昨年の思いも込めて選手権予選に臨んでいるFWは、一つでも多くのゴールを決めて仲間たちと全国舞台に立つ。日体大柏高のFW小林智輝(3年)は1年時からインターハイ予選や選手権予選を経験し、鋭いドリブルなどで存在感。U-16千葉県選抜の一員として国体3位も経験している注目FWだ。だが、昨春に大怪我を負い、33年ぶりの出場を果たしたインターハイや同年の選手権予選のピッチに立つことができなかった。そして、復活を懸けた今年は新型コロナウイルスの影響で公式戦が相次いで中止に。思いをぶつける舞台がなかなか訪れなかった。それでも、9月に開幕した県リーグで3ゴールを挙げ、迎えた東京学館浦安高との選手権千葉県予選初戦(17日)で小林は2発。前半、ドリブルでの中央突破から、最後はDF山本悠真(3年)とのパス交換で相手の守りを切り崩して先制点を挙げた。さらに、後半3分にも正確な右足シュートでゴールを奪っている。小林
「自分の仕事としては、守備も大事なんですけれども、繋ぐサッカーというのもあって縦パス、自分が起点となってゴールを取れるように意識しています」DFとして、ゴールを守ることが何よりも大事な仕事。同時に、自分が起点となってゴールを取ることに楽しさを感じている。日体大柏高の篠宮潤哉(3年)は元ボランチで、昨年末からDFへ転向。その新ポジションで「他のCBとは違うようなプレーができるように意識しています」というプレーを表現している。東京学館浦安高との選手権千葉県予選初戦では、3バックの中央で先発し、後方から“勝負球”を入れて2ゴールの起点に。相手は守備ブロックを形成してきていたが、前半34分に味方との連係でパスコースを作り出し、斜めに楔を打って先制点を演出した。加えて、篠宮は2-0の後半14分にも縦パスを打ち込んで味方のファインゴールを生み出している。180cmの長身DFは鹿島アントラーズつくばジュ
小学生の頃に一目で心を奪われた、あの青いユニフォームを纏うことの意味は、誰よりも深く理解しているつもりだ。だからこそ、あの青いユニフォームが戻るべき場所も、やはり誰よりも深く理解している。「やっぱり『高校サッカーと言えば市立船橋』とならなくはいけないですし、最終目標は選手権での日本一なので、そこに向けてやり続けていきたいと思っています」。伝統と歴史を受け継いだイチフナの5番。石田侑資(3年)の決意は、固い。9月27日。高円宮杯プレミアリーグ関東第3節。連敗スタートとなった市立船橋高は、今年に入って初めての“ホームゲーム”を迎えていた。船橋市法典公園球技場、通称グラスポでは保護者の方々が受付も含めた試合運営に携わっており、ようやく実現した公式戦をみんなで作っていく雰囲気が心地良い。ピッチ上では選手たちがウォーミングアップを開始する。「1つ1つの練習や、1日1日が凄く楽しいですし、公式戦であれ
選手権予選初戦を間近に控え、“流経らしさ“が戻ってきた。流通経済大柏高(千葉)は、今月16日の紅白戦でAチームがファーストプレーからBチームに全力で向かって行き、対峙する敵に間を与えないような非常に激しいバトル。Aチームのスタメン組が自覚と責任感をハードワークや仕掛けの部分で表現し、勝利も収めた。榎本雅大監督は「こういうことですよね」とコメント。前日15日の紅白戦ではAチームがBチームに敗れていた。07年度の全国2冠や13年のプレミアリーグ制覇などの歴史を持つ流経大柏には、スタメン以外でも他校ならばエース級と言えるような選手がいる。その紅白戦でBチームが力を発揮することは珍しいことではない。ただし、Aチームはメンバーを分けて臨んだ佐野日大高(11日)戦で引いた相手を攻めあぐねて敗戦。その後のトレーニング、試合でも緩さや迷いがあったり、思うようなサッカーができなかったり、“ハマって”しまって
[10.18 選手権群馬県予選3回戦 常磐高 5-0 藤岡工高 太田市運動公園]常磐高は186cmの大型ストライカー、FWアシファ(3年)が試合の流れを引き寄せた。前半9分、CB布施光大(3年)のロングフィードで抜け出すと、「GKが前に出てきたので。ゴールもがら空きだったので冷静に流し込んで」先制点。GKとの1対1でも余裕を持ち、その頭上を抜く右足ループシュートで歓喜をもたらした。50m走6秒前半の俊足。「スピードが、一番自信がある」という武器を活かした動きが最大の特長だ。相手DFの目の動きなどを見ながら駆け引きし、一瞬でその背後へ抜け出してゴールを奪う。県新人戦の前橋育英高戦ではそのスピードでGKとの1対1のシーンを作り出し、決勝点。スピードに関しては、どのチームと対戦しても通用するという自負もある。この日は前半40分間のみのプレーだったが、前線でボールを収める部分や1タッチのポストプレ
