伝説の高校サッカー選手権決勝を戦った東福岡の最強CBコンビは今…金古聖司&千代反田充のセカンドキャリア

新型コロナウイルスの感染拡大で世界中のサッカー界が甚大な影響を受けている。日本では2月にJリーグが開幕したものの、21~23日の開幕節を消化したところで中断が決定。その後、4度も再開が延期され、今は全てのスケジュールが白紙になっている。 2020年を迎えた直後はこんなことになるとは誰も思わなかっただろう。実際、新年早々はサッカーで大いに盛り上がっていた。最たるものが13日に埼玉スタジアムで5万6025人の大観衆を集めて行われた第98回高校サッカー選手権決勝。技巧派集団・静岡学園が青森山田を3-2と、逆転で下した一戦は見る者を大いに魅了すると同時に、選手権人気を再認識させる絶好の機会となった。 ボールもまともに見えないほどの大雪の中で行われた、伝説の名勝負 過去のファイナルには数々の名勝負があったが、21年前の98年1月8日に雪の降りしきる東京・国立競技場で行われた第76回選手権

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新型コロナウイルス
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今年度のサッカー競技は群馬県で開催 8月19日開幕予定

今夏に開催予定だった東京五輪・パラリンピックの影響で、今年度は北関東ブロックを中心に21府県で分散開催される予定の全国高校サッカーインターハイ(総体)。サッカー競技は群馬県で開催され、男子は8月19日から25日にかけて、女子は8月21日から25日にかけて正田醤油スタジアム群馬や群馬県立敷島公園補助陸上競技場など群馬県内の各会場で行われる予定となっている。大会スケジュールは以下の通り。 ▽大会スケジュール(男子)■1回戦:8月19日(水)■2回戦:8月20日(木)■3回戦:8月21日(金)■準々決勝:8月23日(日)■準決勝:8月24日(月)■決勝:8月25日(火) ▽大会スケジュール(女子)■1回戦:8月21日(金)■準々決勝:8月22日(土)■準決勝:8月24日(月)■決勝:8月25日(火)

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“変わるきっかけ”となった敗戦が「ベストゲーム」。身体と両足精度持つ京都橘CB金沢一矢は自分磨き続けてプロへ

自身のベストゲームに挙げたのは、変わるきっかけとなった試合だった。国体京都府選抜歴を持つ実力派DF、京都橘高(京都)CB金沢一矢(3年)にとっての「ベストゲーム」はPK戦の末に敗れた1月の全国高校選手権初戦・鵬学園高(石川)戦。この試合、2年生CB金沢は安定したパフォーマンスで1点のリードを守っていたが、後半終了間際の失点に絡んで追いつかれ、PK戦の末に敗れてしまう。金沢は「個人として、ベストかと言われたらそうじゃないかもしれません」と前置きした上で、「3年生に京都府初の選手権優勝を、出させてもらっている僕ら2年生で導くというモチベーションで挑んだんですが、僕ら2年生が何も出来ず結果出なくて……。PK後に試合終了のホイッスルが鳴って崩れ落ちた3年生を見た時に、自分の中で『これじゃ、アカンな』と。意識が変わって、経験値という意味で僕の中でのベストゲームになりました」とベストゲームの理由につい

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【新型コロナウイルス】若手育成のための「Jエリートリーグ」の中止が決定

4月15日、Jリーグは臨時理事会において、2020年3月末の開幕を予定していた「Jエリートリーグ※」について、今シーズンの実施を中止することを決定した。中止の主な理由として「新型コロナウイルス感染拡大による財務的な影響、またトップチームの試合開催延期により、Jエリートリーグの日程調整やチーム編成が困難になった」としている。なお、来シーズン以降の実施については、決定次第改めて発表される。 ※【Jエリートリーグ】参加チームを地域ごとにグループ分けし、各グループでホーム&アウェイのリーグ戦を行う。選手育成を目的とし、試合毎に21歳以下の選手を3名以上エントリーしなくてはならない。またアカデミー所属の選手やJリーグの承認を得た練習生をエントリー可能。

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14年インハイ得点王、ランク上位は?東福岡FW木藤が8得点と量産。トップ10に九州勢が5人

優勝校・東福岡高の1トップ、FW木藤舜介(3年)が得点王に。(写真協力=高校サッカー年鑑) ゲキサカでは過去のインターハイで活躍し、大会の得点王、得点ランキング上位に入った選手を紹介する(学年は当時)。平成26年度全国高校総体「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」サッカー競技(山梨)の大会得点王には8得点のFW木藤舜介(東福岡高3年、現FC大阪)が輝いた。 優勝校・東福岡の1トップを務めた木藤は、1回戦の作陽高(岡山)戦、2回戦の神戸弘陵高(兵庫)戦の2試合で計5得点の固め取り。エースMF中島賢星主将(3年、現岐阜)を出場停止で欠いた準々決勝・鹿児島実高(鹿児島)戦でも決勝点を含む2ゴールを挙げた。木藤は準決勝・青森山田高(青森)戦でも先制点。180cmの長身ストライカーは最近10年間の1大会最多となる得点数を記録している。 得点ランキング2位は6得点のMF赤木翼(東福岡

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プレミアで1年間磨いた危機察知力と1対1。CB瀬齊駿登は今季、尚志初の全国制覇の力に

