「自分が何点でも決めてチームを勝たせたい」 神村学園が全国に誇る1年生コンビがいる。MF大迫塁とFW福田師王。ともに神村学園中出身で、U-17日本代表でもある。 高校選手権鹿児島県予選準々決勝。鳳凰を相手に大きく躍動したのは福田の方だった。 「ちょっと緊張からか全体が硬い」と試合前に有村圭一郎監督がこぼしたように、立ち上がりの神村学園は連係ミスなどらしくないプレーが続き、鳳凰の鋭いカウンターを受けるなど、リズムを作り出せなかった。 だが、この悪い流れを断ち切ったのが4-1-4-1の1トップに君臨した福田だった。35分、右サイドを突破したMF佐藤璃樹のクロスをゴール前で収めると、飛び込んできたシャドーの外原颯へパス。外原が冷静に右足で蹴り込んで、神村学園に先制点をもたらした。 これで緊張がほぐれた神村学園は後半に入ると、サイドと中央をバランスよく使ったリズミ

昌平はエース須藤のゴールなどで終盤に突き放す 11月6日、第99回全国高校サッカー選手権大会・地区予選が青森と埼玉の2会場で行なわれ、ともに決勝カードが確定した。 覇権奪還を目論む青森山田は県準決勝で三本木農と対戦。キックオフ直後から猛攻を仕掛け、前半のうちに5点を奪うと、後半もラッシュが止まず。終わってみればFW名須川の4ゴールなどで10-1の大勝を飾り、24連覇に向けて力強く前進した。決勝では弘前実を9-0で下した野辺地西と雌雄を決する。 埼玉準決勝は昌平vs正智深谷の注目カードが実現。前半7分にエース須藤が直接FKをねじ込んで昌平が先手を奪うと、正智深谷も負けじと26分に倉林のヘッドが決まって同点に追いつく。その後は一進一退の攻防戦が繰り広げられたが、勝ち越し点をもぎ取ったのは昌平だった。後半20分、須藤がゴール前のこぼれ球を押し込んだのだ。さらに27分、40分と小見が連

[11.5 選手権鹿児島県予選準々決勝 神村学園高 3-1 鳳凰高 桷志田サッカー競技場]憧れのFW岡崎慎司(ウエスカ)のように怯まず戦い、決めたゴールだった。神村学園高のU-17日本代表FW福田師王(1年)は前半終了間際に相手との接触プレーで頭部をカット。だが、「自分に負けたくないな、と。あとFWとして点決めないまま代わるよりも、点決めて代わりたかったので(プレー続行を監督の)有村先生に言って」テーピングテープで止血して後半のピッチに戻ってきた。その福田は後半7分、左クロスに反応すると圧巻の高さからヘディングシュート。競ったDFの頭一つ上の打点から撃ち込んだヘッドはGKのファインセーブに阻まれたが、直後の10分に再び左クロスから「自分に負けずに」ヘディングシュートを狙う。福田は、このシーンでも有村圭一郎監督が「(身長は176cmほどだが)バネが恐ろしくある。滞空時間が長いです。あんな選手

[11.5 選手権鹿児島県予選準々決勝 鹿児島城西高 2-0 鹿児島実高 桷志田サッカー競技場]鹿児島城西高の新田祐輔監督は登録194cmの超大型守護神について、「落ち着いている。最近ヒヤヒヤしないです」と成長を認めていた。U-17日本代表候補にも選出されているGKヒル袈依廉(3年)はこの日、前半に1本ファインセーブ。後半はゴール前でのハイボールが増えたが、安定したキャッチングによって勝利に貢献した。気持ちが前に出過ぎてミスになりかけたシーンがあったことも確か。だが、それを引きずることなく切り替え、安定したプレーを継続していた。ヒルは「後半は特に放ってくるところが多くて自分が処理するところが多かったんですけれども、ハイボールは得意なので。大会中全部無失点なので、それが続いたので良かったです」。無失点で強豪対決を終え、充実の表情を見せていた。系列の鹿児島育英館中出身。鹿児島城西では1年時から

22年の浦和加入が内定した流通経済大MF宮本優太 浦和レッズは6日、流通経済大に所属するMF宮本優太(3年=流通経済大柏高)の2022シーズン加入内定を発表した。今季の特別指定選手としても登録され、背番号は「34」に決まった。 高校時代は流通経済大柏高のキャプテンとしてチームを統率し、17年度のインターハイ優勝、全国高校選手権準優勝に大きく貢献した。流通経済大でも全日本大学選抜に選出されるなど進化を遂げ、2022年の浦和加入が内定。クラブは「アップ・ダウンを繰り返すことができる強靭な体力と守備の強さが魅力。強いメンタリティをもち、サイドバックやボランチなどもこなすことができる」と特長を紹介している。 宮本はクラブを通して、「小さい頃からの夢であるプロサッカー選手を浦和レッズという伝統のあるチームでスタートできることに感謝しています。今まで支えてもらった全ての人に結果で恩返しで

