【監督インタビュー】前橋育英 山田耕介監督【前編】「自粛中はZOOMを使い、週3ぐらいは体幹トレーニング」

世界各国で猛威を振るっている新型コロナウイルス。3月上旬から流行した日本でも緊急事態宣言が4月7日に発出され、経済、学校など、あらゆる活動が止まった。 サッカー界でも多くの影響が出ており、高校の部活動にも大きな支障をきたしている。緊急事態宣言中は休校によってトレーニングを行えず、各種大会の見送りも相次いだ。4月26日には夏に開催予定だったインターハイの中止が決定。多くの選手が戦わずにして、夢を諦める形になった。 当たり前の日常が奪われた未曾有の危機。緊急事態宣言の解除とともに、そうした状況から少しずつ脱却しつつある。そこで今回は今夏のインターハイ開催地でもあった群馬県の強豪・前橋育英高の山田耕介監督に、現状や今後の見通しについて話を伺った。 ーー現状を教えてください。練習はいつ頃から再開したのでしょうか。 他の学校と同じく、3月1日から学校が休校になりました。卒業式が終わっ

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山田耕介
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大阪府立大新入部員に興國出身MF成瀬、山口MF古谷、奈良女子大附MF稲垣ら

関西学生リーグ2部Bの大阪府立大が、20年の新規入部選手を発表した(協力=関西学生サッカー連盟、大阪府立大、College Soccer Central)。 大阪の育成軍団・興國高出身のMF成瀬光希や山口の伝統校・山口高のMF古谷勇樹、17年の奈良U-18リーグ2部で活躍したMF稲垣創太(奈良女子大附中等教育学校)が加入。また、DF東耕一馬(北摂三田高)、MF末廣雄大(済美平成高)、MF矢野颯人(初芝富田林高)、MF成川颯真(徳島城東高)も新入部員リストに名を連ねている。 大阪府立大は、2019年の関西学生サッカー選手権3回戦で総理大臣杯ベスト4まで進んだ関西大と対戦。110分間を無失点で終えたが、PK戦の末、5-6で惜敗した。工学部生や他キャンパス(なかもずがメインキャンパス)生も練習に参加できるよう練習時間を工夫しているため、工学部でスタメンの選手も多いという。新型コロナウイル

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いつかあの背中を追い越せるように。磐田U-18MF小林篤毅が携える“信じ続ける心”

ジュビロ磐田U-18のオールマイティー、小林篤毅 中学の頃から一緒にプレーしてきたアイツに、少し先を行かれてしまった感覚はあるが、自分もいつかという想いは常に心に秘めている。「プロになるタイミングは人それぞれなので、いつか追い越せるように、自分は自分のストロングポイントを生かして努力したいと思いますし、良い仲間であり、良いライバルですね」。いつかあの背中を追い越せるように。ジュビロ磐田U-18のオールマイティー。小林篤毅(3年)は“信じ続ける心”を携えて、今日もボールを追い掛けている。 2年生となった昨シーズンは、高円宮杯プレミアリーグEASTでも開幕戦から左サイドバックの定位置を確保し、粘り強い守備で劇的な勝利に貢献。以降は右サイドバックにポジションを変えながらも、世代最高峰のリーグで経験を積み重ねていく。ただ、それまで全試合に出場していた第10節を最後に、小林の名前はメンバー

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【Copa Aichi 愛知杯】攻撃陣爆発の岡崎城西が愛工大名電を下し優勝!

7月12日、岡崎城西高等学校サッカー部と名古屋高等学校サッカー部が主催する令和元年度愛知新人戦(新人選手権大会)8強が参戦しているCopa Aichi 愛知杯の決勝(30分×3本)、愛工大名電対岡崎城西が豊田市陸上競技場で行われ、岡崎城西が5-0で勝利し見事に優勝を果たした。 ここまで2戦連続PK勝ちの岡崎城西攻撃陣が大爆発。5得点を挙げてCopa Aichi 愛知杯を制した。 【決勝試合結果】愛工大名電 0-5 岡崎城西 【メンバーリスト&チームコメント】愛工大名電:メンバーリスト&チームコメント岡崎城西:メンバーリスト&チームコメント

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先輩から受け継いだ“18番”に滲ませる覚悟。磐田U-18FW馬場惇也はあくまでもゴールにこだわる

ジュビロ磐田U-18の新ストライカー、馬場惇也 奪い損ねた“プレミア初ゴール”の夢は消えてしまったが、得点への意欲は今まで以上に自身の中で強く燃え上がっている。「トップの練習に行ってから、プロになりたい気持ちがより強くなりましたし、点を獲る場所を知るというか、嗅覚を上げていければなと。プロを考えるとそういう所を、この1年を通してもっと上達させていきたいと思います」。尊敬する先輩から受け継いだ“18番”は覚悟の表れ。ジュビロ磐田U-18の新ストライカー。あくまでもゴールにこだわる馬場惇也(3年)から目が離せない。 中学時代はFC.フェルボール愛知でプレーしていた馬場と、ジュビロの出会いは東海リーグ。敵として対峙したサックスブルーが、やけに眩しく見えた。「対戦した時にメチャメチャ上手くて、チームの雰囲気も良さそうで、『このチームでサッカーしたいな』って思ったんです」。サッカーに生きる

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馬場惇也
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輝く時は自分で決める。磐田U-18GK西澤翼は自らの“翼”で大空へ力強く羽ばたく

