「どんどん女性にも見ていただきたい」 女優・松井愛莉がサッカーに魅了される訳
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【インタビュー】母親の影響でサッカー好きに 川崎のパスサッカーがお気に入り

 

女優でモデルの松井愛莉さんは、2013年度の第92回高校サッカー選手権で9代目応援マネージャーを務め、Jリーグや日本代表の試合をスタジアム観戦するほどのサッカー愛を誇る。「日々勉強中」と語る松井さん。その熱烈ぶりの原動力となっているものは――。(取材・文=編集部・小田智史)

 

  ◇   ◇   ◇   

 

――松井さんは2013年度の第92回高校サッカー選手権で9代目応援マネージャーを務めましたが、サッカーを好きになったきっかけは?

 

「松井家は母がサッカー、父と祖父が野球好きで、よくスポーツ中継が流れていました。母の影響で、小さい頃からずっと見ていた記憶があります。私は当時、そこまで熱狂的なファンだったわけではなくて、母がよく叫んで応援していました(笑)。小学生の頃、日本代表が(出身地・福島県の)Jヴィレッジに来た時に連れて行ってもらって、中田英寿選手、中村俊輔選手、中澤佑二選手がカッコいいなと思ったのを今でも覚えています」

 

――松井さんが考えるサッカーの魅力は?

 

「まず、最後までどちらが勝つか分らないのが面白いです。そして、知れば知るほど、サッカーは戦術が大事というか、頭脳戦のスポーツだなと感じます。まだまだ勉強中ですが、観戦機会も増えました。昔はボールがあるところを見ていたのが、最近は『あそこが空いてるよ!』みたいに少し広い目で見れるようになって、視野も広がった気がします」

 

――サッカーの「好きなプレー」はありますか?

 

「ゴールを決める確率が高いFWは、まず目が行くところだと思います。ただ、私は“運動量”を見る傾向があります。『さっきあそこにいたのに、もうそこにいるの? すごく走ってるな~』みたいな(笑)。中盤のボランチ、サイドの選手をチェックしているかもしれません。プレーに関して言えば、ロングパス1本で勝負を決めたり、個で打開していくのも凄いと思いますが、どちらかと言えば、みんなでつないでいってゴールを決めるほうが好きです。あと、ディフェンダーが得点したりするので、意外性があるセットプレーもお気に入りです」

 

――パスサッカーが好きなのは、やはり応援しているチームの1つである川崎フロンターレの影響が大きいですか?

 

注目選手はFC東京の松木玖生

 

――松井さんは、過去に新垣結衣さんや広瀬アリスさん、川口春奈さんも務めた高校選手権の応援マネージャーを2013年度の大会で任されました。改めて、当時、就任の話を聞いた時の感想は?

 

「とにかく嬉しかった記憶があります。ただ、当時はそこまでサッカーが詳しいわけではなく、歴代の応援マネージャーさんは有名な方がやられていたので、『私で大丈夫なのかな』と不安とプレッシャーが大きかったです」

 

――応援マネージャーの経験が今につながってることは?

 

「(2013年度の)第92回大会、富山第一(富山)と星稜(石川)の決勝戦を見て、『やっぱりサッカー面白い!』と思った記憶は今でも残っています(編集部:注/富山第一が0-2から終了間際に同点に追いつき、延長戦にまでもつれた死闘を3-2で制して初優勝を飾った)。あの奇跡の逆転劇はすごくシビれましたし、サッカーを見ることに本格的に目覚めるきっかけとなった気がします」

 

――サッカーでつながった交流はありますか?

 

「応援マネージャーを経験して、声をかけていただくことも増えた気がします。サッカー好きな俳優さんに会うと、ずっとサッカーの話をしています(笑)。今度放送されるドラマ(「受付のジョー」)のプロデューサーさんが鹿島アントラーズのファンなんです! 1人でもサッカー好きな方がいると盛り上がれるので楽しいですね」

 

――松井さんは昨年11月、スポーツチャンネル「DAZN」のインスタライブにMCとして出演し、元日本代表MF福西崇史氏とも共演しました。反響はありましたか?

 

「家族はみんな見てくれたんですが、弟(松井蓮之/2022年に川崎へ加入)は『すげぇ!』と言っていました。『DAZNのインスタライブに出るの?』と連絡が来て、『出るよ~』と返したら、『そんなにサッカー詳しくないのに大丈夫?』と心配されて(苦笑)。弟に電話して、サッカーの情報を教えてもらいながら、事前に勉強して本番に臨みました。福西さんは実際に選手としてプレーされていた方なので、体験談や戦術を含めて違う目線で見れるというか、お話していてとても勉強になりましたし、楽しかったです」

 

――今、Jリーグ、あるいは日本代表で注目している選手はいますか?

