180cmのGK――。フィールドプレーヤーであれば、日本ではまだ“大きい”と捉えられるかもしれない。しかし、GKというポジションとなれば、話は別だ。世界を見ても190cmオーバーのGKが当たり前のように活躍し、180cm前後は“小柄”という捉えられ方すらされてしまう。
だが、小柄だからといって通用しないとも限らないのがサッカーのおもしろい部分かもしれない。事実、Jリーグの舞台でも活躍する小さなGKは存在する。菅野孝憲(179cm/北海道コンサドーレ札幌)、朴一圭(180cm/横浜F・マリノス)、秋元陽太(182cm/町田ゼルビア)、飯倉大樹(181cm/ヴィッセル神戸)……彼らに共通することは、自分が小さいという事実を受け入れ、スピード、ポジショニング、コーチング、足元の技術と、いかに自分の優れた点を磨き上げきたかということだろう。
今回のコラムで描くのは、高校2年生のGK松原颯汰の物語である。彼もまた179cmと、小柄なGKのうちの1人である。
1年生で流経大柏の守護神に。
「大阪からどえらいGKが来るらしいぞ」
2018年春、流通経済大柏高サッカー部では、RIP ACEジュニアユース(大阪)からやってくる新入生のことが噂になっていた。俊敏性に優れ、ステップ、判断のスピードが速く、セービングセンスもずば抜けている。そんな高い評価を受けていた松原は、入学前の3月、サニックス杯国際ユース大会で早々にデビュー。全国屈指の強豪校の中で、いきなりポテンシャルの高さを見せつけた。
そして、1年からレギュラーに君臨すると、2018年度の高校選手権で準優勝に貢献。その後も不動の守護神としてプレーした彼は、今年に入って日本高校選抜に選ばれた。さらに、ジェフユナイテッド千葉と湘南ベルマーレの練習に参加。プロ注目のGKとして、高校最後の1年を迎えようとしている。
「今は(高円宮杯U-18)プレミアリーグ開幕に向けて、参考になるGKの映像を見たり、自分がどういうプレーをしたいか、どう成長していきたいか、しっかりと向き合う時期だと思っています」
松原は落ち着いた表情で心境を語り始めた。Jクラブの練習参加を経て、そこで得た課題の解消に努めている。ただ、確かな手応えを感じている一方で、昨年のことに話が及ぶと表情は曇った。
「昨年は……何かがおかしかった。自分でも心と体がマッチしない部分がありました。1年生で選手権準優勝を経験したことで、ずっと注目されているのを感じていました。周りから納得されるようなプレーヤーになりたい、『松原はやっぱりすごい』と思われるなりたい思うがあまり、自分の動きが硬くなるというか、本来の自分でなくなっていく感覚でした」
大きかった先輩・猪瀬の存在。
高校1年の時は自分の技術を伸ばすことに必死だった。3年生にはFC琉球に入団した猪瀬康介がおり、激しいポジション争いを演じていたが、正GKの座をガッチリ掴んだ。もちろん、1つのポジションを争う真剣勝負の場、先輩とギクシャクする時期もあり、松原自身にも悩みはあった。
でもそこは猪瀬が大人だった。月日が経つにつれ、より後輩がプレーしやすい環境を作り出してくれた。練習では誰よりも努力する姿を見せて松原を引っ張り、試合では必ず声をかけて背中を押してくれた。
「自分のプレーに対してしっかりと課題などを指摘してくれるし、良かった時は誰よりも褒めてくれた。試合前には必ず肩を叩いて『頑張れよ』という言葉をくれ、それだけでどれだけ勇気をもらえたことか。康介さんのおかげで僕は練習でも試合でも自分の力を出すことに集中できました」
猪瀬が卒業すると「もう甘えられない環境になった」。2年生ではあるものの、選手権を経験した中心選手としての自覚を持って臨んだ。しかし、松原は怪我をしてチームを離脱してしまう。
気持ちが空回りしたインターハイ予選。
松原が不在の間、ゴールマウスを守ったのは1つ上の先輩である佐藤藍大だった。佐藤は192cmと圧倒的な高さを誇り、かつて柏レイソルでプレーした佐藤大を父に持つ実力者だった。
「最初は『怪我から復帰したらすぐに取り返そう』と思っていたのですが、佐藤さんが試合を積み重ねていくにつれて、良さがどんどん増していって、周りからの信頼も厚くなっていくのがわかった。やばい、と危機感を覚えました」
