藤枝東は静岡準優勝。MF恒岡主将は理想の選手像に近づき、「全国出て、全国獲る」の目標達成へ

[2.23静岡県高校新人大会決勝 静岡学園高 2-0 藤枝東高 草薙陸] 「練習からしっかりと取り組んでいきたいと思っています」。藤枝東高のMF恒岡大雄主将(2年)は敗戦を素直に受け止め、練習を重ねることを誓っていた。 県新人戦2連覇中の藤枝東は今大会、6試合全てで先発をチェンジ。多くの選手が経験を積みながらファイナルまで勝ち上がった。決勝では追い風だった前半に切り替えの速さで静岡学園高を上回ってペースを握り、恒岡や10番MF前島陵汰(2年)、MF出水志耀(1年)中心にボールを保持。ストロングポイントであるMF川口大介(2年)とMF中村朔良(1年)の突破力を活かしてゴールへ迫った。 だが、恒岡は「もっとゴールに向かって、シュートの本数で言ったら前半も全然打てていないですし、ああいう良い時にもっと持っていけないと」と首を振る。押し込まれた後半に2失点。それでも、小林公平監督が「だ

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【入部情報】法政大学が2021年新入部員を発表

青木俊輔(東福岡)写真=矢島公彦 関東大学サッカー連盟が法政大学の2021年度新入部員予定選手を発表している。法政大学の入部予定選手は以下の通り。 ▽GK伊藤琉偉(モンテディオ山形ユース)橘川凱(法政大二) ▽DF 三倉頼真(徳島市立)木村恵風(横浜F・マリノスユース)竹内豊(新潟明訓)石原和磨(韮崎)三浦大(法政大二) ▽MF 渡邉光陽(尚志)揖斐俊斗(柏レイソルU-18)中村翼(横浜F・マリノスユース)青木俊輔(東福岡)中川敦瑛(横浜FCユース)溝口駿(法政大二) ▽FW 池端今汰(ジュビロ磐田U-18)石井稜真(アビスパ福岡 U-18) 現時点での入部予定者となります。事情により、実際には入部しない場合もあります。また大学によっては一般入学等によって、リスト以外の新入部員が加わる場合もございます。

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法政大学
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阪南大が入部予定選手発表!U-17代表MF鈴木、MF小田、MF小川、MF岩崎、MF三好らが強豪で挑戦

20年関西学生リーグ1部2位の阪南大が21年の入部予定選手を発表した(協力=関西学生サッカー連盟、阪南大、College Soccer Central)。 今年も全国各地から挑戦心を持った素材たちが集結する。Jクラブユース勢からは、鋭い突破を武器に19年U-17日本代表や仙台トップチームに2種登録された経験も持つMF鈴木史哉(ベガルタ仙台ユース)、元U-15日本代表候補で新潟2種登録のプレーメーカー・アルビレックス新潟U-18MF小田奏主将、千葉2種登録選手でドリブルやパスで違いを生み出すMF小川麟(ジェフユナイテッド千葉U-18)、JFA U-16選抜歴を持つ長身CB鈴木梨(ベガルタ仙台ユース)、“プレミア勢”ヴィッセル神戸U-18の左サイドで攻撃力を発揮したMF渡邊悠平が加入する。 また、前線で高い技術力を発揮するMF上西峻平(大分トリニータU-18)、クラブユース選手権で2ゴ

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佐賀東は初の九州新人準V。鹿実の名GKを父に持つCB仁田尾主将「満足せずに成長して行けると思う」

[2.22九州高校(U-17)決勝 国見高 3-0 佐賀東高 島原陸上]佐賀東高は予選リーグ初戦で熊本国府高に1-4で敗戦。だが、続く創成館高戦を1-0で制し、快進撃に繋げた。大会初日(20日)の2試合は、「NEXT GENERATION MATCH」(20日)に出場した日本高校選抜MF吉田陣平(2年)を欠く中での戦い。初戦の黒星で追い詰められたが、「陣平が帰って来る前に俺たちであと1試合勝ち切って、望みを繋げて陣平を迎えようという話をして」(CB仁田尾颯真主将、2年)と強い気持ちを持って戦った創成館戦の勝利が大きかった。大会2日目、合流した吉田の1ゴール4アシストの活躍や、仁田尾が身体を投げ出して決めたゴールなどで那覇高に7-0で大勝。逆転でブロック1位を勝ち取った佐賀東は、大会最終日の準決勝でプレミアリーグ勢の東福岡高をPK戦で撃破して初の決勝進出を果たした。そのチームを最終ラインで支

九州高校(U-17)決勝
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GK歴4年目、185cmGK緒方が3試合連続無失点で国見を九州制覇へ導く

[2.22九州高校(U-17)決勝 国見高 3-0 佐賀東高 島原陸上]中学2年時にGKを始めてまだ4年目。小学生時代はフットサルのフィールドプレーヤーで、「中学校も入った時はフィールドでGKは考えていなかったし、やりたくもなかったです。痛そうだったし」と笑うGK緒方要(2年)が、絶対的守護神として国見高を九州制覇へ導いた。大会初日に開催された予選リーグ初戦、第2節はいずれも2失点。特に鹿児島城西高との第1節は競り勝ったものの、「自分がミスして追いつかれてしまった」という不満のスタートだった。それでも、翌日の大分鶴崎高戦では納得のセーブを含めて無失点勝利。神村学園高との準決勝、そして佐賀東高との決勝でもハイボールでの安定したキャッチングを続け、決勝では先制直後にファインセーブを見せるなど連続での無失点勝利に大きく貢献した。元Jリーガーの木藤健太監督が、「(小原勇人)GKコーチの下で基礎から

