アルゼンチンに得点を奪えず0-0のドロー。なでしこジャパンの初戦は消化不良に終わった。世代交代の行われたチームで臨む今回の女子ワールドカップ。この原因は何なのか。そして、どう修正するのか?
まるで優勝したかのようなアルゼンチン
2大会ぶりの世界一を掲げ、FIFA女子ワールドカップフランス2019に臨んだなでしこジャパン(日本女子代表)は、現地時間10日、グループステージ第1節・アルゼンチン女子代表戦で、0-0の引き分けに終わった。
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FIFAランキング7位のなでしこが戦うグループDで、FIFAランクが最も低い37位のアルゼンチンに勝てなかったことは、多くの予想に反した結果だった。特にGSの1位または2位通過を狙う上では、アルゼンチン戦での大量得点が望まれたが、勝ち点3も取れない厳しい船出となった。
大会初戦は難しくなる、とはよく言われる言葉だ。これは過去の女子W杯を戦ったなでしこが証明している。結果的に優勝する2011年ドイツ大会では、ニュージーランドとの初戦、先制するも前半の早い時間に追いつかれ、ようやく勝ち越したのは68分だった。その4年後の2015年カナダ大会では、スイス女子代表を相手にPKの1点のみで辛勝した。
今回の女子W杯も、やはり初戦は難しかった。
「アルゼンチンがブロックを敷いて引く中で、自分たちはボールを持っていたが、怖さというのは多分なかった」とは、MF中島依美(INAC神戸レオネッサ)の自評だ。FW横山久美(AC長野パルセイロレディース)も「ベタ引きしてきた相手をどう崩していくのか、90分の中で答えを見つけることはできなかった」と悔やんだ。
だが、大会初戦は誰にでも難しくなるものではない。
試合終了後のアルゼンチンはまるで優勝したかのような喜びようだった。07年中国大会以来、12年ぶり3度目の出場となったアルゼンチンは、この試合までW杯で6戦全敗。日本とは2度戦っておりどちらも敗戦。今回の対戦では、なでしこの力を十分尊重して守備から入り、カウンターを時折繰り出しなでしこを攻撃に専念させず、W杯初の勝ち点1を獲得した。
試合を決定づけられず苦しい状況が続く
では、この結果を生んだ原因は何だったのか。
試合後、サイドバックの鮫島彩(I神戸)やFW菅澤優衣香(浦和レッズレディース)は「後ろが重くなった」という表現を使った。自らが攻撃している際に、自陣に人数を残し過ぎたため、全体の距離感が遠く攻撃に厚みを加えられなかった。
センターバックの熊谷紗希(オリンピック・リヨン)は振り返る。「向こうはあまり前に出て来られない状態だったので、スペースを守る必要もなかった。ボールを持っている時は2センターバックで(守って)、相手の1人を外してでもSBを前に出して、中盤の選手をひとつ前に出していこうと話していたけど…」。攻撃に人数をかけようとする意図はあったが、1点は遠かった。
大会を通じては主力と見られるDF清水梨紗(日テレ・ベレーザ)、MF杉田妃和(I神戸)、FW岩渕真奈(I神戸)がイエローカードをもらったことも誤算だった。主審の判定も疑問だったが、早く試合を決定づけられず苦しい状況を90分まで続け、そこから脱出できなかったことで無駄な警告を受けた側面もある。
高倉麻子監督は試合後、「女子W杯という大きな舞台の雰囲気や、観客の多さに飲まれたのか、特に前半は攻撃で非常に腰が引けたと思う」と語った。今回の先発メンバー11人中8人が女子W杯初出場。経験という面では今までのチームとは大きな差がある。しかし、世代交代は必要なことであり、今回の教訓を残る試合に生かすしかない。
これで「終わった」わけではない。グループステージはまだ2試合残っている。主将の熊谷は決意を込める。
「フィニッシュまで、いかにペナルティボックスまで入っていけるかというのは、次への課題。自分たちで蒔いた種なので、まずはこの結果をしっかり受け止めて前に進むしかない。キャプテンとしては悔しい結果だが、下を向くことなく、そういう空気にもしたくない。自分たちで前を向くしかないということを周囲には伝えたいと思います。全員でこの試合を見て反省して、でもネガティブに捉えず、次に進みたい」
若返ったなでしこジャパンの主将。20歳で2011年大会の優勝を経験し、キャプテンとして今大会を迎えた熊谷は、まったくあきらめていない。初戦の課題を認識し次に向かうのみだ。なでしこは14日、第2節でスコットランドと戦う。
なでしこジャパンFIFA女子 W杯結果・日程(※日本時間)
グループステージ第1節 6月11日 アルゼンチン 0-0 日本
グループステージ第2節 6月14日22時 日本 vs スコットランド
グループステージ第3節 6月20日4時 日本 vs イングランド
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