興国高校サッカー部 勝利至上主義ではなく育成。結果より成長を本気で突き進む高校サッカー部がある。大阪府天王寺区にある興国高校だ。2020年、一挙に5人もの学生がプロに進み注目を集めた。U18日本代表候補のMF樺山諒乃介ら4人がJ1の横浜F・マリノスへ、FW杉浦力斗がJ2の金沢へ入団する。冬の全国大会は大阪府予選の準々決勝で敗退。全国に縁のなかったチームからプロ選手を輩出するレベルに成長した。 同校サッカー部を率いる内野智章監督は、初芝橋本高時代(和歌山)に全国高校選手権で4強を経験。高知大を経てJFLの愛媛(現J2)に入団したが1年で退団。2006年に興国高校に就任した。「勝つことも大事だが、それと同じくらい、可能性の高い選手を育てること」を重視している。 2020年度の部員数は270人以上で、チームは8チームに分けられ昇格・降格が随時行われる。スペインへの遠征を取り入れ、育
第42回九州高校(U-17)サッカー大会(九州新人大会、長崎県島原市)は22日に準決勝と3位決定戦、決勝戦を行い、国見高(長崎1)が14年ぶり12回目の優勝を飾りました。新型コロナウイルス予防対策を徹底しながら、繰り広げられた熱い戦い。多くの選手がチームの勝利のため、それぞれの将来のために強みを発揮していました。サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材する川端暁彦氏と関西を中心にジュニアから大学生、Jリーグまで精力的に取材する森田将義氏は例年と同じく“九州新人”全日程を取材。その両氏に“九州新人”で印象的なプレーを見せた11人を紹介してもらいます。川端暁彦氏「タレントの宝庫である九州のこの大会を観るのは毎年の楽しみです。個性の強い、クセのある異能の士が多いことこそ九州の魅力ですが、今大会もユニークな選手たちが大会を盛り上げてくれました。11人に絞るのは
第42回九州高校(U-17)サッカー大会は22日午前、準決勝を行い、国見高(長崎1)と佐賀東高(佐賀1)が決勝進出を決めた。両校はサニックス杯(3月、福岡)への出場権を獲得している。 国見は準決勝で神村学園高(鹿児島1)と対戦。前半から神村学園が落ち着いてボールを繋ぎ、今大会通して好パフォーマンスを続ける左SB抜水昂太(2年)と右SB笠置潤(1年)の両DFの攻撃参加を活用する。15分に抜水のクロスからU-17日本代表FW福田師王(1年)がヘディングシュートを放ち、23分には右サイドから崩し、福田の落としをMF篠原駿太(2年)が左足で狙う。 だが、国見はミドルサードのブロックが堅い。「福田のマンマークがしたいです」と直訴したというCB福田皓大(2年)が神村学園FW福田へのパスを何度もインターセプトして決定打を打たせない。また、GK緒方要(2年)が安定したキャッチングでクロスを封じてい
高校選抜にとっては悔しい敗戦に… ゼロックス・スーパーカップの前座試合となる『NEXT GENERATION MATCH』が2月20日、埼玉スタジアム2002で行なわれ、日本高校サッカー選抜は川崎フロンターレU-18に1-2で敗れた。 高校選抜にとっては悔しい敗戦となった。立ち上がりから相手に対してプレッシングを仕掛けるも、相手の巧みなパスワークにかわされて失点。後半は息を吹き返して一度は同点に追いついたが、ミスをきっかけに2点目を奪われ、そのまま試合に敗れてしまった。 ただそのなかでもひとり、気を吐いた男がいる。昨冬の全国高校サッカー選手権大会で5得点を奪い、得点王に輝いた青森山田のFW安斎颯馬だ。 苦しい展開を強いられた前半から、安斎は積極的な仕掛けを見せた。ともに2トップを組んだ米子北のFW﨑山友太とコミュニケーションを取りながら、タイミングを見計らってスペー
[2.20九州高校(U-17)予選リーグ 国見高 3-2 鹿児島城西高]国見が勝負強さ発揮し、白星発進――。第42回九州高校(U-17)サッカー大会(九州新人大会、長崎県島原市)予選リーグ第3ブロック初戦で国見高(長崎1)と鹿児島城西高(鹿児島2)が対戦し、後半アディショナルタイムに左SB高木祐介(2年)の挙げた決勝点によって国見が3-2で勝った。11年ぶりに県新人戦で優勝した国見(雲仙市国見町)が、隣接する島原市開催の九州初戦で劇的勝利だ。前半2分にFW本川璃空(2年)が鋭いターンからPKを獲得。自ら決めてリードを奪う。だが、球際の強度高く、徹底したオープンスペースへの配球から1年生FW前田隼希らが仕掛けて来る鹿児島城西の攻撃に苦しんだ鹿児島城西は11分、DF川原琉翔(2年)の右CKをDF濱崎聡馬(2年)が頭で合わせて同点に追いつく。強風の中での試合で国見はCB福田皓大(2年)の左足フィ
