練習試合で訪れた山梨学院高のバスを見送る高川学園の生徒たち。江本監督が部のテーマに掲げるのは「目配り・気配り・心配り・言葉配り」だ 昨今、何かと注目を集める部活動の在り方。その中で面白い取り組みをしている高校がある。 山口県にある高川学園高校サッカー部。 2006年に多々良学園から現在の名称に変更。インターハイベスト4が2回、選手権ベスト4が3回の実績もさる事ながら、これまで多くのJリーガーを輩出するなど、中国地方を代表する強豪校として知られている。 そんな実績を誇る高川学園が、部活の新たな可能性を示す活動として行うのが「部署制度」だ。 きっかけは筑波大学サッカー部の組織づくりを知ったことだった。全160名の大所帯を束ねるサッカー部の江本孝監督(同校副校長)はこう語る。 筑波大サッカー部の自主性 「何より大事なのはトップチームの試合に出られていない子たちが、『
5月29日、令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選の5回戦が行われ、大阪商大堺との堺対決にに挑んだ堺西は0-3で敗れ悔しい5回戦敗退となった。 試合後、堺西の川元将太監督は「自分たちのダメなところ、未熟なところが出てしまった。自分たちのいいところが出せればもっと勝負できたと思うんですが、相手の勢いに負けてしまったので勿体なかったというのが率直な感想です。うちはパスを繋いでいくテクニックがあるわけではないので、最初はシンプルに裏を狙って、その後にクサビを当てて展開出来たらというプランだったんですが、相手のプレッシャーに慌ててしまって思ったボールが蹴れなかったり、相手の攻撃に対して守る事で精一杯になってしまって攻撃に人数を掛けれなかったので、後手後手でダメな部分がいっぱい出てしまいました」と試合を振り返った。 敗戦の中でもキープ力が光った10番FW原田七輝に対しては「も
[5.30 インターハイ静岡県予選準決勝 浜松開誠館高 1-1(PK6-7)静岡学園高 藤枝総合] 世界で戦うMFに「負けへんというライバル心はあります」。MF古川陽介(3年=京都サンガF.C.U-15出身)は、21年度の静岡学園高の10番を背負う絶対的テクニシャン。絶対の自信を持つドリブルでこの日も存在感を放った。 1対1の状況ではまず止まらない。1つ、2つとフェイントを入れてDFを剥がし、得意とするスピードに乗ったドリブルで空いたスペースへ切れ込んで行く。そして、急停止して相手の足を止め、また縦、中へと潜り込んでクロス、シュートを狙った。 浜松開誠館高のディフェンスも鍛えられており、粘り強く食い下がってくる。そして厳しく身体を寄せてきていたが、上手く背中で受け流してキープ。奪われることなく、味方にボールを繋いでいた。 この日の静岡学園は、浜松開誠館の圧力の前にビルドアップが後ろ向きにな
[5.30 インターハイ静岡県予選準決勝 浜松開誠館高 1-1(PK6-7)静岡学園高 藤枝総合] 静岡学園高のU-18日本代表候補DF伊東進之輔(3年=千里丘FC出身)は190cm近い高さと、CBの枠に収まらないほどの攻撃力の持ち主だ。左右両足から正確なフィードやサイドチェンジを繰り出し、前方にスペースがあれば柔らかいドリブルで持ち運んでいく。この日は縦パスで先制点をアシスト。川口修監督もそのポテンシャルの大きさに期待を寄せる大器だ。 ただし、この日は中央からのビルドアップを警戒され、サイドに押し出されるシーンが増えてしまう。その中でもドリブルに自信を持つ伊東はプレッシャーをいなすように前進していたが、時間がかかってしまったり、バックパスを選択せざるを得ないような場面もあった。 結果、攻撃のリズムが悪くなり、停滞。同点に追いつかれてからギアを上げたが、勝ち越すことはできなかった。ディフェ
不完全燃焼に終わった初めての選手 初めて挑んだ冬の選手権。初めての大舞台はホロ苦いモノとなった。あれから約5か月、ひと回りもふた回りも逞しくなり、“試合を決められる”選手へと変貌を遂げた。 5月29日に行なわれたインターハイ(全国高校総体)の鹿児島県予選決勝。すでに複数のJクラブが注目する神村学園の2年生MF、大迫塁が最終盤に大仕事をやってのけた。 宿敵・鹿児島城西を向こうに回し、前半からトップ下の位置で貪欲にゴールに迫る。後半はややトーンダウンしたが、1-1で迎えた延長後半5分、自ら持ち込んで得意の左足でゴールを狙った。「思い切って撃とう」。迷いなく振り切ったミドルシュートが決勝弾となった。 大迫は神村学園中の3年時にプリンスリーグ九州を経験。1年生の昨季は入学当初からチームのエースナンバーである14番を託されるなど、大きな期待を背負って戦った。正確な左足のキックに確かな
