2月28日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一般社団法人九州サッカー協会から、2020年3月の主催行事(大会・会議・講習会等)について原則として中止・延期とすることが発表され、これに伴い3月に開催予定だった第18回サニックス杯国際ユースサッカー大会2020、サニックス杯高校女子サッカー大会2020の中止が決定した。 前回大会は鹿島アントラーズに加入したFW染野唯月擁する尚志(福島)が清水エスパルスユースを延長戦の末に3-2で下し優勝。今年度も海外勢を含む強豪がグローバルアリーナに集結し、熱戦が行われる予定だった。2003年に始まったサニックス杯国際ユースサッカー大会の歴代優勝チームは以下の通り。 ▽歴代優勝チーム 2003年:市立船橋(千葉)2004年:U-17中国代表2005年:東海大五(福岡)2006年:東京ヴェルディユース(東京)2007年:FC東京U-18(東京)2
ブンデスリーガ1部のRBライプツィヒが、日本人サポーターへ不適切な対応があったとして謝罪を発表した。 1日に行われたブンデスリーガ第25節のライプツィヒとレヴァークーゼンの一戦は(1-1)で終了した。しかしこの一戦で最も注目を集めたのは、試合結果よりもライプツィヒ側の対応だった。 複数メディアでは、開始早々に日本人サポーターの団体がスタジアムからの退席を命じられたと報じられていた。現在日本を含む東アジアを中心に猛威を振るい、ヨーロッパでも感染者が増加の一途をたどる新型コロナウィルスの感染予防策の一環として、日本人団体に退場を命じたものと見られている。 ライプツィヒの対応が物議を醸す中、クラブは2日に「3月1日のレヴァークーゼンとのホームゲームにおける日本人観戦者とのインシデントに関する声明」と題し、謝罪を発表している。 「スタジアムのセキュリティはロベルト・コッホ研究所から
レアル・マドリードのベンゼマ(写真はアトレティコ戦のもの) [写真]=Icon Sport via Getty Images レアル・マドリードに所属する元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、同クラブでの500試合出場を達成した。クラブ公式HPが3月1日に伝えている。 レアル・マドリードは3月1日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節でバルセロナと対戦。今回の“エル・クラシコ”で先発出場を果たしたベンゼマは、レアル・マドリードでの通算試合出場数が「500」に到達。そして、記念すべきこの試合を勝利で飾った。 ベンゼマは2009年にリヨンからレアル・マドリードに加入。今季で在籍11シーズン目を迎えている。同クラブでは通算240得点を挙げており、クラブ歴代得点ランキングでは6位に名を連ねている。 レアル・マドリードで伝統の背番号「9」を背負うベンゼマは4度のチャンピオンズリーグ(C
アスレティック・ビルバオは、再びFWイニャキ・ウィリアムスが人種差別を受けた場合、試合を放棄する考えを固めているようだ。 I・ウィリアムスは、1月25日に行われた敵地コルネジャ=エル・プラットでのエスパニョール戦で、数人の観客からアフリカ系の選手に対して行われるモンキーチャントを浴びせられた。この出来事は、スペインのスポーツ紙『マルカ』が1面で「差別はもうたくさんだ」との見出しを打つなど、同国で深刻な問題として扱われている。 そしてI・ウィリアムスはスペイン『モビスタール・プルス』の番組“ウニベルソ・バルダーノ”において、再び差別行為を受けることがあれば、アスレティック全体で行動を起こすことを宣言。差別を受けた時点で、チームが試合を放棄する方針であることを公にしている。 「また同じことが繰り返されるときには、たくさんの人たちから助けてもらえる。チームメートが、僕と一緒にピッチを
ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドが、古巣レアル・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウに帰還を果たした。もう、フロレンティーノ・ペレス会長との間の冷めた関係は、過去のものとなったようだ。スペイン『マルカ』が報じている。1日のリーガ・エスパニョーラ第26節、レアル・マドリー対バルセロナ(2-0)を観戦したC・ロナウド。レアル・マドリー側はこれまで、同選手をベルナベウに招待するタイミングを見計らい続け、クラシコと同時間に開催予定だったユベントス対インテルが延期となったために、ついに帰還が果たされることになった。そしてレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長はC・ロナウドに対して、自身も腰を下ろす貴賓席の椅子を用意していたようだが、ポルトガル代表FWはレアル・マドリーではなく自身に注目を集まることを避けるため、この申し出に断りを入れたという。そのため一般の個室席からチームを見守っ
