興國高校・内野智章監督(上)と写真に収まる平井、田川、樺山(左から)。2年生トリオは早々にマリノス内定を勝ち取った。
2月11日、昨季のJ1リーグ王者である横浜F・マリノスが驚きの発表をした。
大阪・興國高校のGK田川知樹、DF平井駿助、MF樺山諒乃介が来季加入内定――まだ高校3年生になる前という早い段階での発表である。
Jリーグの長い歴史において、同じ高校(高体連チーム)から1つのクラブに3人以上の選手が同時に加わるのは、実に25年ぶりのことだ。あの市立船橋高校の選手権初優勝メンバーであるDF茶野隆行、鈴木和裕、FW森崎嘉之が揃ってジェフユナイテッド市原に加入した1995年以来である。
興國が理想と掲げるビジョンは横浜FMのサッカーとリンクする部分が多い。GKからのビルドアップ、サイドバックは高い位置を取るだけではなく、3トップの両ウイングが幅をとって空けた中央のスペースに侵入することを求められる。縦への素早いポゼッションで相手をラインブレイクしていくサッカーを志向しているのだ。
横浜FMは2018年にアンジェ・ポステコグルー監督を招聘し、アタッキングサッカーを浸透させ、就任2年目で王座に就いた。3年目以降もよりこのサッカーを進化させていくという明確な方向性が定まっている。
となると、新加入選手の顔ぶれは、その方向性にマッチするプレーヤーを揃えることになるため、同じビジョンを持った興國から選手が加わることは、筋道として合致する。
高校生はマリノスをどう見ている?
ビルドアップがうまく両足で蹴れるGK田川、高さ・スピード・視野を持ち合わせ、キックが魅力のCB平井、高い足元の技術だけでなく、スピードとアジリティーに優れ、攻撃的なポジションならどこでもできるMF樺山の獲得は、来季以降の補強ポイントにもリンクしているのだ。
そこで興味が湧いたのが、J1王者から白羽の矢が立った高校生たちはどのような考えを持って横浜FM入りを決断したのか、ということである。Jクラブ目線での獲得意図はすでに多くで語られているため、今回は高校生の彼らが選手目線でマリノスをどう分析しているか。そして高校生活最後の1年をどう過ごし、どうやってマリノスの主軸になっていくか。この2つの質問を軸に話を聞いてみた。
そこには面白い考察と、彼らが選ばれた理由があった。
樺山「マリノスはリスクを恐れない」
まず議題に上ったのが、横浜FMの最大の魅力とも言える破壊力抜群の攻撃力について。昨シーズンはリーグ最多となる68得点を記録し、GKやCB、そしてダブルボランチから供給される縦パスに両サイドバックやトップ下が絡み、3トップの得点力を最大限に引き出す。このスタイルに3人はどんな印象を持っているのか。
樺山:攻撃的なサッカーで、Jリーグには少ないタイプのチームだと思っています。後ろからしっかりとつないで、いざという時の前への迫力は他のチームと違う。普通、こういうサッカーをしているチームは意外とボールを回すことに固執してしまうことが多いと思うのですが、マリノスではリスクを恐れないというか、相手の前からのプレスがかかっているときはシンプルに飛ばすパスを出して、ミドルゾーンからファイナルサードにかけて縦に速いサッカーを展開する印象を持っています。
田川:後ろの選手が簡単に蹴るのではなくて、つないでいく。GKもビルドアップ能力が高い選手が多く、そこで全員が繋げるのは大きいと思います。その分、運動量がかなり求められるサッカーですよね。ポゼッション重視というより、手数をかけずにボールを運ぶことを意識しているサッカーだと思うので、頑なにボールを後ろで回すことはない分、判断力の早さ、技術が求められると思います。
平井:CBはただ(ポジションを)落としてボールを受けるのではなく、前に向く角度が大事にしている。前に早くボールをつけやすい立ち位置にいることが求められ、できるだけ高い位置でのプレーしている印象です。
3人が口にした「守備」での刺激。
すべてのポジションにおいて、最優先は常に前にベクトルを向けること。その攻撃的な姿勢を支えているのが、組織的かつハードワークを求められる守備だ。横浜FMはその守備が特徴的で、それは彼らの目にも刺激的に映っているようだった。
樺山:守備の部分はマンツーマンで人についていく。だから、前線から中盤に落ちた相手選手にそのままマークしていた選手がついていき、背後にできたスペースをボランチやFW、サイドの選手がカバーしていく。個の強さでやっているように見えますが、実際にはお互いがカバーしあっていて、チームとして戦っている印象があります。だからこそ、昨年チャンピオンになれたのだと思います。
平井:前からハメにいって、後ろも同数で守るという特殊な守備をするチーム。CB視点からしたら、相手の前の選手が(ポジションを)落とす動きをしたら、基本はマンマークなので付いていくのですが、CBとCBが入れ替わることもある。そういうところの運動量も求められます。
田川:GKは高めのポジションを取るようにしています。味方が攻めている時には残っている相手オフェンスに対して後ろからマークをつけていく。だからこそボールを失っても、数的同数で対応できるようにして、その後ろをGKがカバーして数的優位を作り出すイメージでやっていました。
ライバルとなる“先輩”の凄み。
3人はすでに何度かトップチームの練習に参加し、練習試合にも出場しているという。王者マリノスの一員として過ごす中で、凄みを感じたのは選手はいるかと聞いてみた。
