『一番成長した年』のその先へ。FC東京U-18MF常盤亨太は“自分史上最高”を塗り替える

もはや凄味すら感じさせるプレーに、確固たる自信が芽生えたことも容易に窺える。ただ、ここで満足しているようなタマではない。「プリンスリーグでリーグ優勝して、プレミアのプレーオフも勝って、U-23でデビューしてゴールして、本当に初めて尽くしの中で、変化がいろいろあって、その変化に対していい形のチャレンジができたので、昨年はこれまでサッカーをやってきた中で一番成長した年かなと思っています」。手応えの1年から、その先へ。FC東京U-18の新・闘将。2020年の常盤亨太(3年)は“自分史上最高”をさらに塗り替える。きっかけは悔しさからだった。昨年の春先。常盤は自分がトップチームに2種登録されなかったことを知る。「1年生の頃から少しプレミアではベンチに入っていて、『このまま行けばいいのかな』と思っていたのですが、トップチームの練習試合に1度呼ばれて15分ぐらい出た時に結果を残せなくて、2種登録はされず

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小学生が動画でJクラブ入りへ。大宮、U15で動画セレクション開催

昨年、大宮アルディージャU15は高円宮杯で全国3位に。(写真提供:大宮アルディージャ) 大宮アルディージャが、来季のU15チーム編成に向けて、現小学6年生を対象とする動画セレクションを開催する。募集期間は、6月1~30日の1か月。従来、U15(中学生年代)チームは、小学生の大会などを視察したスカウト担当者が勧誘するほか、練習参加、実技セレクションなどで加入選手が決まる。しかし、今年は新型コロナウイルスのまん延により、大会の中止が相次いでおり、選手側はアピールの場を失っている。今回の動画セレクションを担当する大宮の育成部U12コーチ(現U10担当)兼スカウトの橋本早十さんは「元々、実技セレクションの一発勝負では評価しにくいところもあるので、ほかにも選手側がアピールできる場を作れないだろうかと動画を使うアイディアを練っていました。今回は、新型コロナウイルスまん延による影響で、すぐには通常

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[内定者の声]「就職に有利」と考えて進んだ大学サッカー…横浜FC内定、法政大DF高木友也は“神の地”で覚醒

左サイドを駆け上がるDF高木友也 「今まで向こうから欲しいと言ってもらえる存在じゃなかったので、自分を評価してくれることが嬉しかった。ビッグクラブと言うより、自分を評価してくれるところに行きたかった」。法政大のDF高木友也(4年=法政二高)は、来春より横浜FCでプロサッカー選手としての第一歩を踏み出す。 大学に入学して最初に行った長山一也監督との面談。そこで高木は「銀行員になりたい」という将来像を語った。将来はJリーガーを目指す選手ばかりで構成する集団を指導する指揮官も呆気にとられたという告白だったが、本人は大真面目に「就活に有利にしたい」という理想を描いていた。それほど、自分では現在の姿を思い描くことができないほどの選手だった。 小学校の時はバディーSCで全日本少年サッカー大会を優勝するなど、エリート軍団の一員だった高木だが、多くのメンバーがJリーグの下部組織に進む中、受験

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ドイツ・プロサッカーコーチ養成コースが予定通りスタート

コロナ危機に見舞われているその最中、ドイツサッカー連盟は数ヶ月かけて構築してきた、『デジタルキャンパス』によって通常通り、第67回プロサッカーコーチ養成コースを開始することとなった。24名の参加者の中には、元ドイツ女子サッカー代表キム・クーリヒや、元ドイツ代表ミロスラフ・クローゼ氏らも含まれている。 「コロナ危機の影響を受け、我々はイノベーティブな対応を行って参りました。最近ではAライセンス、エリートユースライセンス保持者のみならず、プロサッカーコーチの方々についてもデジタルプログラムを通じてインタラクティブに習得していただくことが可能となっております。ただ今回のプロサッカーコーチ養成コースにおいても、従来通り「講義室から外に出て実践を行う」という理念の下で実技を行っていきます」と、DFBアカデミーにてディレクターを務めるトビアス・ハウプト氏は語った。 なお実技については、ドイツサ

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AC長野パルセイロU-18、2020シーズンメンバー

AC長野パルセイロU-182019年 AC長野パルセイロU-18の2020シーズンメンバーが発表されている。AC長野パルセイロU-18(長野)は昨シーズン、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ 2019長野 1部で4位と、高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2019プリンスリーグ北信越 プレーオフ進出には届かなかった。 2019Jユースカップでは1回戦で京都サンガF.C. U-18(京都)に敗戦。第43回 日本クラブユースサッカー選手権U-18 北信越予選 2019では、本大会出場には至らなかった。 今シーズン、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ 2019長野 1部での活躍を目指す。 チームが発表している2020シーズンのメンバーは以下の通り。なおクラブは、緊急事態宣言解除にともない、5月16日(土)より、感染予防対策を講じたうえでの、分散トレーニングを開始

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高3応援プロジェクト始動!大学サッカー合同トライアウト開催決定

