春に高校3年生となるMF須藤直輝(昌平高校)。すでに多くのJクラブから関心が寄せられている。
第98回全国高校サッカー選手権大会。埼玉県代表の昌平高校は、同校史上初となるベスト8に進出した。準優勝した青森山田高校に2-3の敗戦を喫したが、前線が流動的に動き、テンポよくボールを運ぶクリエイティブなサッカーはサッカーファンに大きなインパクトを与えた。
その中で、最も多くの注目を集めたのがMF須藤直輝だ。1年生の時から「10番」を背負い、2年生ながらキャプテンマークを巻いた。多彩なテクニックで相手の逆を突く切れ味鋭いドリブルなどで昌平の攻撃の中枢を担い、青森山田戦でも反撃ののろしをあげるゴールを奪って見せた。そのプレーぶりは多くのJスカウトを魅了し、早くも来年度の補強の目玉となっている。
選手権から約1カ月半。彼は今、何を思っているのか。話を聞きに昌平に向かった。
埼玉県東部にある杉戸町に学校がある。同校の教頭であり、サッカー部を率いる藤島崇之監督に迎え入れられ、会議室で待っていると、制服姿の須藤が入ってきた。
浮かれずに、本質を見ないといけない。
「選手権を通じて(自分への)注目度は上がっていますが、自分のやるべきことをしっかりと見つめてやろうと思っています。自分自身をすごい選手と思っていないので、現実を見ながら、本質を見ないといけない。何らかの運命というか、境遇でここにいると思っているので」
意外だった。ピッチ上では堂々としていて、その相手の虚を突くプレーはふてぶてしさすら感じるが、目の前にいるのはそれとはまったく違う、落ち着き払った1人の高校生だった。
「ピッチに立てば自分を出そうという意志がある。サッカーが大好きなので、そこはスイッチが入るんですが、普段は慎重派というか。結構人を見たり、一度飲み込んで考えたりするタイプなんです」
思わぬ話から始まったインタビューだったが、彼の考え方や現在の心境、そして将来への展望を聞いていくうちに、1人の高校生から岐路に立たされた1人のサッカー選手に変わっていった。それは進路について話が及んだ時のことだ。
プロに進むか、大学に進むか。
「実は今、プロに進むか、大学に進むか50/50のところなんです。周りからは『プロに行くんでしょ』という目で見られますし、取材を受けても『プロには行くんですよね』的な質問をされるんです。将来的にはプロ選手になりたいと思っているので、ずっと『いずれは……』という言葉で答えているんです。それもだんだんしんどくなってきているのが本音です」
プロか大学か。これまで何度もこのテーマで原稿を書いてきた。昨年の話で言えば、帝京長岡高校(新潟)のMF田中克幸のケースを取り上げた。田中はJ2クラブから正式オファーを断って、春から明治大に進学する。将来を考えたこともそうだが、サッカー以外の時間も増えるプロの過ごし方に対する不安が大きくなるということだった。須藤にもそれが当てはまっていた。
J1広島のキャンプに参加して。
実は、須藤はすでにサンフレッチェ広島の宮崎キャンプに参加している。そこで「プロ」という世界を肌で感じた。
「プレー面では寄せのスピード、パススピード、考えるスピード。どれもレベルが違いました。一番感じたのはいかにサッカーをしていないところでいい準備ができるか。今は学生が本職ですが、プロの人は自分のことをよく分かっていて、自分が足りないことを補うために、すべきことをきちんとしているんだなと。
キャンプでは(昌平の先輩でもある松本)泰志くんと東俊希くん、森島司くん、大迫敬介くんと同部屋で、未来の日本を背負う人たちばかり。驚いたのが、練習出発の1時間くらい前から部屋の中で筋トレやストレッチをするんです。起きる時間やご飯の量や食べ方など細部まで高い意識を持っていました。食事との摂り方も最初にサラダをたくさん食べてから、ご飯やおかずを食べる。どんぶりを持参している選手もいたし、納豆を必ず食べていた選手もいる。ヨーグルトを必ず飲むとか。意識が全然違う。強烈なプロ意識を感じました」
プレー面では判断のスピードや強度などレベルの違いを感じ、オフ・ザ・ピッチでは世代を代表する選手たちに囲まれたことで、意識の高さを目の当たりにした。
その一方で「オンとオフがはっきりしているのは凄いなと思ったのですが、プロ生活はオフの時間が長い。午後からの練習のとき、午前中は何もない。となると、(今の自分では)正直何をしていいか分からなくなるんです。(キャンプでは)ちょうど学校の試験を控えていたので、勉強をしたり、近くの海に散歩したりしましたが、それでも長くて『暇だな』と思う時もあった。『この時間を有効に使わないといけないな』と考えていました」
大学進学を選んだ田中と同じ疑問に直面した。これまで経験したことがなかった世界を見たことで、より意識を自分自身に向けるようになった。自分は何のためにサッカーをしているのか、これまでどう歩んできたのか。そして、この先どう歩むべきなのか。
サッカー選手と、もう1つの夢。
「実はもう1つ、教師になりたいという目標があるんです。子供が好きというのと、教師として、指導者として生きていきたいという思いがあるんです。目指すきっかけは中学生の時、3年間ずっと同じ先生が担任で、その先生が今の自分を作ってくれたというか。