九州高校(U-17)決勝
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サッカー人生の集大成で“ジャイキリ日本一”。東海大の名キッカーMF丸山智弘は「乗り越えてきた」経験を胸に社会人生活へ

MF丸山智弘(4年=作陽高) 東海大の中盤を支えたMF丸山智弘(4年=作陽高)にとって、『#atarimaeni CUP』はサッカー人生最後の大会だった。「大学でサッカーのほうは引退して、新たな道でチャレンジしようと決めていた」。そうして迎えた集大成の舞台、丸山は負傷の影響で大会序盤こそ控えに回ったが、3回戦以降は持ち味の左足キックを活かして攻撃を牽引。準決勝・決勝では自らのセットプレーが決勝ゴールの起点となり、史上初の“ジャイアントキリング日本一”を演出した。 ■「まさか優勝できるとは思っていなかった」。 それでも並々ならぬモチベーションで臨むはずの大会前、丸山はこのような結末を夢見ることさえできなかったという。 理由は「ボールを蹴るたびに痛みが出る感じで、焦りもあった」というほどの左ひざ痛。チームは『#atarimaeni CUP』を間近に控えた昨年末、2020年シー

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丸山智弘
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法政大学 長山一也監督【後編】 「吸収力が凄かった上田綺世、チームのためにハードワークしてくれたディサロ」

1922年の創部以来、数々の大会で輝かしい成績をおさめてきた名門・法政大学サッカー部。そんなサッカー部は、“少数精鋭”という伝統のもと、少ない部員数ながらも選手を鍛え上げ、数多くの選手をプロに輩出している。インタビュー三回目となる今回は、ポイントとなる練習方法や、印象に残っている選手について、長山一也監督に話をうかがった。 ーー部において重点を置いている練習などを教えていただけますでしょうか? まずは技術的なところで、パスの練習やコントロールの練習、ドリブルの練習など基礎技術向上のための練習、さらに相手を見て判断力を向上させる練習、そして最後まで戦い抜く持久力を向上させるためのしっかりとしたフィジカル 強化ですね。この3つに関しては重点を置いています。 ーー監督自身、また選手たちはコロナという困難を経験して変わったことはありますか? まずは日常的にサッカーをできることが「当

長山一也監督
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Jクラブも注目の怪物ルーキーに、優勝校・国見の1年生10番も…タレント目白押しの「九州新人戦」で輝いた11人!

中学時代にフットサルからサッカーへ転向したGKが躍動! 山梨学院の優勝で幕を閉じた高校サッカー選手権から、はや2か月。各チームは新シーズンに向け、新たな選手の発掘や強化を進めている。 各地域で新人戦やフェスティバルが開催されている中で、2月20日からは第42回九州高等学校(U-17)サッカー大会が行なわれた。Jクラブのスカウトや大学関係者も集結。今季の飛躍が期待される選手たちに熱視線が注がれた。そこで今回は大会を通じて活躍した選手をピックアップ。4月に幕を開けるリーグ戦、夏のインターハイ、冬の高校サッカー選手権で活躍が待たれる11人を一挙に紹介する。 ――◆――◆―― GK緒方要(国見/2年)中学1年次にフットサルからサッカーへ転向し、中学2年次にGKへコンバート。県のトレセンメンバーに選出されるなど、中学3年に評価を高めて国見から誘いを受けた。中学時代は専門的なト

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[新人戦]静岡学園がまず静岡1冠。藤枝東との名門対決を2-0で制す!

令和2年度静岡県高校新人大会決勝が23日に草薙陸上競技場で行われ、静岡学園高が3年ぶりの優勝を飾った。決勝で藤枝東高と対戦した静岡学園は後半18分、10番MF古川陽介とMF松永颯汰がワンツーで左サイドを攻略。最後は古川のシュートのこぼれを松永がゴールへ押し込んだ。さらに37分にも、古川が左サイドからカットインシュート。このこぼれ球をFW持山匡佑が1タッチでゴールへ沈めて2-0とした。3連覇を目指した藤枝東は前半、静岡学園以上にボールを支配。MF恒岡大雄主将やMF前島陵汰がテンポ良くボールを繋ぎ、MF川口大介とMF中村朔良の両翼の突破力を活かす。またFW小島涼平の推進力やCB酒井完治の左足フィードもアクセントに攻め、川口のクロスから中村が決定的なヘッドを放つシーンもあった。後半27分には前島が最終ラインを突破したが、静岡学園はゲーム主将GK生嶋健太郎が飛び出してキャッチした。静岡学園はU-1

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突然のオファーに「え、なんで俺?」選手権優勝、山梨学院“11番”廣澤灯喜はなぜポルトガルに行けたのか

2月6日、山梨学院高校のMF廣澤灯喜(ひろさわ・とき)がポルトガルのポルティモネンセU-23チームへ加入することが発表された。 高校サッカー選手権で優勝、決勝戦では貴重な先制ゴールをマークした11番。注目を集めたとはいえ、かつU-23チームとはいえ、まさか海外クラブから正式オファーが舞い込むとは驚きだった。 すでに系列の山梨学院大学への進学が決まっていた廣澤が、なぜ急転直下でポルトガルへ渡ることになったのか。安西幸輝、中村航輔ら日本人選手も多く在籍することで馴染みのクラブの1つではあるが、「この話をいただいた時は、『え、なんで俺が?本当の話なの?』と驚きと動揺しかありませんでした」と本人にとっても予想外の展開だった。 選手権をチェックしたポルティモネンセ オファーの一報が届いたのは青森山田との決勝戦を終えた1週間後のこと。U-23世代の選手を探していたポルティモネンセが、選

廣澤灯喜
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