Dブロックは市立船橋(千葉)が勝ち上がりの最右翼だ。県決勝で昨年度のファイナリストである流通経済大付属柏との打ち合いを制した攻撃力は本物。個人で見ても、DF植松建斗やMF鈴木唯人(清水内定)など各所に世代別代表の経験者が並ぶ。ただし、初戦で当たる日章学園(宮崎)もMF中別府柊太、FW鈴木陽介を擁する実力校で、簡単には勝たせてくれない。DF畑大雅(湘南内定)とDF阿部稜汰による高校屈指のSB対決も試合の見どころになりそうだ。 彼らに続く京都橘(京都)も2012年の準優勝以降は、成績が下降線を辿るが、今年は過去最高成績を狙える好チームに仕上がっている。MF佐藤陽太と志知大輝を中心としたボール回しからMF髙木大輝らが繰り出すサイド攻撃の鋭さは、4強入りを果たしたインターハイでも証明済み。”強い京都橘”に付き物であるFW小屋松知哉(京都)や岩崎悠人(札幌)ら点取り屋の存在も、FW梅村脩斗と梅
12月15日、埼玉スタジアムで高円宮杯U-18サッカープレミアリーグ2019ファイナル(以下、高円宮杯ファイナル)が行なわれ、プレミアリーグEAST王者の青森山田が、同WEST王者の名古屋グランパスU-18を3-2で下し、3年ぶり2度目の栄冠を手にした。 3年前の2016年大会は、スコアレスのまま延長戦でも勝負がつかず、PK戦決着での優勝。つまり、公式記録上の試合結果は引き分けだったのだから、青森山田にとっては初めて立つ、正真正銘の頂点と言っていいだろう。 決戦を前に、下馬評が高かったのは、WEST王者のほうだった。 名古屋は今季、日本クラブユース選手権、Jユースカップと、すでにふたつの全国タイトルを獲得。「シーズン当初、選手たち自身が”三冠”を目標に決め、ここまで高めてきた」(名古屋U-18・古賀聡監督)というチームは、目標達成まで、残すは高円宮杯ファイナルだ
[12.16 インカレ準々決勝 明治大1-0筑波大 味フィ西] 誰もが能力の高さを認める。それは、総理大臣杯と関東リーグを制した明治大も変わらない。U-22日本代表に名を連ね、来季から川崎Fに加入する筑波大MF三笘薫(4年=川崎F U-18)を警戒するからこそ、明治大はいつもと違う姿で試合に臨んでいた。 普段は3-2-3-2を採用する明治大だが、この日は4-4-2でスタート。狙いはズバリ三笘封じ。筑波大の左サイドに入るであろう三笘を「常本(佳吾)と(中村)帆高でケア」(栗田大輔監督)しようとした。初戦では最終ラインの中央に入っていた「対人に強い」DF常本佳吾(3年=横浜FMユース)を右サイドハーフに置き、右SBの位置に入るFC東京内定DF中村帆高(4年=日大藤沢高)とともに監視役とし、三笘から自由を奪い取ろうとしていた。 実際には、“ジョーカー”の役割を与えられた三笘はベンチス
プレミア復帰が決まった横浜F・マリノスユース(写真は1回戦のスタメン) 15日、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019プレーオフ2回戦が行われ、FC東京U-18(関東1/東京)と横浜F・マリノスユース(関東2/神奈川)、サガン鳥栖U-18(九州1/佐賀)、横浜FCユース(関東3/神奈川)の来季プレミアリーグ参入が決定した。 AブロックのFC東京U-18はモンテディオ山形ユース(東北1/山形)と対戦し、MF小林里駆(3年)の決勝点により1年でのプレミア復帰を決めた。Bブロックは横浜FMユースがDF木村恵風(2年)の1点を守り抜き、北海道コンサドーレ札幌U-18(北海道1)を1-0で下して2017年以来の復帰を果たした。 CブロックとDブロックは延長戦の末に勝敗が決まった。鳥栖U-18は後半アディショナルタイムにMF松岡大起(3年)のゴールで追いつくと、延長前半3
横浜F・マリノスユースがプレミアリーグ復帰を決めた [12.15 プレミアPO2回戦 横浜FMユース 1-0 札幌U-18 広島一球] 横浜FMユースがプレミアへ!高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2020への出場権を懸けたプレーオフ(参入戦)の2回戦が15日に広島県内で行われ、プリンスリーグ関東2位の横浜F・マリノスユース(神奈川)とプリンスリーグ北海道王者の北海道コンサドーレ札幌U-18が激突。前半44分にDF木村惠風(2年)が奪った1点を守り切った横浜FMが1-0で勝利し、17年以来3年ぶりのプレミアリーグ復帰を決めた。 昨年はプレーオフの2回戦で先制しながらも、尚志高に逆転負け。「昨年はあと一歩のところで負けた。悔しい経験をした選手もいるので、今年はしっかりつかみ取ろうと話してきた」(筒井紀章監督)横浜FMがリベンジを達成し、歓喜に沸いた。