同年代のライバルが世界と対峙する姿を見たことで、改めてその場所へ辿り付きたい想いは大きくなった。「ザイオン(鈴木彩艶・浦和レッズユース)は絶対自分よりもっとやることをやっていて、マサト(佐々木雅士=柏レイソルU-18)もそうですけど、それが今こういう結果に繋がっているはずなので、自分ももっとやらなきゃいけないですし、同じ土俵に立たないといけないなとは思います」。自らの翼で大空へと力強く羽ばたく準備は整った。ジュビロ磐田U-18の摩天楼。西澤翼(3年)はそのタイミングを静かに待っている。静岡県は函南町出身。アスルクラロ沼津のU-15で育った西澤は、小さい頃からそのクラブを意識していたと語る。「函南から中学生になってアスルに行った塩谷仁(現・ヴィアティン三重)さんと立川嶺さんという先輩がいて、その2人もジュビロのU-18に入っていたので、ジュビロに行きたい気持ちは小さい頃からあったと思います」

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練習試合解禁の群馬は宿敵対決実現。新たなスタート切った“ブルートルネード”桐生一が打倒・前橋育英に挑戦

桐生一高の3年生はインハイ中止の悔しさも前橋育英高戦にぶつける 今年、インターハイサッカー競技が開催される予定だった群馬。新型コロナウイルス感染拡大のために地元での活躍を目指していた高校生たちの夢舞台が中止となり、臨時休校、チーム活動も休止となっていた。だが、徐々に活動が再開され、7月2週目の土日を迎えてようやく対外試合も解禁に。11日には前橋育英高と桐生一高の群馬を代表する強豪2校が、前橋育英高校高崎グラウンドで練習試合を行う。 両校は近年、激しい覇権争いを繰り広げているライバル同士だが、前橋育英の山田耕介監督の声がけによって練習試合での対戦が実現。まだ、県をまたいでの練習試合ができないという事情があったものの、選手たちにとっては貴重な機会となりそうだ。 ともに久々の対外試合。特に桐生一は昨年度の選手権予選準決勝、17、18年度は選手権予選決勝で敗れるなど、最近6年の選手権

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周囲と関わることで見えてきた武器の生かし方。磐田U-18山村琉偉は“遠州のリベリ”襲名へ

絶対的な自信を持つがゆえに、何が何でもドリブルという意識が強かったことは自分でもよくわかっていた。だが、ここに来てそのこだわりにも柔軟な変化が訪れている。「今まではとにかく突破することしか考えていなかったんですけど、味方を生かすこともプレーの選択肢に入れた方がいいなと思って、そこで味方にパスを出す意識も持つと、自分のドリブルも生きてくるんですよね」。周囲と関わることで見えてきた唯一無二の武器を生かす術。ジュビロ磐田U-18のスナイパー。山村琉偉(3年)が“遠州のリベリ”を襲名するのも、そう遠い日のことではなさそうだ。 強豪として知られるFC.フェルボール愛知で小中学生時代を過ごし、漠然と自らの今後を思い描いていた山村は、高校進学を前にジュビロ磐田からのオファーを受け取る。「メチャメチャ嬉しかったですね。自分は中学時代からずっとJクラブに憧れを持っていて、その中でもジュビロは新しくできた

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1年生レギュラーから中心選手へ。桐生一注目の2年生、FW寶船月斗とMF金沢康太は「育英倒して全国」

桐生一高注目の2年生、FW寶船月斗(右)とMF金沢康太 プリンスリーグ関東に所属する強豪、桐生一高(群馬)で1年時から先発を務める2年生コンビ。宿敵を撃破し、群馬制覇するためにはFW寶船月斗(2年)とMF金沢康太(2年)の進化が一つの条件となるだろう。 前橋SCジュニアユース時代にU-15クラブユースの東西対抗戦、メニコンカップに出場している寶船は、昨年5月のプリンスリーグ関東・横浜FCユース戦で初ゴール。同6月の川崎F U-18戦では2ゴールを叩き出して名を挙げた。FW若月大和(現シオン)の1年時よりも技術力の高さを評価されているFWは、マルチな攻撃能力と献身的な守備を発揮。今年は前線の柱として期待されている。 一方の金沢はセカンドボールの感覚、球際の鋭さが非常に優れたボランチだ。冷静かつ堂々とした動きが印象的。取材日に行われた2年生同士の紅白戦では、他を上回るような存

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児湯の地で育まれた無限のポテンシャル。浦和ユースDF福島竜弥は“感謝”の念を力に変える

浦和レッズユースの“対人番長”、福島竜弥 若干15歳で宮崎から浦和へとやってきた少年が携える決意は、かの地を後にした時から微塵も揺らいでいない。それゆえに自分を信じてくれる周囲への想いも、またひしひしと感じている。「地元の友達やチームメイトもそうですし、何より家族がいなければ今の僕はいないと思いますし、本当に今でも感謝しながらサッカーをしているので、プロになりたいですよね」。児湯の地で育まれた無限のポテンシャル。浦和レッズユースの対人番長。“感謝”の念を自らの力へ変えるために挑む福島竜弥(3年)の2020年が、いよいよ本格的にスタートする。 それはある試合後のことだった。宮崎の児湯SC U-15でプレーしていた福島は、おもむろに声を掛けられる。声の主は浦和レッズのスカウトを務める田畑昭宏。その場でユースの練習参加を要請される。「何回かレッズの方が来ているのは監督から聞いていました

浦和レッズユース
福島竜弥
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