「一瞬一瞬を大事にしてほしい」選手権応援リーダーに東京五輪を戦った4選手が史上初の同時起用!

左から林、前田、旗手、上田(C)NTV 「高校サッカーを経験してなかったらプロサッカー選手には絶対なれてない」 10月7日、第100回全国高校サッカー選手権大会の応援リーダーに今夏の東京五輪を戦った、林大地、前田大然、旗手怜央、上田綺世の4選手が就任したことが大会当局から発表された。複数人が同時起用されるのは史上初となる。 東京五輪で5試合に先発出場し、ベルギーのシント=トロイデンへ渡った林は、大阪の履正社で第92、93回大会と選手権に2度出場し3得点を記録。J1首位の川崎で欠かせない選手へと成長した旗手は、静岡学園で93回大会に出場し、2ゴールをマーク。4選手のなかで最年少、23歳の上田は、茨城の鹿島学園で3年時に出場した95回大会で2得点を挙げた。17得点でJ1リーグの得点ランキングトップを走る前田は選手権の本大会出場は叶わなかったものの、4選手ともに“高校サッカー”を

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数多の日本代表戦士を育てた80歳・名伯楽は、なぜ母校の浦和高校に舞い戻ったのか

「一番大切なことは、学ぶために最適な環境を提供することです」 「私が在学していた当時、イチョウの木はいまとは反対側に植えてあり、シュート板は現在の部室の前に設置されていたんですよ」 埼玉県立浦和高校サッカー部OBで、筑波大学名誉教授の松本光弘さんは、母校のグラウンドを見渡しながら、懐かしそうに往時の風景を説明した。 同校サッカー部の歴史は輝かしい。学制改革で浦和中学から浦和高校となり、名称が全国高校蹴球選手権に変わった1948年度の第27回大会に埼玉県勢として初出場。第30回大会で初優勝を遂げ、第33、34回大会では連覇を達成した。2年生の松本さんは第37回大会にサイドバックで出場したが、初戦の2回戦で島原商(長崎)に1-2で屈した。 犬飼基昭・元日本サッカー協会会長、村井満・現Jリーグチェアマンは著名なOBだが、ほかにもサッカー界に貢献した卒業生は大勢いる。柴田宗

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Jクラブも注目する興國高CBのポテンシャル。C大阪U-18でFWを務めていた18歳はなぜ新たな挑戦を選んだのか?

J下部組織から入部しても興國でのレギュラー獲得は容易ではない 何が起こるか分からない。去年まではFWだった。高卒でプロの世界に進む可能性など未知数だった。しかし、環境が変われば、評価も変わる。C大阪U-18から興國に移籍した18歳がCBに転向し、Jクラブから注目を集めるまでに成長を遂げた。 フィジカルの強さとスピードを併せ持ち、対人プレーにも強く、183cmの高さを生かした守りにも定評がある。そして、興國らしい正確なビルドアップも持ち味で、左足に加えて右足でのプレーも苦にしない。CBとして新境地を開拓した坂本稀吏也が日増しに存在感を高めている。 昨季までC大阪U-18でプレーしていた坂本が興國にやってきたのは今年の春。「頭を使う興國のサッカーに取り組み、自分の経験を高めてもっと上手くなりたい」と、覚悟を決めてC大阪を飛び出し、さらなる成長を目指して新たなチャレンジをスタートさせ

高校サッカー
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レブロン・ジェームズの決定力に憧れて。帝京長岡FW渡辺裕人は最前線で明らかな異彩を放つ

[9.26 高円宮杯プリンスリーグ北信越第7節 帝京長岡高 0-0 星稜高 長岡ニュータウン運動公園] この技巧派集団の中では、明らかに異質な存在であることは疑いようがない。だからこそ、その特徴が十全に生かされれば、一気に爆発的な化学反応が起きるはずだ。 「もう自分がやることは点を獲ることですね。今までは全然点を獲れていないですし、自分が出ているということは出られない人もいるので、そういう仲間たちのために、自分が点を獲って、チームを勝たせないといけないと思います」。自分がやることは、点を獲ること。帝京長岡高(新潟)の秘密兵器にして、ゴリゴリのストライカー。FW渡辺裕人(3年=FC多摩ジュニアユース出身)が覚醒する日を、チームのみんなが待ち望んでいる。 「勝てる試合でしたね。自分の責任です。自分がチャンスを決めていれば、普通に勝てた試合だったと思います」。いきなり自責の念が口を衝

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新潟の一サッカー少年が故郷を離れて単身佐賀へ赴いた理由と、Jリーガーとして帰郷を選択するまでの紆余曲折

「小学校時代から県外に出たかった」という少年のもとには関東の強豪校やJクラブからも誘いが… 写真:安藤隆人 9月26日、佐賀東の3年生MF吉田陣平の来季からのアルビレックス新潟加入内定が発表された。吉田はボランチ、サイドハーフ、トップ下と中盤ならどこでもこなせるユーティリティープレーヤーで、特徴はなんと言ってもボールを取られないドリブルの精度とパスの判断力の高さにある。 新潟で生まれ育った彼は小学校時代からドリブルを得意とし、繊細なボールタッチと前への推進力を駆使して、アタッカーとして活躍をした。中学に進むとパス中心のサッカーの中でボールを持つことから離すタイミングやパスの質を磨き上げ、高校ではこの2つを融合させて個で打開できて、かつパスでも崩せる選手に成長を遂げた。 この成長過程は周りの指導者の影響も大きいが、何より彼自身が成長に対して貪欲だったことが大きかった。小学

