市立船橋や流通経済大柏など高校年代最高峰リーグと言えるプレミアEASTに属する2チームをはじめ、数多くの強豪チームがひしめき合う激戦区・千葉。その中でも注目されている高校の1つ挙げられるのが日体大柏高校だ。2015年に柏レイソルとの「相互支援契約」を結び、その後、2019年のインターハイ千葉予選を制すなど、メキメキと頭角をあらわしているチームについて、根引謙介監督に話をうかがった。 ーーまずご経歴を簡単に教えていただけますでしょうか? 選手としては1996年に柏レイソルのトップチームに上がりまして、2006年まで柏レイソルで選手をしていました。途中の2004年から2005年は期限付き移籍でべガルタ仙台でプレーしていました。 コーチとしては柏レイソルで2007年から2009年がスクールコーチ、2010年から2011年がU-18コーチ、2012年がU-15コーチ、2013年から20
[4.11 プレミアリーグEAST第2節 横浜FCユース 2-2 FC東京U-18 小机]チーム屈指のムードメーカーが決めた意外な一撃に、FC東京U-18(東京)の選手たちも一様に笑顔が弾ける。「とりあえず悔いのないように蹴りました。僕は思い切りが持ち味なので。“空元気”というか、自分がキツくても声だけ出しておこうかみたいな、僕はそういう選手です。ミスター空元気です!」。自称、“ミスター空元気”。だが、なかなかどうして、DF中野創介(3年)のポジティブな雰囲気は、このグループにとって絶対に必要だ。FC東京U-18は追い込まれていた。プレミアEAST第2節。前半は横浜FCユース(神奈川)に一方的に攻められ続けて2失点。「ベンチの椅子に座って、一番最初にチュウさん(中村忠監督)から『ビビってんじゃねえ』って言われました。でも、チームというかディフェンスラインがちょっと臆病になっていた所はあった
[4.11 関東大会東京都予選1回戦 堀越高 0-0(PK0-3)東海大菅生高]手塚弘利総監督や小森伸一監督が「最近調子が良かった。MVPですよ」と認める活躍。東海大菅生高の180cmGK加藤海斗(3年=東海大菅生中出身)が、全国高校選手権8強の堀越高撃破の立て役者となった。「中学の時から得意」というPK戦では、1人目から圧巻の3連続セーブ。キッカーの動きを見て駆け引きし、狙い通りのシュートストップを見せた。延長戦を含む100分間を含めて堀越にゴールを許さず。守護神の役割を全うした。本来はキックを得意とするGKだというが、本人もシュートストップなどの調子の良さを自覚。1年時から経験を重ねているCB竹村吉裕主将(3年)が怪我から復帰し、より安定感を増したDF陣のサポートも受けながら好守を続けている。堅守を特長とするチームの要は、堀越を封じての勝利にも満足はしていない。「自分たちは堀越に勝つだ
[4.10 プレミアリーグEAST第2節 柏U-18 2-3 横浜FMユース 日立柏人工芝]「なんか酒井さんが練習の前のミーティングで『重大発表がある』みたいに言って、みんなで集合した時にそこで初めて知りました。『頑張って』って、みんな笑ってましたけど(笑)」。柏レイソルU-18のDF足立凱(2年)にとって、人生で初めての“代表招集”は、こうして唐突に知らされた。プレミアリーグの開幕戦となった、先週の横浜FCユース戦でもスタメン出場。「初めてのプレミアだったので、横浜FC戦は緊張したんですけど、意外と自分が思ったよりも結構良いプレーができたので、今日はそこまで緊張せず、自信を持ってできました」と口にした第2節は、右ウイングバックの位置で攻守に落ち着いたプレーを繰り返す。「前半はあまり自分の方にボールが来なくて、特に何もできなかったんですけど、後半は自分の方に来ることが多かったので、みんなと
[4.10 プリンスリーグ関東第2節 昌平高 2-0 東京Vユース 昌平高G]東京Vユース(東京)との強豪対決を制した初戦。昌平高(埼玉)の藤島崇之監督はMF井野文太(3年= FC LAVIDA出身)とMF平原隆暉(3年= FC LAVIDA出身)のダブルボランチの働きを賞賛し、注目守護神のGK西村遥己(3年)も「今日はボランチがだいぶ仕事してくれましたね。ボランチ2人が頑張ってくれたと思います」と頷いていた。昌平は前半半ば以降、相手の技巧を封じるために負荷のかかる形でプレッシングを敢行。ダブルボランチはサイドのスペースを埋める役割も求められる中、2人はボールへの鋭さと回収力、そして攻撃面での精度によって昌平に主導権をもたらした。昨年からレギュラーの平原は期待通りの活躍。また、今年から先発を務める井野の奮闘が印象的だった。技巧派のイメージが強かった井野だが、藤島監督は「元々守るところのセン
