「まず東京ナンバー1の力をつけて、しっかりと勝ち切る。そうしたら、日本一にチャレンジしよう」東海大高輪台高の川島純一監督は選手たちにそう言葉がけしているのだという。昨年度の選手権東京都予選は決勝で幾度もチャンスを作りながら1点が奪えず、後半アディショナルタイムの失点によって東久留米総合高に0-1で惜敗。インターハイに出場した17年度のチームなど、近年は常に東京の頂点を狙えるほどの力を有しているものの、選手権には手が届いていない。目標は全国制覇だ。今年はJクラブも関心を寄せる快足FW横山歩夢(3年)をはじめ、こちらも注目の大型MF桑山侃士(3年)、昨年も1トップを務めた180cmFW小林亮翔(3年)、MF小島渉(3年)ら昨年以上、全国でも十分に戦えるだけの戦力がある。だが、まずは東京を勝ち抜くために、地に足をつけて「東京ナンバー1」と言える力を身につけるという考え。現在はそのための日々を過ご

中学時代は3番手。高校も「同い年の中でも一番下からのスタート」だったという。そのGKが高校3年間、そしてこれからの4年間でライバルたちを追い抜こうとしている。東海大高輪台高(東京)のGK笠原駿(3年)は183.6cmの長身の持ち主。その高さを活かしたクロスボールの対応などを武器とするGKだ。出身は強豪・大宮ジュニアユース。中学時代は年代別日本代表にも選出されていたGKジョーンズ・レイ、先日のプレミアリーグ関東開幕節で先発出場したGK松野輝樹(ともに現大宮U18)に続く3番手だった。「公式戦も1回くらいしか出れなくて」と笠原。U18チームには上がれず、高体連の練習会でも評価を得られずに、何とか東海大高輪台の合格を勝ち取った選手だったという。中学時代の身長は170cm弱。だが、中学時代も毎年4、5cmずつ成長していた笠原は高校でも身長を伸ばし続け、長所を出せるようになった高校2年で公式戦出場の

FC町田ゼルビア入りが内定した桐光学園高CB奈良坂巧。(写真協力=高校サッカー年鑑) 残り半年の高校生活でも学び続け、先輩に成長した姿を見せる。FC町田ゼルビアは10日、桐光学園高(神奈川)CB奈良坂巧の2021年シーズンへ向けた加入内定と仮契約を結んだことを発表した。 奈良坂は昨夏のインターハイでチームの中心選手として日本一。大会優秀選手に選出され、今年は日本高校選抜候補にも選出された大型DFだ。桐光学園進学時はトップ下やボランチの選手。チーム内での評価がトップクラスだった訳ではない。それでも、桐光学園で常に全力を出すこと、学ぶことを貫き、それをCBでの成長に繋げてきた。 奈良坂は桐光学園に入学してからの2年半で得たことについて、「どんな時も諦めずに100%を出し切るというところです。多少厳しい試合になったとしても、そこから学べるものが必ずあるので、気持ちを切らさずに、全員

スペイン代表やFCバルセロナのサッカーといえばポゼッションですが、キーワードとなるのは「三角形(トライアングル)」です。 トライアングルとは、ボールを持っている選手に対するサポートの位置関係のこと。3人でパスを出しやすく、受けやすいトライアングルの形を作ることで、パスが回りやすくなります。 トライアングルのサポートは、選手がこの先どのチームに行っても必要となるものなので、しっかりと身につけておきたいところ。 そこで、「YouTube」にあるグリッドを使ったトライアングルパスの動画を紹介します。このトレーニングでは、サポートのポジショニングと、リズムよくパスをつなぎ展開する感覚をつかむことができます。ぜひ、ご覧ください。 トレーニングの方法 photo:YouTube『How to play like Spain | Fast combinations | Par

[9.6 関東Rookie LeagueAリーグ第2節 市立船橋高 3-2 桐光学園高 時之栖うさぎ島G]桐光学園高は前半21分、「相手がそこまで繋ぐの上手くなかったので、『狙っておこう』と思っていて、GKが出ていたので狙いました」というMF野頼駿介(横浜FM Jrユース出身)が相手のミスパスを逃さず、1タッチのループシュート。これを鮮やかにゴールへ沈めて先制する。狙いとした前からの守備もハマって先制したが、後半は野瀬や久保昌成コーチが指摘したように、ゴール前での守りで軽さが出てしまう。集中力も維持することができずに3失点。試合終了間際に注目FW菅江陸斗のゴールで1点を返したものの、2試合連続で1点差負けとなってしまった。今年の桐光学園の1年生は16名。例年同様、コーチ陣から一人ひとりの顔が見えやすい環境の中、精鋭たちが競い合っている。野瀬や菅江、CB豊田怜央をはじめ、各選手がAチームを目