樺山:僕がトップ下に入った時、コンビを組んだのはオナイウ阿道さんでした。『俺がこう抜けるから、ここに入ってこい』とアドバイスをくれたり、逆に僕がこうしたいと言うとを聞いてくれて『じゃあ俺はここに動くから』と返してくれたり、細かいコミュニケーションを取ることができました。試合中に僕の動きをしっかりと見てくれて、的確な声をかけてくれましたし、一緒に攻撃を組み立てていて、楽しかったし、勉強になりました。日本代表のFWの選手とコンビを組むのが初めてだったので、落とすボールの質、動き出しのタイミング、コミュニケーションの質など、短い時間でも凄さが伝わりました。
田川:僕は同じGKの朴一圭選手です。パスを出したら出しっぱなしではなくて、次のリスクマネジメントに対する声を出しているんです。(パスを)出した後のポジション修正は凄く早かった。そこに驚いてパギ(朴)さんに聞いたら、『縦のところだけではなく、横の幅も見ないといけない。縦と横の細かいポジショニングを気にしながらプレーしている』と教えてくれました。
平井:(マリノスのDFラインは)攻められた時でさえもペナルティーエリアより下がらない守備というのは初めてでしたし、攻撃時も守備がしやすいようにラインを高く保つ。このラインコントロールで自分が遅れていると、(コンビを組んだ)山本義道さんが声をかけてくれ、細かいところを教えてくれました。気づいたら自分だけオフサイドラインを下げてしまっていたりしたので、まずはそこを理解してラインコントロールに加わること。そしていつまでも受け身ではダメなので、状況によっては僕が中心となってライン設定できるようにならないといけないと強く思うようになりました。
「喜田さんはいろんな種類の声が出せる」
それぞれのポジションで得た刺激とともに、チームの絶対的な軸である選手の凄さも思い知ったと3人は口をそろえる。
樺山:あと喜田(拓也)さんは練習試合で一緒にプレーをしましたが、いろんな種類の声を出せる人だなと思いました。チームを鼓舞する声だったり、守備の細かい修正、立ち位置、要求。何が一番すごいかって、その声が本当によく聞こえるんです。ただ大きい声ということではなくて、周りが聞きやすいタイミングで声を出している。マリノスは攻守の切り替えの早さを徹底しているので、ボールを奪われた瞬間の声は一番喜田さんが聞こえてくるんです。
平井:樺山の言う通りで、喜田さんの声は凄い。試合中でも耳にしっかり届くんです。
田川:喜田さんはキャプテンなのでチームを鼓舞する声が多く感じますし、外から見ていて、ちょっと試合が荒くなってきたりしたら、すぐに喜田さんが冷静に声をかけているのが印象的でした。実際に一緒にプレーした時も、僕のプレーをしっかりと見てくれて『今は待て!』『一旦落ち着かせろ』『早く出せ』と本当に的確で簡潔に言ってくれるので、こちらも分かりやすいし、凄いなと。
樺山:喜田さんや阿道さんのように、僕も興國で新入生や周りの選手に対してそういう対応ができるようになりたいと思いましたね。
平井:それは僕も思いました。あと、マリノスは本当に難しいサッカーだなと思うのですが、本当にみんなやるべきサッカーを理解してプレーしている。喜田さんを始め、周囲の選手が的確な声をかけてくれるので、咄嗟に起こった現象でもチーム全体で対応できるなと思いました。
マリノスにあるチャレンジする姿勢。
最後にこのアタッキングフットボールを作り上げ、これからは自分たちの「ボス」となるポステコグルー監督について聞いてみた。そこにはこれからクラブの一員となる自覚と責任、そしてモチベーションがたっぷりと含まれていた。
平井:ポステコグルー監督で印象的だったのが、キャンプのミーティングです。「後ろから繋ぐことはリスクがあるのはわかっているから、恐れずにやってほしい」という言葉を聞いて、気持ちが楽になりました。
樺山:(監督の)ポジティブな声かけには僕も気持ちが楽になりました。シュート練習をした時にポステコグルー監督はよく「ノープロブレム」と言ってくれます。アーサー(・パパス)コーチにも「どんどん打て」と言われていて、それは「シュートを外すな」ではなくて、「どんどんチャレンジしていけ」という意味。そう言われるだけで、次にシュートを打つ時の力みとか、メンタル的な部分が全然違うと思います。
田川:GKも一緒で「取られるな!」と言われたら、ちょっとリスクがあるなと思ったら蹴ってしまったりすると思うのですが、やっぱりボールを失う事よりも、チャレンジをする姿勢を失った方が一番ダメだと思うので、どんどんチャレンジしたい。思い切ってやる事で逆にミスが減っていくのかなとも思います。
高校ラストシーズンをどう過ごすか。
平井:さっき言ったミーティングは練習試合の前だったのですが、その話を聞いて「ミスをしてもいいからやろう」と思って臨むことができました。結果的に僕はミスをしまくったのですが、それが自分の中ではプラスになったのかなと。ミスをしたことで気づくことが多かったので。
田川:ただ、そういった環境に甘えていてはいけない。たった1本のパスで局面はいい方にも悪い方にも変わります。GKコーチからもプレーの質を求められているので、そこは自覚を持って取り組みたいと思っています。
樺山:本当に頭を使わないと適応できないサッカーなので、個々がサボらない、頭の回転を落とさない。当然責任が生まれると思っています。
平井:もうプロ1年目がスタートしていると思って。ミスは恐れないけど、同じミスを繰り返さないように意識を持ってプレーしたいと思います。
この鼎談は、1時間半近く続いた。初々しさを持ちながらも、自分の言葉で丁寧にはっきりと話してくれた姿には、早くマリノスの一員として貢献したいーーそんな明確な目標に満ち溢れていた。
Jリーガーになることがゴールではない。彼らは高校生活最後の1年を過ごすが、興國の一員として、横浜FMの一員として共に誇りと自覚を持って、第一歩を踏み出していた。
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