「人間って人に言われた通りやっていると限界があるかもしれない」 2003年まで帝京高を指導した古沼氏。選手権では6回の王座を勝ち取った。写真:サッカーダイジェスト 今年もいよいよ高校サッカー選手権の季節が到来。『サッカーダイジェストWeb』では優勝監督として大会の歴史に名を刻んだふたりの名将、元帝京高サッカー部監督の古沼貞雄氏と元流通経済大柏高サッカー部監督の本田雄一郎氏による対談を企画した。高校サッカーの酸いも甘いも知り尽くした重鎮たちによる、エピソード満載のクロストークをご覧あれ。 ――◆――◆―― ――本田先生は以前から技術を重視し、とりわけワンタッチパスにこだわった指導を続けてこられましたね。 本田「いじる(キープ)のも大事ですけど、なにを目指すかというと、究極のワンタッチ。練習で、ワンタッチでパスしてごらんっていうと、サッカー経験者でも続けるのは難しい
[1.5 選手権準々決勝 堀越高 0-4青森山田高 駒沢]29年ぶり3度目の出場で初のベスト8進出。そして、準々決勝で2カテゴリー上のプレミアリーグに所属(20年度は限定のスーパープリンスリーグ東北所属)する青森山田高と真剣勝負する機会を得た。結果は前半の4失点によって0-4で敗戦。シュート数2-17の完敗だった。堀越高はチームの歴史を塗り替えたが、優勝候補筆頭・青森山田の前に進撃はストップ。MF日野翔太主将(3年)は「自分たちの今のこの準備では足りなかったかなと思います。寄せのところとかも今の自分たちの“基準”よりも全然高くて、完敗だったなと言うのがあります」と認めた。それでも、佐藤実監督は「高校サッカー界の中でもスーパーなチームと対戦することができて光栄」と感謝し、「これまでは多分、テレビでとか、メディアさんの情報ということでしか知らなかった世界なので、これを体感できたことからこの“基
[1.5 高校選手権準々決勝 矢板中央2-0富山一 駒沢]9日の準決勝で矢板中央高(栃木)GK藤井陽登(2年)は生まれ故郷・青森県の絶対王者に君臨する青森山田高に挑む。ベスト4で敗退した昨年度は決勝での対戦が叶わず、「来年は(対戦する)チャンスをつかめるようにしたい」「試合をした時には倒したい」と語っていた念願が実現。高橋健二監督も「うちのGKは青森出身なので、青森山田と対戦したいという本人の一つの目標がようやく実現する」と代弁した。中学時代、全国的には無名だった。青森県十和田市出身の藤井は地元の十和田中から、木村大地GKコーチ(青森山田高出身)の誘いを受けて矢板中央に進学。強豪校の守護神として進化を遂げ、キックやシュートストップの能力を開花させた。昨年度は選手権デビューを飾った大分高戦(2-2 PK6-5)でPK戦勝利の立役者になり、一躍注目を集めた。1年生GKにして大会優秀選手に選出さ
今日1月6日が誕生日の主なサッカー選手がこちら。 海外の場合、現地時間とずれがあるかもしれませんが、みなさんおめでとう! 日本DFマギーニョ(横浜FC、1992、ブラジル)*突破力を誇るサイドバック。時折見せるパワーシュートも武器。 海外FWアンディ・キャロル(ニューカッスル、1989、イングランド)*強靭なフィジカル、左足での強力なシュートが持ち味のFW。MFデニス・スアレス(セルタ、1994、スペイン)*柔らかく細かいタッチからドリブルやパスで攻撃を組み立てるMF。元選手FWダビド・ディ・ミケーレ(ウディネーゼほか、1976、イタリア)*イタリア代表経験があり、スピードとテクニックを兼ね揃え、運動量豊富なFW。MFミキッチ(元広島ほか、1980、クロアチア)*右サイドを絶え間なく切り裂いた元クロアチア代表MF。日本では広島、湘南でプレー。ほか八千草薫(女優、1931)中畑清(野球
昌平高を下した山梨学院高(山梨)がベスト4進出 [1.5 全国高校選手権準々決勝 山梨学院高1-0昌平高 フクアリ] 第99回全国高校サッカー選手権準々決勝が行われ、フクダ電子アリーナの第1試合では3年ぶり7回目の出場となる山梨学院高(山梨)と2年連続4回目の出場となる昌平高(埼玉)が対戦。前半7分に先制した山梨学院が1-0の完封勝利を収め、優勝した09年度以来、11年ぶりのベスト4進出を果たした。 9月20日に行われたプリンスリーグ第3節の対戦時には1-0で昌平が勝利。リベンジを狙いたい山梨学院が試合開始早々の前半7分に先制に成功する。左サイドからFW野田武瑠(3年)が蹴り出したFKをファーサイドのDF一瀬大寿(3年)が折り返すと、FW久保壮輝(3年)がヘディングで押し込んでスコアを1-0とした。 さらに前半11分には野田のスルーパスから前線に駆け上がったMF谷口航大(
