[7.11 EURO決勝 イタリア1-1(PK3-2)イングランド ウェンブリー]
EURO2020(欧州選手権)は11日、決勝戦を行い、イタリア代表が53年ぶりの優勝を果たした。1-1で迎えた延長戦の末に勝負はPK戦へもつれ込み、3-2でイングランド代表を撃破。大会史上初めてPK戦を2度も制し、ジンクスを破っての歴史的戴冠となった。
準決勝では延長戦の末にデンマークを下したイングランド。決勝では決勝トーナメント1回戦のドイツ戦に続き、3-4-3のフォーメーションで臨んだ。GKはジョーダン・ピックフォード(エバートン)が守り、3バックはDFカイル・ウォーカー(マンチェスター・C)、DFジョン・ストーンズ(マンチェスター・C)、DFハリー・マグワイア(マンチェスター・U)。ウイングバックは左にMFルーク・ショー(マンチェスター・U)、MFキーラン・トリッピアー(A・マドリー)が入り、ダブルボランチはMFデクラン・ライス(ウエスト・ハム)とMFカルビン・フィリップス(リーズ)。3トップはMFメイソン・マウント(チェルシー)、FWラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)、FWハリー・ケイン(トッテナム)が並んだ。
対するイタリアは準決勝でPK戦の末にスペインを下し、2大会ぶりの決勝進出。これまでと同じ4-3-3のシステムを敷き、守備陣はGKジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)、DFジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ)、DFレオナルド・ボヌッチ(ユベントス)、DFジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)、DFエメルソン・パルミエリ(チェルシー)。3センターはMFジョルジーニョ(チェルシー)、MFニコロ・バレッラ(インテル)、MFマルコ・ベッラッティ(パリSG)。3トップにはFWロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)、FWフェデリコ・キエーザ(ユベントス)、FWチーロ・インモービレ(ラツィオ)が入った。
試合は前半2分、早くもイングランドが試合を動かした。ケインのポストプレーを起点にショートカウンターをスタートさせると、右サイドを攻め上がったトリッピアーがハイクロスを送り、ファーサイドに走り込んでいたL・ショーが左足でダイレクトシュート。これでニアポスト脇を射抜き、イングランド代表初ゴールが歴史的ビッグマッチでの先制点となった。
一方のイタリアは前半15分すぎ、ジョルジーニョが右膝をひねって一時ピッチから外に出たが、ドクターがコンディションを見て再び中へ。それでも5-4-1で守備ブロックを敷くイングランドに対し、ベッラッティやバレッラがなんとかボールを前進させるも、危険なエリアにはほとんど侵入することができない。同35分にはライスをかわしたキエーザが単独突破から左足を振り抜いたが、低い弾道のシュートはわずかに左へ外れた。
イタリアは前半アディショナルタイム2分、右サイドを攻め上がったディ・ロレンツォのクロスボールにインモービレが反応し、右足でダイレクトシュート。ほぼ完璧なミートでゴール方向に向かったが、これはストーンズにブロックされ、ゴールを破ることはできなかった。そのまま前半はタイムアップ。イングランドの1点リードで後半に入った。
イタリアは後半5分、バイタルエリアで前を向いたインシーニェがプレスバックしてきたスターリングに倒されてFKを獲得。今大会のイングランドが喫した唯一の失点がFKだったこともあり、同点の大チャンスとなったが、インシーニェのキックは右上に外れた。そして同8分、イタリアはインモービレとバレッラに代えてFWドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)、MFブライアン・クリスタンテ(ローマ)を投入した。
その後はインシーニェが0トップ気味のポジションを取り、キエーザが右から左のウイングへ移動。すると後半10分、インシーニェのポストプレーからキエーザが左を崩し、中央で再び受けたインシーニェが惜しいシュートを放った。また同17分には左サイドからカットインしたキエーザが次々にフェイントを繰り出し、右足でグラウンダーシュート。だが、これはピックフォードに横っ飛びで阻まれた。
それでも後半22分、イタリアがついにイングランド守備陣をこじ開けた。右からのコーナーキックをキエーザがニアサイドに蹴り込むと、ニアサイドでフリックされたボールをファーサイドでキエッリーニがつぶれ、ベッラッティがヘディングシュート。これはまたしてもピックフォードにかき出されるかと思われたが、ポストに跳ね返ったボールをボヌッチが押し込んだ。
