「来年必ず戻ってきたい」優勝も悔し涙の山梨学院FW茂木秀人イファイン、一年後への誓い

山梨学院FW茂木秀人イファイン(2年)(写真協力『高校サッカー年鑑』) [1.11 選手権決勝 山梨学院高 2-2(PK4-2)青森山田高 埼玉] 優勝決定の歓喜の中、抑えられなかったのは悔し涙だった。山梨学院高の2年生FW茂木秀人イファインは延長前半7分のチャンス逸を悔やんだ。右サイドを突破したMF浦田拓実(3年)から絶妙なラストパスをフリーで受けたが、トラップからシュートを打ち切る前に相手DFに阻まれた。 「優勝して喜びたい気持ちはあるんですが、2-2の状況で、自分が決めていれば延長戦で勝てた。優勝の喜びよりも悔しい思いが強いです」。前線からの守備、強さと巧さ、裏抜けといった持ち味は示したが、今大会は無得点。ストライカーとしての進化を誓い、「シュートの精度を高めて、貪欲にゴールを狙い続けていきたい」と決意をにじませた。 今大会では茂木とFW笹沼航紀(3年)の同時投入策

山梨学院高
全国高校サッカー選手権
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高校時代の槙野・柏木の秘話も披露! 内田篤人氏が部活とユースの違いを解説「負けちゃってるのかな…」

「『あ、広島勝ってる』とか」 日本代表や鹿島、ドイツクラブで長年活躍した内田氏が自身の経験も踏まえ、部活とユースの違いを説明した。写真:滝川敏之 現在DAZNで自身の冠番組『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME』に出演中の元日本代表DF内田篤人氏。第13回目の放送では高校サッカーにおける、部活とユースチームの違いについて切り込んだ。 静岡県出身の内田氏は、地元の強豪・清水東高に進学。難敵揃いの静岡にあって選手権出場こそ縁はなかったものの、年代別代表にも選ばれるなど、めきめきと頭角を現わすと、2006年に高卒で鹿島アントラーズに入団し、07年からのリーグ3連覇などに大きく貢献している。 今年の選手権では応援リーダーも務めた内田氏は、部活とJクラブの下部組織であるユースとの一番の違いは、「土のグラウンドで、自分たちでボールやマーカーからグラウンド整備ま

内田篤人
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【選手権】来季も期待大の下級生ベストイレブン!青森山田、昌平、矢板中央、帝京長岡から各2名を選出

GKにはPK戦で無類の強さを見せた守護神をセレクト! 11年ぶり2度目となる山梨学院の優勝で幕を閉じた今年度の高校サッカー選手権。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、準々決勝までは学校関係者、以降は無観客での開催となったが、多くの関係者の尽力によって全日程を無事に終えることができた。そうした異例の大会で3年生たちの活躍も目立った一方、来年度のブレイクを狙う下級生たちも台頭。彼らが今後のどのような成長を遂げていくのか注目が集まる。そこで今回は大会で飛躍を遂げた者や結果を残した選手たちをピックアップ。さらなる成長が期待される逸材候補生を一挙に紹介する。 GK藤井陽登(矢板中央/2年)物怖じしない強心臓とここ一番でのシュートストップが光った。17本のシュートを放たれた東福岡との3回戦(0−0/3PK1)ではビッグセーブを連発。最終盤には至近距離で打たれた決定機を2本連続で止

高校サッカー選手権
青森山田
藤井陽登
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石川直宏氏が同名の大学生に注目「勝手に応援しています」

元FC東京の石川直宏氏がツイッター(@sgss18)を更新し、同名の大学生に注目した。同氏は青赤のユニフォームで戦うルヴァン杯を優勝したFC東京や、高校選手権で優勝した山梨学院高の「青赤旋風」を紹介する記事に着目。現在開催中の大学サッカー全国大会『# atarimaeni CUP』で準決勝に勝ち上がった順天堂大も、青赤ユニフォームの「青赤旋風」だとすると、「しかも同じ直宏、DF杉山直宏選手が」と紹介。「面識はないけど、勝手に応援しています」とエールを送った。順大のDF杉山直宏は、大津高出身の4年生。卒業後はロアッソ熊本への入団を内定させている。

石川直宏氏
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山梨学院が11年ぶり2度目の選手権制覇 PK戦にめっぽう強いGK熊倉が真価を発揮!

左からDF鈴木剛、GK熊倉匠(写真=オフィシャルサポート) 山梨学院高等学校(山梨)のキャプテンで、GKの熊倉匠(3年)がひときわ輝いた。 110分間の戦いを終えて、2対2。何度か好機をつかみながら決めきれず、引き分けに持ち込まれた感のある優勝候補筆頭の青森山田(青森)に対し、土俵際でもちこたえた山梨学院の表情は心なしか明るかった。 公式記録を参考にすれば、青森山田のシュート数は24本。山梨学院のそれは7本だった。トドメを刺しきれなかった――。青森山田の選手たちは、そんな心境のまま、延長後半の終了のホイッスルを聞いたであろうことは想像に難くない。 PK戦にもつれ込んだ瞬間、勝利への追い風が山梨学院に吹いたような気がする。 なぜなら、GK熊倉はPK戦にめっぽう強い。3回戦の藤枝明誠(静岡)と準決勝の帝京長岡(新潟)で、その真価をいかんなく発揮し、チームを勝利に導いた。こ

山梨学院高等学校
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“斬新なマンマーク”に困惑…青森山田キャプテン藤原優大が決勝の舞台で痛感した課題とは?【選手権】

