな可能性を示す活動として行うのが「部署制度」だ。
きっかけは筑波大学サッカー部の組織づくりを知ったことだった。全160名の大所帯を束ねるサッカー部の江本孝監督(同校副校長)はこう語る。
筑波大サッカー部の自主性
「何より大事なのはトップチームの試合に出られていない子たちが、『自分も大事なチームの一員なんだ』という自覚を持つこと。筑波大の取り組みを知って、高校という枠組みだけではなく、社会人として必要なことが身につけられるのではないかと思い、すぐに小井土(正亮・筑波大監督)さんに連絡しました」
筑波大は選手のプレーパフォーマンスの向上をメインにしたパフォーマンス局を設置し、データ班・アナライズ班・ビデオ班・トレーニング班・フィットネス班など細分化。学生たちが自主性を持って強化に取り組んでいる。
高川学園がそれを参考に部署制度を導入したのは2017年。5季目を迎える現在では、分析部・強化部・道具部・審判部・グラウンド部と筑波大のようにサッカーに関わる役割を担う部署のほか、広報部・おもてなし部・農業部・生活部・総務部といった組織づくりや生活面のサポートを担当する10の部署に分けられる。生徒たちの個性や時代のニーズに合わせて部署を新設するなど、形骸化しないように常に変化を加えてきた。
分析部、道具部などサッカーに関わる役割はなんとなく想像できるが、後者に挙げた一見、サッカーとは直接関係のない部署の役割は一体どんなものなのだろう。
農業部は、学校校舎と第2グラウンドの脇にある3つの畑を自らの手で一から耕し、玉ねぎやにんじん、サツマイモなど多くの農作物を栽培している。育てた野菜は地元住民に配ったり、学校近くの道の駅で販売。また、活動の支援を募ったクラウドファンディングの返礼品としても提供しているという。
「生徒たちを学校やサッカー部という枠組みに閉じ込めておくのではなく、農業を通してその地域のおじちゃんやおばちゃんと交流してもらう。そこで『こうしたほうがいいよ』とアドバイスをもらったり、発見をすることで自然と学習する力が身に付くと思ったんです」(江本監督)
農業などを通した交流によって、地元の人たちが試合の応援に駆けつけてくれる機会も増えた。そこで活躍するのが、おもてなし部の面々だ。高校のグラウンドまで足を運んでくれた人たちに飲み物やテントを用意したりと、選手自身がもてなす方法を考え、実践するようになった。
大所帯のチームとあって、サッカー面ではA1、A2、B1、B2と実力に合わせて4つのカテゴリーに分類。ここは他の強豪校と変わらないが、部署制度にサッカーの実力は関係ない。江本監督がサッカー部のテーマとして掲げる「目配り・気配り・心配り・言葉配り」を身につけ、その先の人生に向けて高校3年間の時間をどう生かしていくのかを、生徒たちと共に考えてこの仕組みを生み出してきたのだ。
「チームの顔が見えるようになった」
部署制度を新設した当時のエースストライカーで、現在は関東大学リーグ1部の強豪・駒澤大で10番を背負うFW土信田悠生は、グラウンド部に所属していた。
「人間的に成長できるチャンスと捉えて部署制度に賛同しました。当時はまだ1年目だったので手探り状態でしたが、地域の人たちの顔はもちろん、チーム内でのコミュニケーションが活発になったことで下のカテゴリーの選手たちの顔も見えて、よりピッチに立つ責任感が増しました」
部署のリーダーを務めていた土信田は、快適にサッカーができるよう人工芝グラウンドの管理から、落ち葉やゴミの回収、ゴールネットやポストの整備など細部まで気を配っていたという。
「人や周りに対する気配りはこの1年間で本当に成長したと思います。サッカー面でも試合中に仲間の考えていることや、相手の意図など細かいことに気づくことができるようになりましたし、ピッチ内外において今でもそれは自分の財産になっています」
実際、筆者も何度も同校の取材に訪れているが、高川学園が持つ2つの人工芝グラウンドはいつ来てもキレイに整備されている。
またグラウンドに到着すれば、おもてなし部の選手たちが真っ先に駆け寄ってきて、自作のカフェメニュー表を見せながら好みの飲み物まで用意してくれる。それを望んでいるつもりはさらさらないが、そういったおもてなしを受けられるのは高川学園だけだ。
さらにこんな光景も見た。練習試合に訪れた相手チームの身の回りの世話を高川学園の選手たちがテキパキと行い、試合後は部員全員で校門の外まで手を振りながらお見送りをする。中国新人大会で優勝したAチームが帰ってきた時は、学校に残っていた控え組の選手たち全員が花道を作り、拍手で盛大にお出迎えしていた。