イングランドは後半26分、トリッピアーに代えてMFブカヨ・サカを入れ、システムをこれまで採用していた4-2-3-1に変更する。それでも直後にイタリアに決定機。同28分にボヌッチのロングフィードからベラルディが抜け出し、惜しいボレーシュートを放った。すると同29分、イングランドはライスを下げてMFジョーダン・ヘンダーソン(リバプール)を投入し、4-3-3に再びシステムを変えた。
勢いを増すイタリアだったが後半35分に苦しいアクシデント。ペナルティエリア内でフィフティーフィフティーのボールを争ったキエーザが右足首を痛め、一度はピッチに戻ったものの、MFフェデリコ・ベルナルデスキ(ユベントス)との交代を強いられた。後半43分には侵入者により試合が一時中断。この影響もあって6分間のアディショナルタイムが取られたが、試合はまたしても延長戦にもつれ込んだ。
イタリアは2試合連続3試合目、イングランドも2試合連続2回目の延長戦。延長開始直後、イタリアはインシーニェに代えてFWアンドレア・ベロッティ(トリノ)を入れる。同6分、イングランドはスルーパスに抜け出したスターリングが折り返すも、キエッリーニがブロック。直後にイタリアはベッラッティに代わってMFマヌエル・ロカテッリ(サッスオーロ)を入れると、イングランドも同9分にマウントに代えてMFジャック・グリーリッシュ(アストン・ビラ)を投入した。
イタリアは延長前半13分、左サイドを駆け上がったエメルソンのクロスにベルナルデスキが飛び込み、ピックフォードのスーパーセーブのこぼれ球をベロッティが狙うも枠外。後半1分、イタリアはゴール正面からのFKをベルナルデスキが狙ったが、ピックフォードに収められた。同3分、イングランドはウォーカーからのロングスローを起点に迫力ある攻撃を繰り広げたが、これもドンナルンマに阻まれ、なおもスコアは動かない。
イングランドは最終盤、ウォーカーとヘンダーソンに代わってFWジェイドン・サンチョ(ドルトムント)とFWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)を入れるPKを意識した采配。そのまま勝負の行方はPK戦に委ねられた。
先攻のイタリアはベラルディが決め、後攻のイングランドはケインが成功させたが、イタリア2人目のベロッティのキックはピックフォードがセーブ。イングランドは2人目のマグワイアが落ち着いて決めた。ところがイタリア3人目のボヌッチが成功させた後、イングランド3人目はラッシュフォードのキックが左ポスト。さらに4人目、イタリアはベルナルデスキが成功したが、サンチョのキックはドンナルンマにセーブされた。
ところがイタリア5人目、これを決めたら勝利となるジョルジーニョのキックもピックフォードがセーブ。守護神がイングランドを救ったが、最後はサカのキックをドンナルンマが止め、イタリアが戴冠を果たした。イングランドはPK戦のために投入した2選手が失敗するという悔やまれる形で初優勝を逃した。
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メルボルン・シティFC VS マッカーサーFC 試合予想 メルボルン・シティはマッカーサーFCより多くの勝点を積み上げ、この試合でそのリードを広げたいところです。 両チームの最近の成績を見ると、メルボルン・シティは直近5試合中4試合無敗、一方マッカーサーFCは2連勝中です。 対戦成績では、メルボルン・シティが優勢です。 AHラインはホームチームの-0.75で、メルボルン・シティに大きく有利です。 したがって、この試合はホームチームの勝利が予想されます。 試合予想:メルボルン・シティFC -0.75 7Mスポーツ 国際版APPにはプロ予想と素人予想が満載、もっと情報を手に入れるなら、ダウンロードしてご活用ください! 方法1.画像のQRコードをスキャンするとウンロードできます;方法2.下記のリンク先よりもダウンロードできます。 https:/...
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ニューカッスル・ユナイテッド VS チェルシー 試合予想 ニューカッスル・ユナイテッドFCはEFLカップでフラムFCを2-1で破り、低迷に終止符を打ちました。クラブ史上初の2シーズン連続での準決勝進出を果たし、チームの底力を見せつけました。 ホームでの勝率は62.5%と一定の優位性を維持していますが、直近のホーム5試合で5失点と、守備面では目立ったパフォーマンスを見せていません。 さらに、チェルシーFCとの対戦54試合のうちわずか15勝にとどまっており、メンタル面で不利な状況に陥っています。 一方、チェルシーFCはカーディフ・シティに3-1で快勝し、順調に準決勝進出を決めました。2連勝でチームの士気も高まりました。 さらに、今シーズンは攻撃力も高く、平均1.69得点を記録しています。アウェイ戦では守備の脆弱性が依然として残るものの、アウェイ勝率は60%と競争力があります。 したがって、...
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