磐田東高は2005年大会以来となるインターハイ出場決定も、新型コロナの影響で出場辞退を余儀なくされた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部) 「コロナ禍の中で致し方ないとはいえ、凄く心が痛みました」 ジュビロ磐田は8月5日、今夏に行なわれたインターハイ(全国高校総体)で出場辞退を余儀なくされた磐田東高とのフレンドリーマッチ開催を発表した。同校へ向け、OBら選手たちから続々と熱いメッセージが上がっている。 磐田東はこれまで、静岡学園や藤枝東、藤枝明誠といった強豪ひしめく静岡県予選をなかなか勝ち上がれず、全国出場を逃してきたが、今年のインターハイ予選でついに優勝。16大会ぶり2度目となるインターハイ出場の切符を掴んだ。 しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、初戦を目前にして大会出場を辞退。これを受けて磐田は、「高校3年間という短い時間をサッカーに捧げる選手たちにとって、『全国』
8月6日、第10回和倉ユースサッカー大会 2022が開幕を迎える。 大会は、4チームごとの予選リーグを行い、各組1位と2位中上位4チームの決勝トーナメントで優勝チームを決める。組み合わせは以下の通り。▽グループA関東一(東京)札幌大谷(北海道)米子北(鳥取)履正社B(大阪)▽グループB桐蔭学園(神奈川)矢板中央(栃木)旭川実(北海道)ヴィッセル神戸U-18(兵庫)▽グループCJFAアカデミー福島U-18(静岡)浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉)浜松開誠館(静岡)広島皆実(広島)▽グループD前橋育英(群馬)日本航空(山梨)日大藤沢B(神奈川)履正社(大阪)▽グループE桐生第一(群馬)東京ヴェルディユース(東京)鵬学園(石川)鹿児島実(鹿児島)▽グループF横浜FCユース(神奈川)武南(埼玉)星稜(石川)興國(大阪)▽グループG日大藤沢(神奈川)浦和南(埼玉)四日市中央工(三重)大津(熊本)▽
8月3日、第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会決勝、セレッソ大阪U-18(大阪)対横浜F・マリノスユース(神奈川)が行われた。 両チーム譲らず、1-1で延長戦を迎えると、その前半終了間際、CKからDF川合陽がヘディングを叩き込み、セレッソ大阪U-18が逆転に成功。さらに延長後半に横浜ユースの猛攻を受けるもこれを凌ぎ切り、終盤にMF中山聡人の追加点で突き放してみせた。3-1で見事に勝利を収め、13年ぶりの優勝を果たした。【最終順位】優勝:セレッソ大阪U-18(大阪)準優勝:横浜F・マリノスユース(神奈川)3位:横浜FCユース(神奈川)、柏レイソルU-18(千葉)【フェアプレー賞】柏レイソルU-18(千葉)【得点王】6得点山本桜大(柏レイソルU-18)【MVP】川合陽(セレッソ大阪U-18)【MIP】内野航太郎(横浜F・マリノスユース)
タレントに勝負強さが加わった前橋育英 徳島県で行なわれた、高校サッカーの夏のインターハイは、前橋育英(群馬県)の13年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。 前橋育英は今シーズンが始まる前から評判が高く、高円宮杯U-18プレミアリーグ、インターハイ、高校サッカー選手権の3冠を目指せるチームと言われていただけに、今夏の結果は妥当だと言える。 では、各チームの春先から比べての変化や、今冬の高校サッカー選手権の争いはどのようになっていくのだろうか。インターハイの戦いぶりを振り返りながら、有力校の現在地を確認していきたい。 今季の前橋育英は、関係者の誰に聞いても、頭ひとつ抜けているという評価が多く聞かれた。その理由のひとつが中盤と前線にタレントを擁していた点だ。 チームの核はボランチのMF徳永涼(3年)。U-18日本代表候補に選出され、Jクラブも熱視線を送るプレーメーカーは、高校年代ではトップク
史上初の3位入賞となった横浜FCユース [8.1 クラブユース選手権準決勝 C大阪U-18 1-0 横浜FCユース 正田スタ] 0-1で迎えた後半ラストプレー、最後の猛攻を仕掛けた横浜FCユースは左からのクロスボールにFW守屋颯人(3年)が飛び込んだが、力強く当てたヘディングシュートはゴールマウス上に外れた。「あそこで決めていればヒーローかもしれなかったけど、決め切れないのは実力不足。終わったことはしょうがないでは済まされない」。背番号9を託された者として、敗戦の責任を背負った。 高円宮杯プレミアリーグEASTではチームトップの5得点を挙げている守屋だが、夏場の連戦が続く今大会はベンチスタートからのジョーカー起用が中心。そのぶん、ピッチ内外に目を配らせながら、チームを支えることに尽力してきた。 「自分が試合に出ていない中で、もちろん出ている人のサポートもそうだし、そして出たら絶対に
