11人で戦い切る覚悟と意志。中村忠監督も認め始めたエネルギーの発火【高円宮杯プレミアリーグEAST FC東京U-18×浦和レッズユースレビュー】

「僕のスタイルとしては基本的に先発がやり切るという形で、出し惜しみしている選手がいれば当然代えますし、ケガをしたら当然代えますし、疲れたら当然代えるしというスタンスなので、今日も疲れていたらいつでも代えようと思っていたんですけど、みんなやり切るみたいな雰囲気があったので、正直代えづらかったなと」(中村忠監督)。 FC東京U-18の選手たちは、浦和レッズユースを1-0で倒した勝利の瞬間、各々の位置で、各々がその喜びを噛み締める。まるで体力の“ゲージ”がゼロになってしまったかのように、その場で座り込む選手も少なくない。それもそのはず。タイムアップの笛をピッチで聞いた11人と、キックオフの笛をピッチで聞いた11人は、まったく同じ顔ぶれだったのだ。 指揮官も言及した「みんなやり切るみたいな雰囲気」は確かに漂っていた。若き青赤の逆襲。彼らが放つ個々のエネルギーは、1つの集合体として少しずつ強い意

中村忠監督
FC東京U-18
浦和レッズユース
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浦和の高卒ルーキーDF藤原優大が相模原へ武者修行、西野TD「高木監督からも今回強い要望が」

SC相模原は28日、浦和レッズのDF藤原優大(18)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。背番号は「35」となる。 育成型期限付き移籍期間は、2022年1月31日までとなる。なお、浦和との公式戦には出場できない。 藤原は青森山田高校から今シーズン入団。3月2日に行われたグループC第1節の湘南ベルマーレ戦に先発フル出場を果たすも、試合中に顔面を打撲。左眼窩底骨折と診断されていた。 4月には復帰し、グループステージ第4節の湘南ベルマーレ戦で復帰。今季の出場はその2試合となっている。 浦和はDF酒井宏樹、DFアレクサンダー・ショルツとディフェンスラインに2名を補強しており、藤原の出番が限られることが懸念されていた。 藤原は両クラブを通じてコメントしている。 ◆SC相模原「このたび、育成型期限付き移籍で加入することとなりました、藤原優大です。自分の武器は、ヘディング

育成年代
Jリーグ
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【第32回オリンピック競技大会】東京五輪に臨むU-24日本代表のメンバー18人が発表

6月22日、日本サッカー協会(JFA)は第32回オリンピック競技大会とキリンチャレンジカップ2021を戦うU-24日本代表のメンバー(※はオーバーエイジ)18人を発表した。発表されたメンバーは以下の通り。 ▽GK1 大迫敬介(サンフレッチェ広島)12 谷晃生(湘南ベルマーレ) ▽DF5 吉田麻也(サンプドリア)※2 酒井宏樹(浦和レッズ)※4 板倉滉(FCフローニンゲン)3 中山雄太(PECズヴォレ)13 旗手怜央(川崎フロンターレ)14 冨安健洋(ボローニャ)15 橋岡大樹(シントトロイデンVV) ▽MF6 遠藤航(VfBシュツットガルト)※16 相馬勇紀(名古屋グランパス)8 三好康児(ロイヤル・アントワープFC)11 三笘薫(川崎フロンターレ)10 堂安律(PSVアイントホーフェン)17 田中碧(川崎フロンターレ)7 久保建英(レアル・マドリード) ▽FW9 前田大然

東京五輪
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大迫勇也キャプテン抜擢の理由…森保監督「毎回スプリントして入ってくるんですよ」

日本代表の森保一監督が6日、カタールW杯アジア2次予選・タジキスタン戦(7日・パナスタ)の前日会見に出席し、今回の活動でFW大迫勇也(ブレーメン)をキャプテンに抜擢した理由を語った。ブレーメンで苦しい状況が続く代表エースの振る舞いが、この決断を後押ししていたという。 今回の活動では、チーム発足当初からキャプテンを務めていたDF吉田麻也(サンプドリア)がオーバーエイジ選手としてU-24日本代表に合流しているため不在。森保監督は代役として、大迫にキャプテンマークを任せた。 会見で理由を問われた指揮官は「彼はみんなにすごく声かけをして、ぐいぐいと引っ張っていくタイプではないが、いつもチームのことを気にかけてくれているのをすごく感じるし、ピンポイントですごくいい言葉かけをしてくれると思っていた。試合中に劣勢になった時とか、すごく熱くチームを鼓舞してくれるし、自分のプレーでチームを引っ張ることをして

日本代表
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みんなで採点!! 10発圧勝で2次予選突破の森保ジャパン、最も評価が高かったのは…

[5.28 W杯アジア2次予選 日本 10-0 ミャンマー フクアリ]日本代表は28日、フクダ電子アリーナで行われたカタールW杯アジア2次予選でミャンマー代表と対戦し、10-0で勝利した。 iOS版およびAndroid版で配信中の『ゲキサカアプリ』では、ユーザーが出場選手を採点。キックオフから試合終了30分後まで受け付けられた採点の平均点が発表された。 最も評価が高かったのは、国際Aマッチ2試合連続のハットトリックを達成したFW大迫勇也で『7.79』。2位は多くの得点を演出し自らも1ゴールを決めたMF鎌田大地の『7.29』、3位はW杯予選6戦連続ゴールを奪ったMF南野拓実の『7.02』だった。その他、ユーザーによる採点平均は以下の通り。 ▼先発 GK 1 川島永嗣 5.73 DF 5 長友佑都 6.67 DF 22 吉田麻也 6.19 DF 19 酒井宏樹 6.40 MF 6 遠藤航 6.