怪我から復帰直後の5月、プレミアリーグEASTの大宮アルディージャユース戦に松原はスタメン出場した。だが、そこで2失点を喫して0-2の敗戦。続く鹿島アントラーズユース戦でも1失点し、1-1のドロー。どちらもチームを勝利に導けなかった。
インターハイ予選が始まる頃、松原はU-17日本代表のアルゼンチン遠征メンバーに選出された。ただ、そのせいで予選準決勝まで出場することができなかった。決勝まで駒を進めたチームに貢献したのは、守護神として君臨した佐藤だった。
日体大柏とのインターハイ決勝。その2日前にアルゼンチンから帰国した松原は、スタメン出場を果たす。だが、気持ちが空回りした。
2点を先行する幸先の良いスタートを切った流経大柏だったが、前半のうちに1点を返されると、後半17分に同点。1度は勝ち越すも、後半アディショナルタイムにPKを献上、試合は3-3で延長戦に。そしてPK戦決着すらよぎった延長後半アディショナルタイム。ゴール前の混戦から押し込まれ、痛恨の逆転弾。流経大柏は3-4でインターハイ出場を逃してしまった。
「期待されて出場したのに4失点。もう情けなかった。佐藤さんにも、チームにも申し訳なかったし、周りの期待すべてを自分が壊した。冷静でいられるはずがなかった」
狂った歯車、選手権出場も逃す。
そこから彼の中の歯車が一気に狂い出した。前に出るべきところで出られなかったり、出なくていいところで焦って出てしまう。周りに支えられながら堂々とプレーしていた昨年が嘘のように、まさに「自分が自分じゃないような感覚」だった。
「周りから『松原は2年になってダメになった』と言われているんじゃないかという気持ちが芽生え始めました」
インターハイ予選後のプレミアEAST第7節浦和レッズユース戦。松原は佐藤の控えに回った。そこからはスタメンとベンチを繰り返した。第11節の尚志高戦からレギュラーを取り返したもの、無失点で終えた試合は1つもなかった。
選手権予選でも決勝で対戦した市立船橋に先制を許す苦しい展開となり、2-3の敗戦。全国の切符を逃してしまった。
「市船に負けた時はもう『俺は次どうしたらいいんやろ』と何も考えることができませんでした。そこからプレミア(リーグ)でも失点が続き、最後までチームを残留争いに巻き込んでしまった。インターハイもプレミアも選手権も優勝を目指していたのにこうなったのは失点が多かったから。1年間、何も成長していない自分に絶望しました」
榎本監督「勉強してきなさい」
年が明けると松原のもとに1本の連絡が入った。日本高校選抜候補メンバー選出、一次選考合宿参加の要請だった。
「選手権にも出ていませんし、僕がふさわしいとは思いません」
松原は最初、断りを入れた。だが、松原の苦しみを見守ってきた榎本雅大監督は彼にこう諭した。
「お前は上を見過ぎて焦っている。ダメでもいいから、もう一度自分の現状を見つめ直して、周りのいいところをもっと見て勉強してきなさい」
今の自分で通用する自信がなかった。この状況で行っても「絶対に残らないといけない」という気持ちが働いて、また自分のプレーが硬くなる悪循環に陥る危険性を感じていた。だからこそ、榎本監督のこのひと言で、松原は救われた。
「(メンバーから)落ちても良いから、自分の現在地を知るために行こう。逆に選手権で自信をつけている選手たちから良いところを盗もうと素直に思えたんです」
急成長するライバルにも刺激に。
この瞬間、彼の両肩にのしかかっていた重圧は一気に取れた。いざ一次選考合宿に臨むと、周りのGKは自信に満ち溢れていることがわかった。中でも目を奪われたのが同い年の興國高GKの田川知樹だった。
「選手権に初出場をして、横浜F・マリノス入りもほぼ決まりの状態だったので、『あいつどこまで成長しているんやろか』と楽しみだった。実際、久しぶりに一緒にプレーした知樹はすごく成長していた。練習に取り組む姿勢が本当に前向きで、クロスの対処の時の前へのアプローチや出て行く範囲も昔と全然違ったし、コーチングの部分でも的確で、シュートを簡単に打たせたら、味方のDFに対する要求もすごかった。田川の自信があらゆるプレーに出ていて、そこが自分との差かなと思った」
