九州選抜FW宇津元が持ち味発揮の一撃!「5チームから話があった」…大分内定の決め手は?
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FW宇津元伸弥(宮崎産業経営大3年=鵬翔高/大分内定)が豪快弾を決めた

 

[3.4 デンチャレ 北海道・東北選抜1-5九州選抜]

 

 九州選抜がJ1内定強力2トップによる3ゴールなどで5得点を奪い、初戦を白星で飾った。

 

 開始30秒で先制点を奪ったFW根本凌(鹿屋体育大3年=上田西高/湘南内定)に負けじと、FW宇津元伸弥(宮崎産業経営大3年=鵬翔高/大分内定)も豪快にゴールネットを揺らした。

 

 3-1とリードして迎えた前半42分、MF倉員宏人(福岡大3年=鳥栖U-18)がカットしたボールを受けて前を向いた宇津元は右サイドをドリブルで突破。あっという間にエリア内に入ると、DFを切り返しで外してニアサイドをぶち抜く。角度の厳しい位置だったが、迷いなく右足を振り抜いた。

 

「一人かわしたときに、ニアに打てば何かしら起きるかなと思った。あそこは切り返した瞬間からゴールしか見ていませんでした。自分のストロングは抜け出し。そこはしっかりアピールポイントとしてみてもらえたらと思います」

 

 この日2トップを組んだ根本とは、同学年ということもあり、大学入学後は常に比較されてきた。昨年はコロナ禍で後期のみの開催となった九州リーグだったが、互いに10得点を決めて得点王を分け合った。「ライバル」と認め合う存在。ただJリーグデビューなど、常に根本が先を行っている。宇津元自身も意識していることで、この試合でも根本が2ゴール、宇津元は1得点だったことで、「正直悔しい」と素直な感情を明かす。

 

 フルシーズンを戦った2年時は、25得点11アシストで得点王とアシスト王をダブル受賞。そんな宇津元にJクラブも早くから関心を強め、今春のキャンプでは仙台、神戸、浦和、名古屋といったJ1クラブがキャンプへの参加を打診していた。

 

 そんな中でいち早く動いたのが大分トリニータだった。新シーズンは特別指定選手として参加してほしいとして、昨年末に正式な獲得オファーを出した。担当の上本大海スカウトが2年生の時から熱心に試合を観に来てくれていたことで好印象を持っていたこともあり、宇津元自身も好意的に受け取った。家族などとも話し合いを持ったが、1月の中旬には大分にお世話になる覚悟を決めた。

「スカウトの方が2年生の時から全試合見に来てくれたし、オファーがあってからも毎日のように電話をくれた。プラスして大分の試合を観ていて、自分の持ち味を発揮できて一番合うサッカーだなと思った。先輩もいるので、大分からスタートして、そこから世界に行きたいなと思いました」

 

 自身の伸びしろはまだまだあると感じている。大分の練習に参加した際も持ち味のスピードは通用するという自信を持てたというが、「誰にも追いつかれないようなスピードを身に着けたい」と貪欲だ。「スピードに関しては、大学で追及してきた。映像を見ながらスピードを上げる努力をしてきて、それは実感としてもある。ただまだまだ技術面やスピード感はレベルアップできるので、もっと成長して、プロの世界で結果を残せる選手になりたい」。プロの舞台でも違いを見せられるスーパーな選手に。高校の先輩で憧れを持つFW興梠慎三(浦和)を目標に日々の鍛錬を続ける。

 

(取材・文 児玉幸洋)

 

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