スポーツマネジメント株式会社は4日、『高校3年生応援企画大学サッカートライアルプロジェクト“THE CHALLENGE”』の開催を発表した。 新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、夏のインターハイが中止になり、部活動休止の状態がいまだに継続する高校も少なくない。例年、進路は夏までの実績で決まることが多く、選手はアピールの場を失ってしまった。大学側も昨年までの情報のみでスカウトするしかない。競技継続を断念する選手がひとりでも減るように高校3年生応援プロジェクトが始動する。 本企画に賛同する全国の大学サッカー部関係者の協力を得て、2週間かけて関東地区での合同トライアウトが開催される。8月5日の山梨県を皮切りに、栃木、群馬、茨城、神奈川、東京、千葉、埼玉の1都7県の会場で実施し、条件を満たした高校3年生が参加可能となる。 プロジェクト事務局を運営するスポーツマネジメントの担当・岩

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元Jリーガー監督もいる韓国サッカーユースがついに始動!6月13日から新シーズン開幕へ

韓国のサッカー関係者によると、Kリーグクラブ傘下のユースチームのリーグ戦である“Kリーグ・ジュニア”が、来る6月13日から新シーズンの日程をスタートさせるという。 韓国ではユースチームの活性化やサッカーの底辺拡大、有望選手の発掘のため、2008年から“Kリーグ・ジュニア”を始動した。 2020シーズンは3月に開幕予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で学校の始業が遅れたこともあり、延期を余儀なくされていた。 教育府は、去る5月20日から高校3年生の登校を許可し、高校2年生の2次登校まで決定した。6月3日からは小・中・高の一部学年まで拡大し、3次登校をスタートさせる予定だ。 学事日程の正常化への過程で、韓国プロサッカー連盟もKリーグ・ジュニアのシーズン再開計画に着手した。ただし、本来の開幕予定日から延期になったことで、後期リーグは廃止とした。 高等部リーグ

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課題改善取り組み、体重も8kg増量。矢板中央の大型MF新倉礼偉が“ポテンシャルは…”の評価を覆す

矢板中央高の大型MF新倉礼偉(右) 「ポテンシャルは、凄い」という評価を今年こそ、覆す。矢板中央高MF新倉礼偉(3年)は、185cm超の身長を持つ大型プレーヤー。高さを活かしたヘッドと運動量を持ち味とする新倉は今年、FWとしてもテストされてプレーの幅を広げている。 新型コロナウイルスの影響による休校期間は、課題の技術面やアジリティを重点的に自主トレーニング。新倉はテクニカルなチームであるシュートジュニアユースFC(神奈川)出身だが、中学3年間で身長が約30cm伸びたことによって技術が追いつかず、課題となっていた。 先のことを考え、この休校期間中に自分と向き合ってきた。また、ピッチ外では今まで苦手だったという筋トレや体幹トレに時間をかけ、上半身の日、下半身の日と分けながらそれぞれ約2、3時間実施。加えて体重を増やすために食事は必ず大盛りのご飯3杯、高タンパクの食品やピーナッツな

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SC相模原ユース、2020シーズンメンバー

2019年12月 SC相模原U-18が東京ユース大会決勝戦で優勝した SC相模原ユースの2020シーズンメンバーが発表されている。SC相模原ユース(神奈川)は昨シーズン、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ 2019神奈川 K2で優勝し昇格を果たした。 2019Jユースカップでは1回戦で鹿島アントラーズユース(茨城)にPKで敗戦。第43回 日本クラブユースサッカー選手権U-18 関東予選 2019では横浜FCユース(神奈川)に敗れ本大会出場を逃した。 今シーズン、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ 2020神奈川 K1での活躍を目指す。 チームが発表している2020シーズンのメンバーは以下の通り。なおクラブは、緊急事態宣言解除にともない、6月2日(火)よりジュニアユースとユースの活動を再開している。 ■昨年度主なチーム成績高円宮杯 JFA U-18サッカーリ

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大宮U18MF柴山昌也が描く未来予想図。世界が“Masaya Shibayama”を知るその日まで

最近ではその男の名前を、憧れとして挙げるプレイヤーも一時期よりは少なくなってきたが、それでも一貫して口にし続けている。「サッカーを始めた時から好きな選手はメッシで、ずっと憧れている所はあります。群馬の時はずっと『メッシ、メッシ』と言われていたので、ここからどんどんそれも広げていきたいと思います」。ならば、あえてその表現を使いたい。今年から10番を託された“アルディージャのメッシ”。柴山昌也(大宮アルディージャU18、3年)は世界へとはばたく未来予想図へ、鮮やかな色を力強く塗り始めている。 元々は群馬県出身。高崎FC中川でプレーしていた左利きの小学生は、小柏剛(現・明治大)や奥抜侃志(現・大宮)を輩出したファナティコスの監督と、自チームのコーチが繋がっていた縁もあり、Jリーグの下部組織入団を視野に入れ始める。「通える範囲でということは家族の中で話していた中で、自分たちの年代はアルディージ

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