高1までは間違いなく松原の方が上だった。小、中学校のトレセンでは松原が正GKで田川がサブ。高校に進学してからも松原は選手権準優勝、田川は府予選敗退。大きな差があったが、気づけばその差は埋まり、逆転されていた。
普通なら大きなショックを受けて、さらに落ち込んだり、自信を失っていくだろう。だが、この時の松原のメンタリティーは違った。
「どの選手を見るときも『自分が下』という自覚を持った視点だったので、物凄く新鮮というか、逆にワクワクしたんです。『あかん、俺もっと頑張らな!』と純粋に思えたんです。そこには過去の自分とか一切関係なかった。今は下。それがわかることがこんなに楽しいんだってそこで初めて気づいたんです」
この合宿を、松原は自然体で臨めたと振り返る。その結果、ファインセーブを連発するなど、“どえらい奴”であることを示し、高校選抜の最終メンバーに残った。
1年前にもらった川口能活の言葉。
千葉に戻ると、驚くほどすっきりとした自分がいた。視点が変わったことで、自分の見えている世界が一気に変わった。
「ふと昨年の出来事を思い出したんです。昨年の選手権終わりの2月にGKキャンプに参加した時に、初めて川口能活さんの指導を受けたのですが、真っ先に川口さんが『俺とサイズが一緒だね』と声をかけてくれたんです。川口さんも決して大きいサイズのGKではないのに日本代表まで登り詰めて、W杯にも2回出ている人。そんな人から『サイズが小さいからこそ、ステップや勇気が大事だぞ』、『“後ろに俺がおるから任せろ!”という強気な言葉や姿勢を見せることで信頼をされる』と言う言葉をもらって、感動したのを思い出しました。
1年経って、その言葉の奥深さをより痛感しています。今思うとあの時はこの言葉の真の意味を分かっていなかった。練習の1プレーでちょっとでも弱気な姿勢を見せたら、鋭い目線で『今のはもっと自信を持っていけ!』と言ってくれる。サイズが小さいGKが縮こまっていたら意味がない。昨年の僕がまさにそれだったんです。改めて川口さんの言葉にハッとさせられました」
ジェフの新井、ベルマーレの谷。
前向きになった松原は、新しい視点で千葉と湘南の練習に臨んだことで、より多くのことを吸収することができた。
「ジェフでは新井章太選手のプレーに目が留まりました。川崎フロンターレで長く第2GKの立場が続いて、最後にレギュラーを掴んだ。今年ジェフにやってきたのは知っていたので、どういう選手なんだろうと注意深く見ていたんです。そうしたら1つ1つの練習の質が全然違って、(ゴールを)決められた時に悔しさを練習でも表に出す。1対1の場面でも相手のシューターにすごくプレッシャーをかけている。『絶対に止めてやるぞ!』という気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
ベルマーレでは歳が近い谷晃生選手の動きを見ていました。あれだけのサイズ(190cm)を持ちながら、スピードが凄まじかった。移動の速さ、そこから止まる速さ、あらゆるスピードが自分より上。でも、こんな凄い人でもセカンドGKである現実を見せつけられて、相当厳しい世界だと思った。じゃあ今の自分でそこに割って入ることができるかと言われたら厳しいと思いました」
厳しい現実を突きつけられても、今の彼ならネガティブに捉えることは一切なかった。むしろ「何が何でも高卒でプロになりたいという気持ちになりました」と、彼の向上心にさらなる火が灯った。
良い意味で責任感と覚悟を持って。
「よく考えると僕は恵まれています。同い年には田川がいる。川口さんを始め、先陣を走っている偉大な選手たちもたくさんいる。それに高校では康介さんに練習に対する姿勢と我慢しながら努力する大切さを習いましたし、佐藤さんの高さを生かしたプレーは今思うと勉強になる部分が多い。だからこそ、後輩たちにとって僕も康介さんや佐藤さんのような存在にならないといけないですし、良い意味で責任感と覚悟を持ってラスト1年に臨みたいと思います」
苦悩の1年を超えて、新たな視点を見出した注目のGKは逞しくなった表情で、新たな一歩を踏み出している。
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