青森山田中学校の監督に聞くサッカーの育成Part.2「育成年代で良い選手が育つ環境とは?」
{by} www.bbm-japan.com

 

東京都府中市を拠点に活動する府中新町FCが、クラブの保護者に向けた講演トーク会を実施した。ユース年代でトップクラスの育成実績を誇る青森山田高校に有望選手を毎年輩出し、全国大会での実績もある青森山田中学校の上田大貴監督と、サッカージャーナリストの川端暁彦氏をゲストに招いたこの会の主な内容(一部編集)をテーマ別に構成。パート2のテーマは「育成年代で良い選手が育つ環境とは?」。司会は、府中新町FCの葛谷智貞監督が務めた。

 

取材・構成/石田英恒 写真/Getty Images、BBM、石田英恒 協力/府中新町FC

上の写真=近年、U-18年代の各大会で輝かしい成績を残し続ける青森山田高校 写真/Getty Images

 

KEYWORD 01「真の努力」

 

司会 2019年度の全国高校サッカー選手権大会(以下、選手権)で1年生にして活躍した青森山田高校の松木玖生選手について、今回のテーマに関連したエピソードがあると聞きました。

 

上田 彼は室蘭市(北海道)の小さなタウンクラブ出身の選手で、小学6年生のときにウチに練習参加に来ました。当時は右足を使わない左利きの小さな選手で、フィジカルもスピードもまだまだでした。優れた技術を持つ選手だったので、ウチに来てほしいともちろん思いましたが、入るためには中学校を受験してもらう必要がありました。

 

 中学3年生のトップチームに小学6年生の松木を入れて、練習を行ないました。中学3年生とバチバチの紅白戦を行なったあと、松木は「何もできなかった」と不満そうな顔をしていました。これは失敗したかと思いました。

 

司会 入ってほしい場合、多くは気持ち良くプレーさせてあげます。

 

上田 もっと気持ち良くプレーさせて、「楽しいな」、「これならできるな」と思って帰ってもらいたかったので、失敗したかなと思ったわけです。彼はJクラブのアカデミーからもオファーを受けていて、そのJクラブに行くのかなと思っていました。しかし、彼はウチに来てくれました。

 

「なぜウチに来たのか?」と聞いたところ、厳しいトレーニングを毎日やりたかったからとのことでした。そのJクラブは週何回かの練習しかしないそうですが、厳しいトレーニングを毎日やる環境が青森山田にはありました。

 

「練習参加したときに、めちゃくちゃ厳しい練習で何もできませんでした。それが悔しくて泣きました」とも言っていました。そういう性格だからこそ、中学3年生で高円宮杯JFA U ‒18プレミアリーグに出場するまでの成長を遂げたのだと思います。

 

川端 悔しい、きついと思ったときに、そこから逃げるのではなく、もっと強くなってやろうと思えるかどうかが重要です。

 

上田 サッカー選手なら、こいつに勝ちたい、負けたくないという気持ちがなければいけません。負けてもいいというような試合をしたり、適当にメニューをこなしたりしたら、成長はないでしょう。彼は負けることが大嫌いで、それが成長するエネルギーになっています。

 

川端 負けたくないから、工夫や努力をするのです。そこでの6年間の積み上げの差は大きいと思います。

 

司会 中学生の途中で青森山田中学校に転校し、現在青森山田高校で活躍している選手にも、面白いエピソードがあるそうですね。

 

上田 彼は以前、あるJクラブにいて、途中から青森山田に来ました。私たちにはJクラブに負けたくないという熱い気持ちがあり、Jクラブとの試合では相手の中心選手を抑えようとします。そんな私たちと対戦した際のJクラブ時代の彼は、みんなが体を張って一生懸命プレーしている中で、前からのチェイシングを怠り、チームメイトからのパスがずれると、ふてくされていました。

 

 結果的に、その試合は私たちが勝ちましたが、彼は終わったあとにあいさつもしませんでした。向こうの指導者陣は彼の背中をトントンとたたき、「まあまあ」という感じで慰めていました。彼のすごさは分かったのですが、私は、「何でこうなんだ。これではダメだ」というもどかしい思いを持ちました。

 

 その半年後、もっと厳しいところでやりたい、今のままではダメだという本人と保護者の意向により、青森山田中学校に転校し、サッカー部に入ってきました。人間的な指導がないとダメだという保護者の思いがあったために実現したのです。

 

 最初は、フィジカルトレーニングでは最下位でした。チェイシングもしないので、「君は何しに来たんだ」と厳しいことも言いましたが、悔し涙を流しながらひたむきに努力し、成長していきました。そして、現在は青森山田高校のAチームに入るまでになりました。

 

 負けたくない、今のままではいけないとあのときに行動を起こしたことで、今があります。彼には指導者からの厳しい指摘が必要だったのです。

 

司会 青森山田が考える努力家とはどういったものになりますか?

