日体大柏高校 根引謙介監督【第2回】「主導権を握りアグレッシブにダイナミックにゴールを目指すのが日体大柏のスタイル」
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ーー現在、チームの部員数やカテゴリー構成などはどのような形なのでしょうか?

 

 現在の部員は110名ほどで、カテゴリーは「Aチーム」「Bチーム」「Cチーム」「1年生」の4つに分かれています。

 

ーー日体大柏高校が目指しているサッカーとはどういったところでしょうか?

 

 攻守で主導権を握る「攻撃的なサッカー」をテーマとして掲げています。アグレッシブに、ダイナミックにゴールを目指すサッカーですね。

 

ーーチームに求める選手とはどういった選手ですか?

 

 技術が高い選手ということもポイントとしてはありますが、まずはサッカーに対して真摯に、真剣に取り組むことができる選手ですね。それと「個性」がある選手ですね。体の強さだったり、スピードだったり、足元の技術だったり、個性がある選手は、その個性を活かす、個性がしっかりと表現できるような指導を心掛けていますね。

 

ーー選手のスカウティングやセレクションなどはされていらっしゃいますか? またその際は、どういった点を重要視しているのでしょうか?

 

 スカウティングもしています。弊校では柏レイソルさんと相互支援を目的とした提携を結んでいますのでセレクションもその一環として柏レイソルさんと合同で行っています。

 

 スカウティングやセレクションの際には、技術的な部分はもちろん、その子の個性、秀でている部分をチェックしていますね。その他では例えば休憩中の動作だったり、話をしたときの受け答えなどプレー以外の性格的な部分もチェックしています。

 

ーー新チームはどんなチームですか? またチームの中心として期待している選手などはいますか?

 

 昨年から、「自らが主導権を握る」というようなプレースタイルに変化している中で、その軸は新チームも継続しています。昨年のチームはややテクニカルな面を押し出していましたが、新チームはどちらかというとパワー、推進力が特徴のチームかなと思っています。

 

 もちろん選手全員に期待していますが、その中でも、キャプテンの土屋巧(DF)には、チームのまとめ役として、チームを牽引していく役として期待しています。

 

ーー(3月20日から開催された)イギョラ杯に参加されましたが、イギョラ杯ではどのようなことを試そうと考えていたり、どのようなことを重視して戦われましたか?

 

 素晴らしいチームが参加していますので、その中で自分たちのやっているサッカーが「どの程度通用するのか」ということが1つと、「戦力の底上げ」という部分も重視しながら戦っていました。

 

ーーイギョラ杯で見えた課題点や良かったことなどは何かありましたでしょうか?

 

 自分たちのスタイルを貫くためにも、テクニックだったり判断などの部分でもっと上げていかないといけないなというのは感じましたね。それとゴール前、フィニッシュの精度はもっともっと上げていかないといけないと感じました。

 

 守備面で言うと球際の強さやプレスの強度などは、さらに向上させていかないといけないなと思いました。拮抗した場面で、そういった部分が見えてきたので、実りのある大会だったと感じています。

 

 また、良かった部分はどんなチームに対してでも、自分たちのやりたいサッカーというのができていたことですね。相手によってスタイルを変えなければいけないようなことや、相手に合わせてしまうようなことも無かったので。

 

 次回は日体大柏高校サッカー部のセールスポイントや今シーズンの目標についての話などを紹介する。

 

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