イングランドサッカー協会(FA)がエバートンのカルロ・アンチェロッティ監督に対して、処分を下すことを表明した。英『BBC』など複数メディアが報じている。1日、エバートンはプレミアリーグ第28節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。1-1の試合終了間際にFWドミニク・カルバート・ルーウィンがゴールネットを揺らしたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりMFギルフィ・シグルドソンのオフサイドと判定され、得点を取り消された。この判定に納得いかなかったアンチェロッティ監督は、試合終了後にクリス・カバナ主審に詰め寄り、レッドカードが提示されていた。FAは「アンチェロッティ監督の行為は不適切であった」として、罰金処分を下すことを表明。しかし、ベンチ入り禁止処分はないという。なお、アンチェロッティ監督は5日まで異議申し立てができるとのことだ。
リバプールのイングランド代表DFジョー・ゴメスとMFジェームス・ミルナーがチェルシー戦に間に合いそうだ。クラブ公式サイトが伝えている。トップチームのウインターブレイクにより、2月4日に行われたFAカップ(国内杯)4回戦再試合のシュルーズベリー戦(3部相当)を若手主体で臨み、1-0で勝利をおさめたリバプール。今月3日にはアウェーでの5回戦チェルシー戦を控えているが、怪我で離脱していた2選手が復帰するようだ。ユルゲン・クロップ監督は「新たな負傷者はいない。ジョーとミルナーが帰ってきた。他の離脱者は戻ってこない」とコメント。ゴメスはフィットネスの問題で2月29日のプレミアリーグ第28節ワトフォード戦を欠場。ミルナーはハムストリングの負傷から復帰したものの、2月18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第1戦のアトレティコ・マドリー戦以降、出場はなかった。なお、
今日3月3日が誕生日の主なサッカー選手がこちら。 海外の場合、現地時間とずれがあるかもしれませんが、みなさんおめでとう! 日本MF有永一生(岩手、1989)*正確なキックと的確なポジショニングが武器のMF。MF松下佳貴(仙台、1994)*阪南大出身。正確な左足を武器に中盤をコントロールするMF。MF猶本光(浦和L、1994)*状況判断が早く、ボール奪取力も高いMF。積極的な攻撃参加も魅力。海外GK権田修一(ポルティモネンセ、1989)*身体能力が高く、守備範囲の広さや正確なフィードを武器とする日本代表GK。DFアントニオ・リュディガー(チェルシー、1993、ドイツ)*スピードがあり、ハードワークできるDF。元選手 MFジーコ(元鹿島ほか、1953、ブラジル)*日本サッカー界の発展に尽力した元日本代表監督。現在は鹿島でテクニカルディレクターを務める。MFストイコビッチ(元名古屋ほ
3月2日、日本サッカー協会(JFA)は6日から9日にかけて静岡県内で行う日本高校サッカー選抜候補の選考合宿を中止することを発表した。選考合宿中止について、日本サッカー協会は公式サイトで「新型コロナウイルスに関して、今後の国内での健康被害を最小限に抑えるうえで極めて重要な時期であるという政府の対策基本方針が発表されたことを受け、JFAが関わる全てのイベント、会議等の実施について開催の必要性を検討した結果、本活動を中止することとした」と説明している。また、8日に日本高校サッカー選抜が出場予定だった「第35回静岡県ヤングサッカーフェスティバル」も中止となっている。
春のフェスティバル大会でも軒並み開催を取りやめる事態に… 新型コロナウイルスの影響が各方面に波紋を広げている。2月27日に安倍晋三首相が公立の小中学校、高校、特別支援学校に臨時休校を要請。翌日には北海道で緊急事態宣言が出されるなど、新型コロナウイルスのニュースを目にしない日はない。 その流れは日本のスポーツ界にも波及しており、サッカー界も非常に難しい局面に立たされている。 2月25日、Jリーグは3月15日まで全ての公式戦延期を決断。翌日にはJFA(日本サッカー協会)も、協会が関わる全ての会議、イベントなどについて開催の必要性を再検討し、原則として延期または中止することを決めた。 当然ながら、その決定は育成年代にも及んでいる。2種年代では、直近で行なわれる予定だった対外試合の実施を中止もしくは延期を決定。1月中旬から行なわれているジャパンユースプーマカップは先週末の試
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