有村監督が厳しく接するのは親心と期待の表れ 神村学園の新1年生・名和田は、サニックス杯で高校生に混じってプレー。強烈なインパクトを残した一方、課題も露呈した。写真:松尾祐希 やられたままでは終わらない――。名和田我空、15歳。入学前の新1年生とは思えないパフォーマンスで強烈なインパクトを残した。 昨年、神村学園中ではエースナンバーの14番を背負い、夏の全国中学校サッカー大会ではチーム初の日本一に貢献。自身も得点王に輝いた。またU-15日本代表候補でも活躍。MF大迫塁(新3年/セレッソ大阪加入内定)、FW福田師王(新3年)といった先輩たちと同様に、入学前から大きな期待がかかる逸材だ。 足もとの技術、サッカーセンス、得点感覚、ドリブル、パスなど、どれをとっても世代屈指のレベル。そして最大の武器は、適応能力の高さだ。 ただ線が細く、高校生の中に混じってのプレーは、新1年生
柏レイソルU-18からプロ入りを目指すFW関冨貫太 [3.19 サニックス杯予選リーグ 柏U-18 4-0 米子北高 グローバルアリーナ] 19日に行われたサニックス杯ユースサッカー大会2022の3日目で、目を惹いたのは柏レイソルU-18の右ウイングを務めたレフティーのFW{{関冨貫太(1年)。予選リーグの第4節・米子北高(鳥取)戦では技術とスピードを活かしたドリブルで相手DFを翻弄しつつ、右サイドを駆け上がるDF{{根引翔大(1年)の攻撃参加を巧みに引き出した。 スタメンで出た3トップのうち1人だけゴールが奪えなかったが、彼を起点とした攻撃も多く、大勝の立役者となった関冨は、異色の経歴の持ち主だ。柏レイソルと日体大柏は2015年にアカデミー選手育成の相互支援契約を締結。柏U-18の全選手が同校に在籍して教育支援を受ける一方、日体大柏をレイソルアカデミーの一つとして扱い、週に
矢板中央高を今春卒業し、スペインに渡った藤野和哉。ユース年代のトップリーグに所属するチームで奮闘を続ける。写真:(左) db-sports.com/(右)田中研治 日本に別れを告げて早1か月半。昨冬の高校サッカー選手権で矢板中央の得点源として活躍した背番号9が異国の地で新たな挑戦をスタートさせた。 藤野和哉、18歳。中学校時代から憧れていたスペインでのプレーを選択し、ユース年代のトップリーグにあたる“ディビシオン・デ・オノール・フベニル”に籍を置くCDバスケス・クルトゥラルで2月からプレーしている。中井卓大が所属するレアル・マドリーのフベニールA(U-19チーム)も同じリーグのライバルだ。 スペインのトップチームを持たないクラブとの契約は半年間。限られた時間の中で結果を残せなければ、道を開くことは叶わない。厳しい環境に身を置いた男は、どのような想いでスペインでの挑戦を続けてい
[3.17 サニックス杯予選リーグ 青森山田高 0-2 広島ユース グローバルアリーナ] サニックス杯ユースサッカー大会2022が17日、福岡県宗像市のグローバルアリーナで開幕。予選リーグ第1節と第2節を無観客で行った。昨年度、インターハイと選手権、プレミアEASTの3冠を達成した青森山田高(青森)とプレミアWEST王者・サンフレッチェ広島ユース(広島)との一戦は、FW笠木優寿(2年)とMF滝口晴斗(2年)のゴールで広島ユースが2-0で勝利した。 昨年度の大会でも青森山田と良い試合をしながら、PK戦で敗戦。プレミアリーグの東西王者として、昨年12月に再戦した際に引き分けに終わった影響もあるだろう。最後まで声を出し、身体を張る姿からはフェスティバルの一戦とは思えないほど広島ユースの選手たちは熱を帯びていた。その熱力は高田哲也監督が、「青森山田とか大津と対戦すると放っておいてもアドレナ
昨年は2年生主体のチームだった東山。今年は「チームとして日本一を掲げています」 東山にとって青森山田は因縁の相手である。チームを率いる福重良一監督と青森山田・黒田剛監督が大阪体育大時代の同級生という縁もあるが、昨年、和倉ユース、インターハイ準々決勝、選手権準々決勝で3度対戦したことで、よりその縁は深くなった。 結果は東山の3連敗。だが、インターハイでは2-5の敗戦を喫したが、昨年1年間で青森山田から複数得点を奪ったのは、この東山だけだった。選手権でも先制点を奪いながら、その後に逆転を許し1-2で敗戦。しかし、三冠王者を最後の最後まで苦しめた。 選手権の激闘から2か月後の3月12日、静岡県で行なわれた時之栖チャレンジで東山は、新チームとなって初陣となる青森山田戦に臨んだ。 昨年は2年生主体のチームだった東山は、日本高校選抜の一員としてデンソーカップチャレンジに出場して
日本高校選抜のエース、福田師王はノーゴールに。チームは8位に終わる 日本高校選抜で10番を背負った福田。随所に能力の高さを発揮したが、得点には届かなかった。写真:安藤隆人 納得のいくプレーは出来なかった。日本高校選抜の10番を背負う神村学園のFW福田師王は、2年連続の出場となるデンソーカップチャレンジサッカーでノーゴール、チームも8チーム中8位という結果に終わった。 もちろん、この結果は福田だけの責任ではないし、相手は全て年上の大学生たちで、言ってみれば格上の相手でもある。 4月から大学生になる選手を中心に結成した日本高校選抜においても、福田は4月から高3と若い。フィジカル的にもスピード的にも相手優位の中で守勢に回ることが多く、最前線にポジションを張る福田のもとにボールが供給されることは少なかった。福田が上手く相手のマークを外して絶妙な動き出しを見せても、相手の中盤のプ
