【総体予選】日曜日の結果を速報!群馬決勝は劇的な幕切れ! 激戦の埼玉と神奈川は…
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山梨は韮崎がPK戦を制して6年ぶりV 

後半アディショナルタイム、前橋育英は倉俣(9番)が殊勲の決勝点を挙げる。瀬戸際で健大高崎を振り切った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

山梨は名門・韮崎が覇権を奪還! PK戦の末に日本航空を下し、30回目の本大会行きを決めた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部) 

 

6月16日、インターハイ(高校総体)の地区予選が全国各地で開催され、新たに群馬と山梨で代表校が確定した。

 

前橋育英と健大高崎の顔合わせとなった群馬決勝は、最終盤にドラマが待っていた。序盤からロングボールを主体にペースを掴んだ前橋育英は、前半24分、右サイドを打破した中村のクロスから倉俣がゴールを決めて先制する。後半も主導権を維持して攻勢を強めたが、同23分にカウンターで一瞬の隙を突かれてPKを献上。これを今野に決められ、スコアをタイとされてしまう。その後は一進一退の攻防が続き、延長戦突入かと思われたアディショナルタイム2分、タイガー軍団が勝ち越しに成功する。渡邊の縦パスに呼応した倉俣がふたたび左足で殊勲弾をねじ込み、チームを勝利に導いた。3年連続16回目の本大会行きだ。

 

6年ぶりの出場を狙う韮崎と、3年ぶりの県制覇を目論む日本航空が鎬を削った山梨決勝は、終始拮抗した展開のまま70分間(前後半35分ハーフ)、延長戦でも均衡が破れず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。これを5-4で制したのは韮崎。快晴の空の下、歓喜の咆哮を轟かせ、出場回数を30回の大台に乗せた。

 

激戦区の埼玉と神奈川ではともに準々決勝が行なわれ、ベスト4が決まった。埼玉は武南vs西武台、聖望学園vs国際学院で、神奈川は日大藤沢vs桐光学園 三浦学苑vs東海大相模の組み合わせとなっている。U-20日本代表FW西川を擁する桐光学園は出場権を懸けて、強豪・日大藤沢との大一番に臨む。栃木予選では、矢板中央と真岡がファイナルに駒を進めた。

 

 

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インターハイはこれまでに44校が出場権を獲得し、初出場は専大北上(岩手)の1校のみ。残るは茨城、千葉、栃木、東京、神奈川、埼玉の6都県で、6月23日に全代表校が出揃う予定だ。

 

今年度のインターハイは南九州で行なわれ、サッカー競技は男女ともに沖縄県内で開催される(7月25日開幕)。男子は埼玉、千葉、愛知の出場枠が2から1となり、全52チームが参加。女子は例年と変わらず16チームで、各地域大会に割り振られた出場枠を争う。

 

2019年度インターハイ/全出場校一覧と地区予選スケジュールはこちら!

 

男子の出場校および都道府県別の決勝カード&日程と、女子の出場校および地域大会日程は以下の通りだ。

 

【令和元年度インターハイ(高校総体)・男子出場校一覧&予選決勝日程】
北海道  札幌一(9年ぶり7回目の出場)
     北海(2年連続9回目の出場)
青 森  青森山田(20年連続23回目の出場)
岩 手  専大北上(初出場)
宮 城  聖和学園(8年ぶり3回目の出場)
秋 田  秋田商(2年ぶり34回目の出場)
山 形  羽黒(2年連続9回目の出場)
福 島  尚志(10年連続12回目の出場)
茨 城  決勝/6月19日(水) 水戸商vs明秀日立
栃 木  決勝/6月20日(木) 矢板vs真岡
群 馬  前橋育英(3年連続16回目の出場)
埼 玉  準決勝/6月19日(水)
     武南vs西武台 聖望学園vs国際学院
     決勝/6月23日(日)
千 葉  決勝/6月19日(水) 日体大柏vs流通経済大柏
東 京  準決勝(代表決定戦)/6月22日(土)※2枠
     帝京vs大成 駒澤大高vs國學院久我山
     決勝/6月23日(日)
神奈川  準決勝(代表決定戦)/6月22日(土)※2枠
     日大藤沢vs桐光学園 三浦学苑vs東海大相模
     決勝/6月23日(日)
山 梨  韮崎(6年ぶり30回目の出場)
新 潟  北越(12年ぶり3回目の出場)
富 山  富山一(3年連続28回目の出場)
石 川  星稜(8年連続27回目の出場)
福 井  丸岡(2年ぶり31回目の出場)
長 野  松本国際(2年連続4回目の出場)
岐 阜  帝京大可児(2年ぶり6回目の出場)
静 岡  清水桜が丘(4年ぶり2回目の出場)
愛 知  名経大高蔵(2年ぶり2回目の出場)
三 重  四日市中央工(4年ぶり29回目の出場)
滋 賀  近江(2年ぶり2回目の出場)
京 都  京都橘(2年ぶり5回目の出場)
大 阪  阪南大高(3年連続4回目の出場)
     関西大一(13年ぶり4回目の出場)
兵 庫  三田学園(4年ぶり2回目の出場)
奈 良  五條(13年ぶり3回目の出場)
和歌山  初芝橋本(3年連続16回目の出場)
鳥 取  米子北(12年連続15回目の出場)
島 根  大社(12年ぶり11回目の出場)
岡 山  作陽(2年連続23回目の出場)
広 島  広島皆実(3年ぶり15回目の出場)
山 口  西京(3年ぶり5回目の出場)
徳 島  徳島市立(6年連続18回目の出場)
香 川  四国学院大香川西(2年ぶり11回目の出場)
愛 媛  新田(4年ぶり7回目の出場)
高 知  高知(7年ぶり15回目の出場)
福 岡  東福岡(8年連続17回目の出場)
佐 賀  佐賀北(9年ぶり10回目の出場)
長 崎  長崎日大(2年連続6回目の出場)
熊 本  大津(2年連続20回目の出場)
大 分  大分(2年連続12回目の出場)
宮 崎  日章学園(4年連続15回目の出場)
鹿児島  神村学園(3年連続6回目の出場)
沖 縄  那覇西(2年ぶり16回目の出場)
     西原(12年ぶり5回目の出場)

 

【令和元年度インターハイ(高校総体)女子・地域大会日程】
北海道 北海道文教大明清(3年ぶり4回目の出場)
東 北 東北大会(山形)/6月22日(土)~24日(月)※2枠
関 東 十文字(東京/2年連続4回目の出場)
    前橋育英(群馬/5年連続5回目の出場)
    暁星国際(千葉/初出場)
東 海 東海大会(三重)/6月22日(土)・23日(日)※2枠
北信越 開志学園JSC(新潟/3年ぶり4回目の出場)
関 西 近畿大会(兵庫)/6月15日(土)~17日(月)※2枠
中 国 中国大会(広島)/6月15日(土)・16日(日)※1枠
四 国 四国大会(愛媛)/6月15日(土)~17日(月)予定※1枠
九 州 九州大会(佐賀)/6月15日(土)~17日(月)※2枠
    コザ(沖縄/初出場)※開催地枠

 

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