注目は尚志の染野、青森山田の武田!
染野にはすでに複数のJクラブが興味を示しており、卒業後の進路が注目される。(C)SOCCER DIGEST
U-18代表の武田。青森山田では今季から10番を託されている逸材にはJクラブも熱視線を送っている。(C)SOCCER DIGEST
青森山田が2度目の選手権制覇を達成して早5か月が経った。新シーズンはすでに開幕し、再び全国各地で熱戦が繰り広げられている。
今季の高校サッカー界は、昨年以上に混戦模様だ。どこが頂点に立ってもおかしくない熾烈な争いの中で、どんな逸材が頭角を現わすのか。今回は高円宮杯、沖縄開催のインターハイ、そして選手権でブレイクスルーが期待される有望株300人を総まとめ。男子部門の全国6地域と女子部門に分けてお届けする!!1回目の今回は北海道・東北編だ。
※経歴の表記は下記の通り。
U‒00 =年代別日本代表(2019年実績)、高校選抜=日本高校選抜(欧州遠征メンバー)、00国体=国民体育大会出場メンバー(16歳以下の県選抜)
No1
FW
染野唯月
そめの・いつき
尚志(福島)/3年/179㌢・67㌔
プレースタイル:ポストワーカー
経歴:高校選抜、U-18代表、17国体
選手権準決勝で青森山田から3得点を奪った。切り返しからの一撃、高打点のヘッド、
ポストワークは絶品で、目標のFW大迫(ブレーメン)同様に〝半端ない〞才能を誇る。
No2
DF
佐藤大河
さとう・たいが
東北学院(宮城)/3年/177㌢・70㌔
プレースタイル:クロッサー
経歴:17国体
GKシュミット(仙台)を輩出したチームで、全国レベルの力を有する左SB。仙台Jrユース時代はFWを務めており、ドリブルやパス交換などから得意の左足でゴールも狙える。
No3
MF
古賀楓真
こが・ふうま
聖和学園(宮城)/3年/170㌢・60㌔
プレースタイル:ドリブラー
経歴:17国体
〝東北のドリブル軍団〞で、下級生時からチームのエース番号〝14〞を背負う技巧派だ。昨冬の選手権地区予選決勝で鮮烈弾を決めるなど、スルーパス、シュートで違いを作る。
No4
GK
佐藤文太
さとう・ぶんた
仙台育英(宮城)/3年/185㌢・75㌔
プレースタイル:PKストッパー
経歴:―
1年時から伝統校のゴールを守る東北ナンバー1守護神。シュートセーブに加え、1対1やクロスボールへの飛び出しで進化を見せる俊英だ。将来へ向け、身体作りにも励む。
No5
DF
藤原優大
ふじわら・ゆうだい
青森山田(青森)/2年/180㌢・69㌔
プレースタイル:ディフェンスリーダー
経歴:U-17、17国体、18国体
北の名門の新たな〝氷壁〞だ。昨季はボランチを主戦場としたが、今季から本格的にCBに挑戦。空中戦の強さ、守備範囲の広さなどで力を発揮し、2年生ながら統率力も光る。
No6
MF
武田英寿
たけだ・ひでとし
青森山田(青森)/3年/175㌢・63㌔
プレースタイル:司令塔
経歴:高校選抜、U-18、17国体
昨冬は選手権で日本一を経験。今季は満を持し、青森山田伝統の10番を背負う。ボールコントロール、多彩な左足のキック、発想力は一級品。司令塔として連覇への鍵を握る。
No7
MF
工藤拓人
くどう・たくと
八戸学院野辺地西(青森)/3年/172㌢・66㌔
プレースタイル:ドリブラー
経歴:―
昨年の選手権地区予選決勝で、王者・青森山田を脅かしたドリブラー。あえてCB三國(福岡)を狙い、同点ゴールも決めた。惜敗しただけに、今年は青森の歴史を変えたい。
No8
GK
山口雄也
やまぐち・ゆうや
秋田商/3年/180㌢・74㌔
プレースタイル:正統派GK
経歴:―
昨冬は2年生GKとして選手権で活躍。8強進出に貢献し、〝秋商復活〞の立役者となった。ゴール前の立ち姿が良く、クロスやシュートへの反応も速い。今年は4強以上を目指す。
【その他の注目選手】
※表記は右からNo. 、Pos、名前(所属/学年)、タイプ、代表歴
009 FW 佐々木康佑(札幌大谷・北海道/3年)・チャンスメーカー
010 FW 野月 俊(三本木農・青森/3年)・ラインブレーカー:17国体
011 FW 及川魁士(遠野・岩手/3年)・ポストワーカー
012 FW 細川伊織(盛岡市立・岩手/3年)・スピードスター
013 FW 岩佐隼風(米沢中央・山形/3年)・ラインブレーカー:18国体
014 FW 清水大成(学法石川・福島/3年)・ラインブレーカー:17国体、18国体
015 FW 前川龍之助(聖光学院・福島/3年)・ラインブレーカー
016 MF 石黒 尚(東海大札幌・北海道/3年)・チャンスメーカー
017 MF 越後圭介(北海道大谷室蘭・北海道/3年)・ドリブラー
018 MF 大澤拓也(北海・北海道/3年)・司令塔
019 MF 高橋温希(帯広北・北海道/3年)・チャンスメーカー
020 MF 松木玖生(青森山田・青森/1年)・チャンスメーカー:18国体
021 MF 欠畑魁星(盛岡商・岩手/2年)・司令塔
022 MF 安孫子正和(花巻東・岩手/3年)・司令塔
023 MF 原田悠翔(秋田商・秋田/2年)・司令塔
024 MF 田中将太(明桜・秋田/1年)・チャンスメーカー
025 MF 島村真行(新屋・秋田/3年)・スピードスター
026 MF 堀田真央(西目・秋田/2年)・ 司令塔
027 MF 荒井潤太(羽黒・山形/3年)・ チャンスメーカー
028 MF 郡司克翔(尚志・福島/3年) ・ドリブラー
029 MF 篠木陽斗(帝京安積・福島/2年)・司令塔
030 DF 合坪柊人(札幌創成・北海道/3年)・ ダイナモ
031 DF 小林虎太郎(仙台育英・宮城/3年)・ 潰し屋
032 DF 竹田憂斗(山形中央・山形/3年)・エアバトラー:18国体
033 GK 小竹唯貴(旭川実・北海道/3年)・正統派GK
034 GK 高山 梓(聖和学園・宮城/3年)・攻撃的GK:17国体
035 GK 山岸 大(東海大山形・山形/3年)・正統派GK
森田記者が推薦するMF長田叶羽(ガンバ大阪ユース、3年) 7月22日に開幕する夏のクラブユースチーム日本一を懸けた戦い、第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目プレーヤーを大特集!「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第1回は関西の高校生を中心に各カテゴリーを精力的に取材する森田将義記者による11名です。 森田記者「すでにトップチームに欠かせない戦力になりつつある広島ユースのMF中島洋太朗。6月の新潟戦でJ1デビューを果たした鹿島ユースのFW徳田誉。高3ながらもこの夏、海外に渡る熊本のFW道脇豊。今年はアカデミー出身の若い選手の飛躍が目を惹きますが、クラブユース選手権(U-18)には彼らに続く可能性を秘めた選手がまだまだ存在します。今回は夏の祭典を機にブレークを果たしてくれると期待し、見た試合でのインパクトが...

