【高校サッカー勢力図】2019総体出場プレーヤー数・都道府県別ランキング!1位常連の東京に並んだのは…
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1位~10位:東京と大阪が同数でトップタイ!沖縄代表2校はオール地元出身者

 

夏の高校ナンバー1を決めるインターハイ(高校総体)が7月26日に沖縄で幕を上げる。男子は47都道府県の代表52校が、南国の地で熱い戦いを繰り広げる。

 

 代表校の選手たちは、必ずしも出身都道府県のチームに所属しているわけではない。厳しい環境での成長を求める選手は越境入学によって、出身地とは異なる都道府県のチームに所属するケースも多いが、果たしてどの都道府県が最も今年の総体出場プレーヤーを輩出しているのか。自身の出身地と重ね合わせて見ていただきたい。
 
――――◆――――◆――――

沖縄インターハイ
都道府県別 出場選手数ランキング
※( )内は地元代表校の出身者数
 
1位:東京(2校出場)……69人(35人)昨年1位→
   大阪(2校出場)……69人(34人)昨年2位↑
3位:神奈川(2校出場)……56人(29人)昨年4位↑
4位:沖縄(2校出場)……48人(40人)昨年19位↑
5位:北海道(2校出場)……43人(39人)昨年6位↑
6位:埼玉……40人(20人)昨年3位↓
7位:兵庫……39人(20人)昨年10位↑
8位:愛知……38人(19人)昨年5位↓
9位:茨城……31人(20人)昨年12位↑
10位:千葉……30人(12人)昨年8位↓

 

 上位はやはり2校出場の大都市圏が順当に顔を揃えた。トップは常連の東京と例年僅差で争う大阪が、今年は1位タイで並んだ。開催地枠で2校出場できる沖縄は、2校(那覇西高、西原高)ともにオール地元出身者で昨年の19位から順位が大きく上昇した。

 

 一方、今年度から出場枠がひとつ減った千葉、埼玉、愛知は当然順位を落としたものの、トップ10入りをキープ。県外への選手の輩出率の高さがこの順位となった理由だろう。

 


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11位~31位:山梨、島根、高知が昨年の40位台から大幅ランクアップ!

 

沖縄インターハイ
都道府県別 出場選手数ランキング(11~31位)
※( )内は地元代表校の出身者
 
11位:広島……28人(19人)昨年10位↓
12位:愛媛……26人(20人)昨年13位↑
13位:静岡……24人(18人)昨年31位↑
    奈良……24人(20人)昨年16位↑
15位:島根……23人(19人)昨年44位↑
16位:新潟……22人(18人)昨年13位↓
    山口……22人(20人)昨年35位↑
18位:山梨……21人(20人)昨年46位↑
    佐賀……21人(20人)昨年31位↑
20位:岩手……19人(19人)昨年21位↑
    福岡……19人(8人)昨年26位↑
    富山……19人(19人)昨年26位↑
    高知……19人(19人)昨年43位↑
    長崎……19人(19人)昨年21位↑
    宮崎……19人(17人)昨年31位↑
26位:長野……18人(16人)昨年34位↑
    滋賀……18人(11人)昨年9位↓
    大分……18人(17人)昨年21位↓
29位:三重……17人(16人)昨年7位↓
    徳島……17人(15人)昨年29位→
31位:岐阜……16人(10人)昨年13位↓
    熊本……16人(9人)昨年17位↓
    鹿児島……16人(15人)昨年21位↓

 

 10位台以下は、出場者数のほとんどが都道府県代表校の地元出身者が占めた。そのなかで、山梨、島根、高知は昨年の40位台から大幅なランクアップを果たしている。なかでも、韮崎高(山梨)はすべての選手が、大社高(島根)と高知高(高知)は20名中19人が地元出身者となっており、ほぼ県内選手の力のみで県予選を勝ち抜いてきたようだ。

 

34位~47位:ランキング下位の代表校は他地域から選手が集まる傾向に。香川県出身は出場者数ゼロ

 

沖縄インターハイ
都道府県別 出場選手数ランキング(34~47位)
※( )内は地元代表校の出身者
 
34位:福井……14人(14人)昨年26位↓
35位:秋田……13人(13人)昨年19位↓
36位:山形……12人(11人)昨年36位→
    和歌山……12人(9分)昨年40位↑
38位:栃木……11人(7人)昨年29位↓
39位:群馬……10人(8人)昨年41位↑
40位:岡山……9人(4人)昨年41位↑
    石川……9人(7人)昨年38位↓
    京都……9人(6人)昨年21位↓
43位:鳥取……7人(7人)昨年38位↓
44位:宮城……4人(0人)昨年37位↓
45位:青森……2人(1人)昨年46位↑
45位:福島……2人(2人)昨年44位↓
47位:香川……0人(0人)昨年17位↓

 

 宮城と香川は、県代表校のメンバーにひとりも地元出身者が含まれておらず、とくに香川は出場者数自体が0人と、今年は県外代表校からの出場も無かった。なお、聖和学園高(宮城)と四国学院大香川西高(香川)はともに神奈川、大阪など県外9地域から選手が集結していた。

 

 また昨年の選手権王者で、今大会の優勝候補である青森山田高は、青森出身者が1人のみで、東京、神奈川、埼玉など関東出身者が全体の12人を占めている。このランキングの順位が低い地域の代表高ほど幅広いスカウト網を持ち、自身の成長のためにさらなるステップアップを目指す選手たちが集う傾向にある。

 

 ちなみに、ここでは国内出身者のみを対象に集計したが、外国出身者は韓国の2名だった。青森山田と神村学園に1名ずつ所属している。

 

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