[10.18 選手権群馬県予選3回戦 常磐高 5-0 藤岡工高 太田市運動公園]第99回全国高校サッカー選手権群馬県予選は18日に3回戦を行い、県新人戦3位の常磐高が藤岡工高に5-0で快勝した。常磐は10月25日の準々決勝で桐生一高と戦う。常磐は県新人戦で前橋育英高を1-0で下すなど、5試合でわずか2失点。堅守で県3位に食い込んだ。間野健彦監督が「トーナメント戦なので守備ができないと勝つ確率が減る。ディフェンスのところが大事だと思います」と語るように、守備を重視する常磐が初戦に続いて無失点で8強入りを決めた。藤岡工は県新人戦初戦で敗れた太田東高にリベンジして3回戦進出。ベンチからの前向きなコーチングにMF塚越亮(3年)、GK斉藤唯人(3年)、CB坂井愁哉(3年)、右SB布施拓夢(3年)の3年生4人や各選手たちが呼応。ゴール前で最後まで身体を投げ出すなど格上の常磐相手によく食らいつき、前線で
第99回全国高校サッカー選手権大阪府予選は18日、5回戦を行った。前回大会優勝校でJ内定4選手を擁する興國高は、箕面高と今大会初戦。すでに内定先の金沢でJ2デビューを果たしているFW杉浦力斗がゴールを決めるなど、6-0で快勝した。また、湘南内定MF平岡大陽擁する履正社高は初芝立命館高を3-0で下している。一方で群馬内定MF中田湧大を擁した香里ヌヴェール学院高は大阪桐蔭高に0-1で惜敗。昨夏のインターハイ出場校・関西大一高も賢明学院高にPK戦で競り負けた。東海大大阪仰星高や阪南大高、金光大阪高、大阪産大附高というスーパープリンスリーグ関西勢や近大附高、大阪学院大高なども5回戦を突破している。6回戦は10月25日に開催される。【大阪】[5回戦](10月18日)興國高 6-0 箕面高大商学園高 1-0 大塚高大阪桐蔭高 1-0 香里ヌヴェール学院高河南高 0-3 常翔学園高金光大阪高 1-0 ア
第99回全国高校サッカー選手権神奈川県予選は18日、2次予選が開幕。昨夏のインターハイ王者で町田内定CB奈良坂巧擁する桐光学園高は横須賀総合高に4-0で快勝した。2連覇を狙う日大藤沢高は横浜市立東高に2-1で逆転勝ち。3年ぶりの優勝を目指す桐蔭学園高は港北高を6-0で下している。その他、三浦学苑高や東海大相模高、横浜創英高、湘南工科大附高などが2回戦進出を決めている。2回戦は24日に開催される。【神奈川】[1回戦](10月18日)桐光学園高 4-0 横須賀総合高光明相模原高 1-2 湘南学院高東海大相模高 4-1 旭高藤沢清流高 2-3 慶應義塾高川崎市立橘高 2-0 星槎国際高湘南横浜市立桜丘高 1-2 平塚学園高座間高 9-0 上鶴間高横浜市立東高 1-2 日大藤沢高横浜創英高 7-0 川和高生田高 0-3 相模原弥栄高厚木北高 0-0(PK4-5)日本大高横浜創学館高 0-3 湘南工
どの試合でも最も目立つようなプレーヤーになってきている。だが、目指しているのは、その先だ。興國高(大阪)の「絶対的エース」FW樺山諒乃介(3年)は昨年、同校を選手権初出場へ導く活躍。今年2月には、21年シーズンからの横浜F・マリノス加入が内定した。その後、新型コロナウイルスによる休校期間や夏休みを利用して、横浜FMで長期の練習参加を経験。レベルアップしてチームに戻ってきている。本人が特に進化を実感しているのは、認知力の向上についてだ。「(全ての面でレベルアップできたが)特に認知力のところで成長したんでやりやすくなったというか、どことやってもチャンスを作ったり、ゴールにかかわるプレーは前よりもできるようになってきている。(横浜FMでは)練習の時からJリーグのトップレベルの人たちのアプローチのスピードとかが全然違ったので、帰ってきたら(高校生のスピードが)遅く見えるというか、全然余裕ができると
関東大学サッカー連盟は16日、延期分の追加日程を発表した。これにより後期リーグ開催中に延期となっていた全日程を消化できる目処が立った。■1部▽10月20日(火)第3節 筑波大 17:30 国士舘大第8節 順天堂大 17:30 早稲田大第7節 立正大 15:00 専修大▽10月28日(水)第8節 立正大 17:30 駒澤大第12節 桐蔭横浜大 17:30 専修大▽11月10日(火)第9節 立正大 17:30 順天堂大▽11月18日(水)第10節 立正大 17:30 早稲田大▽11月24日(火)第11節 立正大 17:30 筑波大▽12月2日(水)第8節 中央大 17:30 筑波大■2部▽10月21日(水)第3節 日本体育大 18:00 立正大▽11月4日(水)第5節 日本体育大 18:00 産業能率大
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