[8.9 J2リーグ第10節 町田0-2千葉 Gスタ]黄色の2ラインが上下左右に美しく動く。ジェフユナイテッド千葉は最後までFC町田ゼルビアにゴールを許すことなく、2-0の完封勝利で5試合ぶりの白星を獲得した。前半から町田にチャンスらしいチャンスを作らせなかった。千葉も決定機を創出するのに苦労したものの、前半41分にMF田口泰士の直接FKが相手に当たってコースが変わると、GK秋元陽太の逆を突いて先制に成功。さらに2分後の同43分には、MF米倉恒貴の「当たりそこないだった」というシュートが、大きくバウンドして秋元の頭上を越え、ゴールマウスに収まって追加点が生まれた。ともにラッキーな形での得点だったかもしれない。しかし、その2点で余裕が生まれたのか、特に後半に入ってからの千葉の守備は集中していた。無理に前から行くのではなく、自陣深くにドン引きするのでもない。最終ラインと中盤の2ラインが上下左右
[8.8 J1第9節 横浜FM1-1柏 日産ス]横浜F・マリノスのルーキーFW松田詠太郎が後半15分、展開を変える“3枚替え”の一員として右ウイングのポジションで投入された。ユース出身の19歳にとってはこれがJ1デビュー戦。それでも「緊張より楽しもうと思ってプレーした」との言葉どおり、高校年代でも見せていた自らの武器をいかんなく発揮した。松田はトップチーム昇格1年目の今季、開幕前からJ3リーグのSC相模原に育成型期限付き移籍をしており、本来であれば武者修行の一年となるはずだった。ところが新型コロナウイルスによる過密日程を受け、横浜FMに負傷者が続出。さらにユースの先輩にあたるFW遠藤渓太の海外移籍も決まったことで、移籍期間満了を前倒ししての復帰となった。相模原では開幕から全7試合に出場し、第2節の藤枝戦ではドリブルからニアを抜くシュートでJリーグ初ゴールも記録。また「プロの環境に慣れさせて
[8.5 ルヴァン杯C組第2節 鳥栖0-1横浜FC 駅スタ]53歳5か月10日での最年長ゴールとはならなかった。横浜FCのFW三浦知良は今季初先発となった鳥栖戦の前半30分、右サイドを駆け上がったMF齋藤功佑からのクロスに反応。「来るんじゃないかと予感して入った」。巧みに合わせたヘディングシュートだったが、無情にもGKの正面を突いた。クロスボールがややマイナス方向に入ってしまったのも影響した。「戻る感じになってしまったので難しい形だったけど、ゴールまで持って行けたので、タイミングが良かったらゴールになっていたと思う」。自身最後の得点は2017年3月12日のJ2群馬戦。あと一歩にまで近づいていた3年ぶりのゴールは今後のシーズンへお預けとなった。それでも今季初出場で、ようやく2020シーズンのスタートを切った。「いまなお感染が広がっている世の中で、非常にまだまだ大変な時間を過ごしている人が多い
惜しまれながら引退した“ガラスの天才”がいる。比嘉厚平氏は柏レイソルU-12時代から飛び抜けた才能を見せ、同年代の選手たちに一目置かれる存在だった。DF酒井宏樹、FW工藤壮人、FW指宿洋史らを輩出した1990年生まれの柏アカデミー黄金世代で常にトップを走り、年代別の日本代表でも常連メンバー。順調にプロへの道を歩んでいたが、トップチーム昇格の前年となる2008年に行われたカタールU-19国際親善トーナメントの中国戦で左膝前十字靱帯損傷、左膝半月板損傷、右膝半月板損傷の大怪我を負い、全治7か月と診断された。これが自身のキャリアに大きな影響を及ぼすことになる。トップ昇格後の2シーズンは公式戦1試合の出場にとどまり、2011年に再起を懸けて当時JFLの秋田に期限付き移籍。リーグ戦30試合で7得点を記録し、12年にはレンタル移籍でモンテディオ山形に加入した。完全移籍となった翌13年から2年連続で2ゴ
Jリーグは4日、9月と10月に開催される試合の日程を発表した。 新型コロナウイルスの影響で例年にないスケジュールを余儀なくされているJリーグは、これまで段階的に試合日程を決定してきた。そして今回、9月と10月に予定されている各試合の開催日や対戦カード、キックオフ時刻、会場が発表された。J1は第14節~第25節、J2は第16節~第29節、J3は第13節~第24節にあたる。 このうちJ1では、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)に参加している横浜F・マリノス、FC東京、ヴィッセル神戸の3クラブがやや変則的な日程に。また、今後ACLの決勝トーナメントで勝ち進んだ場合の日程も用意されている。 各リーグの日程は、Jリーグ公式サイトにて発表されている。