昨夏は全国ベスト4。今年はそれを超える。尚志高(福島)のCB瀬齊駿登(3年)は、今シーズンの目標について「自分自身としては怪我無く、全試合出場です。チームとしてはプレミアリーグ復帰とインターハイ、選手権で全国制覇です」と掲げた。瀬齊は昨年のインターハイ全5試合で先発出場。プレミアリーグEASTでも14試合に先発出場するなど一本立ちし、最終ラインの柱を担う存在となった。2年生で全国トップクラスのアタッカーたちと対峙して得た経験は大きい。チームメートではFW阿部要門(3年)が山形入りを決め、CBチェイス・アンリ(2年)がU-17日本代表に選出されている。彼らの身体の強さは認めるが、経験を重ねる中で得た武器では彼らにも負けない。「(その武器は)危機察知能力です。プレミアで何回か失点を防ぐことが出来ましたし、危機察知能力は2人にはない自分だけの武器だと思う。(またプレミアリーグを通じて) 1対1で

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15年インハイの優秀選手は?2連覇の東福岡MF中村主将や椎橋、田中、森島、小川が優秀選手に

東福岡高のMF中村健人主将ら30名が優秀選手に。(写真協力=高校サッカー年鑑) ゲキサカでは過去のインターハイで活躍し、優秀選手に選出された選手たちをピックアップ。2015年の平成27年度全国高校総体「2015 君が創る 近畿総体」サッカー競技(兵庫)の優秀選手には30選手が選出された(学年は当時)。 大会は“赤い彗星”こと東福岡高(福岡)が2連覇を達成。ともに2年時からレギュラーだった大黒柱・MF中村健人主将(3年、現鹿児島)と絶対的な守護神・GK脇野敦至(3年→国士舘大)をはじめ、準決勝3発で得点王のMF藤川虎太朗(2年、現磐田)、決勝で先制ゴールを決めたMF三宅海斗(3年、現鹿児島)と技巧派レフティーMF橋本和征(3年→京都産業大)の両ワイド、前線で奮闘したFW毎熊晟矢(3年、現長崎)も優秀選手に名を連ねた。 準優勝の市立船橋高(千葉2)からも献身的な攻守を見せたMF椎

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憧れの先輩FW岩崎のように。京都橘の新たな才能、2年生FW木原励が「勝負」の年に挑む

憧れの先輩のように、チームを勝たせる選手になる。京都橘高(京都)の180cm FW木原励(2年)は、今年の高校2年生で特に注目の存在。U-16京都府選抜として国体にも出場している万能型ストライカーだ。昨年は「関西U-16~Groeien~2019」で一際目立つパフォーマンスを見せ、13ゴールで得点王。トップチームでは当初なかなか自分らしさを出せなかったというが、インターハイ京都府予選準決勝でゴールを奪い、プリンスリーグ関西では東海大大阪仰星高戦で決勝点を挙げるなど、少しずつ結果を残してきた。新チームでは、今年2月の京都府新人戦決勝で2ゴールを決めて早速チームのタイトル獲得に貢献した。抜け出しから一気にゴールへ迫るスピード、得点感覚の高さは昨年から垣間見せていたが、「速く前向くことを意識していた」というターンのスピード、精度が向上。シャドー、1トップでも前を向いてプレーする回数を増やせるよう

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プレミアで守備成長。新生・尚志の中心人物、DF渡邉光陽は“ライバル”たちの活躍を刺激に

今年の注目プレーヤーの一人、尚志高MF渡邉光陽。(写真は19年インターハイ。写真協力=高校サッカー年鑑) 新型コロナウィルス感染拡大の影響で、高校生年代もリーグ戦やトーナメント戦の各種大会が開幕延期や中止となっている。福島の強豪、尚志高は1年でのプレミアリーグ復帰へ向けたプリンスリーグ東北の開幕が延期。昨年からの主力DF渡邉光陽(3年)は、「公式戦ができなくて、自分たちの目の前の目標がはっきりしていないのが悩みではありますが、その分、(指示されている新型コロナウィルス対策を徹底した上で)今できる練習をチーム内で激しくやって、再開した時に万全なコンディションで試合に臨めるよう意識しています」と引き締める。 CB、ボランチを兼任する渡邉は空中戦の強さをはじめ、守備能力の高さ、フィード力も注目されているプレーヤー。4強入りした昨夏のインターハイでは全5試合に先発フル出場しているほか、「

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2020の主役は誰だ!?注目プレイヤー特集 【第1回】

(FW吉田晃盛(九国大附属/2年)写真=森田将義) FW吉田晃盛(九州国際大付/2年) 他を凌駕するスピードでタイプでなければ、相手を翻弄する技巧派でもない。ただ、ボールを持ったらゴールのみを目指し、相手の厳しいマークを物ともせずにグイグイと前進を続ける。「ゴール前での嗅覚が一番の特徴。ボールがどこに来るか予想し、きっちり決めてチームを勝たせるのが自分の理想」と話す通り、貪欲なまでに得点を追い求めるのが彼の強みだ。 負けん気の強さも目を惹く。中学時代は、福岡県の名門「小倉南FC」に所属。卒業時には、県の内外から多数のオファーを受けたが、「九国なら自分がチームの中心になって、東福岡を倒せるんじゃないかと思った」と九国大附への進学を決意。自宅から通える距離に学校はあるが、サッカーに専念するため入寮を選ぶほど強い決意を持っている。 1年生チームでは、初めてエースナンバーで

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