 

「(昨年度の)高校サッカー選手権で素晴らしいプレーを見せて、FC東京でもスタメンで出場している松木玖生選手は気になるというか、衝撃的でした。フロンターレとの開幕戦を見て、身体が強いし、シュートも力強いし、本当に卒業前の高校生なのかなと驚きました。2021年のU-22日本代表の試合(U-23アジアカップ予選。松木はカンボジア戦、香港戦に両方出場)も見ていたのですが、改めてJリーグでプレーする姿を見て、評判のとおり凄い選手なんだと実感しました」

 

――川崎の選手で“推しメン”は?

 

「フロンターレ選手はみんな好きなので、優劣は付けられないです(笑)」

 

「はい。フロンターレがパスサッカーで、ここ数年はフロンターレを中心に見てきたので、ある意味で私のスタンダードになっています(笑)。最近は、少しずつ海外サッカーも見るようになってきました。動きもパススピードも速くて、ポンポン試合が進むので、違うスポーツじゃないかなという感覚です」

 

「いろんな方とサッカーを語り合いたい」と“女性ファン予備軍”へメッセージ

 

――弟の松井蓮之選手は今年から川崎に加入しました。小さい頃の思い出は?

 

「小さい頃からずっとボールを触っていました。家の前でよく一緒にやっていましたし、今でも2人でサッカーしますよ。どうしても弟のほうが身体が強いので、吹っ飛ばされそうになりますけど、がんがんバトルしています(笑)。フロンターレの試合を一緒に見に行ったこともあります。弟は腕を組んで、真剣に見ていましたね(笑)」

 

――蓮之選手はどんな子でしたか?

 

「性格が良くて、本当に優しいんです。サッカーをプレーしている姿が想像できないくらい、普段は穏やかで、ただただいい子です(笑)。『絶対にサッカー選手になる』という夢を持って生きてきていたので、それを叶えるのは本当に凄いと思います。弟がフロンターレに内定が決まった時に一番にもらったサインは、私のお宝グッズです(笑)」

 

――矢板中央高、法政大時代も観戦してきて、蓮之選手の成長を感じる部分は?

 

「高校時代まではあまり前に出ていかなかった印象がありました。でも、大学3~4年には自分でゴール前まで仕掛けていったり、得点もしていました。以前はシュートが苦手とも言っていた時期があったので、すごく成長を感じます。弟にはもちろん頑張ってほしいですが、プレッシャーはかけたくないと思っています。フロンターレの選手のみなさんはうまくて競争が激しいので、姉としてはそっと見守っておきたいですし、焦らないでほしいです」

 

――普段、サッカーの試合はどのようにチェックしていますか?

 

「リアルタイムじゃないと、どうしても結果が耳に入ってしまうし、録画で早送りとか厳禁なので(笑)、フロンターレは毎試合、できるだけライブ派です。なるべく試合の日は家に帰ってテレビで中継を見たいですけど、見られない時はメイクをしていただいている最中にずっとスマホに釘付けになっています。ヴィッセル神戸のACL(AFCチャンピオンズリーグ)プレーオフ、ハイライトで興奮したので、リアルタイムで見ていたら1人で大騒ぎしていただろうなって思います。川崎と順位の近いチーム、あとは海外サッカーも古橋亨梧選手、旗手怜央選手、前田大然選手(ともにセルティック)、三笘薫選手(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)、南野拓実選手(リバプール)の試合はたまに見ます」

 

――今後サッカーで知りたいことは?

 

「今は正直、普通に観戦しているだけなので、もう少し視野を広く見れるようになりたいです。『シャドー』みたいに専門用語もたくさん知りたいし、4-3-3、4-2-3-1以外のシステムとか戦術面でも詳しくなれたら、もっとおもしろくなるのかなと思います」

 

――まだサッカーにあまり詳しくいないという女性に、メッセージを送るとしたら?

 

「好きな選手、好きなチーム、日本代表、サッカーに興味を持つ入り口はなんでもいいと思います。サッカーは知れば知るほどおもしろくなっていって、1回見ると、絶対また見たいときっとなるはずです。女性ファンの方はまだ男性よりも少ないと思うので、どんどん女性の方にも見ていただきたいし、もっといろんな方とサッカーを語り合いたいです」

 

――最後に、松井さんにとって「サッカー」とは?

 

「今一番の楽しみです! サッカーがない週は何を楽しみに過ごせばいいんだろうってくらい(笑)。サッカーがある時は仕事にも一層気合いが入ります。いちサッカーファンとして、サッカー界がさらに盛り上がっていくことを楽しみにしています」

 

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