”大学フットサル日本一”の多摩大学体育会フットサル部がフットサル特別給費生を募集 ▽詳細はこちらhttps://www.tama.ac.jp/admission/exam/smis-futsal.html 多摩大学体育会フットサル部は、2019年度第15回全日本大学フットサル大会全国大会に関東第一代表として出場し見事優勝、悲願の大学日本一となった。 また、OBや現役部員(F強化指定選手)としてFリーグで活躍する選手を複数名輩出している。 【FリーグDiv.1】バルドラール浦安…石田健太郎(2020年卒、帝京長岡高校出身)ペスカドーラ町田…本石猛裕(3年生、熊本市立必由館高校出身)府中アスレティック…南雲颯太(4年生、FOOTBOZE FUTSAL/国士舘高校出身)Y.S.C.C.横浜…安井嶺芽(4年生、帝京長岡高校出身)バサジィ大分…石井宗人(4年生、野洲高校出身)湘南ベル

第99回全国高校サッカー選手権埼玉予選の準々決勝1日目が10月31日に行われ、昌平が武南との強豪対決を3-1で制した。 試合後、準々決勝を突破した昌平藤島祟之監督は「今日は中を固められる中で、外から点を取れた。中、外固執せずに相手の出方を見ながらやっていこうと話している。積み重ねが力になると思うので、今後も積み重ねてきいきたい」と試合を振り返った。また、「Jリーグ内定の4人が良い刺激を周りにも与えていて、他の選手の良いモチベーションになっている」と話した。 須藤直耀(3年/鹿島入団内定)、小川優介(3年/鹿島入団内定)、小見洋太(3年/新潟入団内定)、柴圭汰(3年/福島入団内定)のJ内定4人を擁する前回王者の昌平は6日に正智深谷と準決勝を戦う。 ▽第99回全国高校サッカー選手権埼玉予選 準決勝 2020.11.06 昌平(埼玉)- 正智深谷(埼玉) 2020.11.06

[11.3 選手権長崎県予選準決勝 長崎南山高 1-2 長崎総合科学大附高 百花台公園サッカー場]「縦回転をかけて、ニアを狙ったら、風もあるので入るかなと思った。入って良かったです」。1-1の後半11分、長崎総合科学大附高はMF岩永空潤(3年)が右サイドからのCKを左足で蹴り込む。縦回転をかけて“落とした”一撃は、GKの頭上を越えてそのままゴールイン。前半のプレーを反省し、迫力を持って後半に臨んでいたチームをゴールで勢いづけた。岩永はこの日、左サイドで先発し、前半途中からFWでプレー。前半も攻撃力を発揮していたが、後半はより存在感を増す40分間だった。巧みなボールコントロールで浮き球を収め、スピードを活かして相手ゴールを強襲。スルーパスやドリブルシュートで追加点を狙い、左サイドから高精度のアーリークロスを入れるシーンもあった。試合後、岩永は「チームに迷惑をかけていたので、結果を残すことでし

[11.3 選手権兵庫県予選準決勝 滝川ニ高 1-2 神戸弘陵高 アスパ五色]「神戸弘陵の10番は、得点を奪い、チームを勝たせることが仕事」だと定義している谷純一監督。10番を背負う神戸弘陵高FW徳弘匠(3年)が準決勝で2ゴールした活躍を「その役目を十分果たし、勝利に導いてくれた」と讃えた。ビハインドの状況でもうつむくことなく、仲間がボールを持てば、良いパスを出してくれると信じ、持ち味のスピードを生かして何度も裏へ抜け出していた。「小池明裕コーチから『勝負の神様は細部に宿る』と常々言われているし、自分たちは運を引き寄せられるだけの日頃の行いもしてきているから、必ずチャンスが生まれると信じていた」という。同点弾のシーンでも、MF田中魁人(3年)がボールを持ったと同時に「必ず良いパスを出してくれる」と裏へ抜け出し、「魁人が出してくれた僕が生きる最高のボール」を落ち着いてゴールへ流し込んだ。試合

「こんにちは、玉井真吾です」に会場がドッ! 左から永井良和・OB会長、田嶋幸三・JFA会長、清水勇人・さいたま市市長、村井満・Jチェアマン。豪華な面々が除幕式に立ち会った。写真:河野正 埼玉・浦和南高校サッカー部の輝かしい栄光を称える記念碑がこのほど完成し、サッカー界で要職に就く卒業生らが集い、11月3日に同校で除幕式が行なわれた。 式典には日本サッカー協会の田嶋幸三会長、Jリーグの村井満チェアマンのほか、OB会長の永井良和さん、さいたま市の清水勇人市長らが出席。田嶋会長と永井さんで幕が払われると、記念碑上段には「赤き血のイレブン浦和南高校サッカー部栄光の歴史」のタイトルとともに全国大会での足跡と3冠を獲得した当時の永井さんらの写真、全国高校選手権決勝で田嶋会長が決めた得点シーンの写真が添えられた記念碑がお披露目された。 下段には1963年の開校とともに着任して浦和南を

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