コロナ禍の現在、高校生活最後の年を過ごす3年生の選手たちは、どんな思いを抱いているのだろうか。夏のインターハイ中止をどう受け止め、冬の選手権や自身の進路についてどう考えているのか。青森山田高の藤原優大、昌平高の須藤直輝、静岡学園高の田邊秀斗。高校サッカー界を代表する有力プレーヤー3人に話を聞いた。 逆境にもブレない精神的な強さ 3冠達成という大目標は、インターハイ中止により戦わずしていきなり望みが絶たれてしまったが、藤原擁する青森山田は気持ちを切り替えて前に進む【Photo by Etsuo Hara/Getty Images】 ●藤原優大 (ふじわら・ゆうだい) (青森山田高3年/DF) [出身地]青森県 [生年月日]2002年6月29日 [身長・体重]182cm・70kg [経歴]青森山田中→青森山田高 [代表歴]U-15、U-17、U-18 青森山田高校(青森)のU-18日本
南宇和元主将・大西貴氏(取材・写真=寺下友徳) かつて「不毛の地」と言われた四国地区サッカー界に燦然と輝く栄光。それは1990年1月8日・東京国立競技場で決勝戦が行われた「第68回全国高等学校サッカー選手権」における南宇和(愛媛)の初優勝である。 当時34歳だった石橋 智之監督の下で地域が一体となり、そこで育った選手たちが成し遂げた四国高校サッカー初の偉業は、その後に石橋氏が尽力した愛媛FCの設立のみならず、現在の四国のサッカー界に絶大なる影響を与えている。 では、全国頂点を極めた「南宇和メソッド」とはいかなるものだったのか?あれから30年が経過した今だからこそ言える逸話なども含め、当時のDFリーダーで主将、サンフレッチェ広島や京都パープルサンガ、愛媛FCでの現役生活などを経て、現在は会社員と同時に松山工コーチ・松山大監督を務める大西 貴氏に聴いた。 「強くなる環境にあった
プロ入り1、2年目選手の高校時代を知る後輩たち(現役高校生プレーヤー)に対して、プロでの活躍が期待されている先輩プレーヤーの高校時代についてインタビュー。彼らのピッチ内、ピッチ外で“ハンパなかった”一面や意外な一面とは?今回ピックアップする選手は市立船橋高(千葉)から今年、清水エスパルスへ加入したMF鈴木唯人だ。ゲームメーク力、打開力、そして試合を決める力も備えたマルチアタッカーは2年時に台頭。U-18プレミアリーグ選抜や日本高校選抜、U-18日本代表とステップアップしていった。そして、10番を背負った3年時には、自身の活躍によって名門を全国高校選手権出場へ導いている。清水の将来のエース候補、鈴木の高校時代について、ともに後輩で同じ中盤を主戦場とする技巧派MF井原充葵(3年)と攻守の要・MF佐久間賢飛(3年)が教えてくれた。(※市立船橋高の協力により、アンケート形式で取材をさせて頂いていま
日本代表のFW鎌田大地(ドイツ・フランクフルト)を筆頭にコンスタントにJリーガーを輩出するのが京都の東山高校だ。鎌田が在籍した2014年には、高校年代最高峰のプレミアリーグにも在籍し、一昨年のインターハイでは3位にもなった。関西の注目校はどんなスタイルを標榜し、育成方針を掲げるのか。京都サンガF.C.でもプレーした福重良一監督に話を聞いた。 ーー東山高校の育成方針を教えてください。 全員が同じ金太郎飴のような選手を育てるのは好きではありません。足が速かったり、身体が強かったり、選手が持っている良さは出来るだけ削りたくないと指導者になってからずっと考えています。中学時代に府のトレセンに入っていた選手や代表クラスの選手ではなくても、必ず何か良いモノは持っています。彼らの良さを伸ばしながら、チームを作り上げていくのが理想で、在籍する選手の特徴によって毎年スタイルは変わります。ポゼッション
帝京大可児高校サッカー部 2017年撮影 帝京大可児の2020シーズンメンバーが発表されている。帝京大可児(岐阜)は昨シーズン、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2019 東海で5位と残留に成功。 令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)では2回戦で徳島市立(徳島)に、2019年 第98回全国高校サッカー選手権大会では1回戦で大手前高松(香川)に敗れ、県内2冠も全国では悔しい結果に終わった。 今シーズン、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2020 東海での活躍を目指す。 チームが発表している2020シーズンのメンバーは以下の通り。 ■昨年度主なチーム成績高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2019 東海(5位)令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)(2回戦)2019年 第98回全国高校サッカー選手権大会(1回戦)
