全国高校総体(インターハイ)の埼玉予選は、“名を捨てて実を取った”西武台が、聖望学園に競り勝って4年ぶり8度目の優勝を飾った。本大会出場は、4年ぶり11度目となる。 初戦の2回戦を除くと苦難の連続だった。昨年度の全国高校選手権代表・浦和南との3回戦、優勝候補の昌平を倒した正智深谷との準々決勝、関東大会予選を制した武南との準決勝はいずれもPK戦勝ちだ。 7M予想陣のおすすめ コパ・アメリカ 日本代表がエクアドルに勝てるのか?7M予想家によるプレビューをご覧下さい! 決勝にしても、前半35分までにエースFW谷直哉(3年)の2得点で優位に立ちながら、後半途中の3分間で2失点して追い付かれてしまう。しかしここからモデルチェンジした西武台が真骨頂を発揮する。守勢に回っていた後半33分、交代出場して間もないFW細田優陽(1年)が、左から運んでマイナスへ最終パス。谷が左足で合わせ
出場権を懸けた準決勝の日大藤沢戦は拮抗した戦いに 出場権を懸けた準決勝ではゴールこそなかったものの、西川は身体を張ったプレーでチームを牽引した。写真:金子拓弥 延長戦までもつれ込む苦しい試合だった。桐光学園のエースストライカー・西川潤のコンディションは決して万全ではなかったが、チームの勝利のために100分間ピッチに立ち続けた。 U-20日本代表として、U-20ワールドカップに出場し、来季加入が内定しているC大阪ではすでにプロデビュー済み。そしてU-17ワールドカップを控えるU-17日本代表のエースでもある。スペックの高い彼には当然相手のマークが集中する。 インターハイ神奈川県予選・準決勝。勝てば2年連続のインターハイ出場が決まる重要な一戦の相手は、県内最大のライバルであり、能力の高い選手を揃える日大藤沢だ。 「この試合はチームの大きな分岐点になるぞ」と試合前に鈴木勝大監
聖望学園は0-2から一度は追いついたが… 先制点を決める西武台のFW谷(9番)。見事ハットトリックを達成して、チームを4年ぶりの全国へ導いた。写真:山崎賢人 今大会から埼玉の出場枠は2から1に減枠。群雄割拠の戦国トーナメントを制したのは、攻守両面で組織力が光った西武台だった。 6月23日、インターハイ(高校総体)の埼玉予選決勝が行なわれ、西武台が聖望学園を3-2で下して出場権を獲得。これで本大会を戦う全52代表校の顔ぶれが出揃った。 NACK5スタジアムで開催された埼玉決勝は、序盤から西武台がペースを握る。前半16分(40分ハーフ)に谷のゴールで均衡を破ると、同36分にも左サイドからのクロスボールをふたたび谷が決めてリードを広げた。 後半に入ると両チームのインテンシティーはさらに高まり、一進一退の攻防が続く。ここで観衆の度肝を抜いたのが聖望学園だ。後半2
夏の大学日本一決定戦である総理大臣杯の関西学院大予選にあたる第48回関西学生サッカー選手権大会の準々決勝が22日に行われた。大阪経済大、びわこ成蹊スポーツ大、大阪体育大、関西大が準決勝進出。また、総理大臣杯の出場権を手にした。 大経大は関西学院大と対戦。前半10分にFW植村宥紀(3年=大産大高)の得点で先制するが、前半終了間際に関学大に追いつかれ、さらに後半40分には逆転も許してしまう。しかし、大経大は1-2で迎えた同アディショナルタイム4分過ぎ、MF音田聡ノ介(4年=興國高)のクロスをMF西田隼弥(4年=作陽高)がヘディングシュート。終了間際に2-2と試合を振り出しに戻した。 試合はそのまま延長戦へ。すると大経大は延長後半5分、FW上野輝人(1年=市立尼崎高)のアシストに再び西田が反応し、値千金の決勝弾。110分の激闘を制した大経大がベスト4進出を決め、4年ぶり4回目の総理大
高校OBチーム同士がそれぞれのプライドと威信を懸けて戦う「高校OB選手権大会2019」が2019年9月新たに幕を開ける。 高校時代に共に汗を流し、時には涙し、時間を共有した仲間と再結成し、もう一度熱い気持ちでボールを蹴ってほしいという想いで生まれた大会である。 今大会はソサイチ(8人制サッカー)で大学生年代(18歳以上から22歳まで)を対象として行われる。参加資格は、高校もしくはユースチームの同一チームのOBで構成されていることが条件となっている。 東日本大会は茨城県鹿嶋市の「鹿島ハイツスポーツプラザ」、西日本大会は三重県伊勢市の「伊勢フットボールヴィレッジ」の2会場で開催され、豪華賞品も用意されている。 大会は2日間に渡り開催され、高校OB選手権の初代王者の栄誉を懸けて争われる。多くの高校OBチームの参戦を期待する。 ▼大会名称高校OB選手権大会2019
