[写真]=野口岳彦 今年度の選手権は“怪物ルーキー”の活躍抜きには語れない。松木玖生。一躍その名を全国に轟かせた正真正銘の大物だ。1年生で青森山田の“7番”を背負い、スタメンとしてピッチに立つ――、これだけでも十二分にポテンシャルの高さを表しているが、この男はそれだけにとどまらなかった。 初の選手権で大会の“顏”に [写真]=小林渓太 青森山田中学から進学すると、実力を買われレギュラーに抜擢された。“チーム力”をテーマに掲げたチームの中核を担うと、青森山田はユース世代最高峰の舞台、高円宮杯プレミアリーグEASTを制覇。そして、名古屋グランパスU-18と対戦したチャンピオンシップでは、2-2で迎えた後半、松木が得意の左足でゴールを奪うとこれが決勝点に。同世代の強豪を次々と撃破し、「日本一」の称号を勝ち取った。 迎えた自身初の選手権。初戦となった米子北(鳥取)戦でチーム初得点を
第98回全国高校サッカー選手権大会・決勝戦で青森山田(青森)に逆転勝利し、劇的な優勝を飾った静岡学園(静岡)を、あの国民的女優姉妹が祝福した。 その姉妹とは広瀬アリスと広瀬すず。2人はそれぞれ、姉のアリスが2010年の第89回大会、妹のすずが2014年の93回大会で大会公式応援マネージャーを務め、現在も高校サッカーに強い思い入れがある様子。さらに、2人は静岡県の出身ということもあり、静岡学園の優勝には喜びもひとしおだったようだ。 優勝決定直後に妹・すずがTwitterを更新し、「静学ー!!!おめでとうー!!!」と感情を爆発させ、「叫びまくってたからちょっと喉痛めた」と明かすと、姉・アリスも続けてツイートし「おめでとうございます!!!観に行きたかったなー!!!高校サッカーの応援マネージャーをやって以降毎年観て泣いています」とコメント。踊りながら喜ぶ写真も添付し、感慨の大きさを表現した
青森山田の主将、武田英寿は涙の準V(写真協力=高校サッカー年鑑) [1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉] 「これまでのサッカー人生で一番悔しい負け」。2-0からひっくり返されて優勝を逃したファイナルに、青森山田高(青森)のMF武田英寿(3年)は涙を流した。 MF古宿理久(3年)のFKからDF藤原優大(2年)が頭で合わせ、最初のシュートで幸先よく先制。さらに、カウンターからFW田中翔太(3年)のスルーパスに抜け出した武田が、GK野知滉平(2年)に倒される。このPKを背番号10が自ら沈めて、リードは2点に広がった。青森山田が2-0でリード。今大会の全4試合と同じ展開だった。 しかし、静岡学園戦は自分たちで敗因を招いてしまったと青森山田の主将は見ている。「2点入ってから、自分たちで守りに入ってしまって、前で守備をすることができずっていうのがあった。2点入
[写真]=野口岳彦 松尾祐希 1987年、福岡県生まれ。幼稚園から中学までサッカー部に所属。その後、高校サッカーの名門東福岡高校へ進学するも、高校時代は書道部に在籍する。大学時代はADとしてラジオ局のアルバイトに勤しむ。しかし、サッカーへの情熱が捨て切れず、ユース年代の試合に足を運びつつライターへの入り口を模索。縁合って2013年春からユース教授・安藤隆人氏の下で学び、エルゴラッソのジェフユナイテッド千葉担当などを経て、現在はフリーランスとして活動をしている。 1月13日、高校サッカー選手権の決勝が行われ、静岡学園(静岡)が前年度王者・青森山田(青森)を3-2で撃破。1995年度に鹿児島実と優勝を分け合って以来2度目、同校史上初の単独優勝を成し遂げた。 圧倒的な攻撃力で勝ち上がったチームにおいて、輝きを放ったのが10番の松村優太だ。鹿島アントラーズ入りが内
全国高体連サッカー部技術委員会は13日、第98回全国高校サッカー選手権決勝終了後に同大会の優秀選手38人を発表した。 24年ぶり2度目の優勝を飾り、初の単独優勝を果たした静岡学園高(静岡)からMF松村優太(3年)ら最多タイの8人を選出。準優勝の青森山田高(青森)からもMF武田英寿(3年)ら同じく8人が選ばれた。 ▼GK佐藤史騎(青森山田高3年)藤井陽登(矢板中央高1年)猪越優惟(帝京長岡高3年) ▼DF神田悠成(青森山田高3年)藤原優大(青森山田高2年)長江皓亮(矢板中央高3年)大竹琉生(昌平高3年)畑大雅(市立船橋高3年)青木駿人(日大藤沢高3年)吉田晴稀(帝京長岡高3年)丸山喬大(帝京長岡高3年)丸山以祐(富山一高3年)阿部健人(静岡学園高3年)田邉秀斗(静岡学園高2年)高橋祐翔(米子北高3年)阿部稜汰(日章学園高3年) ▼MF古宿理久(青森山田高3年)松木玖生(青森山
