6月6日、全国高校サッカーインターハイ静岡県予選決勝。古豪・清水東が一昨年度の選手権王者・静岡学園に挑んだ。
しかし、延長戦までもつれる3-3の壮絶な打ち合いの末、PK戦で惜しくも敗戦。実に29年ぶりの全国大会出場まであと一歩届かなかったが、タレント揃いの静岡学園に一時は3-1のリードを奪った戦いぶりは多くのオールドファンの心を揺さぶるものであった。
静岡県立清水東高校といえば、高校サッカー界でその名を知らない者はいないほどの名門校だ。1972年度のインターハイで初めて全国優勝を果たすと、その後はインターハイ優勝4回、選手権優勝1回・準優勝3回という輝かしい成績を残している。
OBも華やかで長澤和明(元日本代表、女優・長澤まさみの父)、大木武(ロアッソ熊本監督)、反町康治(日本サッカー協会技術委員長)、大榎克己(清水エスパルス強化部長)、長谷川健太(FC東京監督)、堀池巧(順天堂大学蹴球部監督)、武田修宏(タレント)、野々村芳和(北海道コンサドーレ札幌社長)、栗田大輔(明治大学サッカー部監督)と錚々たる顔ぶれが並ぶ。
さらに斉藤俊秀(日本代表コーチ)、相馬直樹(鹿島アントラーズ監督)、西澤明訓(セレッソ大阪アンバサダーなど)、高原直泰(沖縄SV代表兼選手)、内田篤人(世代別日本代表ロールモデルコーチなど)と、W杯戦士を5人も輩出。ちなみに第2種(高校生)で見ると、最多の数字である。
だが、その栄華を誇ったのは、もう20年以上前の話だ。
最後の“全国”は92年のインターハイ
清水東が最後に全国制覇したのは、現在日本代表でコーチを務める斉藤俊秀らを擁した1991年度の静岡インターハイ(東海大一との大会史上初の同県決勝対決)。全国大会への出場は翌92年のインターハイを最後に終わっており、高原や内田を擁した世代でもその壁を突破できなかった。特に近年は静岡学園、清水桜が丘(旧・清水商業)、藤枝東といった伝統校以外にも、浜松開誠館、藤枝明誠、常葉大橘と私立勢が頭角を現したことで、よりその壁は分厚くなっている。
清水東サッカー部の低迷の1つの理由となるのが、その“高すぎる学力”が挙げられる。
県立高校である清水東には当然、サッカー推薦はない。前述したOBが現在のサッカー界の要職を担っていることからも分かる通り、サッカーの実力があったとしても「文武両道」を体現できる者でないと清水東サッカー部の門はくぐれない。現在でも静岡県でトップ3に入る偏差値の進学校としての顔があるのだ。
OBでもある渡邊勝己監督は当時と現状の違いを説明する。
「今と違って、当時は良い大学に行くなら良い進学校に行かないといけない風潮があった。それに加えて『学区制』もあり、県内の中でもサッカーが特に盛んであった清水地区でそれを目指すのであれば、清水東の人気が高かった。文武両道で成功したいという意欲を持った選手が集まってきていたと思います」
だが、2008年度に静岡県内にあった10の学区は廃止。さらに入試形態もAO入学など、受験のアプローチも多彩となったことで、サッカーに特化した高校やJクラブユースから名門大学に進学するケースが増えた。
「技術レベルの高い選手は、サッカー部強化に乗り出す高校やJクラブの下部組織に進むようになった。特に静岡はその選択肢が多い。Jユースだけを見ても清水エスパルス、ジュビロ磐田、藤枝MYFCやアスルクラロ沼津……昔のようにトップクラスの選手がどんどん入ってくるような状況ではなくなっています」
さらに近年は3年生が夏のインターハイ予選を最後に引退し、受験に専念するケースが加速していた。例年30〜35人ほど在籍するが、夏以降に部に残るのはだいたい7〜8人。プレミア、プリンスリーグに次ぐ県リーグ1部で苦戦して降格した一昨季は、3年生はわずか4人しか残らなかった。昨季は昇降格のレギュレーションがなかったため、現在も2部リーグを戦っている。
清水東のスタイルは何か?