サッカー以外の体験によって自立し、それぞれの役割に自覚を持つ。すると、チームに一体感が生まれる。それは自ずとサッカーの強化にもつながるというわけだ。
「指導者になりたいと思うようになった」
現役の選手たちにもこの活動の意義を聞いてみた。
A2のキャプテンと企画部のリーダーを兼務し、さらには生徒会長という大役も担う3年生CB大羽海希はこう語る。
「部署活動を通じて、将来的に指導者になりたいと思うようになりました。この先、サッカーを思い切り出来なくなることがある可能性がある中で、選択肢が増えたことが僕にとって大きなプラスです」
同じ企画部の2年MF熊谷康亮(B2)はサッカー面での努力を欠かさない一方で、毎日の部員用の体調管理シートを独自に作るなど、チームのために考えを張り巡らしている。
「トップチームの勝利のためにサポートをすることで、より多くの先輩たちと会話ができるし、裏方を経験することで来賓の方など、大人の人たちとも会話ができて、そこで気づくこともたくさんあると思っています」
総務部と農業部を兼任する3年生CB笹木謙臣(B2)は正直な思いも吐露する。
「僕は一刻でも早く上のカテゴリーに行きたい。だからこそ部署活動よりも、もっとサッカーの練習に打ち込みたいなと思う時はあります。でも、この活動は自分が社会に出るために必要な経験としてやっていますし、1人のサッカー部員として存在感を表現できる場所がサッカー以外にもあることは貴重だと思っています」
このように進化と工夫を重ねてきた高川学園の部署制度だが、真価を問われたのが昨今のコロナ禍での活動だった。
実際に高川学園も部活動が一切禁止された時期があり、生徒たちは大好きなサッカーの時間を奪われた。しかし部署制度があったおかげで、感染予防対策を徹底しながら部全体としての活動は継続することができた。
寮に入る生徒たちは農業をするグループと残って勉強する組に分かれて活動。隣接する畑で土づくり、畝作り、肥料撒き、苗植えなどを自主的に工夫して取り組んだ。一方、自宅で自粛していたキャプテンDF奥野奨太(総務部)は、サッカー部のホームページを自分たちで制作するべく、その勉強をする時間に当てた。
「自宅生の選手たちは寮生が行っていた農作業が出来ない分、部署の垣根を超えて、これまでの試合の映像を使って分析するなど、部活再開後を想定して練習メニューを提案していました。それぞれがチームのためにやるべきことを考えて前向きに取り組んでいる姿に僕自身も大きな刺激を受けました」
苦境の中で全員がそれぞれの立場でやれることを考えて取り組めたことで、部署活動の意義を改めて感じることができた。
「人間的にも成長できるかも」
こうした姿は新入生たちの目に新鮮に映っているようだ。1年生ながらトップチームの試合に絡むDF松原滉雅は、地元・京都から高川学園にやってきた。
「最初は地元の強豪校に行こうと思っていたのですが、高川学園がサッカー以外にもユニークな活動をしていることを知って、『人間的にも成長できるかも』と思ったんです。実際に練習会に参加したら、先輩たちが僕らに対して飲み物やタオル、椅子を用意してくれた。グラウンドやロッカーを綺麗に掃除していて、とても驚きました」
現在は農業部に属する松原は、これまで一度も触ったことがなかったというシャベルの使い方を先輩に丁寧に教えてもらい、未体験の達成感を味わっている。キャプテン奥野は続ける。
「以前だったら、まず自分たちがどうやったら楽しめるかを考えていたのですが、総務部に入ったことで、自分たちが考えた企画によって相手にどう楽しんでもらえるかと、相手の立場になって考えられるようになったことが自分の中の大きな変化です」
J3テゲバジャーロ宮崎でプレーするDF石田皓大は、3年前の福岡大4年時に教育実習生として母校に戻ってきた。石田が在籍した当時はまだ部署制度はなく、生き生きと活動する後輩たちの姿に衝撃を受けた。
「高校生たちがここまでコミュニケーションが取れるのかと驚きました。大人の指示を待って動くのではなく、選手が主体となって考えて行動する組織になることが理想。将来、教師になりたいという夢を持っているので、今も年に1回は必ず母校に行って学びを得ています」
勝利を追い求めるだけではなく、高校3年間を通して何を得るか。江本監督はこの部署制度において何よりもそこを大事にする。
「選手たちの親御さんも、中学時代の指導者の皆さんも、『この子を成長させてほしい』という切実な思いで高川学園に送り出してくれる。当然、試合に出られるのは11人という現実はみんな分かっていること。だからこそ、レギュラーになれなかった選手たちが卒業後にどんな言動や立ち振る舞いをしているか。それを見て『高川学園でよかった』と思ってもらえるのは、部活動の指導者としての喜びだと思っています」