昇格1年目だった20年関西学生サッカーリーグ1部で3位に入り、創部初の全国大会「#atarimaeni CUP」(1月)でも8強入りした甲南大が、21年度の入部予定選手を追加発表した(協力=関西学生サッカー連盟、甲南大、College Soccer Central)。全国高校選手権16強・丸岡高(福井)のFW河上英瑞はスピードと力強さを備えた長身ストライカー。大阪屈指のGK板敷洸大と長身ボランチのMF緒方章吾(ともに大阪桐蔭高)が加わるほか、徳島市立高(徳島)をボランチの位置で支えたMF小林直人、プレミアリーグ関東優勝チーム・横浜FCユース(神奈川)の181cmDF梶本恭平も甲南大へ進学する。兵庫県外の強豪校からは、MF宮内大和(近大附高)とMF萩原大稀(就実高)といった実力派やスピードと左足武器のDF八田翔馬(広島観音高)、スーパープリンスリーグ関西出場のDF徳丸夏輝(大阪桐蔭高)、DF
今日4月10日が誕生日の主なサッカー選手がこちら。 海外の場合、現地時間とずれがあるかもしれませんが、みなさんおめでとう 日本DF秋葉信秀(YS横浜、1985)*静岡産業大卒業後に草津(現群馬)や千葉リザーブ、VONDS市原でプレーし、今季YS横浜に加入した。GK六反勇治(横浜FC、1987)*ハイボール処理と冷静な判断力に秀でたGK。GKマテウス(東京V、1993、ブラジル)*名門コリンチャンスアカデミー出身のGK。DF毛利駿也(湘南、1995)*順天堂大出身のDF。『100万ドルの笑顔』をプロの舞台でも魅せる。MF宮崎純真(甲府、2000)*山梨学院高出身のアタッカー。18年の高校総体で大ブレイクを果たした。FW宮原愛輝(熊本、2002)*大津高出身のFW。地元・熊本県でプロのキャリアをスタートさせた。海外MFサディオ・マネ(リバプール、1992、セネガル)*抜群のスピードを生かし
学校の部活動でも花形の一つである「サッカー部」。今回は令和2年度版の高体連の資料をもとに、サッカー部員の数が多い都道府県を調べてみました。 もちろん人口規模の大きい都道府県ほど上位にくる傾向にあり、サッカーの場合はJクラブのユースに所属する選手もいるため、これが高校年代のサッカー人口とイコールというわけではありません。しかし、サッカーが盛んである都道府県の目安の一つにはなるはずです。 (出典元:公益財団法人 全国高等学校体育連盟「令和2年度加盟登録状況」) ●第3位:大阪府第3位は大阪府。男女サッカー部員の合計は9832人です。全国高校サッカー選手権大会では、高校野球と同じく東京がA・Bの2ブロックに分かれているのに対し、大阪、神奈川、埼玉などは一校が選ばれるのみ。そのため屈指の激戦区となっています。 ●第2位:埼玉県第2位は埼玉県。高校サッカー部員の合計は1万900人です
立命館大のFW明比友宏 特筆したスピードがあるわけでなければ、他を凌駕する身体的特徴を持った選手ではない。だが、ボックス内での判断がよくタイミングよくゴール前に顔を出し、点が獲れる。その得点力は高3の時にプレミアリーグWESTで得点王になったことでも証明済み。立命館大のFW明比友宏(4年=広島ユース)は天性のストライカーと言える選手だ。 天性のストライカーであるのと同時に天性のキャプテンでもある。高校時代に続き、今年は大学でもキャプテンを務めており、米田隆監督が「なるべくして、なった人だと思う。色んなことを考えていると思うけど策に溺れず、人間味で行けば良い」と太鼓判を押すほどのメンタリティーを持っている。 本人も自身の特徴は理解しており、こう話す。「自分自身がピッチ内でもピッチ外でも、このチームを引っ張れる自信がありました。1年生から試合に出させてもらっているし、ムードメーカ
今年1月の全国高校サッカー選手権で準優勝に輝いた青森山田高校サッカー部が、王座奪還を目指し新年度のスタートを切った。高校年代日本一を決める高円宮杯プレミアリーグの開幕戦(4日)では、敵地での浦和ユース戦を4-0で圧勝し、選手権とプレミアリーグに全国高校総体を加えたチーム初の「3冠」を期待する声も。昨季は全国タイトルを獲得できなかった。新主将のMF松木玖生は「目の前の一戦一戦に集中するだけ。結果はおのずとついてくる」と静かな闘志を燃やす。 今季の青森山田は、U-18日本代表の松木や日本高校選抜MF宇野禅斗をはじめ、選手権決勝の舞台に立ったFW名須川真光、MF藤森颯太、DF三輪椋平ら各ポジションにタレントがそろう。 松木は選手権後、フランス1部の強豪リヨンの練習に参加。「プレーの強度、当たりの強さ、スピードが違った」と刺激を受けた。プレミアの開幕戦では豪快なミドルシュートを決めたが、
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