サッカー日本代表MF久保建英(18)=F東京=が、スペインの名門バルセロナと復帰に向けて再交渉を行うことが12日、分かった。この日までに久保の代理人が渡欧したことが判明。先月までの交渉では双方の求める条件が合わずに一度は決裂したが、近日中に再交渉する見通しとなった。交渉次第では「バルサの久保」が誕生することになる。
一度は決裂したかに思われたバルセロナ復帰の可能性が再浮上した。Jリーグ関係者によると、12日までに久保の代理人が、バルセロナに向けて出発したことが明らかになった。近日中にもバルサと再交渉を行うことが確実となった。
久保は10歳の時にバルセロナの下部組織に入団。現地でも才能を高く評価されていたが、18歳未満の外国人選手獲得、登録違反のあおりを受けて、2015年3月に帰国を余儀なくされた。帰国後はF東京の下部組織に入団し、順調にステップアップ。バルサも久保側とは頻繁にコンタクトをとり続け、当初は国外移籍が可能な18歳になる今夏の復帰で、基本合意していた。
だが、今月1日に地元紙の「ムンド・デポルティーボ」が報じたように、これまでに久保側とバルサは復帰に向けた契約について4度交渉したが決裂。久保の元にはRマドリード(スペイン)やパリSG(フランス)から、バルサ以上の具体的なオファーが届いており、熟慮した。しかし、最後は強い愛着を持つ古巣との再交渉の道を選んだようだ。
前回までの交渉では、バルサは下部組織出身選手の慣例にならい、3部リーグに所属するバルセロナBへの合流を求めた。アルゼンチン代表FWメッシ(31)や元スペイン代表MFイニエスタ(35、神戸)らも通った道のりで、欧州への再適応も1年は必要と判断した。
一方の久保側はシーズン開幕前のプレシーズンはトップチームへの合流を要望。その上でバルサBに合流することには納得していた。今季はスペインよりはレベルの落ちる日本とはいえ、J1で首位を走るF東京の主力として活躍し、日本代表にも選出。プロ選手としての確固たる扱いを求める久保側と、下部組織出身の例外をつくりたくないバルサ側で折り合わなかった。
再交渉では双方の歩み寄りが必要となる。交渉が難航することも予想されるが、「バルサ久保」誕生の可能性は十分にありそうだ。
◆久保 建英(くぼ・たけふさ)2001年6月4日、神奈川・川崎市生まれ。18歳。小学3年から川崎U―10でプレー。11年4月にバルセロナの入団テストに合格し、同年夏に渡欧。15年5月にF東京の下部組織に入団。17年4月15日のJ3・C大阪U―23戦でJリーグ最年少の初得点。同年11月にトップ昇格。18年8月から期限付きで横浜Mに加入し、同26日の神戸戦でJ1初得点。19年1月にF東京に復帰。世代別代表では17年にU―20W杯(韓国)、U―17W杯(インド)に出場。173センチ、67キロ。左利き。
◆バルサのトップチームの現状 今季はリーグでは2連覇を果たしたが、欧州チャンピオンズリーグでは準決勝で、優勝したリバプールに敗退。これまで長年チームを支えてきたFWメッシが31歳、DFピケが32歳、MFブスケツが30歳と世代交代が近づいていることから、移籍市場では積極的に動いている。すでに1月にアヤックスのオランダ代表の22歳MFデヨングを、移籍金7500万ユーロ(約92億円)で確保(合流は来季)。同じくアヤックスの同代表の19歳DFデリフトの獲得にも乗り出している。
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