注目は立正大淞南の山田!高知中央のナイジェリア人FWも必見!!
高質な技巧で攻撃をリードする立正大淞南の山田。一撃必殺のスルーパスは一見の価値ありだ。(C)SOCCER DIGEST
高知中央のオニエはナイジェリア人留学生。スピードを生かした突破に加え、ゴール後に行なうバク宙も必見だ。(C)SOCCER DIGEST
青森山田が2度目の選手権制覇を達成して早5か月が経った。新シーズンはすでに開幕し、再び全国各地で熱戦が繰り広げられている。 今季の高校サッカー界は、昨年以上に混戦模様だ。
どこが頂点に立ってもおかしくない熾烈な争いの中で、どんな逸材が頭角を現わすのか。今回は高円宮杯、沖縄開催のインターハイ、そして選手権でブレイクスルーが期待される有望株300人を総まとめ。男子部門の全国6地域と女子部門に分けてお届けする!!6回目の今回は中四国編だ。
※経歴の表記は下記の通り。
U‒00 =年代別日本代表(2019年実績)、高校選抜=日本高校選抜(欧州遠征メンバー)、00国体=国民体育大会出場メンバー(16歳以下の県選抜)
No176
DF
高橋祐翔
たかはし・ゆうしょう
米子北(鳥取)/3年/188㌢・70㌔
プレースタイル;ディフェンスリーダー
経歴:U-18
高身長とチーム屈指の速さを備えた守備者で、左足のロングフィードも光る。昨年はチームで控えに回った一方で、ポテンシャルを高く評価され、世代別代表入りを果たした。
No177
FW
オニエ・オゴチュクウ・プロミス
高知中央(高知)/3年/170㌢・65㌔
プレースタイル:スピードスター
経歴:―
圧巻の速さと跳躍力を誇るナイジェリア人留学生だ。昨年はチームのインターハイ出場に貢献。プレーに波があったが、Jクラブへの練習参加を経て意識が大きく変化した。
No178
MF
岡本拓海
おかもと・たくみ
広島皆実(広島)/3年/163㌢・59㌔
プレースタイル:ドリブラー
経歴:17国体
1年次から出場機会を得ていたドリブラーは、縦への突破とカットインを使い分けて守備網を切り裂く。「ネイマールのように厳しいマークをひとりで交わせる選手になりたい」。
No179
MF
中山脩麻
なかやま・しゅうま
高知西(高知)/3年/168㌢・54㌔
プレースタイル:チャンスメーカー
経歴:―
プレーヤーとしての成長を常に考える根っからのサッカー小僧だ。長所は推進力溢れるドリブルとパス。昨年はボランチで違いを作り、チームを2年連続選手権出場に導いた。
No180
GK
中川 真
なかがわ・しん
徳島市立(徳島)/3年/188㌢・75㌔
プレースタイル:ビッグセーバー
経歴:―
ハイボールの強さと、大舞台に物怖じしない性格が魅力。昨年は初戦敗退ながらも、イ
ンターハイの優秀選手入り。今年は課題のキックに磨きをかけて、プロ入りを目指す。
No181
DF
篤 快青
あつし・かいせい
瀬戸内(広島)/3年/175㌢・67㌔
プレースタイル:クロッサー
経歴:―
左足から繰り出す長短のパスで攻撃に絡むSB。昨冬は全国4強に貢献し、優秀選手に選出された。ピッチに立つ誰よりも信頼は厚く、今季は守備の要としてCBに挑戦する。
No182
MF
内田裕也
うちだ・ゆうや
高川学園(山口)/3年/177㌢・65㌔
プレースタイル:ダイナモ
経歴:―
江本監督が辛口の評価をする今年の高川学園において、「近年で一番判断が良い選手」と話す彼だけは別格。ボールロストの少ない散らしと、ハードワークでチームを引っ張る。
No183
MF
山田真夏斗
やまだ・まなと
立正大淞南(島根)/3年/181㌢・65㌔
プレースタイル:司令塔
経歴:―
「今まで見てきた中でトップクラスの選手」と南監督が評する司令塔。両足から繰り出す正確なキックで敵の急所を突く術に長け、結果にこだわる今年は得点力も増している。
その他の注目選手
※右からNo、ポジション、名前(所属/学年)、タイプ、代表歴
184 FW 林 恭佑(八頭・鳥取/3年):ポストワーカー
185 FW 岡田知也(岡山学芸館・岡山/3年):ラインブレーカー:17国体
186 FW 坪井一馬(崇徳・広島/3年):ポストワーカー
187 FW 打越彪乃介(市立沼田・広島/3年):ラインブレーカー
188 FW 松嶋倫太郎(聖光・山口/2年):チャンスメーカー:18国体
189 FW 玉木慎太郎(徳島北・徳島/2年):ラインブレーカー
190 FW 芝 悠斗(宇和島東・愛媛/3年):ラインブレーカー