同じチームでプレーした時の衝撃は今でも忘れられないようだ。モンテディオ山形のキャプテンDF山田拓巳が過去に1シーズンのみ在籍したFW大黒将志について「自分の中で1番」「今でもチームに欲しい」と明かしている。元日本代表の大黒は国内外の複数クラブを渡り歩き、2016年に京都からの期限付き移籍で山形に加入した。度重なる負傷や戦術変更の影響で出番は限られたが、J2リーグ戦26試合の出場でチームトップの9得点をマーク。動き出しの質や駆け引きのうまさは年齢を重ねるごとに円熟味を増し、ゴールを奪うことに特化したプレースタイルは山形時代も研ぎ澄まされ続けていた。36歳だった当時、山形で所属11クラブ目。どの国、どのチームでも貪欲にゴールを狙う姿勢は変わらない。加入後初得点は新天地デビューとなったJ2第2節の愛媛戦だった。開始7分に前線のスペースへ送られたパスに走り込むと、1タッチ目の深い切り返しでマークを
アビスパ福岡は3日、MF前寛之に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが確認されたと発表した。なお、同日に選手、チーム関係者45名を対象にPCR検査を実施しており、検査結果については、判明次第公表するとしている。前は2日に行われる予定だったJ2リーグ第9節大宮戦に向け、チームバス、飛行機にて大宮へ移動。しかし、新型コロナウイルス陽性の可能性が非常に高いとの連絡を受け、ドクター管理の下、チームバスとは別車両にて、受入れ先の神奈川県内の医療施設へ移送された。3日に神奈川県内の医療施設にてPCR検査を受け、17時30分頃に陽性判定が出たという。なお、大宮vs福岡は当日の試合開催前に濃厚接触者の特定ができないことが確認されたため、スタメン発表後に急遽中止となっている。前は現在は無症状だが、今後も医療施設にて経過観察となる見込み。直近2週間の行動履歴は、練習以外、自治体等から発せられる懸念先への行動
堅守やハードワークをチームカラーとするモンテディオ山形が超攻撃的なサッカーに目覚めたシーズンがある。奥野僚右元監督(現群馬)の就任2年目となった2013年だ。そのシーズンはヘッドコーチとして相馬直樹氏を招聘。山形は前年からトライし始めた攻撃的スタイルへの転換をさらに推し進め、開幕からゴールを重ねた。J2折り返し地点での総得点42は、G大阪や神戸をしのいでリーグトップ。シーズン途中にドイツ帰りのFW宇佐美貴史を獲得して優勝まで突っ走ったG大阪、自動昇格圏内の2位でフィニッシュした神戸に最後はゴール数で上回られたが、年間を通してリーグ3位の総得点74を記録した。これはクラブ歴代最多の数字。1試合平均1.76得点も過去最高だった。今月8日のホームゲームで一般販売される山形のJリーグ公式戦全ゴールを収録したDVD/ブルーレイ作品『JリーグオフィシャルBlu-ray/DVD モンテディオ山形 ALL
[8.2 J2リーグ第9節 千葉1-2群馬 フクアリ]嬉しいJ初ゴールは値千金の決勝点となった。ザスパクサツ群馬DF小島雅也は「狙い通りだった」と振り返った。97年11月9日生まれの22歳は、ベガルタ仙台の下部組織から16年にトップチームに昇格。18年に町田、19年に金沢でプレーし、今季から群馬に加わった。開幕から7節まではベンチスタートとなったものの、前節栃木戦で初先発を飾ると、続く千葉戦でもスターティングメンバ―に名を連ねた。前半35分に千葉に先制を許す展開となりながらも、同アディショナルタイムにFW大前元紀の得点で追い付くと、後半アディショナルタイムに小島が大仕事をやってのける。大前が蹴り出した右CKがファーサイドまで流れてくると、そこに誰よりも早く反応したのが小島。滑り込みながら左足で合わせたシュートはネットを揺らす。嬉しいJ初ゴールは劇的な決勝ゴールとなった。「練習からあそこを狙
[8.2 J2リーグ第9節 千葉1-2群馬 フクアリ]豪快な先制点を奪った。しかし、チームの勝利に結び付くことはなかった。ジェフユナイテッド千葉の2トップの一角に入ったFW山下敬大は前線で体を張って基準点となるだけでなく、守備でも奮闘。コンビを組むFW川又堅碁とともに群馬最終ラインにプレッシャーを掛けてパスコースを限定させ、味方のボール奪取を促した。そして、前半35分には試合を動かすゴールを叩き込む。DF安田理大が前線に送った浮き球のパスを川又が落とした流れから、ボールがこぼれてくると、走り込んだのが山下。「ここにこぼれるだろうという感覚でポジションを取れた」。相手2選手も反応していたが、いち早く触れた山下の右足から蹴り出されたボールは一直線にネットに突き刺さった。先制には成功した。しかし、前半アディショナルタイムにPKで同点に追い付かれると、後半アディショナルタイムには決勝点を奪われて1
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