変化を求められる令和の時代のなかで、部活動はどう変わっていくべきか。必要か、不必要か――極端な2択を迫るのではなく、まだまだ考えられることはある。そのヒントとなる情熱が、ここ山口の地には確かにあった。
森田記者が推薦するMF長田叶羽(ガンバ大阪ユース、3年) 7月22日に開幕する夏のクラブユースチーム日本一を懸けた戦い、第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目プレーヤーを大特集!「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第1回は関西の高校生を中心に各カテゴリーを精力的に取材する森田将義記者による11名です。 森田記者「すでにトップチームに欠かせない戦力になりつつある広島ユースのMF中島洋太朗。6月の新潟戦でJ1デビューを果たした鹿島ユースのFW徳田誉。高3ながらもこの夏、海外に渡る熊本のFW道脇豊。今年はアカデミー出身の若い選手の飛躍が目を惹きますが、クラブユース選手権(U-18)には彼らに続く可能性を秘めた選手がまだまだ存在します。今回は夏の祭典を機にブレークを果たしてくれると期待し、見た試合でのインパクトが...
[4.14 プレミアリーグWEST第2節 静岡学園高 0-3 神戸U-18 時之栖スポーツセンター 時之栖Aグラウンド(人工芝)] 相手が素晴らしいチームなのはわかっている。間違いなく攻撃的に来るであろうことも、容易に想像が付く。だからこそ、自分たちも引くつもりなんて毛頭ない。アグレッシブに打ち合って、その上で勝ち切ってやる。クリムゾンレッドの若武者たちは、勇敢な決意をハッキリと携えていたのだ。 「本当にこのリーグは難しいリーグなので、正直勝ててホッとしています。それも『こういうサッカーをしようよ』ということを、自分たちがある程度しっかり出した上で結果も付いてきたので、そこが凄く喜ばしいかなと思っています」(神戸U-18・安部雄大監督)。 真っ向からぶつかって3発を叩き込み、2試合目で掴んだ初白星。14日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST第2...
[10.12 国体少年男子1回戦 東京都 1-1(PK4-2)鹿児島県 OSAKO YUYA stadium] 東京都が“決勝戦”と位置づけていた一戦を突破した。対戦した鹿児島県はともにU-16日本代表のMF福島和毅(神村学園高1年)やFW大石脩斗(鹿児島城西高1年)を擁し、地元国体のために準備してきた注目チーム。この日は、800人の観衆が地元チームを後押ししていた。 だが、石川創人監督(東京農大一高)が「僕らは『ここが決勝戦だ』と言ってチームを作ってきた」という東京都が、強敵を上回る。技術力の高い選手の多い鹿児島県に対し、MF仲山獅恩(東京Vユース、1年)とMF鈴木楓(FC東京U-18、1年)中心にコミュニケーションを取って準備してきた守備で対抗。相手にバックパスを選択させたり、奪い取る回数を増やしていく。 鹿児島県の巧さの前に迫力のあるショートカウンターへ持ち込む回数は少な...
※2023年10月12日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽市立船橋FW郡司璃来(→清水エスパルス) ▽桐光学園MF齋藤俊輔(→水戸ホーリーホック) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド...
10番・長のゴールを称えるチームメイトたち。昌平は尚志を相手に逆転負けを喫した。写真:河野正 村松コーチが監督代行として指揮 埼玉・昌平高校サッカー部を全国屈指の強豪へ育て上げた藤島崇之監督が10月3日付で退任し、新体制に移行して最初の公式戦、高円宮杯JFA U-18プレミアリーグEASTが7日に行なわれ、昌平は尚志(福島)に1-2で逆転負けし、3連敗を喫した。村松明人コーチが監督代行として指揮を執った。 今季プレミアリーグに昇格したチーム同士の対戦。4-2-3-1の昌平は前半6分あたりからペースを握り出し、ボランチの土谷飛雅とトップ下の長準喜(ともに3年)を経由してリズミカルな攻撃を展開。13分、MF大谷湊斗(2年)が右から鋭く切れ込んでからの最終パスが尚志DFに当たり、そのこぼれ球を長が蹴り込んで先制した。 前節まで6試合連続無失点の尚志の堅陣をこじ開けたことで、昌平...