新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の事態に巻き込まれたが、日常を少しずつ取り戻している。では、サッカーの育成現場は今後どうなるのだろうか?日本サッカー協会ユース育成ダイレクターの池内豊氏とともに、これからの選手育成について考える。 取材・構成/川端暁彦 写真/椛本結城、佐藤博之、中島光明、BBM 安全を確保した上で試合環境を整える ――まずは「ユース育成ダイレクター」の仕事について簡単に説明していただけますか? 池内U-17以下の代表のスケジューリングやサポート、育成年代すべてのゲーム環境の整備、そしてトレセンシステムの充実が私たちの役割です。最近ですと、中体連やタウンクラブの新たなサポート策であったり、どうしても埋もれがちになる9月以降に生まれた選手たちにチャンスを与えるプロジェクトの創設なども行なったりしています。あと、すでに行なっているGK以外のポジションの

「次の試合に向けて、この1週間は誰よりも努力したい」と語ったワケは 市立船橋のキャプテン石田。卒業後の進路はプロ入り一本に絞ることを決意した。写真:松尾祐希 試合終了のホイッスルが鳴ると、ピッチに崩れ落ちた。唇を噛み締め、なかなか顔が上げられない。目には涙も浮かんでいた。 市立船橋のDF石田侑資(3年)にとって、約8か月ぶりの公式戦は悔しい一戦となった。 9月6日に行なわれたU-18高円宮杯プレミアリーグの開幕戦。市立船橋は浦和レッズユースとのアウェーゲームに挑んだが、37分に堀井真海(3年)にゴールを許して0−1で敗れた。 相手が試合前のスカウティングとは異なる戦い方をしてきた影響で、後手を踏んだことは否めない。実際に60分までシュートすら打たせてもらえず、自陣で相手の攻撃を跳ね返す場面の連続。中盤以降は相手の足が止まり、チャンスを作るシーンが増えたが、ゴールを奪

「昇格も降格もないので、選手権に向けていろいろ試せる」 プロ注目のボランチ櫻井。チームの司令塔として存在感を放った。写真:安藤隆人 ついに開幕したプリンスリーグ関東。プレミアリーグとプリンスリーグが融合し、スーパープリンスリーグとなった地域もあるが、関東は変更なく10チームによるリーグ戦が行なわれる。だが、関東も1巡のみの9試合で、昇降格はなし。この特別なレギュレーションをどう活用するのかが、今年のリーグ戦の注目ポイントでもあったが、前橋育英は狙いを持って開幕戦に挑んだ。 「昇格も降格もないので、選手権に向けていろいろ試せる」と山田耕介監督が語ったように、矢板中央をホーム・前橋育英高崎グラウンドに迎えた前橋育英は、いつもの4-4-2ではなく、3-4-2-1システムを採用。守備の要である大野篤生を中心に最終ラインを3枚にし、その前にプロ注目の櫻井辰徳と1年生の根津元輝の

【G1リーグ】※日程は変更あり第7節9月5日[神戸弘陵高G]大阪桐蔭高 - 神戸弘陵高※後半17分、雷で打ち切り、後日残り時間実施9月6日[東海大大阪仰星高G]東海大大阪仰星高 3-0 大阪産大附高[東]田中暖人(26分)、小池遥暉(55分)、大濱匠功(70分)[MOM]:小池遥暉(東海大仰星)[舞洲人工芝G]関西大北陽高 0-3 興國高[興]平田大貴2(30分、35分)、小川壱紗(37分)[MOM]:平田大貴(興國)9月8日[東山高総合G]東山高 1-0 京都橘高[東]北村圭司朗(40分+3)[MOM]:北村圭司朗(東山)9月21日[阪南大高見の里G]阪南大高(16:00)履正社高

[9.6 関東Rookie LeagueAリーグ第2節 流通経済大柏高 0-0 静岡学園高 時之栖うさぎ島G]関東・静岡の強豪校の1年生たちがリーグ戦を通して成長を目指す「2020 関東Rookie League」Aリーグは6日、第2節を行った。流通経済大柏高(千葉)と静岡学園高(静岡)との注目対決は0-0で引き分けている。ともに初戦をドローで終えての2試合目。優勝するために勝ち点3を目指したが、ドロー決着となった。静岡学園は前半、個人技とコンビネーションで局面を打開しながら前進。MF白井柚希やMF保竹駿斗が相手の前に潜り込み、MF望月空、左SB栗原耕平がテクニカルな崩しでゴールへ迫る。一方の流経大柏は、アンカーの位置に入ったMF堀川大夢が存在感。球際鋭く相手の攻撃を潰し、そこからの展開で攻守を牽引した。そして「1タッチとかで剥がして、その中で持てたらリズムも変わって違いも出せるかなと思う

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