「CBにマンマークがつくのはなかなか斬新」 同点ゴールを挙げて歓喜の雄叫びを挙げる藤原。一時は勝ち越しに成功するもPK戦の末に勝利まで一歩及ばなかった。写真:徳原隆元 [高校選手権 決勝]山梨学院2(4PK2)2青森山田/1月11日(月・祝)/埼玉 「昨年の準優勝から1年間やってきた中で、『また準優勝かよ』という気持ちが一番強い」 試合後のオンライン会見で、青森山田のDF藤原優大(3年)が発した言葉が強く印象に残った。 「優勝することだけを考えて1年間生活してきたので、悔しさはありますが、このチームでやってきたことに対し後悔はありません」とは口にするが、出てくる言葉はどれも悔しさを感じるものばかり。序盤はラインが下がり、コンパクトな布陣を保てなかったのがチームとしての反省点。個人としても、「藤原くんには全くボールを触らせないようにするのが今日のゲームプラン。10対1

第99回全国高校サッカー選手権
青森山田
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ファーストプレーで満点回答!「夢はプロに行くこと」東海大のジョーカーFW山田泰雅が値千金弾

[1.11 #atarimaeniCUP準々決勝 東海大 3-2 日本大]途中出場から数十秒後、東海大FW山田泰雅(3年=厚木北高)がファーストプレーで満点回答を出した。「身体の強さと、ドリブルで打開できるところ」というセールスポイントを持つストライカーは、自ら切り拓いた準決勝のチャンスでJクラブのスカウトにアピールする構えだ。東海大は2-1で迎えた後半12分、相手のミドルパスを中盤でカットし、左サイドをFW砂金大輝(4年=暁星国際高)が突破。ゴールライン際からのハイクロスに反応したのが、投入されたばかりの山田だった。戻りながらのファーストタッチは頭でトラップするような形となり、ボールは頭上に浮き上がったが、セカンドタッチで再びヘッド。これがネットを揺らし、リードを2点に広げた。「あそこに入れというのは練習の時から言われていて、ペナルティエリア内で点を取れる選手になれと言われていた。良いタ

atarimaeniCUP準々決勝
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2年連続準優勝で「勉強させられた」青森山田、100回大会でリベンジへ

[1.11 選手権決勝 山梨学院高2-2(PK4-2)青森山田高 埼玉]優勝候補本命と目されながら、重圧に打ち克って決勝まで進出した青森山田高(青森)。3度目の日本一を懸けた第99回全国高校サッカー選手権は、PK方式の末に涙をのんだ。青森山田にとって5回目の選手権決勝。奇しくも初めて選手権優勝に王手をかけた、2009年度の相手と同じ山梨学院高(山梨)戦となった。そのときと同じように前半の早い段階で山梨学院に先手をとられてしまったが、DF藤原優大(3年)とMF安斎颯馬(3年)のゴールで逆転。今大会のチームの顔となっていた決めるべき2選手が得点したことで青森山田のゲームになるかと思われたが、同点弾を許し、PK方式までもつれるとPK巧者の山梨学院に屈した。延長戦までの110分間で、シュートの数では24対7と大差がついたが、「決めるところで決めないとダメだし、チャンスの数で勝負するわけではない」と

選手権決勝
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選手権の大会優秀選手39人が決定!!11年ぶり優勝の山梨学院と準V・青森山田から各7人選出

山梨学院が青森山田を下し、11年ぶりの頂点に立った(写真協力『高校サッカー年鑑』) 全国高体連サッカー部技術委員会は11日、第99回全国高校サッカー選手権決勝終了後に同大会の優秀選手39人を発表した。 11年ぶり2回目の優勝を果たした山梨学院高(山梨)からはPK戦勝利の立役者となったGK熊倉匠主将(3年)のほか、DF一瀬大寿(3年)、FW野田武瑠(3年)ら7人が選出。2年連続準優勝の青森山田高(青森)からもDF藤原優大(3年、浦和内定)、MF安斎颯馬(3年)、MF松木玖生(2年)ら7人が選ばれた。 ▼GK韮澤廉(青森山田3年)藤井陽登(矢板中央2年)熊倉匠(山梨学院3年) ▼DF内田陽介(青森山田3年)タビナス・ポール・ビスマルク(青森山田3年)藤原優大(青森山田3年)新倉礼偉(矢板中央3年)小澤亮太(昌平3年)木内拓海(市立船橋3年)石田侑資(市立船橋3年)長田京兵(市

第99回全国高校サッカー選手権
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山梨学院が11年前の再現!再び決勝で青森山田破り、日本一!

山梨学院高が日本一に。(写真協力=高校サッカー年鑑) [1.11 選手権決勝 山梨学院高 2-2(PK4-2)青森山田高 埼玉] 山梨学院がPK戦制して日本一!第99回全国高校サッカー選手権決勝が11日に行われ、山梨学院高(山梨)と青森山田高(青森)が対戦。2-2で突入したPK戦の末、山梨学院が4-2で勝ち、11年ぶり2回目の優勝を飾った。 史上初めて無観客試合での決勝。09年度大会決勝と同カードの一戦は激闘となった。昌平高(埼玉)などの激戦ブロックを勝ち上がり、11年ぶりの決勝進出を果たした山梨学院は4-4-2システム。GKは準決勝のPK戦で2本ストップのGK熊倉匠主将(3年)、4バックは右SB鈴木剛(3年)、CB一瀬大寿(3年)、初戦以来の先発復帰となったCB板倉健太(3年)、左SB飯弘壱大(3年)。中盤は谷口航大(2年)とMF石川隼大(2年)のダブルボランチで右MF新井

山梨学院高
第99回高校サッカー選手権
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