大宮アルディージャのジュニアユースでプレーしていた僕が、ナショナルトレセンやJリーグ選抜、年代別日本代表とかに選ばれ、ちょっと天狗になっている時期に、学校で『お前、それは違うぞ。(実績があろうが)ほかの子と同じ生徒なんだからもっと謙虚になりなさい』、『サッカーでは優秀かもしれないが、学校生活は別だぞ』、『勉強もちゃんとやらないとサッカーでも認めてもらえないぞ』と何度も言い続けてくれたんです。
最初はちょっと『うるさい』と思って反発していたのですが、だんだん先生の熱意というか、本当に自分のことを考えて言ってくれていることに気づけたんです。だからサッカーだけではなく勉強も頑張れたし、調子に乗ることもなかった。今の僕があるのは先生が何回も何回も懲りずに言い続けてくれたおかげ。そういう先生に自分もなりたいと思うようになったんです。
サッカー面でもこれまで多くの指導者と関わらせてもらって学んだことを、子供たちや次世代の選手たちに伝えたいという思いがあるので、自分の中で教師は大きな夢の1つなんです」
一歩、外の世界に出れば、そこには違う世界が広がる。「お山の大将」にならないように指導してくれた先生の存在が、彼の視野を広げたのだ。
大好きなアルディージャで得たもの。
「プロサッカー選手になりたい。その気持ちに揺るぎはありません。中学進学時はアルディージャジュニアユースにチャレンジして、昌平への進学は自分で決めた。すべてはプロになるためなのは間違いありません。でも今後の人生を考えると、『ちょっと待て』という自分もいるんです」
須藤は埼玉県熊谷市出身。小学校時代は地元のクラブでプレーする傍ら、大宮のスクールにも通っていた。さらにNACK5スタジアムはもちろん、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場でのホームゲームはよく観戦に行った。そして、中学進学時にジュニアユースの合格を勝ち取ると、左サイドハーフとして頭角を現した。
当時から須藤の巧みな足技は注目の的で、ユース昇格の打診も受けていた。
「アルディージャに入ったことで、僕は組織で戦うことの重要性を学びました。取られたら取り返せの精神もここで植え付けてもらった。感謝の気持ちでいっぱいです。でも、僕は選手権への憧れもありましたし、教師の夢もあったので、高校サッカーで文武両道を目標に頑張りたいと思った。
同じ埼玉の昌平高校の練習に参加をした時、紅白戦で4-2-3-1の左サイドハーフで出たのですが、そこで『チェンジしろ!』と言われたんです。昌平では『3』の部分はローテーションしながら、どこにでも入っていく。僕がトップ下やボランチ、右サイドの位置に入った時に『あれ?俺はここからどうやってドリブルをすればいいんだ?』と混乱したんです。
当時の僕は左サイドから仕掛けて右足のシュートが得意でしたが、その形とは違うプレーを求められた時に何もできない自分に打ちひしがれた。自分に足りないものが多すぎると痛感しましたし、昌平に行けばそれを補うことができると確信したんです」
昌平の3年間で磨いた状況判断。
実際に高校入学後、プレーの幅を広げることを意欲的に取り組んだ。
「流動性あるプレーを磨いたことで、いざ自分の得意とする左サイドに入った時に見える景色が全然違いました。より遠くまで見えるし、周りのイメージが読み取れるという、共有しやすくなった。自分がすべきプレーをその場所、状況で瞬時に頭に浮かべられるようになりました。『この場面はこうすれば、状況打破できるよね』と感じられるようになって、よりプレーが楽しくなりました」
武器であるドリブルをどこからでも繰り出す。相手にとっては読みづらい怖い選手に成長した。自分で決断して、チャレンジしてきたからこそ、今の須藤がある。
「どれを選んでも厳しくやらないと」
ではこの先、自分はどのチャレンジをしていくべきなのか。
「リスクを背負ってプロとして挑戦をすることも重要だし、大学で教員免許を取りながら、今よりも(実力をつけて)即戦力でプロに行くことも重要。もちろんプロにチャレンジしながら大学に通うことも可能です。どれを選んでも自分に厳しくやっていかないと実現できない道だと思います。
だからこそ、すべて選択肢と向き合いながら、じっくりと考えて、悩めるだけ悩みたいという思いがあります」
これから先、Jクラブと大学から具体的なアクションがあるだろう。その時にどう考え、どう動くのか。それはすべて彼自身の心の内にある。
ただ、これだけははっきりと言える。人生の岐路を経験する人間は強い。その回数が多ければ、より強くなる。重要な決断を下せば、この先に何か起こった時に、そこに立ち返ることができる。でもその経験がない人間は立ち返る場所がない。それは、今後の成長において大きな“差”となって現れる。
須藤にとって、どれを選んだとしても大きく成長できるチャンスはある。本人の言葉通り、悩むだけ悩めばいい。自分と向き合い続けて、導かれた答えに素直に従えばいい。
悩む高校3年生。須藤直輝の決断は、これから大きな花を咲かせるためにある。
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