東京都府中市を拠点に活動する府中新町FCが、クラブの保護者に向けた講演トーク会を実施した。ユース年代でトップクラスの育成実績を誇る青森山田高校に有望選手を毎年輩出し、全国大会での実績もある青森山田中学校の上田大貴監督と、サッカージャーナリストの川端暁彦氏をゲストに招いたこの会の主な内容(一部編集)をテーマ別に構成。パート1のテーマは「育成年代で伸びる選手に共通するポイントとは?」。司会は、府中新町FCの葛谷智貞監督が務めた。
取材・構成/石田英恒 写真/Getty Images、BBM、石田英恒 協力/府中新町FC
KEYWORD 01「覚悟」
司会 今、各地域におけるナンバーワンの子供たちは、地元にあるJクラブの下部組織に行くケースが多いと思います。青森山田中学校に行く子は、必ずしもナンバーワンではない子、あまり目立たなかった子です。しかし、その子たちが中学校と高校を経た6年後には、Jクラブに行ったナンバーワンの選手たちをしのぐ結果を出したり、成長を果たしたりしています。そこにはどんな秘密があり、伸びる選手のポイントはどこにあるのでしょうか? ぜひ教えていただきたいと思います。
上田 青森山田中学校と高校には、現在活躍中、あるいは卒業後にプロになった選手がたくさんいます。伸びる選手に関して、何が共通しているのかと思い返すと、やはり性格的な部分なのかなと思います。単純に言うと、素直な性格です。サッカーの技術面で言えば、みんなさまざまで、最初からうまかったわけではなく、伸びる時期もまちまちでした。
青森山田に入りたい子供は全国にたくさんいます。その中には、いい意味でやんちゃな子供もいます。当然のことながら、そういう選手にしても、入ったあとに一度挫折しそうになったり、くじけそうになったりする場合があります。
活躍する選手は、そういったところからもう一段頑張る子供たちです。人の話を聞く耳をしっかり持ち、目を見て話を聞き、人の話をしっかり受け入れます。自分に足りないものは何かと分析し、指摘を受け入れるのです。中学校と高校で活躍したり、大学で活躍したり、プロになったりする選手の共通点は、サッカーをやめて仕事で頑張っている選手も含めて、素直で誠実であること、これが第一かと思います。
川端 入ってきた当初から、すべての選手が素直で誠実なわけではないと思います。
上田 もちろん、100人いれば100通りの性格があるわけです。お山の大将でオレがオレがというタイプもいれば、引っ込み思案なタイプもいます。彼らに共通するのは覚悟を持ってやってきた子供たちであることです。そして、覚悟を持って送り出した保護者の方々がいます。
そういう意味で言えば、共通点を持った仲間たちがそろい、志の高い子供たちがそこで切磋琢磨する環境になってくると、性格的に頑張れない子だとしても、これではダメと自ずと気付きます。青森山田中学校と高校はそういう環境にあります。そこが1つのポイントです。
川端 青森山田の場合、県外出身選手の割合は中学校入学段階で7割くらいを占めます。東京から行く選手もいますが、東京から青森に行くこと自体が大変ですから、何となくという気持ちで青森山田に入る子は少ないと思います。最初から志の高い子がそもそも行くイメージがあるのですが、その点はどうでしょうか?
上田 その覚悟はあるでしょう。しかし、小学6年生でまだ12歳です。人生をかける覚悟と言っても漠然としていますし、予想通りにはやはりいきません。こんなはずではなかったということが、あとからたくさん出てきます。12 歳で親元を離れて寮生活をするのは大変なことで、私たち大人から見てもリスペクトに値します。
当然のことながら、サッカーも私生活も最初から順調にいくわけはないのです。エラーが必ず起きて、ストレスがかかることが出てきます。人間関係で悩むこともありますし、むしろ悩まなければいけません。寮ではいろいろなことが起こります。単純なケンカもありますし、僕のほうがサッカーで頑張っているのに何でこの選手が試合に出るのかと思う場合もあります。
寮生活の中で起こる、ストレスを含めたさまざまな問題を自己解決したり、問題を解決するために人の手を借りる力を養ったりしていきます。高い志の子供たちと一緒にサッカーをすることで技術が伸びるのはもちろんですが、私生活で精神的な成長があると、それに比例してサッカーにおいても成長が見られます。ピッチでの成長につながる私生活での成長があることが、Jクラブと比較した場合のウチのいい点です。一年365日、一日24時間をしっかりとサッカーに向かわせる中で、勉強、私生活、人間関係、社会勉強もそこに含まれてくるところが私たちの強みです。
KEYWORD 02「自己解決力」
川端 私の中学生時代を振り返っても、彼らの挑戦の大変さが想像できます。青森山田の子供たちは、同年代の選手たちと大部屋で一緒に過ごします。そこで人間関係を築いてうまくやっていくのは難しいはずです。それをいかに乗り越えるか、そこにポイントがあるのでしょうか?