 

上田 ウチには青森山田イズムというものがあります。青森山田高校の黒田剛監督が浸透させた意識改革で、やりたくないことをやれるようにするのが努力なのです。得意なことや好きなことをやって、努力したと言う子はたくさんいます。保護者の中には「ウチの息子はこんなに努力しているのに」とおっしゃる方もいますが、それは果たして本当の努力なのかということです。「やりたくないことや不得意なことをやれるようにするのが努力」であり、これは明確でシンプルなメッセージです。

 

 例えば、左足で蹴れない選手が左足で蹴れるように頑張ったとしたら、「本当に努力したな」と言えます。しかし、右足で強烈なシュートを打てる選手が、左足のシュートではなく、右足のシュート練習を30本やりましたでは、努力とは言えないでしょう。基礎体力が不足している選手はフィジカルトレーニングが必要になりますが、自主練習でフィジカルトレーニングをやる選手はなかなかいません。

 

 その点、松木もそうですが、檀崎竜孔(コンサドーレ札幌)や武田英寿(浦和レッズ)などは、自主練習で自分が不得意なことばかりをやっていました。武田はテクニカルな選手でヘディングやフィジカル面が弱点だったのですが、ヘディングの練習をいつもやっていました。利き足が右の檀崎は左足のクロスの練習をやっていました。松木は逆に左利きなので、右足のサイドチェンジを練習しています。

 

 みんな、友だちを早起きさせて自主練習につき合ってもらい、朝練が始まるときには全身汗だくになっている選手たちです。その根本には、絶対に負けたくないという気持ちがあるのだと思います。やれないことにしっかり向き合ってやるのが努力家。努力をはき違える選手がいますが、青森山田では努力家とはこういうものだと最初に伝えています。

 

司会 青森山田からプロになった選手の共通点は、そういうところにありそうです。好きなことを頑張るのはよくありますが、そこから上に行くためには苦手な部分を頑張らなければいけません。苦手なことを克服するために頑張るのが努力なのですね。

 

KEYWORD 02「育つ環境」

 

司会 選手が育つためのより良い環境について説明してください。

 

上田 選手が成長するためには、ハード面は関係ありません。素晴らしい人工芝でナイター設備がある、シャワーが完備されている、フットサルコートが何面もある、だから選手がうまくなるというわけではありません。大事なのはハード面以外の環境になります。

 

 環境の中で第一に必要になるのは競争です。少しでも気を抜けば試合に出られない、カテゴリーが下がる、毎日120パーセントで頑張らないといけない、毎日ヘトヘトになるまでボールを追いかけなければならないという環境です。そして、(練習後は)しっかり休んで、回復して翌日の戦いに臨みます。トレーニングでピッチに一歩入ったら、目の色が変わって戦う集団になること。それが大切な要素の一つです。

 

 次に、周りのノイズが少なく、サッカーにストレスなくトライできることが重要です。いろいろなことに挑戦でき、失敗を繰り返しながら、チャレンジを認めてあげるチーム方針、つまり思い切りやれるという点が大事な要素になります。 

 

司会 競争があり、周囲のノイズがなく、思い切りやれる環境ということですね。上田監督は普段から「正義が勝つ環境」の話をしています。それはどういうことでしょうか?

 

上田 学校で「クラス崩壊」という言葉がはやった時期がありますが、そのクラスは「正義が勝つ環境」ではないことが容易に想像できます。クラスを崩壊させようとする悪の力が勝り、クラスの崩壊を防ごうとする正義の力が非常に弱い状態。つまり、正しいことを正しいと言えない環境です。

 

 正義が勝つという環境を実際につくり出すのはなかなか困難なものです。正しいことを正しいと言えたり、一生懸命に頑張ったりする当たり前が、実は意外と難しい場合があります。正しいことを言うと周りから浮いてしまったり、正しいことを言った子を周りが「いい子ぶって」とバカにしたり、頑張って努力する子を揶揄したりと、そういう状況は、世の中、大人の世界でも多々あります。