清水東高は前半37分、FW望月優太がスライディングシュートを決めて先制 令和3年度全国高校総体(インターハイ)「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」サッカー競技(福井)静岡県予選準決勝が30日に行われ、清水東高と静岡学園高が決勝進出を決めた。 インターハイ優勝4度の伝統校・清水東はプリンスリーグ東海勢の常葉大橘高と対戦。前半37分、左サイドから相手の守りを崩し、最後はMF佐野健友主将のラストパスをFW望月優太が合わせて先制点を奪う。一方、後半にボールを握る時間を増やした常葉大橘はFW豊泉優大を中心に反撃。そして36分、左CKから放ったシュートのこぼれ球を左SB大田悠功が頭で押し込んで同点に追いついた。だが、清水東は40+3分、準々決勝・藤枝東高戦でも劇的な同点ゴールを決めている2年生FW中山大耀が決勝点を決め、2-1で競り勝った。 浜松開誠館高とのプリンスリーグ東海勢対決
[5.29 関東大学L1部第7節 明治0-2駒澤 保土ヶ谷]明治大が駒澤大に0-2で敗れ、今季初黒星を喫した。明大が駒大にリーグ戦で敗れるのは、2010年前期の対戦以来で、実に11年ぶり。法政大が勝利したことで、首位の座を明け渡した。 ただ栗田大輔監督は「負けるべくして負けた」と淡々と振り返る。常々、「もともと今年は弱い。目標は1部残留」と繰り返す指揮官は、4月にあった天皇杯東京都学生系代表決定戦に続く連敗とあって、「非常にまとまっていて、自信を持って戦っている。姿勢を見習わないといけない」と素直に相手を称えた。 前日に発表されたU-20日本代表候補に大学生から14人が選ばれたが、その中で明大からは最多の4人が参加することになった。その中でこの日はFW太田龍之介(2年=岡山U-18)とDF岡哲平(2年=FC東京U-18)が先発、そしてFW佐藤恵允(2年=実践学園高)とMF田中克幸(2年=帝
[5.29 関東大学L1部第7節 明治0-2駒澤 保土ヶ谷] 自ら祝砲を打ち上げた。まずは前半12分、MF荒木駿太(4年=長崎総合科学大附高/鳥栖内定)は右サイドで獲得したCKを蹴ると、FW米谷拓海(4年=駒澤大高)の頭に合わせて先制点をアシスト。そして終盤の後半39分には、MF江崎巧朗(4年=ルーテル学院高)から出た浮き球で左サイドを抜け出すと、エリア内で右足に持ち替えて、逆サイドに勢いよく蹴り込んだ。駒澤大がリーグ戦で明治大を下すのは、実に11年ぶり。試合前から意識を十分にしていたようで、荒木は「素直に心の底から嬉しかった」と満面の笑みを浮かべると、「得点シーンはオフサイドかと思ったけど、ラインズマンを見たら(旗を)上げていなかったので、きつかったけどスピードを上げて、右足で打てたのが良かったかなと思います」と充実の表情で振り返った。 プロの世界でも走力で勝負するつもりだ。中学まではあ
[5.29 インターハイ鹿児島県予選決勝 神村学園高 2-1(延長)鹿児島城西高 OSAKO YUYA stadium] 「ロースコアで行くと、何が起こるか分からない。後ろはよく凌いでくれたと思います」。神村学園高は延長後半にMF大迫塁(2年)のスーパーゴールによって勝利2-1で勝利。一方で有村圭一郎監督は、ハイプレスからロングボールを多用する鹿児島城西高の攻撃に我慢強く対応したDF陣を讃えていた。 鹿児島城西は前線の3人がいずれも運動量豊富。縦パス一本で決定機を作られたシーンもあった。加えてロングスローを受けるシーンも増えていたが、前半9分にCKで失点したあとは得点を許さず。根気強く相手の攻撃を弾き返したCB比良柊斗(3年)とCB前原慶維(3年)の両DFや守備範囲広いGK広川豪琉(2年)、カバーリング秀でた左SB抜水昂太主将(3年)が最後の局面で身体を張るなど我慢強く守り抜いた。 比良は
[5.29 インターハイ鹿児島県予選決勝 神村学園高 2-1(延長)鹿児島城西高 OSAKO YUYA stadium]神村学園高のU-18日本代表候補FW福田師王(2年)がさらなるレベルアップを誓った。この日、3バックを採用する鹿児島城西高は1トップの福田を徹底マーク。簡単にはクロスを上げさせない部分を含めて強い警戒心を持って福田に対応していた。 福田はその中でも抜け出しからボレーシュートを放ち、ヘディングシュートも。延長前半には左アーリークロスに反応し、GKに競り勝つ形でヘディングシュートを放った。だが、ゴールライン上でDFにクリアされて得点ならず。「もっと上から叩きつけて点に繋がれば良いんですけれども」と悔しがっていた。 厳しいマークの中でも相手と駆け引きして一発を狙っていた。今春は、圧倒的な跳躍力と鋭い抜け出しを武器に日本高校選抜の活動や年代別日本代表候補合宿でゴールを連発、そのス
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