[2.20九州高校(U-17)予選リーグ 国見高 3-2 鹿児島城西高]試合開始直後と試合終了間際に2つのビッグプレー。国見高はFW本川璃空(2年)が予選リーグ初戦勝利の立て役者となった。まずは試合開始わずか25秒、左中間からPAへ鋭く侵入した本川がPKを獲得する。鋭いターン、一瞬の加速は鹿児島城西高も警戒していたというが、それを上回るプレー。自ら右足で決めて先制点を挙げた。その後も鋭い抜け出しを見せつつ、ボールを収めてから周りを活かす動きも。加えて、「負けず嫌いです。自分が試合に出たら絶対に決めてやろうと思っています」という負けん気の強さもピッチで表現していた。チームは2度のリードを追いつかれる苦しい展開。それでも、後半アディショナルタイムに本川のスルーパスから左SB高木祐介(2年)が決勝点を決めた。「DF陣が頑張ってくれていたので、自分たち(アタッカー陣)が絶対に勝たせようと。自分がド
[2.20 NEXT GENERATION MATCH 川崎F U-18 2-1 日本高校選抜 埼玉] 「NEXT GENERATION MATCH」が20日、埼玉スタジアムで行われ、日本高校選抜と川崎フロンターレU-18が対戦。第99回全国高校サッカー選手権大会の優秀選手を中心に選抜された選手で構成された日本高校選抜を相手に、川崎F U-18が2-1の勝利を飾った。 日本高校選抜は選手権を制した山梨学院高からGK熊倉匠(3年)、DF一瀬大寿(3年)、MF新井爽太(3年)が先発入り。4-4-2の布陣を採用し、MF安斎颯馬(青森山田高3年)とFW崎山友太(米子北高3年)が2トップを組んだ。一方、1、2年生チームの川崎F U-18も4-4-2の布陣でFW五十嵐太陽(2年)、MF大関友翔(1年)、MF田中慶汰(2年)、GK青山海(2年)らが先発した。 序盤から川崎F U-18が
GK 1 熊倉匠(山梨学院高3年) 『NEXT GENERATION MATCH』が20日、埼玉スタジアム2002で開催され、川崎フロンターレU-18と日本高校選抜が対戦する。午前10時20分にキックオフされた試合のスターティングメンバーが発表され、日本高校選抜では昨冬の全国高校選手権王者の山梨学院高から3選手が先発入りした。 <出場メンバー> [川崎フロンターレU-18] ▼先発GK 1 青山海(2年)DF 2 高畠捷(2年)DF 15 高井幸大(1年)DF 17 浅岡飛夢(1年)DF 20 松長根悠仁(1年)MF 5 田鎖勇作(2年)MF 6 田中慶汰(2年)MF 7 入江流星(2年)MF 18 大関友翔(1年)FW 9 田中幹大(2年)FW 10 五十嵐太陽(2年) ▼控えGK 16 宮地健輔(1年)DF 3 徳久湧大(2年)MF 8 秋葉拡人(2年)M
日本高校選抜の左SB小澤亮太(昌平高3年)は攻撃力を発揮した(写真協力=高校サッカー年鑑) [2.18練習試合 日本高校選抜 5-3 駒澤大] 4人と同じステージへ――。日本高校選抜の左SB小澤亮太(昌平高3年)が攻撃力でアピールだ。 2本目、3本目に左SBを務めた小澤はキープ力の高さやスピードを活かした攻め上がりを披露。2本目26分にはゴールも決めた。左オープンスペースへ抜け出したMF吉田陣平(佐賀東高2年)がGKをかわすと、「吉田がGKをかわしてくれたのでマイナスに位置してシュート狙うだけでした」とゴール前へ。そして、折り返しをコントロールし、コースを狙って右足シュートを決めた。 前方の吉田は縦を突くよりも中央寄りの位置でボールを受けて、パスやドリブルで打開していくタイプ。小澤はサイドに張ることで吉田の良さを活かしながら、得点シーンでは機転を利かせて中へ入り込む形でゴ
[2.18練習試合 日本高校選抜 5-3 駒澤大]ポジション争いのライバルは選手権得点王に加えて、優勝校のエース、そしてU-17日本代表の逸材ルーキー。日本高校選抜FW崎山友太(米子北高3年)は「自分は(その中で)一番レベルが低い感じなので」と謙遜しながらも、自分の強みを最大限に発揮している印象だ。駒澤大戦では、2本目12分にミーティングから指示されていた「自分がDFの視野から消えること」を実践。MF新井爽太(山梨学院高3年)のスルーパスでDFの視界の外側から飛び出し、PKを獲得した。その後もクロスから決定的なヘッドを放つなど相手ゴールに迫ると、3本目15分には相手GKへの鋭いアプローチでミスを誘い、MF廣井蘭人(帝京長岡高1年)の勝ち越しゴールをもたらした。スピードを活かした裏への抜け出し、スピードを活かした相手へのアプローチという攻守の特長を発揮。相手GKのビッグセーブによって無得点に
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