渡邊監督は、2001年から5年間、母校で定時制の教師をしながらサッカー部のコーチに就任。内田らの世代を3年間見守った後、同県の富士東高校を経て、15年に清水東にコーチとして復帰、翌17年に監督に就任した。長澤和明ヘッドコーチと共に強化にあたり、就任1年目からチームを19年ぶりの県予選決勝に導いた(静岡学園に0-1で敗戦)。今回のインターハイ予選も同じ静岡学園を前に全国切符を逃したが、2部リーグに在籍するとはいえ、間違いなく「古豪復活」の機運は高まりつつある。
「ありがたいことに、時代の流れは変わっても『清水東で文武両道を実現したい』、『古豪復活をさせたい』という気概を持った選手たちはいる。それを僕ら指導者がどう生かしていくか。藤枝東のパスサッカー、清水桜が丘の力強さ、静岡学園のテクニックと、それぞれの学校に特色がある。じゃあ清水東はどうなのか。勉強もきちんとできて、真面目な選手たちが真面目に粘り強くサッカーに打ち込むことこそが清水東のスタイルなのだと。それを根底に持っていないといけないんです」
今回のインターハイ予選準優勝の中心にいたのは、同校の理数科クラスに籍を置くMF佐野健友(3年)だ。現在、大学生の指導にあたる堀池氏はその驚きをこう語る。
「正直、エースが理数科の生徒だと聞いて驚いた。僕らの時のサッカー部の同期に理数科から東京大に進んだ仲間もいましたが、そういった選手は夏で部を辞めている。清水東サッカー部から着実に人材は育っていると思う」
清水東の理数科は、県どころか全国的に見てもトップレベルの学力を誇る生徒がそろう秀才集団。1クラス、40人程度と定められており、理数科を希望しても簡単には入れない狭き門である。2004年度には文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(以下、SSH)」に指定。本来であれば5年ごとの指定になるが、清水東は4期連続でその指定を受け続ける稀有な学校でもある。
その凄さをもう少し解説する。理数科では物理、化学、生物ともに外国人教師が英語で授業を行い、大学で研究するような高いレベルの実験を日々こなしている。さらに修学旅行先には米国の理系トップの大学として知られるマサチューセッツ工科大の見学・交流も組み込まれているという。
これだけ高いレベルの授業をこなすのだから、当然、普通科の生徒よりも授業のコマは多い。練習に途中参加することもざら。これまでもサッカー部に理数科の選手は在籍したが、「トップチームに関わるような選手はほとんどいなかった」(渡邊監督)という状況だった。
その中で佐野は2年生でレギュラーの座を掴み、最上級生となった今年から内田らが背負った10番を理数科の生徒としては初めて託された。渡邊監督も「彼はいつ勉強しているのかなと思う。(サッカーでも)インテリジェンスが頭抜けていて、プレー中もピッチ全体が見えているし、相手の状況を見て駆け引きできて技術も高い」と舌を巻いている。
そんな佐野に入学の経緯から話を聞くことができた。
ハンデだと思ったら、自分が望む姿にはなれない
「インハイ決勝(17年度)で静岡学園と激闘を見せた先輩たちに感動しました。それにサッカーか、勉強か、という選択でどちらかを諦めるのはもったいない。両方をとことん頑張るというのも大事なことではないかと思えたので、清水東に決めました」
清水東サッカー部で3年間を過ごした兄の姿も決め手の1つになったという。
しかし、理数科の授業は佐野にとってもハイレベルだった。理数科の先輩たちが途中で勉強にシフトしていく姿も目の当たりにした上、練習にフルに参加できないことで「やっぱり理数科は不利なのか」と思うこともあった。それでも佐野の心は揺らがなかった。
「勉強がハンデだと思った時点で、自分が望む姿にはなれない。どうやったら両方できるかを常に考えて、勉強する時間とトレーニングする時間を捻出し、自分に適した勉強法、トレーニング法を考えながらやっていくようにしたんです」
勉強面では目標である筑波大学進学に向けて着実に知を養い、サッカー面ではフィジカルと戦術眼を向上させる。どちらも諦めなかったことで、チームに攻撃リズムを生み出す必要不可欠な存在にまで成長した。