日本サッカー協会(JFA)は14日、『第4回 J-VILLAGE CUP U18』に臨むU-17日本高校選抜のメンバー20人を発表した。 同選抜は、17日から福島県のJヴィレッジでトレーニングキャンプを行い、翌18日の午後からJヴィレッジ杯に参戦。同日に大宮アルディージャU18、19日に清水エスパルスユース、20日にU-17日本代表と対戦し、最終日の21日に順位決定戦を戦う。 メンバーは以下のとおり ■スタッフ団長:滝本寛(南葛飾高)総務:池田一義(川口北高)監督:蒲原晶昭(佐賀東高)コーチ:中村真吾(米子北高)GKコーチ:佐々木篤史(作陽高) ■選手 ▼GK佐藤安悟(帝京長岡高=2年)藤澤芭琉(徳島市立高=2年) ▼DF鈴木大翔(尚志高=2年)津久井佳祐(昌平高=2年)萩原聖也(流通経済大柏高=2年)都築駿太(流通経済大柏高=2年)豊田怜央(桐光学園高=2年)新谷陸斗
関東1部リーグの名門・法政大に進学 日本高校選抜の3トップを統率した薬師田。写真:安藤隆人 東海選抜との初戦を0-3と落とした日本高校選抜は、第2戦の強豪・関東選抜Bを相手に初戦とは見違えるようなサッカーを展開した。この試合で日本高校選抜はこれまでの4-4-2ではなく、3-4-2-1システムを採用。この布陣がガッチリとハマり、立ち上がりから一進一退の攻防を展開。31分にセットプレーから先制を許すが、44分に左からのクロスをFW松永颯汰が押し込んで同点に追いつくと、後半も対等に渡り合って1-1のドロー決着に終わった。 この好ゲームの主役となったのが日本高校選抜の3バックの中央に君臨した薬師田澪だ。本職はボランチだが、183cmの高さを誇り、守備センスや戦術理解度が高く、CBとしての能力は十分に兼ね備えている。だが、それを差し引いても急造3バックの中央で、格上の相手にも全く臆す
3月9日、「第36回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会」の本大会が開催され、東海選抜対日本高校選抜の一戦が行われた。試合は東海選抜が3-0で日本高校選抜を下した。 この日のゲームで日本高校選抜の指揮を執った尚志の仲村浩二監督は試合後「勝点3が欲しかったが、初戦の入り方など含め難しかった。(6日に行われた)ヤングサッカーフェスティバルが午後のキックオフだったので、今日の朝9時30分からのゲームに入りきれなかった部分があった」とコメント。 序盤は守備が頑張っていたが「途中から空中での“圧”に(押された)。シンプルなクリアができなかった」と大学生のプレッシャーの強さに押されたことを明かし、攻撃面でもなかなか流れが掴めなかったことについては「前半は相手の縦に速いサッカーに対して自分たちも付き合ってしまった。リズムが取れるまでは失点したくないということも踏まえて、上手くつなげなかった」
ジェフユナイテッド千葉U-18DF南波将人は左足に自信あり たった1回のプレーで、見る者を魅了してしまう選手がいる。そのケースは千差万別ではあるが、刹那に見えた輝きが継続的に発揮され始めた時、気付けばもう戦うステージを駆け上がっていることは往々にして起こることだ。 「自分はメンタルがあまりないのが欠点で……。でも、少しずつ試合に出ていくにつれて、自信が出てきた感じはあります」。 今はまだ間違いなく蕾の段階。ただ、ジェフユナイテッド千葉U-18(千葉)の左サイドで経験を重ねつつあるDF南波将人(2年=三郷ジュニアユースFC出身)の自信と能力が最大限にマッチすれば、輝き続ける選手になる可能性は決して低くない。 2022プーマカップ群馬2日目。前橋育英高(群馬)との大会ラストマッチ。ベンチスタートだった28番は、左ウイングの位置で後半からピッチへ登場すると、「もともとサイドバッ
- 1 ブレントフォード VS アーセナル 予想、対戦成績、最新情報2024/1/2
- 2 リーズ・ユナイテッド VS ブラックバーン 予想、対戦成績、最新情報2024/1/2
- 3 インテル・ミラノ VS アタランタ BC 予想、対戦成績、最新情報2024/1/3
- 4 バーンリーFC VS ストーク・シティ 予想、対戦成績、最新情報2024/1/2
- 5 ブライトン&ホーヴ・アルビオン VS アーセナル 予想、対戦成績、最新情報2024/1/5
- 6 トッテナム・ホットスパーFC VS ニューカッスル・ユナイテッド 予想、対戦成績、最新情報2024/1/4
- 7 サンダーランド VS シェフィールド・ユナイテッドFC 予想、対戦成績、最新情報2024/1/2
- 8 OGCニース VS スタッド・レンヌ 予想、対戦成績、最新情報2024/1/4
- 9 クリスタル・パレス VS チェルシー 予想、対戦成績、最新情報2024/1/5
- 10 グラナダCF VS ヘタフェCF 予想、対戦成績、最新情報2024/1/4