青森山田中学校の監督に聞くサッカーの育成Part.3「成長する選手の保護者に共通するポイントは?」
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東京都府中市を拠点に活動する府中新町FCが、クラブの保護者に向けた講演トーク会を実施した。ユース年代でトップクラスの育成実績を誇る青森山田高校に有望選手を毎年輩出し、全国大会での実績もある青森山田中学校の上田大貴監督と、サッカージャーナリストの川端暁彦氏をゲストに招いたこの会の主な内容(一部編集)をテーマ別に構成。パート3のテーマは「成長する選手の保護者に共通するポイントは?」。司会は、府中新町FCの葛谷智貞監督が務めた。

 

取材・構成/石田英恒 写真/Getty Images、BBM、石田英恒 協力/府中新町FC

 

上の写真=近年、U-18年代の各大会で輝かしい成績を残し続ける青森山田高校 写真/Getty Images

 

KEYWORD 01「保護者の姿」

 

司会 チームに子供を預ける保護者は、どういった意識を持てばいいのでしょうか?

 

上田 保護者がどれだけ見守れるか、そこが重要になります。プレーや戦術的な部分に関して、保護者が子供に何か言うのは絶対にやってはいけないことです。チームの方針や指導者の狙いに介入すべきではありません。

 

 指導者は、選手を育てる上で、我慢させたり辛抱させたりすることがあります。選手ができないポジションをあえてやらせてみたり、いくら技術があっても取り組みが不十分であればメンバーから外したりすることもあります。そういったときに保護者がいかに見守っていけるかがとても重要です。

 

川端 「ウチの子はなぜ違うポジションをやらされているのですか?」、「なぜ試合に出られないのですか?」と言ってくる保護者の方もいると思います。そういうときにはどんな話をするのですか?

 

上田 入学前の段階で入部説明会を開催し、その中でチーム方針だけではなく、保護者の役割についてもお伝えしています。例えば、子供が保護者に不満を漏らし、その保護者が指導者と相談して問題を解決したとします。すると、子供は保護者に不満を伝えれば物事が解決すると勘違いし、自分で解決することをやめてしまいます。

 

 成長する選手の保護者の方々に共通するポイント、それは「子供に対して簡単に手を差し伸べない」ということです。中には試合を見に来ることすら滅多になく、入学式と卒業式でしか指導者と会わないという方もいます。

 

 青森山田高校の2019年度の10番、武田英寿(浦和レッズ)が小学6年生で練習参加に訪れた際にU–13の試合に出てもらったことがありました。その中で相手チームの選手の態度があまりにもひどく、審判をしていた私は試合を止めて厳しく注意しました。相手チームの選手であっても、それを見過ごすことは彼のためにならないと思いましたし、入学したばかりの青森山田の子供たちにも、プレー以前のこととして取り組む姿勢がどうあるべきかを理解してほしかったために、思わず指導してしまったのです。

 

 練習終了後、武田のおとうさんに「見苦しいところをお見せしました」とお詫びをすると、おとうさんは「いいえ、あれで青森山田に決めました。こういう環境に身を置かせたかった」と言ってくださいました。そういう思いを持った保護者が、選手を成長させるのだと思います。

 

 青森山田中学校から高校に進学し、1年生のときから活躍した選手の親御さんもそういった思いを持った保護者の一人です。本人が結果を出して注目され、周囲からちやほやされればされるほど、親御さんは誰よりも厳しい目で子供を評価されています。親御さんがいつも私たち指導者におっしゃるのは、「調子に乗るなとだけ伝えておいてください」という一言だけです。成長する選手の保護者の子供に対する関わり方は共通していると思います。

 

KEYWORD 02「我慢と辛抱」

 

司会 中村憲剛選手(川崎フロンターレ)や名波浩さん(元ジュビロ磐田の監督)の子供たちがサッカーをやっています。彼らは息子たちに対して、いい話をしていそうですが、実はサッカーの話はしないと言います。

 

 中村選手は「ピッチの中で戦ったか?」、名波さんは「ボールを奪われたときに取り返しに行ったか?」、それだけを聞くそうです。そして、どんな良いプレーをしたか、点を決めたかについては聞かないと言います。相手のレベルが自分よりも低ければ、スーパープレーができます。だから、そういったことを聞いても意味がないのです。