8月3日、石川県で第20回金沢ユースサッカー大会が開幕する。 同大会は4チームごとの予選リーグを行い、グループ1位と2位中上位6チームの決勝トーナメントで優勝チームを決める。なお、出場チームは8月2日時点のもの。 ▽グループA高崎商(群馬)実践学園(東京)レノファ山口FC U-18(山口)神戸科学技術(兵庫) ▽グループB桐生第一(群馬)駒澤大学高等学校(東京)相生学院(兵庫)京都共栄(京都) ▽グループC水戸啓明(茨城)西武台(埼玉)金沢(石川)草津東(滋賀) ▽グループD高知(高知)習志野(千葉)名古屋(愛知)東山(京都)
「かといって、誠実であって生意気ではない」 鈴木氏のYoutubeチャンネルに黒田監督が出演。教え子の松木玖生について語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部) 元日本代表MFの鈴木啓太氏が7月31日、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。全国高校サッカー選手権で3回、インターハイでは2回優勝の実績がある青森山田の黒田剛監督がゲスト出演し、教え子のMF松木玖生(FC東京)について語った。 2021年度の青森山田は、インターハイ、プレミアリーグ、選手権のすべてを制覇し“高校3冠”を達成した。鈴木氏は「プロも試合したくないチームだったと思う」「高校サッカーの中で歴代最強というくらい完成度の高いチームだった」と称える。 当時、背番号10を背負ってチームをけん引したのが松木だ。現在は、高卒ルーキーながらFC東京でJ1開幕戦からスタメンに定着し、“飛び級
[8.1 クラブユース選手権準決勝 C大阪U-18 1-0 横浜FCユース 正田スタ] 日本クラブユース選手権(U-18)大会は1日、群馬県の正田醤油スタジアムで準決勝を行った。第1試合ではセレッソ大阪が横浜FCユースを1-0で破り、MF扇原貴宏やFW杉本健勇らを擁して2度目の優勝を果たした2009年以来13年ぶりの決勝進出を決めた。決勝戦は3日、午後6時から行われ、柏レイソルU-18対横浜F・マリノスユースの勝者と対戦する。 今大会最多の13得点を記録しているC大阪と、今大会最少の1失点しかしていない横浜FCによる“ほこたて対決”。試合は立ち上がりから3-4-3の布陣を活かした横浜FCが4-3-2-1のC大阪を押し込み、主導権を握っていった。 横浜FCはサイドを幅広く使うビルドアップでC大阪の出足を緩め、左ウイングバックMF高塩隼生(3年)の推進力を活かして攻撃を展開。前半3
帝京FW齊藤慈斗(3年)、湘南工科大附FW大木啓汰(3年)、昌平MF篠田翼(3年)(写真協力=『高校サッカー年鑑』) 令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技(徳島)は30日に決勝を行い、前橋育英高(群馬)の優勝で全日程を終了した。 得点ランクトップは3選手。準優勝校・帝京高(東京1)のFW齊藤慈斗(3年=バディーJrユース)、湘南工科大附高(神奈川1)のFW大木啓汰(3年=横浜FC鶴見Jrユース)、昌平高(埼玉)のU-17高校選抜MF篠田翼(3年=FC LAVIDA)が4ゴールで得点王となった。 帝京は決勝進出も前橋育英に0-1で敗戦。齊藤はベンチスタートで後半から途中出場したが、5得点目は決め切れなかった。 以下、得点ランキング上位 【得点ランキング】1位:4得点齊藤慈斗(帝京)大木啓汰(湘南工科大附高)篠田翼(昌
前橋育英高が全国制覇。(写真協力=高校サッカー年鑑) [7.30 インターハイ決勝 帝京高 0-1 前橋育英高 鳴門大塚] タイガー軍団が夏の日本一!令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技(徳島)は30日、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで決勝を行い、帝京高(東京1)と前橋育英高(群馬)が激突。前橋育英が1-0で勝ち、13年ぶり2回目の優勝を果たした。 19年ぶりの決勝進出で、02年度以来20年ぶり4度目の優勝を目指す帝京は4-4-2システム。GKが川瀬隼慎(2年)、左SB島貫琢土(3年)、CB大田知輝(3年)、CB梅木怜(2年)、右SB並木雄飛(3年)、ダブルボランチが藤崎巧士(3年)と田中遥稀(3年)、左SH松本琉雅(3年)、右SH橋本マリーク識史(3年)、2トップに山下凜(3年)と伊藤聡太主将(3年)が
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