先田延長V弾!鳥栖U-15が3年ぶり日本一!!鹿島つくばJYは4度クロスバー叩く

鳥栖U-15の先制点を決めたDF北島郁哉 [12.28 高円宮杯U-15決勝 鳥栖2-1(延長)鹿島 味フィ西] 高円宮杯JFA第32回全日本U-15サッカー選手権決勝が28日に行われ、サガン鳥栖U-15が鹿島アントラーズつくばジュニアユースを延長戦の末に2-1で下し、3年ぶり2度目の日本一に輝いた。 先制点は開始直後に決まった。鳥栖U-15は前半7分、右サイドの距離のある位置でFKを獲得した鳥栖だったが、DF林奏太朗が左足で大きく蹴り入れる。これに走り込んだDF北島郁哉が頭で合わせて流し込み、序盤にスコアを動かした。 しかし鹿島つくばJYもワンタッチパスで繋ぎながら鳥栖ゴールに迫っていく。前半19分にはGKが弾いたこぼれ球をFW末原治優人が狙ったが、クロスバーを直撃。同30分のCKを合わせたDF大山幸路のヘッドも枠左に外れた。 1点ビハインドで折り返すことになった鹿

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<2020ベストヒット!>「あんな選手と対戦したのは初めて」徳島市立を脱帽させた“鹿島内定”静学の松村優太は何が凄いのか? 【選手権】

「警戒はしていたが…」 卒業後は鹿島に入団した静岡学園の松村。切れ味鋭いドリブル突破で選手権優勝に大きく貢献した。写真:田中研治 2020年の名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、1月に行なわれた昨年度の全国高校サッカー選手権で眩い輝きを放ったアタッカーを取り上げる。前回大会で初の単独優勝を飾った静岡学園の快進撃。とりわけ、卒業後に鹿島アントラーズへ入団する、この男のドリブル突破は、対戦相手の大いなる脅威となった。 ――◆――◆―― [高校選手権準々決勝]徳島市立0-4静岡学園/1月5日(日)/駒沢陸上競技場 文字通り格の違いを見せつけたのが、静岡学園の10番・松村優太(3年)だ。 鹿島アントラーズ入団が内定している快足ドリブラーは、4-3-3の右ウイングで先発し、徳島市立の守備網を再三に渡って打破。前半終了間際には、右サイ

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[横山杯]習志野がPK戦制して決勝進出!宿敵・市船に勝つ“糸”の掴み方得たことは「収穫」に

[12.27 横山杯準決勝 市立船橋高 0-0(PK3-4)習志野高 グリーン土合G A面]強豪校の新チームの1、2年生が「サッカータウン波崎」(茨城)で力を磨く「全国ユース招待サッカー大会 ~YOKOYAMA MEMORIAL CUP~」は27日午後、準決勝を行い、市立船橋高と習志野高との千葉県勢対決は0-0で突入したPK戦の末、習志野が4-3で勝利。習志野は28日の決勝で前橋育英高(群馬)と戦う。選手権予選準決勝で敗れている宿敵・市立船橋からの白星。エンジのユニフォームは素直に喜びを爆発させていた。MF佐伯亮太主将(2年)は「自分も選手権に出ていたので、悔いがあって、絶対に勝とうと思って試合に臨みました」と振り返る。市立船橋は現状Aチームから外れている3選手を除いて、選手権登録メンバーが不在。後半には市立船橋GKが退場し、フィールドプレーヤーがGKを務める中での勝利だったことは確かだ。

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習志野GK荻原智輝(2年)_独特な構えで“小さく見せて”PK2本ストップ!!

[12.27 横山杯準決勝 市立船橋高 0-0(PK3-4) 習志野高 グリーン土合G A面]小柄なGKがPK戦勝利の主役となった。0-0で突入したPK戦1人目、「ヒーローになってやろうかなと思ってやっていました」という習志野高GK荻原智輝(2年=FC RESIAS出身)が左へ跳んでストップ。キッカーの目線を見て、読み切って止めると、味方が失敗した直後の5人目も「安心させたい」という思いで左へ跳んで止めて見せた。PK戦に臨む荻原の構えは非常に独特だ。まるで相撲の立ち会いのように、低く構えてから跳躍する。自身の姿を大きく見せてキッカーにプレッシャーをかける構えが一般的。だが、荻原は「逆に“がら空きだな”と思わせて、できるだけ小さく小さく見せてから、そうすると相手が油断してコースが甘くなるので止めやすい」。狙い通りに甘いコースへシュートを“打たせて”ヒーローになった。小柄なGKだからこそ、高さ

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ラストプレー同点弾引き出した高橋のロングスローに場内感心…浦和JYは主力2人の欠場響く

[12.26 高円宮杯U-15準決勝 浦和JY2-2(PK2-4)鹿島つくばJY 味フィ西]浦和レッズジュニアユースの起死回生の一発はロングスローから生まれた。1点ビハインドの後半33分から途中投入されたMF高橋昂平は、内舘秀樹監督からも「ロングスローを投げてこい」と送り出されていたという。「何回でも投げるつもりで入りました」。すると後半アディショナルタイムになって立て続けに迎えたスローインチャンス。高橋がロングスローを投げるたびに、あまり大声を出すことができないことになっている観客席から唸るような感嘆の声があがった。そして後半アディショナルタイム4分、右サイドから高橋がゴール前にロングスローを入れると、ボールは混戦を抜けてゴール左に吸い込まれる。そのまま抜けたかにも見えたが、主審の判定は鹿島アントラーズつくばジュニアユースの選手に当たっていたとして、同点弾として認められた。ロングスローは