[4.14 プレミアリーグWEST第2節 静岡学園高 0-3 神戸U-18 時之栖スポーツセンター 時之栖Aグラウンド(人工芝)] 相手が素晴らしいチームなのはわかっている。間違いなく攻撃的に来るであろうことも、容易に想像が付く。だからこそ、自分たちも引くつもりなんて毛頭ない。アグレッシブに打ち合って、その上で勝ち切ってやる。クリムゾンレッドの若武者たちは、勇敢な決意をハッキリと携えていたのだ。 「本当にこのリーグは難しいリーグなので、正直勝ててホッとしています。それも『こういうサッカーをしようよ』ということを、自分たちがある程度しっかり出した上で結果も付いてきたので、そこが凄く喜ばしいかなと思っています」(神戸U-18・安部雄大監督)。 真っ向からぶつかって3発を叩き込み、2試合目で掴んだ初白星。14日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST第2...

[10.12 国体少年男子1回戦 東京都 1-1(PK4-2)鹿児島県 OSAKO YUYA stadium] 東京都が“決勝戦”と位置づけていた一戦を突破した。対戦した鹿児島県はともにU-16日本代表のMF福島和毅(神村学園高1年)やFW大石脩斗(鹿児島城西高1年)を擁し、地元国体のために準備してきた注目チーム。この日は、800人の観衆が地元チームを後押ししていた。 だが、石川創人監督(東京農大一高)が「僕らは『ここが決勝戦だ』と言ってチームを作ってきた」という東京都が、強敵を上回る。技術力の高い選手の多い鹿児島県に対し、MF仲山獅恩(東京Vユース、1年)とMF鈴木楓(FC東京U-18、1年)中心にコミュニケーションを取って準備してきた守備で対抗。相手にバックパスを選択させたり、奪い取る回数を増やしていく。 鹿児島県の巧さの前に迫力のあるショートカウンターへ持ち込む回数は少な...

※2023年10月12日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽市立船橋FW郡司璃来(→清水エスパルス) ▽桐光学園MF齋藤俊輔(→水戸ホーリーホック) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド...