[12.15 プレミアリーグファイナル 青森山田高 3-2名古屋U-18 埼玉]青森山田が「高校年代真の日本一」に――。高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019 ファイナルが15日、埼玉スタジアム2○○2で開催され、プレミアリーグEAST優勝の青森山田高(青森)とプレミアリーグWEST優勝の名古屋グランパスU-18(愛知)が対戦。1年生MF松木玖生の決勝点によって青森山田が3-2で勝ち、3年ぶり2回目の優勝を果たした。なお、大会MVPには青森山田のCB箱崎拓(3年)が選出されている。「高校年代最高峰のリーグ戦」であるプレミアリーグの東西王者が激突するファイナル。3年ぶりにこの舞台に駒を進めた青森山田は4-2-3-1システムを組んだ。GKは佐藤史騎(3年)で4バックは右SB内田陽介(2年)、CB箱崎、CB藤原優大(2年)、左SB神田悠成(3年)の4人。中盤の底の位置に古宿理
U-18プレミアリーグWESTで優勝した名古屋グランパスU-18が、15日のファイナル(埼スタ)で年間王者を懸けてEAST王者の青森山田高と対戦する。勝てば、「クラブユース選手権」、「Jユース杯」と合わせて史上初の3冠を達成。「5-0で勝つ」超攻撃的サッカーを掲げるグランパスの弟分が、前人未踏の偉業に挑む。 選手と監督・スタッフが誓い合った「史上最強・最高のチーム」を目指す戦いが、いよいよクライマックスを迎える。既に2冠を獲得しているグランパスU-18が掲げるスタイルは3つ。「攻守一体」、「敵陣にボールを押し込んで試合を支配する」、そして「5-0で勝つ」だ。 現役時代は鹿島などでプレーし、2018年からチームを率いる古賀聡監督(49)は「(トップチームを含む)クラブが掲げる理想は高い。3つはセット。一つ勝っても、全然納得できないんです」と、強さの理由を語る。 他クラブを圧倒する
来季のプレミアリーグ参入をかけた『高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019プレーオフ』が13日に開幕。プリンスリーグ関東の出場全3チームを含む8チームが2回戦進出を決めた。 AブロックのFC東京U-18(関東1)は旭川実高(北海道2)と対戦し、MF常盤亨太(2年)とMF小林里駆(3年)がそれぞれ2ゴールを挙げ、5-0で快勝。モンテディオ山形ユース(東北1)と大分トリニータU-18(九州2)の一戦はスコアレスのまま延長戦(10分ハーフ)に突入したが、終了間際の延長後半9分にMF狩野海晟(3年)が劇的ゴールを挙げ、山形ユースが2回戦に駒を進めた。 Bブロックは、横浜F・マリノスユース(関東2)と北海道コンサドーレ札幌U-18(北海道1)が勝ち抜けた。横浜FMユースはプリンスリーグ北信越王者の帝京長岡高と対戦。MF石井宏育(3年)の2発で逆転に成功し、4-1で勝った。札幌U
11日、尚志高FW染野唯月は制服姿で仲村浩二監督らとともに各所への全国大会出場挨拶に参加。その後欠場理由を明かした “半端ないストライカー”が、選手権を欠場する――。前回大会の全国高校サッカー選手権得点王・尚志高(福島)FW染野唯月(3年、鹿島内定)は、腰椎分離症(腰の疲労骨折)のため、12月30日に開幕する今回の選手権登録メンバー30名から外れることを選択。将来のため、仲間のため、最終的に本人がメンバーから外れることを決めたという。すでに登録期限を終えており、これまで染野が着用してきた「9」は期待の2年生FW阿部要門が背負う。 「登録に入ってみんなを鼓舞したり、FW陣にアドバイスして欲しかった」という仲村浩二監督やチームメートは、登録メンバー入りすることを希望したのだという。例え怪我でピッチに立てなくても、彼が登録メンバー入りすることを反対する選手はいない。だが、仮に登録される
Bブロックの本命は今年が勝負の年と位置付ける帝京長岡(新潟)だ。今年はインターハイへの出場は逃したが、選手権に照準を合わせて強化を進めてきた。下部組織である長岡ジュニアユースFC時代からチームメイトであるMF谷内田哲平(京都内定)とFW晴山岬(町田内定)、DF吉田晴稀を中心としたテクニカルな戦いは、選手権で8強となった昨年よりも更に成熟している。組織的な”エイミーフットボール”をテーマに掲げる熊本国府(熊本)との初戦は難関だが、突破すれば埼スタまで駆け上がっても不思議ではない。 もう一つの有力候補は、5年ぶり5回目の出場を掴んだ日大藤沢(神奈川)か。予選決勝でインターハイ王者・桐光学園を破った実力は確か。主将のDF青木駿人を中心とした守備は、県の二次予選で無失点。攻撃も清水の練習に参加したMF植村洋斗や、素材感溢れる191cmの大型FW鈴木輪太朗イブラヒームらを擁し、トーナメントを勝ち
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