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都立小松川・田代明彦監督「2次予選進出は選手たちにとって自信になる。挑戦者の気持ちを持って戦いたい」

第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝、安田学園対都立小松川の一戦が9月26日に行われた。試合は2-1で都立小松川が安田学園を下した。同点に追い付かれながらもすぐに突き放して勝利、2次予選進出を決めた都立小松川・田代明彦監督にゲーム後、話をうかがった。 ーーまずは試合を振り返っていただけますでしょうか? 思ったよりも安田学園さんが前がかりで来たので、それに苦しんでしまったというところはありました。普段通りがなかなかできなかったと思います。そんな中でも勝てて良かったと思っています。 ーー先制点を奪いながらも前半終了間際に追いつかれてしまいましたが失点の場面はいかがだったでしょうか? 失点のシーンは味方同士で見合ってしまいましたし、ラインも並んでしまっていましたし、カバーリングもなくてGKと1対1のフリーの場面を作ってしまいゴールを奪われてしまいました。

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2022年高校年代のサッカープレーヤー内定者一覧 9/26更新

【高体連】 ▽帝京長岡DF松村晟怜(→湘南ベルマーレ) ▽帝京大可児MF鈴木淳之介(→湘南ベルマーレ) ▽大成GKバーンズ・アントン(→町田ゼルビア)▽日体大柏DF土屋巧(→柏レイソル) ▽興國MF荒川永遠(→モンテディオ山形)FW永長鷹虎(→川崎フロンターレ) ▽京都橘FW木原励(→浦和レッズ) ▽阪南大高FW鈴木章斗 (→湘南ベルマーレ) ▽相生学院FW福井悠人(→カマタマーレ讃岐) ▽佐賀東MF吉田陣平(→アルビレックス新潟) 【Jクラブユース】 ▽鹿島アントラーズユースDF溝口修平(→鹿島アントラーズ) ▽浦和レッドダイヤモンズユースDF工藤孝太(→浦和レッズ) ▽ジェフユナイテッド千葉U-18FW佐久間太一(→ジェフユナイテッド市原・千葉)FW齋藤来飛(→ジェフユナイテッド市原・千葉) ▽FC東京U-18MF安田虎士朗(→FC東京)MF梶浦勇輝(→FC東京)FW野澤零

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都立狛江・長山拓郎監督「まずは1試合でも多く。うまく噛み合えば戦えるチームだと思っているので期待している」

第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝、都立狛江対学習院の一戦が9月20日に行われた。試合は9-2で都立狛江が勝利。圧巻のゴールラッシュで2次予選進出を決めた都立狛江高校サッカー部・長山拓郎監督にゲーム後、話をうかがった。 ーーゴールラッシュでしたが試合を振り返っていただけますでしょうか? そうですね、点を取る練習はしてきたということと、相手があまり前から来ないということも想定していましたので、うまく連携して点を取るというところでは前半はかなりやりたいことができたのかなという感じです。シュートもいい形で決まったので。勢いはあったと思います。 ーー攻撃ではフリーな選手を瞬時に見つけてボールを動かしていた印象ですが、ゲームプランもそういった形を想定していたのでしょうか? 力関係で言うと、若干ウチのチームの方が上かなというイメージはしていましたので、ボール

長山拓郎監督
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駒込・宮坂拓弥監督「試合に出られない選手たちの想いも背負ってひとつひとつ上を目指して戦う」

第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝、法政大高対駒込の一戦が9月20日に行われた。試合は2-1で駒込が逆転勝ち。激戦を制し2次予選進出を決めた駒込高校サッカー部・宮坂拓弥監督に余韻冷めやらぬゲーム後、話をうかがった。 ーー激しいゲームとなりましたが試合を振り返っていただけますでしょうか? やはりブロック決勝戦なので、「この一戦に勝てば上に抜けられる」というお互いの気持ちが出ゲームだったかなと思います。試合に出られなくなってしまった選手もいたので、その選手たちに勝ちを届けるということでチームが一丸となって、気持ちもまとまって戦えたことが勝利の要因だったと思っています。 ーー法政大高は高さもあって、サイドに速い選手もいるなど、厳しい戦いが予想されましたが?? もちろんブロック決勝戦なので、自分たちの時間帯と相手の時間帯が入り乱れるであろうということで、

宮坂拓弥監督
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都リーグから3年生FWがJ入り内定!山梨学院大の強化を専修大4連覇時の“実質監督”が進める

新型コロナウイルス蔓延が今夏の大学サッカー界にも大きな影響を及ぼしている。総理大臣杯が2年ぶりに開催されたが、福岡大が部員に感染者が出た影響で出場を辞退。繰り上がり出場となった流通経済大も辞退を強いられるなど、大会が始まっても混乱が続いた。 そんな中で話題を集めたのが、実質3部リーグ、東京都1部リーグに所属する山梨学院大の快進撃だった。まずは総理大臣杯の関東地区予選となるアミノバイタルカップに出場すると、1回戦で関東1部の桐蔭横浜大を3-2で撃破。続く2回戦では昨冬の特例全国大会アタリマエニカップを優勝した東海大をPK戦の末に破ると、3回戦で日本大に勝利し、本戦出場権を獲得。 そして初出場となった総理大臣杯では1回戦で全国大会の常連校・びわこ成蹊スポーツ大(関西4)を破ると、続く2回戦の福山大(中国2)戦には5-1で大勝。3回戦ではアミノバイタルカップを優勝した産業能率大に3-2で

山梨学院大
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