10番・長のゴールを称えるチームメイトたち。昌平は尚志を相手に逆転負けを喫した。写真:河野正 村松コーチが監督代行として指揮 埼玉・昌平高校サッカー部を全国屈指の強豪へ育て上げた藤島崇之監督が10月3日付で退任し、新体制に移行して最初の公式戦、高円宮杯JFA U-18プレミアリーグEASTが7日に行なわれ、昌平は尚志(福島)に1-2で逆転負けし、3連敗を喫した。村松明人コーチが監督代行として指揮を執った。 今季プレミアリーグに昇格したチーム同士の対戦。4-2-3-1の昌平は前半6分あたりからペースを握り出し、ボランチの土谷飛雅とトップ下の長準喜(ともに3年)を経由してリズミカルな攻撃を展開。13分、MF大谷湊斗(2年)が右から鋭く切れ込んでからの最終パスが尚志DFに当たり、そのこぼれ球を長が蹴り込んで先制した。 前節まで6試合連続無失点の尚志の堅陣をこじ開けたことで、昌平...

■代表決定日一覧 ▽北海道・東北北海道予選:11月12日青森県予選:11月5日岩手県予選:11月5日宮城県予選:11月5日秋田県予選:10月21日山形県予選:10月21日福島県予選:11月5日 ▽関東茨城県予選:11月12日栃木県予選:11月11日群馬県予選:11月12日埼玉県予選:11月14日千葉県予選:11月11日東京都A予選:11月11日東京都B予選:11月11日神奈川県予選:11月12日山梨県予選:11月11日 ▽北信越・東海長野県予選:11月11日新潟県予選:11月12日富山県予選:11月11日石川県予選:11月5日福井県予選:11月5日静岡県予選:11月11日愛知県予選:11月11日岐阜県予選:11月11日三重県予選:11月11日 ▽関西滋賀県予選:11月11日京都府予選:11月12日大阪府予選:11月11日兵庫県予選:11月12日奈良県予選:11月12日和歌山県...

※2023年10月5日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド千葉)▽FC東京U-18MF佐藤龍之介(→FC東京)GK小林将天(→FC東京)▽東京ヴェルディ...

高校サッカーの強豪、昌平高(埼玉)の藤島崇之監督が退任することが分かった。習志野高(千葉)、順天堂大出身の藤島監督は、07年に昌平の監督に就任。当時無名の私立校を短期間で3度のインターハイ3位、全国高校選手権8強、“高校年代最高峰のリーグ戦”プレミアリーグEAST昇格など、全国有数の強豪校へ成長させた。 判断力、技術力の質の高い選手たちが繰り出す攻撃的なサッカーが話題となり、また、12年に創設した育成組織、FC LAVIDAとの中高一貫6年指導によって、選手育成でも注目される高校に。現在、7年連続でJリーガーを輩出中で、U-22日本代表FW小見洋太(新潟)やU-17日本代表MF山口豪太(1年)ら多数の年代別日本代表選手も育てている。また、藤島監督は日本高校選抜やU-18日本代表のコーチも務めた。 昌平は近年、男子サッカー部の活躍に続く形で他の運動部も相次いで全国大会出場を果たしてい...

※2023年10月2日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽興國MF國武勇斗(→奈良クラブ)MF宮原勇太(→グールニクザブジェ) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽大津MF碇明日麻(→水戸ホーリーホック) ▽宮崎日大DF松下衣舞希(→横浜FC) ▽神村学園FW西丸道人(→ベガルタ仙台) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽北海道コンサドーレ札幌U-18FW出間思努(→北海道コンサドーレ札幌) ▽モンテディオ山形ユースGK上林大誠(→モンテディオ山形)DF千葉虎士(→モンテディオ山形)▽浦和レッドダイヤモンズユースMF早川隼平(→浦和レッドダイヤモンズ)▽ジェフユナイテッド千葉U-18DF谷田壮志朗(→ジェフユナイテッド千葉)▽FC東京U-18MF佐藤龍之介(→FC東京)GK小林将天(→FC東京)▽湘南ベルマーレ...

鹿児島城西のMF芹生は、身体の使い方が上手く、パスセンスも高い司令塔だ。写真:松尾祐希 今年のチームは攻撃陣にタレントが揃う “半端ない”FW大迫勇也(神戸)を擁して選手権で準優勝を果たしてから15年。鹿児島城西が虎視眈々と復権の機会を狙っている。 鹿児島の高校サッカーと言えば――。2000年代の前半までMF遠藤保仁(磐田)やMF松井大輔(YS横浜)らを輩出した鹿児島実がその名を轟かせた。 近年は神村学園が躍進し、昨年度は福田師王(ボルシアMG)やMF大迫塁(C大阪)を擁してベスト4まで勝ち上がったのは記憶に新しい。インターハイは6年連続、冬の選手権も昨年度まで6年連続で出場しており、今季から2種年代最高峰のU-18プレミアリーグ高円宮杯に参戦するまでになっている。 一方で鹿児島城西は前述の通り、2008年度の選手権で日本一にあと一歩まで迫り、以降も神村学園と切磋琢磨し...



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