W杯アジア2次予選
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史上3人目の連続ハット&1試合5発…日本FW史に数字を刻んだ大迫「取れるだけ取りたかった」

[5.28 W杯アジア2次予選 日本10-0ミャンマー フクアリ] 勝てばW杯アジア最終予選進出が決まる一戦で、フル出場のFW大迫勇也(ブレーメン)が5ゴールと爆発力を見せた。1-0とリードした前半22分、長友佑都の左クロスをヘディングで押し込むと、30分にはDF酒井宏樹が獲得したPKを決めた。36分には右足で3点目。後半もゴールの意欲に陰りを見せることなく、後半4分、43分と決めまくった。 「取れるだけ点を取りたいと考えていた」 そう振り返った大迫は、5点の中のベストゴールを聞かれると「長友さんからのクロスに合わせたヘディング。中央で駆け引きできて、イメージ通りだった」と22分のチーム2点目を挙げた。 国際Aマッチ2試合連続のハットトリックは1967、71、72年と3度記録している釜本邦茂、97年の高木琢也に続き、史上3人目。国際Aマッチ5得点は、72年の釜本、97年の三浦知良(現横浜F

W杯アジア2次予選
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U-20日本代表候補のトレーニングキャンプメンバーが発表!高校年代からも選出

5月28日、日本サッカー協会(JFA)は千葉県でトレーニングキャンプを行うU-20日本代表候補のメンバーを発表した。同キャンプは5月31日から6月3日にかけて行われる。 高校年代からはMF松木玖生(青森山田)とFW千葉寛汰(清水エスパルスユース)が選出されている。 ▽監督影山雅永(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ) ▽コーチ冨樫剛一(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ) ▽GKコーチ高桑大二朗(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ) ▽フィジカルコーチ菅野淳(日本サッカー協会 フィジカルフィットネスプロジェクト) ▽GK中川真(法政大)小畑裕馬(ベガルタ仙台)松原颯汰(ジェフユナイテッド千葉) ▽DF鈴木瑞生(筑波大)木村誠二(京都サンガF.C.)岡哲平(明治大)遠藤海斗(筑波大)望月ヘンリー海輝(国士舘大)長澤シヴァタファリ(関東

U-20日本代表
JFA
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“天才”と呼ばれた兄と同時加入 浦和で1年のみのプロ生活、「衝撃を受けた」選手は?

【元プロサッカー選手の転身録】菊原伸郎(元浦和)前編:“兄弟Jリーガー”としても話題、兄とは異なる道でプロの世界へ 世界屈指の人気スポーツであるサッカーでプロまでたどり着く人間はほんのひと握り。その弱肉強食の世界で誰もが羨む成功を手にする者もいれば、早々とスパイクを脱ぐ者もいる。サッカーに人生をかけ、懸命に戦い続けた彼らは引退後に何を思うのか。「Football ZONE web」では元プロサッカー選手たちに焦点を当て、その第2の人生を追った。 今回の「転身録」は、浦和レッズに1994年シーズンに1年間在籍した菊原伸郎(50歳)だ。1歳年上の兄・志郎と“兄弟Jリーガー”となったが、怪我もありわずか1年で現役を引退。その後は浦和のクラブスタッフ、大学院進学などを経て、現在は埼玉大学教育学部の准教授として同校サッカー部監督も務めている。前編では“天才”と呼ばれた兄とともに、浦和で過ごし

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森保J、合宿初日は14人が参加! ブンデス4選手も“時間差”合流

日本代表が24日、千葉県内で合宿初日のトレーニングを行った。グラウンドには帰国日に応じて時間差で姿を現し、計14人が参加。そのうち週末に試合のなかった6選手はパス回しやシュート練習など負荷の高いメニューもこなし、約1時間にわたって汗を流した。 フルメニューをこなしたのはGKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)、GK中村航輔(ポルティモネンセ)、DF橋岡大樹(シントトロイデン)、MF橋本拳人(ロストフ)、MF守田英正(サンタクララ)、FW浅野拓磨(無所属)の6選手。ベルギーは4月下旬、ポルトガルとロシアは1週間前にシーズンを終えており、いずれも疲労の少ない状態での合流となった。 さらに22日にセリエAの最終節があったDF吉田麻也(サンプドリア)と、オランダでプレーする五輪世代のDF中山雄太(ズウォレ)、DF菅原由勢(AZ)、MF板倉滉(フローニンゲン)も練習場に登場。吉田がオーバーエイジ

日本代表
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勝ち点2を取りこぼすも攻守に手応え、柏DF上島拓巳「これをスタンダードに」

[5.22 J1第15節 横浜FM1-1柏 日産ス] 3連勝の後に、無得点で3連敗。その6試合で3-4-2-1をチョイスしていた柏レイソルのネルシーニョ監督は、「何かを変えないといけない」と横浜FM戦では7試合ぶりに4バックで臨んだ。DF大南拓磨とともにセンターバックに入ったDF上島拓巳は、「スピードがあって個人で打開できる」という横浜FMの3トップをケアするために、「裏のスペースを使われないように、いつもより引いたところにブロックを敷いてプレッシングに出ていく」戦い方を選択したと明かす。 4バックへの変更に抵抗はない。むしろ上島は柏に入団した2年前にも4バックのほうが馴染みがあると語っていた。プロ入り後に3バックのリベロも経験したが、昨シーズン期限付き移籍していたアビスパ福岡でも4バックのセンターバックとしてプレーしていた。「4人で横幅を守れるのはバランスがいい」と、そのやりやすさを感じ

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