2019年度は青森出身の1年生守護神にとって、文字通り目まぐるしい一年だった。青森県南部、十和田市の十和田中から栃木の強豪、矢板中央高へ進学。9月7日に1年生チームの一員としてルーキーリーグ関東の全国プレーオフに出場していたGK藤井陽登(現2年)は、その一週間後の9月14日に開催されたプリンスリーグ関東・桐生一高戦でAチームの公式戦デビューを果たす。シュートストップや得意のキックでゴールを演出するなど勝利に貢献。本人がベストゲームに挙げるこの試合をきっかけにAチームのレギュラーとなり、全国高校選手権準決勝まで堅守・矢板中央のゴールを守り続けた。藤井は「1年間、あっという間だったというのがあります。(入学前に)思い描いていたものよりは遥かに上で自分的にも(気持ちが)追いつかないくらい。(経験のない)大会に向けていくというのは難しかったです」と振り返る。選手権栃木県予選決勝(対佐野日大高)のP
同志社大のDF児玉慎太郎主将は「個人として違いを出せる選手」を目指す 高校時代は名門・東福岡高でCBとして活躍。2年時にはインターハイと全国高校選手権の2冠達成に貢献し、最終学年では主将も務めた。華々しいキャリアを持って同志社大へ進学したDF児玉慎太郎(4年)が、大学生活最後の1年をスタートさせている。 2年ぶりの関西学生1部リーグに挑む今季は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で前期リーグと総理大臣杯が中止となった。「主将として、全国大会に出て日本一を目指すチーム作りを進めてきた。プロも目指しているのでアピールの場が減り、中止を知った直後はかなり落ち込んだ」が、すでに気持ちを切り替えている。 「後期リーグだけの一発勝負を経験するのは、全チームが初めて。年間を通じた戦いを知っている上位勢との差がなくなったのは僕たちにとって追い風だと思う」。活動中止期間中はZoomを使った
鹿児島ユナイテッドFC U-18の2020シーズンメンバーが発表されている。鹿児島ユナイテッドFC U-18(鹿児島)は昨シーズン、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ 2019鹿児島 1部で5位と、高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2019プリンスリーグ九州 プレーオフ進出には届かなかった。 2019Jユースカップでは1回戦でジェフユナイテッド千葉U-18(千葉)に敗戦。第43回 日本クラブユースサッカー選手権U-18 九州予選 2019では1回戦でアビスパ福岡 U-18(福岡)に敗れ、本大会出場には至らなかった。 今シーズン、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ 2020鹿児島 1部での活躍を目指す。 チームが発表している2020シーズンのメンバーは以下の通り。 ■昨年度主なチーム成績高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ 2019鹿児島 1部(5位)2
2019FC岐阜U-18 FC岐阜U-18の2020シーズンメンバーが発表されている。FC岐阜U-18(岐阜)は昨シーズン、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ 2019岐阜 1部で5位と、高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2019プリンスリーグ東海 プレーオフ進出には届かなかった。 2019Jユースカップでは1回戦でカマタマーレ讃岐U-18(香川)に敗戦。第43回 日本クラブユースサッカー選手権U-18 東海予選 2019では2回戦で清水エスパルスユース(静岡)に敗れ、本大会出場には至らなかった。 今シーズン、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ 2020岐阜 1部での活躍を目指す。 チームが発表している2020シーズンのメンバーは以下の通り。なおクラブは、新型コロナウイルス感染拡大防止のために4月6日(月)からアカデミーの活動を休止していたが、感染予防対
もともと秘めていたポテンシャルは、より高いレベルで磨かれたことによって、一層輝きを増しているように見える。目指すべきであり、超えるべきターゲットも明確だ。「トップレベルでやっている東京の選手の中でも、さらにトップレベルで、かつ、チームの中心的な存在という所で、メンタル面でも技術面でも、森重(真人)選手みたいなプレーヤーになりたいと思っています」。FC東京U-18のディフェンスリーダー。2020年の大森理生(3年)はいよいよ“ワールドポテンシャル”を解き放つ。出番は唐突にやってきた。2019年5月5日。味の素フィールド西が丘。初めてU-23のゲームでメンバー入りを果たした大森は、いきなりスタメンに抜擢される。相手は開幕から好調をキープし、2位に付けていたセレッソ大阪U-23。破壊力抜群の若き攻撃陣がリーグを席巻していた。「ガチガチに緊張していたのですが、相手があれだけ強いと、もう自分の力を最
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