191 MF 藤原 建(大社・島根/3年):司令塔
192 MF 吉澤鎮浩(作陽・岡山/3年):チャンスメーカー
193 MF 山田龍之介(岡山学芸館・岡山/3年):司令塔:17国体
194 MF 湯淺怜夫(就実・岡山/3年):潰し屋
195 MF 田中博貴(広島皆実・広島/3年):チャンスメーカー:17国体
196 MF 田辺利樹(瀬戸内・広島/3年):司令塔
197 MF 若松陽和(西京・山口/2年):ドリブラー:18国体
198 MF 川人太陽(徳島市立・徳島/3年):バランサー:18国体
199 MF 紙元大翔(徳島商・徳島/3年):ドリブラー
200 MF 谷本将虎(大手前高松・香川/3年):司令塔
201 MF 片山大輔(高松商・香川/3年):バランサー
202 MF 宮本大輝(四国学院大香川西・香川/2年):チャンスメーカー
203 MF 納田宗也(松山北・愛媛/3年):チャンスメーカー
204 DF 岡田大和(米子北・鳥取/3年):ダイナモ
205 DF 川尻裕也(玉野光南・岡山/3年):ダイナモ:17国体
206 DF 東城健太(松山工・愛媛/2年):ディフェンスリーダー
207 DF 大谷一真(今治東・愛媛/3年):ディフェンスリーダー:17国体
208 DF 小黒大翔(高知・高知/3年):司令塔
209 DF 鎌倉玲音(明徳義塾・高知/3年):クロッサー
210 GK 豊田純平(立正大淞南・島根/3年):PKストッパー
森田記者が推薦するMF長田叶羽(ガンバ大阪ユース、3年) 7月22日に開幕する夏のクラブユースチーム日本一を懸けた戦い、第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目プレーヤーを大特集!「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第1回は関西の高校生を中心に各カテゴリーを精力的に取材する森田将義記者による11名です。 森田記者「すでにトップチームに欠かせない戦力になりつつある広島ユースのMF中島洋太朗。6月の新潟戦でJ1デビューを果たした鹿島ユースのFW徳田誉。高3ながらもこの夏、海外に渡る熊本のFW道脇豊。今年はアカデミー出身の若い選手の飛躍が目を惹きますが、クラブユース選手権(U-18)には彼らに続く可能性を秘めた選手がまだまだ存在します。今回は夏の祭典を機にブレークを果たしてくれると期待し、見た試合でのインパクトが...
[4.14 プレミアリーグWEST第2節 静岡学園高 0-3 神戸U-18 時之栖スポーツセンター 時之栖Aグラウンド(人工芝)] 相手が素晴らしいチームなのはわかっている。間違いなく攻撃的に来るであろうことも、容易に想像が付く。だからこそ、自分たちも引くつもりなんて毛頭ない。アグレッシブに打ち合って、その上で勝ち切ってやる。クリムゾンレッドの若武者たちは、勇敢な決意をハッキリと携えていたのだ。 「本当にこのリーグは難しいリーグなので、正直勝ててホッとしています。それも『こういうサッカーをしようよ』ということを、自分たちがある程度しっかり出した上で結果も付いてきたので、そこが凄く喜ばしいかなと思っています」(神戸U-18・安部雄大監督)。 真っ向からぶつかって3発を叩き込み、2試合目で掴んだ初白星。14日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST第2...
[10.12 国体少年男子1回戦 東京都 1-1(PK4-2)鹿児島県 OSAKO YUYA stadium] 東京都が“決勝戦”と位置づけていた一戦を突破した。対戦した鹿児島県はともにU-16日本代表のMF福島和毅(神村学園高1年)やFW大石脩斗(鹿児島城西高1年)を擁し、地元国体のために準備してきた注目チーム。この日は、800人の観衆が地元チームを後押ししていた。 だが、石川創人監督(東京農大一高)が「僕らは『ここが決勝戦だ』と言ってチームを作ってきた」という東京都が、強敵を上回る。技術力の高い選手の多い鹿児島県に対し、MF仲山獅恩(東京Vユース、1年)とMF鈴木楓(FC東京U-18、1年)中心にコミュニケーションを取って準備してきた守備で対抗。相手にバックパスを選択させたり、奪い取る回数を増やしていく。 鹿児島県の巧さの前に迫力のあるショートカウンターへ持ち込む回数は少な...