スペイン『デイリースポーツ』によると、バルセロナはコーチングスタッフの2人から新型コロナ感染症の陽性反応が出たため、火曜日のトレーニングを延期した。 バルセロナのコマン監督が現地時間午後1時に予定していた記者会見もキャンセルされ、選手とコーチングスタッフ、スタッフが再びPCR検査を受けることになった。 バルサは月曜日、「月曜日に行われたPCR検査により、1チームの2人のメンバーの新チャンピオンが新型コロナ陽性反応を示した」 「クラブからスポーツや衛生に関する連絡があった。なお、チームは現地時間火曜日の午前中にスペインリーグ合意に基づき、さらなるPCR検査を受ける予定だ。このため、火曜日の午前11時に予定されていたトレーニングセッションは延期された。新しいトレーニングスケジュールとその後の記者会見は明日発表されるだろう」 バルセロナは水曜日にビルバオに向かい、サン・マメス・スタジアム
「てっぺんまで辿り着くまでにはいくつかの階段がある」ゼロから頂上まで上がっていく苦労とは? 対談を行なった元帝京高監督の古沼貞雄氏と元流経大柏高監督の本田裕一郎氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部) 今年もいよいよ高校サッカー選手権の季節が到来。99回目を数える伝統の大会を迎え、『サッカーダイジェストWeb』では優勝監督として大会の歴史に名を刻んだふたりの名将、元帝京高サッカー部監督の古沼貞雄氏と元流通経済大柏高サッカー部監督の本田裕一郎氏による対談を企画した。首都圏開催が始まった当初の選手権の雰囲気から、全国の強豪となるまでの苦労、指示に従わなかった教え子Jリーガーの話など、エピソード満載のクロストークとなった。 ――◆――◆―― ――高校サッカー選手権は今年度で99回目を迎えます(※インタビューは11月下旬に行なわれた)。やはり1974年の首都圏
17本のシュートを浴びるも無失点で凌ぐ 2試合連続でPK戦勝利を呼び込んだ藤井。写真:金子拓弥 [高校選手権3回戦]矢板中央0-0(3PK1)東福岡/1月3日(日)/等々力 衝撃の全国デビューから1年。今大会でも特大の存在感を放っているのが、矢板中央の2年生GK、藤井陽登だ。 1年生だった1年前の選手権では、初戦の大分戦でチームをPK戦勝利に導く活躍。5試合・4失点、2完封の活躍でベスト4進出の原動力のひとりとなり、大会の優秀選手にも選出された。 今大会のパフォーマンスも出色だ。初戦となった2回戦の徳島市立戦では、1点を奪われたものの、1-1で突入したPK戦で6人目をストップ。またしてもヒーローとなった。 迎えた3日の3回戦では、過去3度の優勝を誇る東福岡に序盤から猛攻を受け、計17本のシュートを浴びながらもゴールを死守。とりわけ、後半32分の至近距離か
[1.3 高校選手権3回戦 矢板中央0-0(PK3-1)東福岡 等々力]伝統の堅守で“赤い彗星”を退けた。攻撃力の高い東福岡に17本のシュートを浴びたが、矢板中央高(栃木)は統制された守備で無失点に抑えると、PK戦ではGK藤井陽登(2年)が2日連続の活躍ぶりを見せ、4年連続のベスト8進出を決めた。東福岡のサイド攻撃は驚異だったが、U-17日本代表のドリブラーMF青木俊輔(3年)に対峙した右SB坂本龍汰主将(3年)は縦へのスピードに対応しつつ、周囲と連動して守備。「個では勝てない部分があったので、サイドハーフやボランチをコントロールしながら組織で守った」。中央には強固な守備ブロックを構築し、ゴール前でCB新倉礼偉(3年)を中心に身体を投げ出してブロックすれば、シュートを打たれてもGK藤井が防ぎ切った。2日の徳島市立戦(1-1 PK6-5)は前半のうちに先制したものの、後半押し返されて失点し、
今日1月5日が誕生日の主なサッカー選手がこちら。 海外の場合、現地時間とずれがあるかもしれませんが、みなさんおめでとう! 日本MF中村太一(八戸、1993)*社会人キャリアを15年に青森でスタートし、18年に八戸に県内移籍したアタッカー。攻撃の中心を担う。FW吉平翼(藤枝、1998)*小柄だが、泥臭く献身的なプレーが持ち味のFW。MF窪田稜(金沢、2001)*成立学園高出身のサイドアタッカー。スピードが魅力で、高卒1年目から出番を掴んだ。海外FWニコラ・カリニッチ(ベローナ、1988、クロアチア)*ロシアW杯合宿から追放された過去を持つ長身FW。その後、チームは準優勝。MFカルレス・アレニャ(バルセロナ、1998、スペイン)*カンテラ出身の小さなMF。高い技術とポジショニングセンスを兼ね備える。元選手MFビニー・ジョーンズ(元チェルシーほか、1965、ウェールズ)*引退後俳優に転
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