「理数科のみんなはこの時期から受験に向けてスイッチが入るので、部活を続けづらい空気はあります。でも決勝まで進み、あの試合をできたことで両親や担任の先生、クラスメイトも『最後まで頑張れ』と声をかけてくれた。みんなの想いに応えたいし、絶対にリベンジをしたいと思っています」
インターハイ予選を勝ち進んでいったことでチームは団結。自ずと佐野の心も部活継続へ傾き、決勝で敗れた瞬間には「選手権予選で静岡学園を倒して、全国へ行く」という決意が固まった。
この敗戦をきっかけに気持ちを新たにしたのは、佐野だけではない。
今年は、近年では最多となる12人の3年生が冬まで残ることを決めた。その中の1人であるDF伊藤光輝もまた、理数科に所属している。
「SSHの授業は事前に英語で書かれたプリントが配られ、まずそれをきちんと予習しないと授業についていけない。予習、授業、復習の連続です。だからと言ってサッカーを疎かにしていいという理由にはならないですし、最後までやり切ろうと決意してここにやってきました。でも、(インターハイ予選の)準々決勝はスタメンでしたが、準決勝、決勝とベンチスタート。このまま冬まで残る必要性はあるのか、と考えるようになりました」
10番の佐野と違い、伊藤はサブメンバー。決勝では延長後半からの出場で終わり、ピッチに立った時間はわずかだった。
「レギュラーの3年生は決勝の悔しさも凄く味わっていると思うし、残ることを決断できたと思う。でも、僕らサブ組は簡単には決められなかった」
決勝後、伊藤はベンチ入りしていた他の3年生の6人と「残るか、辞めるか」を徹底的に話し合った。お互いの胸の内を包み隠さずぶつけ合い、4人の仲間が勉強に専念することを決めた。一方、伊藤を含めた2人は「古豪復活を実現させたい」とサッカー部に残ることを決めた。なぜか。
「僕はサッカー部で部長を任せてもらっているし、レギュラーになれてもなれなくても、このチームに貢献をしたいと考えました。辞めることを決めた4人も悩み抜いた末の決断だし、大学進学に向けて全力を尽くすことを誓った仲間です。僕らは彼らの思いも背負っていく覚悟を決めました」
将来は、大学の農学部に進んで研究職になる夢を持つ伊藤はこう続ける。
「清水東は30年近く全国の舞台から遠ざかっていても、偉大なOBの人たちだけでなく、地域の人たちも再び全国大会で活躍することを願ってくれている人が多いと感じるんです。決勝に進んだ時には学校でパブリックビューイングを用意してもらったり、先生や地域の人たちも応援してくれた。嬉しかったのが、勉強で忙しいはずの理数科の仲間たちも応援してくれて、大会前には僕と佐野のために応援タオルを作ってくれた。僕は常に持ち歩いています。温かみと期待を感じるからこそ、絶対に応えたい。最後までやり切りたいと思っています」
明確な目標設定とやり抜く力
清水東はこの後に行われた東海総体でも決勝に進んだが、またしても静岡学園に1-2で敗れた。選手権予選はなんとしても静岡学園にリベンジを果たしたいが、藤枝東や常葉大橘など、今回のインターハイ予選で清水東に敗れたチームも目の色を変えて襲いかかってくるだろう。選手権出場への難易度はさらに高まっている。
ただ、だからこそ、彼らはやりがいを感じているのかもしれない。全国まであと一歩のところまで来ている。
「周りから『古豪』と言われ続けたことが、逆に僕らを奮い立たせています。復活させたいという想いは日に日に膨らんでいます」(佐野)
「静岡における清水東はやっぱり特別な存在です。清水東は勉強だけじゃないんだぞ、両方しっかりやればできるんだぞということを僕らが示していきたいと思っています」(伊藤)
この志が伝統であり、偉大な先輩たちが積み上げた清水東の財産なのだろう。
明確な目標を立て、それを達成させるために何をすべきかを考え、粘り強く取り組む。勉強においても、部活にしても、それを促す場所が清水東にはある。
「古豪復活」の文字を視界に捉えた彼らが、これからどんな成長した姿を見せてくれるだろうか。偉大なOBたちもそれを心待ちにしている。
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