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉] 令和初の選手権王者は静岡学園――。第98回全国高校サッカー選手権大会決勝が13日に埼玉スタジアム2○○2で開催され、青森山田高(青森)と静岡学園高(静岡)が対戦。静岡学園が3-2で逆転勝ちし、24年ぶり2回目の優勝を飾った。 前回大会優勝校で19年度のプレミアリーグ王者でもある青森山田は今大会、“死のブロック”と評された激戦区を勝ち上がった。00年度、01年度の国見高(長崎)以来、史上10度目(通算8校目)の選手権連覇を懸けた決勝戦。4-2-3-1システムのGKは佐藤史騎(3年)で4バックは右SB内田陽介(2年)、CB箱崎拓(3年)、U-17日本代表CB藤原優大(2年)、左SB神田悠成(3年)。中盤は横浜FC内定のMF古宿理久(3年)とU-16日本代表MF松木玖生(1年)のダブルボランチで右SH後藤健太(3年)、左SH
第98回全国高校サッカー選手権大会は13日、決勝戦が埼玉スタジアム2002で開催され、静岡学園(静岡)が青森山田(青森)を逆転で下し、24年ぶり2度目の優勝を果たした。 ■1回戦(2019年12月30日、31日)【東京B】國學院久我山 8-0 前原【沖縄】※開幕戦【富山】富山第一 2-2(PK 4-3) 立正大淞南【島根】【群馬】前橋育英 0-0(PK 4-5) 神村学園【鹿児島】【岩手】専修大北上 3-1 龍谷【佐賀】【秋田】秋田商 2-3 神戸弘陵学園【兵庫】【茨城】明秀日立 1-0 高知【高知】【宮城】仙台育英 1-1(PK 3-0) 五條【奈良】【北海道】北海 0-1 高川学園【山口】【東京A】東久留米総合 2-4 草津東【滋賀】【愛知】愛工大名電 0-1 筑陽学園【福岡】【福井】丸岡 3-2 長崎総合科学大附【長崎】【静岡】静岡学園 6-0 岡山学芸館【岡山】【栃木】矢板中
注目のタレント、興國高MF湯谷杏吏(2年) 第98回全国高校サッカー選手権が12月30日に開幕した。J内定選手、年代別日本代表選手、各校のエースたちに注目が集まるが、全国48地区の都道府県予選決勝や準決勝を現地、映像でチェックした編集部・吉田が各チームの“隠れた”注目選手を一人ずつ、計48人ピックアップする。第2回は三重県~沖縄県までの西日本24選手を紹介。 草津東高MF小酒井新大(3年)└県決勝で2発。ゲームメークだけでなく、シューターとしても有能 京都橘高MF高木大輝(3年)└崩し役を担うレフティー。打開力は全国トップクラス 興國高MF湯谷杏吏(2年)└府予選決勝で強烈なインパクト。センス抜群。流れるような動き、技術でゲームを支配する 神戸弘陵高FW松隈弘樹(1年)└身体強く前線で時間を作ることができるFW。抜け出しも持ち味 五條高MF豊田魁人(2年)└創造性
矢板中央は前評判を覆し、過去最高成績に並ぶ選手権4強と躍進を遂げたが、10番を背負うFW久永武蔵(3年)は不完全燃焼に終わった。開幕直前に肉離れを患い、コンディションが上がらないまま、高校年代最後の大会が幕を閉じた。試合後は仲間とともに大粒の涙をこぼし、「後悔しかないです」と率直な思いを吐露した。2年前の選手権4強メンバーの兄・FW久永寿稀也(現中央学院大)からは「お前らしく頑張れ」とエールをもらった。万全の状態ではない中、全5試合に途中出場。攻守にタフに戦ったが、トップフォームは取り戻せなかった。今年度はチームに対する周囲の低評価を覆そうと発奮し、闘争心を注入してきた。その一方、徐々に台頭したGK藤井陽登ら1年生をサポートする姿勢も。「1年生に伸び伸びやってもらうために、自分たちも意識して声をかけたりしてきた。その中で1年生が結果を出してくれるのは心強い」と、チーム力を引き上げてきた。栃
第98回全国高校サッカー選手権大会は、13日に埼玉スタジアム2002で決勝戦が行われる。青森山田(青森)が勝てば2年連続3回目、静岡学園(静岡)が勝てば1995年度の両校優勝以来、25年ぶり2度目の優勝となる。ともに来季のJクラブ加入選手を擁する実力校。青森山田は、激戦区を4試合15得点4失点で突破。静岡学園は、5試合で16得点無失点と文句なしの数字で勝ち上がっており、見応えのある試合展開が期待される。 合言葉は「ゴールを隠せ」 連覇を目指す青森山田は、“全国二冠”を狙うことになる。通年で行われるリーグ戦では、高校年代最高峰の高円宮杯JFAU-18プレミアリーグEASTを優勝。WESTを優勝した名古屋グランパスU-18とのチャンピオンシップも制した。主力は、MF武田英寿(3年、浦和内定)とMF古宿理久(3年、横浜FC内定)だが、中盤でトライアングルを組むMF松木玖生(1年)
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