 

 保護者は、往々にして「チャレンジしろ」、「仕掛けろ」と子供たちに声掛けしてしまいます。すると子供たちは、いつの間にかチームのためではなく、保護者のためにサッカーをしてしまい、目的がずれていきます。大事なのは目の前の良いプレーよりも、どういう意識を持ってプレーしたかです。サッカーをよく知っている選手たちは、自分の息子に対してそういう話をするわけです。

 

上田 中学生に対する保護者の関わり方としては、こんな話もあります。入学してしばらくすると、子供が五月病になることがあります。新しい環境に適応できず、精神的に弱ってしまうのです。親元を離れてきた寮生の中には地元に帰りたいと言ってくる子供もいます。

 

 私が監督に就任して間もない頃に、同じ県から来た2人の子供が地元に帰りたいと言ってきたことがありました。私が「人間関係に悩んでいるのか?」、「いじめられたのか?」と聞くと、そういうことではなく、ただ、「ママに会いたい」と言うのです。話し合っても、気持ちはなかなか変わらず、まさに五月病だったと思います。

 

 2人のうちA君のほうは、寂しがる子供のために毎週末、保護者の方が遠方から会いに来ていましたが、8月の帰宅時期になってもA君は立ち直りませんでした。

 

 一方でB君のほうは、保護者の方が「おまえ自身が(青森山田に)行きたいと言ったのだろう。自分の言葉に責任を持てないのは許されないよ。自分が言ったことに最後まで責任を持とう」と言って突き放しました。そのB君も、しばらくはめそめそしながらやっていましたが、そのうちに顔つきがどんどん変わりました。8月の帰宅時期には、保護者の方が「迎えに行く」と言うと、「恥ずかしいから迎えに来なくていい。自分で電車に乗って帰る」と断るまでになっていました。

 

 やがて2人の差は歴然となりました。B君は小学生の頃はトレセンにも縁のなかった選手でしたが、心もプレーも順調に成長し、レギュラーとして全国大会優勝に貢献しました。一方のA君は2年生の途中でサッカーをやめてしまいました。

 

 これは典型的なパターンですが、基本的には子供に責任を持たせることがとても重要です。保護者や指導者が登場するのは最後の最後。手を差し伸べなければいけない状況になったら手を差し伸べてあげる、そういうやり方が非常に大事になります。

 

司会 保護者側としては、青森山田のエピソードは特別な話と思うかもしれませんが、決してそうではないのです。青森山田に行く子は特別ではありません。基本的にはその地区の一番手ではない子、特別な選手ではない子が行くと聞いています。

 

上田 4月の入学式や入寮する際の子供たちは、希望に胸を膨らませてとてもワクワクしています。逆に、寮に息子を残していかなければならない保護者の方の中には、帰り際に涙が止まらない方もいます。保護者の覚悟があり、人生の本当の苛酷さをまだ知らない12歳なりの覚悟があるのです。

 

川端 青森山田は厳しく、高校の黒田剛監督はとても厳しいという中では、上に従う子供ばかりになってしまうと思いがちです。しかし、厳しい黒田監督にも自分の意見を言える選手になっていくという逆の側面もあります。

 

 青森山田高校からアビスパ福岡に入ったディフェンダーの三國ケネディエブス選手は、最初はフォワードでした。そして、高校で試合に出ることができませんでした。すると、本人が「ディフェンダーで使ってほしい」と、センターバックへのコンバートを黒田監督に直訴したのです。黒田監督は、そこまで言うのならやらせてみようと了解しました。そこから試合で使われるようになり、ものすごい努力をしていまがあります。

 

 厳しい黒田監督にも直談判できるメンタリティーが6年間の間に育つ、とも言えると思います。武田選手も、黒田監督に意見を言えるメンタリティーを持っていました。その強さは、彼らの6年間の成長を物語っています。

 

司会 保護者としては、子供の成長を見守り、我慢し、辛抱することが大事です。

 

上田 保護者にとっても子供にとっても、我慢や辛抱が大切になります。あれもしたい、これもしたい、でも全国優勝もしたい、プロにもなりたい、そういう選手がそうなれるわけがありません。いろいろなことを我慢して、一番ほしい日本一のタイトルや自分の夢をつかみ取る、そういう強い決意がなければ、目標を達成できません。

 