■代表決定日一覧 ▽北海道・東北北海道予選:11月12日青森県予選:11月5日岩手県予選:11月5日宮城県予選:11月5日秋田県予選:10月21日山形県予選:10月21日福島県予選:11月5日 ▽関東茨城県予選:11月12日栃木県予選:11月11日群馬県予選:11月12日埼玉県予選:11月14日千葉県予選:11月11日東京都A予選:11月11日東京都B予選:11月11日神奈川県予選:11月12日山梨県予選:11月11日 ▽北信越・東海長野県予選:11月11日新潟県予選:11月12日富山県予選:11月11日石川県予選:11月5日福井県予選:11月5日静岡県予選:11月11日愛知県予選:11月11日岐阜県予選:11月11日三重県予選:11月11日 ▽関西滋賀県予選:11月11日京都府予選:11月12日大阪府予選:11月11日兵庫県予選:11月12日奈良県予選:11月12日和歌山県...
※2023年10月5日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド千葉)▽FC東京U-18MF佐藤龍之介(→FC東京)GK小林将天(→FC東京)▽東京ヴェルディ...
高校サッカーの強豪、昌平高(埼玉)の藤島崇之監督が退任することが分かった。習志野高(千葉)、順天堂大出身の藤島監督は、07年に昌平の監督に就任。当時無名の私立校を短期間で3度のインターハイ3位、全国高校選手権8強、“高校年代最高峰のリーグ戦”プレミアリーグEAST昇格など、全国有数の強豪校へ成長させた。 判断力、技術力の質の高い選手たちが繰り出す攻撃的なサッカーが話題となり、また、12年に創設した育成組織、FC LAVIDAとの中高一貫6年指導によって、選手育成でも注目される高校に。現在、7年連続でJリーガーを輩出中で、U-22日本代表FW小見洋太(新潟)やU-17日本代表MF山口豪太(1年)ら多数の年代別日本代表選手も育てている。また、藤島監督は日本高校選抜やU-18日本代表のコーチも務めた。 昌平は近年、男子サッカー部の活躍に続く形で他の運動部も相次いで全国大会出場を果たしてい...
※2023年10月2日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド千葉)▽FC東京U-18MF佐藤龍之介(→FC東京)GK小林将天(→FC東京)▽湘南ベルマーレ...
鹿児島城西のMF芹生は、身体の使い方が上手く、パスセンスも高い司令塔だ。写真:松尾祐希 今年のチームは攻撃陣にタレントが揃う “半端ない”FW大迫勇也(神戸)を擁して選手権で準優勝を果たしてから15年。鹿児島城西が虎視眈々と復権の機会を狙っている。 鹿児島の高校サッカーと言えば――。2000年代の前半までMF遠藤保仁(磐田)やMF松井大輔(YS横浜)らを輩出した鹿児島実がその名を轟かせた。 近年は神村学園が躍進し、昨年度は福田師王(ボルシアMG)やMF大迫塁(C大阪)を擁してベスト4まで勝ち上がったのは記憶に新しい。インターハイは6年連続、冬の選手権も昨年度まで6年連続で出場しており、今季から2種年代最高峰のU-18プレミアリーグ高円宮杯に参戦するまでになっている。 一方で鹿児島城西は前述の通り、2008年度の選手権で日本一にあと一歩まで迫り、以降も神村学園と切磋琢磨し...
- 1 ブライトン&ホーヴ・アルビオン VS アーセナル 予想、対戦成績、最新情報2024/1/5
- 2 クリスタル・パレス VS チェルシー 予想、対戦成績、最新情報2024/1/5
- 3 トッテナム・ホットスパーFC VS リヴァプール 予想、対戦成績、最新情報2024/1/9
- 4 FCナント VS ASモナコ 予想、対戦成績、最新情報2024/1/11
- 5 フラム VS ワトフォード 予想、対戦成績、最新情報2024/1/10
- 6 LOSCリール・メトロポール VS FCナント 予想、対戦成績、最新情報2024/1/5
- 7 マンチェスター・シティ VS ウェストハム・ユナイテッド 予想、対戦成績、最新情報2024/1/5
- 8 アーセナル VS ニューカッスル・ユナイテッド 予想、対戦成績、最新情報2024/1/8
- 9 レアル・マドリード VS RCDマヨルカ 予想、対戦成績、最新情報2024/1/10
- 10 スタッド・ラヴァル VS レッドスターFC 予想、対戦成績、最新情報2024/1/11