【総理大臣杯】8強が決定! 大体大は筑波大に後半3発の逆転勝利、前回王者・明大も仙台大に2発逆転:2回戦結果一覧
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第43回総理大臣杯全日本大学トーナメントは1日、各地で2回戦を行った。大阪体育大(関西第4代表)は筑波大(関東第4代表)と対戦。筑波大に先制を許した大体大だが、後半21分から3得点を挙げ、3-1で逆転勝利を決めた。

 

 筑波大は前半20分、MF高嶺朋樹(4年=札幌U-18/札幌内定)が先制点を決める。その後は拮抗状態が続き、前半は筑波大が1-0でリードしたまま前半を折り返した。

 

 すると大体大は後半から反撃。後半21分、FWアフラギ・マハディ(4年=清明学院高)、MF岩切拳心(3年=日章学園高)とつないだボールを、FW林大地(4年=履正社高/鳥栖内定)が決めて1-1の同点に。さらに同26分にはアフラギ・マハディがこぼれ球を押し込み、2-1と逆転に成功した。

 

 大体大は後半38分、アフラギ・マハディのアシストからMF永吉広大(3年=鹿児島城西高)がダメ押しの3点目。筑波大の攻撃を抑え込み、そのまま3-1で勝利を収めた。

 

 前回王者の明治大(関東第1代表)は仙台大(東北代表)と対戦。前半23分、仙台大のMF松尾佑介(4年=浦和ユース/横浜FC内定)に得点を決められてしまう。

 

 しかし明大も後半から反撃開始。後半6分、FW佐藤亮(4年=FC東京U-18)がPKを決めて1-1の同点に追いつく。同21分には、MF森下龍矢(4年=磐田U-18/鳥栖内定)の右足シュートがクロスバーに当たり、さらにMF小柏剛(3年=大宮ユース)のヘディングシュートもゴールにはならず、PA内で混戦となる。

 

 すると、またしても佐藤が左足シュートでゴールに押し込み、2-1と逆転。後半のシュート数10本と猛攻を仕掛けた明大が準々決勝進出を決めた。

 

 順天堂大(関東第6代表)は中京大(東海第3代表)に5-1と大勝。関西大(関西第2代表)は拓殖大(関東第7代表)に3-0で完封勝利を達成した。福岡大(九州第1代表)は駒澤大(関東第3代表)に1-0で勝利し、初出場の立正大(関東第2代表)も東海学園大(東海第3代表)に1-0で勝ち切った。

 

 びわこ成蹊スポーツ大(関西第1代表)は延長戦の末、鹿屋体育大(九州第2代表)に1-0で勝利。天皇杯で快進撃を続ける法政大(関東第5代表)は静岡産業大(東海第1代表)に4-1で快勝している。

 

 準々決勝は3日に行われる。組み合わせはこちら

 

▽2回戦
(9月1日)


[J-GREEN堺S2フィールド]
中京大 1-5 順天堂大
[中]西口黎央(31分)
[順]鈴木啓太郎(17分)、浮田健誠(61分)、大森真吾(69分)、鬼島和希2(76分、78分)

 

明治大 2-1 仙台大
[明]佐藤亮2(51分、66分)
[仙]松尾佑介(23分)

 

[J-GREEN堺S5フィールド]
法政大 4-1 静岡産業大
[法]佐藤大樹2(21分、49分)、松澤彰(74分)、長谷川元希(90分+1)
[静]川原由斗(80分)

 

鹿屋体育大 0-1 びわこ成蹊スポーツ大
[び]井上直輝(98分)

 

[みきぼうパークひょうご第1球技場]
関西大 3-0 拓殖大
[関]大久保優(17分)、松本歩夢(23分)、高橋晃平(29分)

 

福岡大 1-0 駒澤大
[福]大崎舜(14分)

 

[みきぼうパークひょうご第2球技場]
大阪体育大 3-1 筑波大
[大]林大地(66分)、アフラギ・マハディ(71分)、永吉広大(83分)
[筑]高嶺朋樹(20分)

 

立正大 1-0 東海学園大
[立]見原慧(5分)

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