 

 しかし、青森山田では「良いことと悪いことを選手同士で指摘し合いなさい」と言っています。良いことは良い、ダメなことはダメというわけです。

 

 キャプテンが私の前に1人の選手を連れてきたことがあります。その選手に「監督に言え」と促すと、「ルールを破りました。すみませんでした」と、自分の「ルール破り」を泣きながら告白しました。そういうことがあっても、キャプテンがチーム内で嫌われているか、浮いているかというと、そうではありません。逆に、悪いことをしたり、正しくないことをしたりした選手のほうが間違いなく浮いてきます。そういう環境が、子供たちが正しく育つ環境だと思います。

 

 そういう環境をつくるのは本当に困難ですが、少しでもそこに近付けられるようにと、中高ともに取り組んでいます。私たち指導者も、頑張り切れていない選手や浮ついている選手がいれば声をかけますが、ウチでは指導者が伝える前に選手同士で指摘するのです。どちらが正しいのかという、選手同士による言い合いもありますが、そういう環境が、選手が育つためには必要だと思います。

 

KEYWORD 03「本物の存在」

 

司会 中学生や高校生の場合、頑張るのは格好悪いと思ってしまう時期があります。一生懸命やるのは格好悪いので、努力を隠すことがあります。思春期で多感な時期なので、周りの目を必要以上に気にするのです。大人になってみると、あの時期にもっと頑張っておけばと思うことがあります。

 

上田 先ほど話したような環境をつくり出すためには、子供が正しくない行動などをしたときに指導者がしっかりと指摘することが必要です。これは私自身も含めて、青森山田のスタッフ全員が心がけていることです。

 

 なぜ、これだけのチームができたかというと、私の恩師である黒田監督がその部分を逃さなかったからだと思います。間違いを指摘するには労力がすごく必要ですし、場合によっては、「これぐらいでいいかな」と思ってしまいがちですが、見て見ぬふりを絶対にしないことが大切になります。それが青森山田のポリシーです。

 

 この選手はチームの中心だから、この選手はこういう性格だからといったことは関係なく、何かあったら、みんなの前でしっかりと指摘します。なごんだ雰囲気を壊してでも、空気を一変させてでも、言わなければいけません。そういうこと一つひとつの積み上げが、「正義が勝つ」青森山田の環境をつくり上げてきたのだと思います。

 

司会 見た目の環境ではなく、目に見えない部分の意識が一番大事なのですね。しかし、保護者からすれば、見た目の環境が良いところでやらせてあげたいと思ってしまいます。それが人情ですが、青森山田としてはそういうのは違うのです。ただし、青森山田は施設も素晴らしいと思います。

 

川端 環境と施設と、もう一つ良いと思う点は、青森山田高校の試合を中学生が近くで見られることです。青森山田高校がJユースと本気でやり合う試合を見て、終わったあとに同じグラウンドで中学生が練習を行ないます。そうなると、意識が違ってくるのではないでしょうか。

 

上田 そこはウチのメリットです。トップレベルの高校生を間近で見て隣で練習できるのは、何物にも代えがたいことです。「百聞は一見にしかず」という諺がありますが、「全国は全然違うぞ」と言うその本物が隣にいれば、それは最高の見本になります。

 

 私たち中学校のスタッフは、「ちょっと隣を見てみろ」と言うだけでいいのです。そして、パッと横を見ると、Jクラブに内定している高校生がバチバチと戦う姿があります。そういう環境下では、天狗にはなれません。

 

 先ほどの話にも出た松木は、中学生のときにフィジカル面が伸びたので、高校生のトレーニングに参加させました。中学校ではできても高校生の中に入ると全然やれないので、より一生懸命になります。天狗にはなりません。そういった意識を持つことは、ハード面(の充実)よりも大事なのです。

 

青森山田中学校監督プロフィール

 

 

上田大貴(うえだ・だいき)/ 1985年9月25日生まれ、北海道出身。青森山田高校から仙台大学へ進む。社会人としてプレーしたあと、2011年に青森山田中学校の監督に就任。17年度までに全国中学校サッカー大会で5回の優勝を果たした(14年度から17年度まで史上初の4連覇。18年度と19年度は準優勝)。18年度のJFA 第22回全日本U-15サッカー大会では、中体連として史上2校目となる決勝進出に導いた

 

