MF久保建英が所属するソシエダは今季、ラ・リーガでここまで12位に位置しており、近年続いていた欧州カップ戦圏内入りに黄信号が灯っている。それでも久保は18日、日本代表合流初日の練習後に取材に応じ、「選手は僕も含めてよく戦っていると思います」と前向きにコメント。過酷な連戦での奮闘に一定の手応えを口にした。
そのように語る理由は、ソシエダが今季戦っている異例の試合数にある。
ここまでラ・リーガは28試合を終えており、カップ戦のUEFAヨーロッパリーグ(EL)12試合、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)6試合を含めると今季の合計試合数は「46」。ラ・リーガは10試合を残し、コパ・デル・レイも準決勝第2戦の結果次第で1〜2試合を控えているため、久保が加入して以降では昨季の53試合、一昨季の51試合を上回って最多の試合数になることがすでに確定している。
そうした過密日程の中、イマノル・アルグアシル監督は選手の消耗を避けるため、ローテーション起用を継続的に実施。これが裏目となってチームの勢いが出ない側面もあるように思われるが、けが人が相次いだ近年の反省も踏まえた采配を続けている。
久保はそうした今季のチームの戦いについて「ローテーションをうまくしているつもりでもローテーションをしすぎていて…」と葛藤をにじませながらも、2025年に入って早くも20試合を戦っている過密日程に言及。「2025年に入ってからレアル(・マドリー)と同じ試合数をしているんで。(ELプレーオフに回ればラウンド16までに)19試合マックスでやるよと言って、そこで負けたことも含めて19試合をやらなきゃいけなくなっているのはチームの力不足もあるし、でも選手は僕を含めてよく戦っていると思います」と話した。
R・マドリーのような世界的メガクラブであれば、同じ試合数といっても下位相手との試合で消耗を避けた戦い方をしたり、時には大幅なターンオーバーを行ったりもできるが、ソシエダは立場が違う。とりわけ今季は昨季まで主力を担ったMFミケル・メリノ、DFロビン・ル・ノルマンがビッグクラブに引き抜かれ、ローテーション要員はカンテラ所属の若手に頼らざるを得ない状況だ。
そのため久保は昨季のラ・リーガで躍進し、欧州CL初出場を果たした地方クラブの例を挙げながら、「今年のジローナもそうだけど、“ビッグビッグクラブ”かといわれるとそうでもないチームは交代で出てくる選手であったり、先発と同じ経験をしている選手が何人チームにいるかと言われると、このような結果になってしまうのは仕方がないと思う」と述べ、現状の成績をフラットに受け止めていた。
それでもかといって、このシーズンを苦しいままで終えるつもりはない。
コパ・デル・レイでは準決勝進出でタイトル獲得の可能性を大きく残しており、代表活動後の4月1日にホームで行われる第2戦に1点ビハインドからの逆転を狙う状況。「(ELで)ユナイテッドに負ける前までは3大会なんだかんだ残っていて、勝ち進めれば悪くないシーズンだったかなと思いますけど負けてしまって、コパ・デル・レイを落としたら何もなくなってしまうので、できればカップ戦準決勝は勝ちたい」。相手はR・マドリーという難敵だが、全てのモチベーションをぶつけていく構えだ。
またコパ・デル・レイは優勝すればEL出場権を得られる大会とあり、欧州カップ戦への道も開かれる希望がある。加えて今季はソシエダを含めたスペイン勢が欧州カップ戦で好成績を収めているため、来季の欧州CL出場枠が5枠に広がる可能性が高く、それが実現すればEL、ECL出場枠も繰り下がる見込み。5位と勝ち点9差、EL・ECL圏内の7位とは勝ち点5差につけているソシエダも逆転が不可能な状況ではない。
こうした状況について久保は「それ(CL5枠)を考えるとシーズン序盤の失速、連戦じゃない時のことがもったいない」と序盤の出遅れを悔やみながらも、「ここから(ELによる連戦がなくなり、)みんなと同じ試合数になってくれば僕らの強さが出せてくると思うし、それは関係なくても、代表後のカップ戦に勝って決勝に行ってみたいなと思いますね」と意気込みを口にした。
そうした中で迎える日本代表の活動。久保以外にもスペイン代表MFマルティン・スビメンディら7選手が各国代表に招集されており、中心選手は忙しい毎日が続くばかりだが、直近の公式戦6試合勝ちなしが続いていることもあり、ここで流れを切り替えたいタイミングでもある。
日本代表は20日のバーレーン戦に勝てばW杯出場が決まるという佳境の中、久保もすでにW杯予選モードに切り替えている。「言い方を悪くするとこの相手に負けているようじゃみんなが目指しているW杯で対等以上に戦うというのは無理だと思う。まずは2日後の試合に集中したい」。満員の埼スタに歓喜のムードを作り出し、残りのシーズンにさらなる弾みをつけるつもりだ。
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