19日、青森山田高MF武田英寿主将(3年)の浦和レッズ加入内定が発表された。武田は浦和入りを決断した理由について、「ずっと自分に声をかけてくれたのもありますし、自分怪我してトレーニングとか行けなかったんですけれども、アツく自分に来てくれた。プロになることをずっと目標にしてサッカーをやってきましたし、レッズさんが日本トップクラスのクラブだということはずっと知っていることなので、そこは悩むことなく決めました」と説明する。 今週Jリーグ全試合予想とオッズ更新中‼️詳しくはコチラ!「高校ナンバー1レフティー」の呼び声高い武田は青森山田中時代に全国中学校大会連覇。青森山田高では2年時から主軸となった。ボールを受ける技術、感覚が高く、的確なポジショニング、ファーストタッチから正確にボールを動かすことができるMFだ。そしてアイディアあるラストパス、ミドル砲も兼備。1月の選手権で日本一に輝いて評価を
「3日前に行なわれた準決勝」の成功体験が落ち着きにつながった。 「心の底から勝ちたいんだという思いを強く出してくれた」。日体大柏の酒井直樹監督は、そう決勝の戦いを振り返った。写真:茂木あきら 「選手たちはふだんドライで、あまり気持ちを表に出すような感じではないけれど、最後まで諦めずに戦う姿を見て、グッとくるものがありました。心の底から勝ちたいんだという思いを強く出してくれた。選手たちの頑張りに本当に感謝したいです」 就任4年目で、大きな花を咲かせた日体大柏の酒井直樹監督はこういって目を細めていた。準決勝で市立船橋、決勝で流経大柏と、千葉県内どころか、全国有数の強豪校を次々に破り、インターハイへの切符を手にしただけに喜びもひとしおだ。 今年から千葉県の出場枠は2つから1つに減った。それを残念に思う声は少なくないが、何はともあれ、“1枠”を巡る争いは例年以上に熾烈を極めた。
酒井監督が「今まで、そんなことはなかった。人が変わった」と選手を評した決勝戦 33年ぶりのインターハイ出場を決めた日体大柏。ついに二強の壁を破った。写真:茂木あきら 激闘を制して千葉代表を勝ち取った日体大柏は、全国の舞台でいかなるサッカーを見せてくれるのか。写真:茂木あきら 後半の終了間際に同点に追いつき、延長戦のラストプレーで逆転――ドラマチックな勝利は、全国トップクラスの二強を連続撃破して全国切符という大きな成果をもたらした。2から1に減った全国最激戦区のインターハイ千葉県代表の座を手に入れたのは、市立船橋でも流経大柏でもなく、日体大柏だった。 決勝戦は、大誤算から起死回生で逆転勝利を呼び込む、劇的な展開だった。準決勝で市立船橋を破った日体大柏は、決勝でも5バックで守備を固めて流経大柏に対抗しようとした。しかし、前半12分で2失点。酒井直樹監督が「失点せずに数少ないチ
サッカーの全国高校選手権などで全国優勝の経験がある強豪の流通経大柏高校(千葉県柏市)サッカー部の本田裕一郎監督(72)が、けがをした2年生部員が持っていた松葉づえを奪って放り投げる不適切な行為をしたとして、5月に学校法人から譴責(けんせき)の懲戒処分、学校から謹慎処分を受けていたことが20日、学校への取材でわかった。学校側は「体罰と受け取られても仕方がない」としている。 学校によると、5月6日の練習で右足首を負傷した部員に本田監督は整形外科病院に行くよう指示。部員は翌日、同部のかかりつけの整形外科が休みだったため整骨院に行き、同8日、練習グラウンドに松葉づえ姿で現れた。本田監督は整形外科でレントゲン撮影などの診察を受けなかったことに怒り、2本の松葉づえを投げたという。この行為で部員にけがはなかった。 今週Jリーグ全試合予想とオッズ更新中‼️詳しくはコチラ! 同13
残るは東京、神奈川、埼玉の5枠のみ 県内の宿敵・真岡を撃破しや矢板中央が、2年連続のインターハイ行きを決めた。写真:滝川敏之 プリンスリーグ関東で揉まれる北関東の雄。2年前の選手権で4強入りを果たした、あの再現を狙う。写真:滝川敏之 6月20日、インターハイ(高校総体)の栃木予選決勝が開催され、矢板中央が真岡を3-0で下し、本大会行きを決めた。 前半2分(40分ハーフ)にリスタートから長江が先制点を挙げた矢板中央は、序盤から主導権を掌握。真岡の分厚いポゼッションに堅固な守備で対応し、鋭いカウンターで好機を創出していく。前半33分に長江の折り返しを多田が決めてリードを2点に広げると、前半アディショナルタイムにもふたたび多田が真岡のミスを見逃さずに追加点。一気の畳みかけに成功した。後半は真岡の攻勢に晒される時間帯があったものの凌ぎ切り、見事クリーンシートで快勝。2年連続9
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