関連ニュース
ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.1

森田記者が推薦するMF長田叶羽(ガンバ大阪ユース、3年) 7月22日に開幕する夏のクラブユースチーム日本一を懸けた戦い、第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目プレーヤーを大特集!「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第1回は関西の高校生を中心に各カテゴリーを精力的に取材する森田将義記者による11名です。 森田記者「すでにトップチームに欠かせない戦力になりつつある広島ユースのMF中島洋太朗。6月の新潟戦でJ1デビューを果たした鹿島ユースのFW徳田誉。高3ながらもこの夏、海外に渡る熊本のFW道脇豊。今年はアカデミー出身の若い選手の飛躍が目を惹きますが、クラブユース選手権(U-18)には彼らに続く可能性を秘めた選手がまだまだ存在します。今回は夏の祭典を機にブレークを果たしてくれると期待し、見た試合でのインパクトが...

クラセン注目の11傑
{by} web.gekisaka.jp
相手をリスペクトした真っ向勝負で静岡学園に3発快勝!神戸U-18が描く頂点へのロードマップに加わる個性豊かな色彩の可能性

[4.14 プレミアリーグWEST第2節 静岡学園高 0-3 神戸U-18 時之栖スポーツセンター 時之栖Aグラウンド(人工芝)] 相手が素晴らしいチームなのはわかっている。間違いなく攻撃的に来るであろうことも、容易に想像が付く。だからこそ、自分たちも引くつもりなんて毛頭ない。アグレッシブに打ち合って、その上で勝ち切ってやる。クリムゾンレッドの若武者たちは、勇敢な決意をハッキリと携えていたのだ。 「本当にこのリーグは難しいリーグなので、正直勝ててホッとしています。それも『こういうサッカーをしようよ』ということを、自分たちがある程度しっかり出した上で結果も付いてきたので、そこが凄く喜ばしいかなと思っています」(神戸U-18・安部雄大監督)。 真っ向からぶつかって3発を叩き込み、2試合目で掴んだ初白星。14日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST第2...

高校サッカー
{by} web.gekisaka.jp
「ここが決勝戦」。大一番へ向けて準備してきた東京都が“アウェー”で鹿児島県にPK戦勝利

[10.12 国体少年男子1回戦 東京都 1-1(PK4-2)鹿児島県 OSAKO YUYA stadium] 東京都が“決勝戦”と位置づけていた一戦を突破した。対戦した鹿児島県はともにU-16日本代表のMF福島和毅(神村学園高1年)やFW大石脩斗(鹿児島城西高1年)を擁し、地元国体のために準備してきた注目チーム。この日は、800人の観衆が地元チームを後押ししていた。 だが、石川創人監督(東京農大一高)が「僕らは『ここが決勝戦だ』と言ってチームを作ってきた」という東京都が、強敵を上回る。技術力の高い選手の多い鹿児島県に対し、MF仲山獅恩(東京Vユース、1年)とMF鈴木楓(FC東京U-18、1年)中心にコミュニケーションを取って準備してきた守備で対抗。相手にバックパスを選択させたり、奪い取る回数を増やしていく。 鹿児島県の巧さの前に迫力のあるショートカウンターへ持ち込む回数は少な...

国体少年男子
{by} web.gekisaka.jp
【2024年】高校年代サッカー・プロ内定者一覧 【加入情報】

※2023年10月12日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽市立船橋FW郡司璃来(→清水エスパルス) ▽桐光学園MF齋藤俊輔(→水戸ホーリーホック) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド...

高校サッカー
{by} koko-soccer.com
「今の状況を打開していきたい」藤島監督が退任、新体制でリスタートを切った埼玉・昌平がプレミアリーグEASTに臨んだ

10番・長のゴールを称えるチームメイトたち。昌平は尚志を相手に逆転負けを喫した。写真:河野正 村松コーチが監督代行として指揮 埼玉・昌平高校サッカー部を全国屈指の強豪へ育て上げた藤島崇之監督が10月3日付で退任し、新体制に移行して最初の公式戦、高円宮杯JFA U-18プレミアリーグEASTが7日に行なわれ、昌平は尚志(福島)に1-2で逆転負けし、3連敗を喫した。村松明人コーチが監督代行として指揮を執った。 今季プレミアリーグに昇格したチーム同士の対戦。4-2-3-1の昌平は前半6分あたりからペースを握り出し、ボランチの土谷飛雅とトップ下の長準喜(ともに3年)を経由してリズミカルな攻撃を展開。13分、MF大谷湊斗(2年)が右から鋭く切れ込んでからの最終パスが尚志DFに当たり、そのこぼれ球を長が蹴り込んで先制した。 前節まで6試合連続無失点の尚志の堅陣をこじ開けたことで、昌平...