上田 一人では乗り越えられないことが多くあります。離れた保護者に電話して相談する子供がいたり、同じ悩みを抱えた子供たち同士で相談し合ったり、いろいろです。
この4月に新しく入学してきた子たちは、北海道の子から沖縄の子までいて、一人ひとりが持っている地域の文化が違います。関西の突っ込み文化に初めて触れた純朴な東北の子供が、関西の子供とケンカになることがあります。いろいろな子供たちが集まる中で、いろいろなトラブルが起きます。そういう文化的な摩擦についても、自分一人で乗り越えるのは無理です。
そこで、仲間の大切さを知ることや指導者に相談することなどの選択肢が出てきます。自分から発信や主張ができれば、仲間や指導者の助けを得て自分で解決することを覚えていきます。自分の生活をサッカーに向かわせるために、他人の助けを得て自分で解決することを学ぶのです。
今までは保護者が解決してくれたことを自分でやらなければいけないという状況が最初の壁になります。それを乗り越えて中学3年生くらいになると、身の周りのことを全部自分でできるようになります。そして、自己解決能力や問題発見能力が身についていきます。子供たちが成長していく重要な要素の一つです。
川端 指導者は、子供たちが自分で自分のことを解決するように促しつつ、子供たちがヘルプを出したら助けに行きます。指導者や仲間に対して自分がこういうことで困っているのだと伝えるのも、自己解決能力の一つになります。
上田 最初から言える子と、まったく言えない子がいます。こんなことがありました。母親から電話があって、「寮生のAの親です。ウチのスリッパがないようです。探してもらえませんか?」と言うのです。「お母さんのスリッパがないんですか?」。「いえ、ウチの息子が、スリッパがなくて困っているみたいなんです」。
そこで私は、「それは少し違うと思います。スリッパがなくて困っているのは本人なのだから、『スリッパがない』と本人が自分で伝えなければなりません。寮監に相談したり、夜の点呼で『スリッパを探してほしい』とみんなに発信したりすればいいのです。それを保護者の方がやってしまうと、その子は何もしないですべての問題解決を親御さんにやってもらうことになります。スリッパがなくて困っているのだったら、その子が成長するために、自分で言えるようにならなければいけません」と話しました。
その後、保護者から電話はありませんでした。自分自身で問題を解決することは、大人になっても大切です。そして、身近な問題を解決する力はサッカーにも通じる力です。
KEYWORD 03「要求する力」
川端 確かに「自分が困っている、こうしてほしい」と伝えるのは、ピッチ上のことにも通じます。自分の要求を伝え、人の要求を聞く、つまり互いに要求し合わなければなりません。
上田 サッカーのピッチは、その子の本性が出る場所です。本性を隠すことはできません。寮で寮監の言うことを聞けない子、学校で先生の言うことを聞けない子は、一番大事ないざという場面で指導者の指示を聞く耳を持てません。
ピッチの中では、さまざまな興奮状態があります。ギリギリの場面です。そこで冷静になれと指導者は言いますが、冷静になるとはどういうことでしょうか。それは、とんでもない興奮状態の中で話を本当に聞けるかどうかということです。青森山田中学校もそうですが、青森山田高校では、黒田剛監督が「集合」と言えば、誰一人として目をそらすことなく、全員が監督を見ます。何かをやりながら聞くということはありません。
府中新町FCの5、6年生と話したとき、選手たちは「こんにちは」と言ってリュックを下ろしました。人の話を聞く教育が徹底されていて、府中新町FCの指導の質の高さを感じました。選手たちは人の話をよく聞き、しっかり理解して自分で実行しなければなりません。そこにあるのは感じる心です。感じる心を持つとは、先ほどの素直で誠実であることにつながります。自分で養っていけるものです。
川端 2019年度の高円宮杯JFA U-18 プレミアリーグEASTで青森山田高校と対戦した大宮アルディージャU18の丹野友輔監督は、「青森山田と対戦すると勉強になります。選手たちに発信力があるからです」と語っていました。「彼らはピッチ上で互いに話をし、指示を出し合っています」と。ピッチ上のコミュニケーションは、苦しい時間帯になればなるほど難しくなります。そして、苦しい時間帯に間違った指示をすると、負ける可能性が高まります。少なくとも、声が出なくなるのはありがちな状況です。しかし、青森山田の選手たちは逆です。
その試合では青森山田に退場者が出て、アルディージャがイケイケになりました。しかし、青森山田の選手たちは、自分たちで情報を共有し、ベンチから何かを言われなくても、それぞれの選手が的確に指示を発信していました。
アルディージャの丹野監督は、「そういう部分を見習わないとダメだろう」と話していました。「そういう部分」をどうやってつくっていくのでしょうか? 中学生のときから積み上げてやってきたことが出たのかなと思います。
上田 声を出すのは、青森山田の大きな特長の一つであると思います。高校生も中学生も普段のトレーニングからかなり声を出しています。
全国高校サッカー選手権大会決勝の埼玉スタジアム、5万6000人の大観衆の中で監督が何かを言っても、選手には聞こえません。そういうときにこそ、ピッチ上での選手同士のコミュニケーション力が活きてきます。
「もう少しこうしよう、ああしよう」と大声で話したり、味方を鼓舞したり、そういうものをいざというときに出せるのは、普段から高い意識を持ってトレーニングをしているからです。「声を出せない選手は、いざというときにいいプレーができない」と言い続けているので、トレーニングは常にすごい活気の中で行なわれています。
川端 2月、福岡で行なわれた九州高校サッカー新人大会に取材に行ってきました。熊本県立大津高校が優勝したのですが、大津の選手たちも声をものすごく出していました。「チームカラーが少し変わったのですか?」と古閑健士監督に聞くと、「青森山田と昨年の夏にインターハイで対戦して負けたのですが、私たちに足りないのはこれだと気付かされたのが選手同士の声でした。(青森山田は)気合や指示の声を普段から出しているからこそ、言うべきときに言わなければならないことを言えるのです」と話してくれました。
それから、声をもっと掛け合うという方針にしたところ、選手たちが変わったそうです。ピッチで声を出して要求し合うようになり、自分たちで問題を解決できるようになったとのことでした。
上田 全国的にそういうチームが増えて、みんなが強くなってしまうと、青森山田としては困ります。ほどほどにしてほしいという思いもありますね(笑)。
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