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東京VユースがPK戦制して8強入り!! 大雪ハンデ乗り越えた秋田U-18も土壇場同点劇で大健闘

[12.26 日本クラブユースサッカー選手権U-18大会2回戦 東京Vユース 1-1(PK5-4) 秋田U-18 前橋フB]日本クラブユース選手権(U-18)大会は26日、群馬県前橋市のコーエィ前橋フットボールセンターで2回戦が行われた。Bグラウンドでの第2試合は東京ヴェルディユース(関東5)とブラウブリッツ秋田U-18(東北2)が対戦。東京VがPK戦で準々決勝に進んだ。東京Vユースは25日の1回戦でガイナーレ鳥取U-18に3-0で勝利。一方の秋田U-18は1回戦で対戦予定だった浦和レッズユースが24日に出場を辞退し、不戦勝で2回戦進に出したため、この日が初戦となった。前半は東京Vユースが圧倒的に攻め立て、16分MF岩崎壮真(1年)のコーナーキックのこぼれ球を拾ったのはMF権田陽大(3年)。「美味しいところにたまたまこぼれてきたので、思い切り(脚を)振ってやろうと思ったら入りました」とペナ

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初出場鹿島つくばJYが決勝進出!根本裕一監督「アントラーズは育成であっても勝つことを求めている」

[12.26 高円宮杯U-15準決勝 浦和JY2-2(PK2-4)鹿島つくばJY 味フィ西]1点をリードした後半アディショナルタイム4分、鹿島アントラーズつくばジュニアユースは、相手MF高橋昂平のロングスローが混戦を抜けてゴールイン。そのまま抜けたかにも思われたが、判定は途中で鹿島の選手に当たっていたとして、得点として認められた。同点被弾直後に迎えたPK戦。ただし動揺を引きずるわけにはいかなかった。「自分が決めて、みんなを安心させるつもりで蹴りました」。1人目で蹴った主将MF小倉幸成は、相手GKの逆を突くゴール左隅にしっかりとしたシュートを蹴り込んだ。主将の思いに応えるように鹿島つくばJYは3人目までがしっかりと成功。4人目は失敗したが、決めれば勝ちが決まる5人目のキックもMF佐藤凛音がGKの逆に決めて、勝利をつかみ取った。決勝の相手はサガン鳥栖U-15に決定。近年のU-15世代で抜群の成

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【加入情報】J内定者続々 高校年代のサッカープレーヤー内定者一覧

GK東ジョン(写真=矢島公彦) 12月23日、名古屋グランパスは、名古屋グランパスU18所属のGK東ジョンの2021年シーズンからのトップチーム昇格及び栃木SCへ育成型期限付き移籍をすることが決定したことを発表した。これで58人の高校サッカープレイヤーがJ内定を獲得。加入内定選手58人の内訳は高体連所属の選手が30人、Jクラブユースからが28人となっている。内定者は以下の通り。 【高体連】▽青森山田DF藤原優大(→浦和レッズ)DFタビナス・ポール・ビスマルク(→いわてグルージャ盛岡) ▽尚志FW阿部要門(→モンテディオ山形) ▽前橋育英MF櫻井辰徳(→ヴィッセル神戸) ▽昌平MF須藤直輝(→鹿島アントラーズ)MF小川優介(→鹿島アントラーズ)MF柴圭汰(→福島ユナイテッドFC)FW小見洋太(→アルビレックス新潟) ▽流通経済大柏GK松原颯汰(→ジェフユナイテッド市

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【選手権展望】全チームが”打倒・青森山田”を掲げる! J内定選手4人の昌平、リベンジ誓う履正社 などが虎視眈々

Bブロックの有力候補は6年ぶり出場の… 4人のJ内定選手を揃える昌平。守備の強度アップ次第では頂点に立つ可能性も。(C)SOCCER DIGEST いよいよ第99回全国高校サッカー選手権が12月31日から開幕する。2020年は新型コロナウイルスの影響で、初めてインターハイが中止となり、高円宮杯などの各リーグ戦も延期や規模縮小が余儀なくされた。そんな困難を乗り越え、各地域予選を勝ち上がった48の代表校が今年もしのぎを削る。 本稿では、今大会のトーナメント表を4つに分け、各ブロックの優勝候補や注目選手、活動が制限されるなかでも準備を進めるチームの仕上がりなどを紹介。全高校プレーヤーが憧れる大舞台で、99代チャンピオンに輝くのは――。サッカーライターの森田将義氏に今大会を占ってもらった。 ――◆――◆―― 第99回高校サッカー選手権組み合わせ。各ブロックの展望を占う。

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兄弟で別々の道選び目標達成。鹿島学園の10番FW大澤は全国で結果を求める

鹿島学園高FW大澤昌也は自身初の選手権での活躍を誓う(11月取材)。 第99回全国高校サッカー選手権が12月31日に開幕する。鹿島学園高は茨城県予選決勝で宿敵・明秀日立高を延長戦の末に下して4年ぶりの選手権出場。FW大澤昌也(3年)は、4年前の選手権で現鹿島FW上田綺世がつけていた10番を背負って全国大会に出場する。 海星高(三重)との初戦は浦和駒場スタジアムで開催。大宮ジュニアユース出身の大澤は地元・埼玉での戦いとなる。県予選決勝はボランチの位置で先発し、しなやかなドリブルで再三局面打破。存在感ある動きでチームを牽引した。 全国大会へ向けては、「自分はドリブルだったり攻撃の起点となるプレーが得意なので、全国でも怖気づいたりするのではなく、自分のプレーを全部出して行きたいと思うし、その中で結果とかも求めていきたいと思っています」と力を込めた。 大澤は大宮ジュニアユースから

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