埼玉・昌平高校サッカー
高校サッカー
{by} soccerdigestweb
選手権代表決定日一覧 【第102回全国高校サッカー選手権予選】

■代表決定日一覧 ▽北海道・東北北海道予選:11月12日青森県予選:11月5日岩手県予選:11月5日宮城県予選:11月5日秋田県予選:10月21日山形県予選:10月21日福島県予選:11月5日 ▽関東茨城県予選:11月12日栃木県予選:11月11日群馬県予選:11月12日埼玉県予選:11月14日千葉県予選:11月11日東京都A予選:11月11日東京都B予選:11月11日神奈川県予選:11月12日山梨県予選:11月11日 ▽北信越・東海長野県予選:11月11日新潟県予選:11月12日富山県予選:11月11日石川県予選:11月5日福井県予選:11月5日静岡県予選:11月11日愛知県予選:11月11日岐阜県予選:11月11日三重県予選:11月11日 ▽関西滋賀県予選:11月11日京都府予選:11月12日大阪府予選:11月11日兵庫県予選:11月12日奈良県予選:11月12日和歌山県...

第102回全国高校サッカー選手権予選
{by} koko-soccer
【2024年】高校年代サッカー・プロ内定者一覧 【加入情報】

※2023年10月5日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド千葉)▽FC東京U-18MF佐藤龍之介(→FC東京)GK小林将天(→FC東京)▽東京ヴェルディ...

高校サッカー
{by} koko-soccer
7年連続でJリーガー輩出中。選手育成も注目の強豪、昌平高・藤島崇之監督が退任へ

高校サッカーの強豪、昌平高(埼玉)の藤島崇之監督が退任することが分かった。習志野高(千葉)、順天堂大出身の藤島監督は、07年に昌平の監督に就任。当時無名の私立校を短期間で3度のインターハイ3位、全国高校選手権8強、“高校年代最高峰のリーグ戦”プレミアリーグEAST昇格など、全国有数の強豪校へ成長させた。 判断力、技術力の質の高い選手たちが繰り出す攻撃的なサッカーが話題となり、また、12年に創設した育成組織、FC LAVIDAとの中高一貫6年指導によって、選手育成でも注目される高校に。現在、7年連続でJリーガーを輩出中で、U-22日本代表FW小見洋太(新潟)やU-17日本代表MF山口豪太(1年)ら多数の年代別日本代表選手も育てている。また、藤島監督は日本高校選抜やU-18日本代表のコーチも務めた。 昌平は近年、男子サッカー部の活躍に続く形で他の運動部も相次いで全国大会出場を果たしてい...

昌平高
藤島崇之監督
{by} web.gekisaka.jp
【2024年】高校年代サッカー・プロ内定者一覧 【加入情報】

※2023年10月2日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド千葉)▽FC東京U-18MF佐藤龍之介(→FC東京)GK小林将天(→FC東京)▽湘南ベルマーレ...

高校サッカー
{by} koko-soccer
藤枝内定のMF芹生海翔、プロの練習で痛感した守備の重要性。成長を続ける司令塔は鹿児島城西を7年ぶりの選手権出場に導けるか

鹿児島城西のMF芹生は、身体の使い方が上手く、パスセンスも高い司令塔だ。写真:松尾祐希 今年のチームは攻撃陣にタレントが揃う “半端ない”FW大迫勇也(神戸)を擁して選手権で準優勝を果たしてから15年。鹿児島城西が虎視眈々と復権の機会を狙っている。 鹿児島の高校サッカーと言えば――。2000年代の前半までMF遠藤保仁(磐田)やMF松井大輔(YS横浜)らを輩出した鹿児島実がその名を轟かせた。 近年は神村学園が躍進し、昨年度は福田師王(ボルシアMG)やMF大迫塁(C大阪)を擁してベスト4まで勝ち上がったのは記憶に新しい。インターハイは6年連続、冬の選手権も昨年度まで6年連続で出場しており、今季から2種年代最高峰のU-18プレミアリーグ高円宮杯に参戦するまでになっている。 一方で鹿児島城西は前述の通り、2008年度の選手権で日本一にあと一歩まで迫り、以降も神村学園と切磋琢磨し...

高校サッカー
{by} soccerdigestweb