 すべてを手に入れられる選手などいないのです。何かを達成できた選手は、必ず何かを犠牲にし、我慢や辛抱をしています。そして、日本一のタイトル、レギュラーポジションの獲得、プロになる夢をぶれずに追い求めています。

 

 加えて、保護者が金銭的にもサポートしてくれていることや、大好きなサッカーを青森山田で思い切りやれることに対して、本当に幸せだという感謝の気持ちを子供たちが持てるかどうかもとても重要です。

 

KEYWORD 03「評価の仕方」

 

 

司会 上田監督は「評価は他人がするもの」と話していますが、その点についても解説をお願いします。

 

上田 「僕はこんなに自主練しました。それなのに、なぜあいつがレギュラーに選ばれるのですか?」と、中学生が内面に不満を持っているだろうなと感じることがあります。しかし、青森山田ではどれだけ自主練したか、その練習量は評価の対象には入りません。表現するのはピッチの上であり、ピッチの上でやれたときに初めてできるようになったのだと判断します。

 

 努力する姿や練習する姿を他人に見せずに頑張っている選手はたくさんいます。もし、普段どれだけ練習するかで評価するとしたら、おそらく、みんなが監督の目の前で練習を始めるでしょう。私は、「オレの顔を見ながら練習しなくていいよ」と選手に言います。選手にとっては休むことも大切なのです。練習量で評価したら、休養するのがダメなことになってしまいます。

 

 やはり、自分を表現するピッチの上で結果を残すことが、一番の評価だと思います。そして、評価するのは他人であって自分ではありません。「あいつより僕のほうが自主練している。だから僕でしょう」というのは自己評価であり、自己満足に過ぎません。評価はあくまでも他人がするもの。いくら練習しても評価されなかったとしたら、それは間違った練習だったから、あるいは努力が足りなかったから、と思わなければいけません。

 

司会 私のクラブ(府中新町FC)でも、私たち指導者とやたら目が合う子がいます。ちらちらと、こちらを見るのです。監督やコーチに認められるように頑張りなさいと、保護者の方に言われているのかもしれません。しかし、成長し、うまくなっていく子は、コーチの目など気にせずに夢中になって集中してやっています。

 

 保護者は「ウチの子はこんなに頑張っているのに」と評価しがちです。以前、対戦相手の保護者が自分の子の指導者に文句を言っているシーンを目にしたことがあります。

 

上田 そういうことを選手自身がしっかりと理解すれば、いろいろなところに変化が出てきます。青森山田は寮生が多く、グラウンドに自由に出てすぐに自主練できる環境にありますが、中にはボールを置き、止まっているボールで何度もシュート練習をする選手がいます。しかし止まっているボールで行なうシュートは、フリーキックの練習にはなりますが、それ以外の効果はほぼないでしょう。一方で、工夫して、いろいろな状況をつくり出そうとしている選手もいます。コーンを使い、それを相手に見立てて背負ってターンするなど、実戦により近いイメージを持って練習をしているのです。見ていると、本当にさまざまな工夫をして自分の課題を克服しようと取り組んでいます。

 

 グラウンドにいる時間の長さだけではなく、そういった実戦的なトレーニングが身になるのだと思います。グラウンドに残ってトレーニングをただ行なうだけでは意味がありません。評価は、自分ではなく、他人がするものだということをしっかりと理解してほしいと思います。

 

川端 自分としては良くなったと思っても、他人が評価してくれなければ、意味がないことです。

 

上田 そういう意味で言うと、プロになった選手の共通点は、自分の限界を決めず、自分自身に満足しないということかもしれません。

 

川端 A代表に入るような選手たちは、自分で満足しませんし、自分の課題を常に自分で見つけていくマインドを持っているものですよね。    

※当企画はパート3で終了

 

青森山田中学校監督プロフィール

 

 

上田大貴(うえだ・だいき)/ 1985年9月25日生まれ、北海道出身。青森山田高校から仙台大学へ進む。社会人としてプレーしたあと、2011年に青森山田中学校の監督に就任。17年度までに全国中学校サッカー大会で5回の優勝を果たした(14年度から17年度まで史上初の4連覇。18年度と19年度は準優勝)。18年度のJFA 第22回全日本U-15サッカー大会では、中体連として史上2校目となる決勝進出に導いた

 

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