※2023年10月12日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽市立船橋FW郡司璃来(→清水エスパルス) ▽桐光学園MF齋藤俊輔(→水戸ホーリーホック) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド...
10番・長のゴールを称えるチームメイトたち。昌平は尚志を相手に逆転負けを喫した。写真:河野正 村松コーチが監督代行として指揮 埼玉・昌平高校サッカー部を全国屈指の強豪へ育て上げた藤島崇之監督が10月3日付で退任し、新体制に移行して最初の公式戦、高円宮杯JFA U-18プレミアリーグEASTが7日に行なわれ、昌平は尚志(福島)に1-2で逆転負けし、3連敗を喫した。村松明人コーチが監督代行として指揮を執った。 今季プレミアリーグに昇格したチーム同士の対戦。4-2-3-1の昌平は前半6分あたりからペースを握り出し、ボランチの土谷飛雅とトップ下の長準喜(ともに3年)を経由してリズミカルな攻撃を展開。13分、MF大谷湊斗(2年)が右から鋭く切れ込んでからの最終パスが尚志DFに当たり、そのこぼれ球を長が蹴り込んで先制した。 前節まで6試合連続無失点の尚志の堅陣をこじ開けたことで、昌平...
■代表決定日一覧 ▽北海道・東北北海道予選:11月12日青森県予選:11月5日岩手県予選:11月5日宮城県予選:11月5日秋田県予選:10月21日山形県予選:10月21日福島県予選:11月5日 ▽関東茨城県予選:11月12日栃木県予選:11月11日群馬県予選:11月12日埼玉県予選:11月14日千葉県予選:11月11日東京都A予選:11月11日東京都B予選:11月11日神奈川県予選:11月12日山梨県予選:11月11日 ▽北信越・東海長野県予選:11月11日新潟県予選:11月12日富山県予選:11月11日石川県予選:11月5日福井県予選:11月5日静岡県予選:11月11日愛知県予選:11月11日岐阜県予選:11月11日三重県予選:11月11日 ▽関西滋賀県予選:11月11日京都府予選:11月12日大阪府予選:11月11日兵庫県予選:11月12日奈良県予選:11月12日和歌山県...
※2023年10月5日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド千葉)▽FC東京U-18MF佐藤龍之介(→FC東京)GK小林将天(→FC東京)▽東京ヴェルディ...
高校サッカーの強豪、昌平高(埼玉)の藤島崇之監督が退任することが分かった。習志野高(千葉)、順天堂大出身の藤島監督は、07年に昌平の監督に就任。当時無名の私立校を短期間で3度のインターハイ3位、全国高校選手権8強、“高校年代最高峰のリーグ戦”プレミアリーグEAST昇格など、全国有数の強豪校へ成長させた。 判断力、技術力の質の高い選手たちが繰り出す攻撃的なサッカーが話題となり、また、12年に創設した育成組織、FC LAVIDAとの中高一貫6年指導によって、選手育成でも注目される高校に。現在、7年連続でJリーガーを輩出中で、U-22日本代表FW小見洋太(新潟)やU-17日本代表MF山口豪太(1年)ら多数の年代別日本代表選手も育てている。また、藤島監督は日本高校選抜やU-18日本代表のコーチも務めた。 昌平は近年、男子サッカー部の活躍に続く形で他の運動部も相次いで全国大会出場を果たしてい...
※2023年10月2日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド千葉)▽FC東京U-18MF佐藤龍之介(→FC東京)GK小林将天(→FC東京)▽湘南ベルマーレ...
鹿児島城西のMF芹生は、身体の使い方が上手く、パスセンスも高い司令塔だ。写真:松尾祐希 今年のチームは攻撃陣にタレントが揃う “半端ない”FW大迫勇也(神戸)を擁して選手権で準優勝を果たしてから15年。鹿児島城西が虎視眈々と復権の機会を狙っている。 鹿児島の高校サッカーと言えば――。2000年代の前半までMF遠藤保仁(磐田)やMF松井大輔(YS横浜)らを輩出した鹿児島実がその名を轟かせた。 近年は神村学園が躍進し、昨年度は福田師王(ボルシアMG)やMF大迫塁(C大阪)を擁してベスト4まで勝ち上がったのは記憶に新しい。インターハイは6年連続、冬の選手権も昨年度まで6年連続で出場しており、今季から2種年代最高峰のU-18プレミアリーグ高円宮杯に参戦するまでになっている。 一方で鹿児島城西は前述の通り、2008年度の選手権で日本一にあと一歩まで迫り、以降も神村学園と切磋琢磨し...
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