【選手権予選】週末の結果を速報! 北海道は札幌大谷が本大会へ名乗り。青森山田、流経大柏、尚志などが快勝スタート!
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前橋育英や帝京が早期敗退する波乱含み

 

 

 

 

 10月25日、第99回全国高校サッカー選手権の地区予選が全国各地で開催され、土曜日に本大会行き一番乗りを決めた明桜(秋田)に続いて、北海道で代表校が確定した。

 

 厚別陸上競技場での決勝戦に駒を進めたのは旭川実と札幌大谷。今季の対戦成績が1勝1敗、ともに1点差での決着と実力が拮抗する両雄が、序盤から一進一退のハイレベルな攻防戦が繰り広げた。

 

 ようやく均衡が破れたのは後半17分だ。札幌大谷のMF鈴木浩人が敵陣でのパスカットからドリブルで持ち込み、目が覚めるような強烈ミドルを突き刺した。強風が吹き荒れるなか、その後の旭川実の反攻をGK渋井の好守など守備陣の粘りで凌ぎ切った札幌大谷が、5年ぶり3度目の本大会行き切符を掴んだ。

 

 今週末には青森山田(青森)、流経大柏、市立船橋(ともに千葉)、尚志(福島)、立正大淞南(島根)といった名門校が予選の初戦を迎え、いずれも快勝スタートを飾っている。埼玉予選で注目された昌平対浦和南の一番は前者が2-1で競り勝ってベスト8に駒を進めた。一方で前橋育英(群馬)、秋田商(秋田)、帝京(東京)、関西一(大阪)、今治東(愛媛)といった強豪が早期敗退を余儀なくされている。

 

 来週末の10月31日と11月1日には、岡山、山形、鳥取、沖縄の4県で代表校が決定する。地区予選は11月15日にピークを迎え、16日にはオンラインでの組み合わせ抽選会を開催。21日の熊本決勝、28日の神奈川決勝を経て全代表校が出揃う流れだ。

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で開催自体が危ぶまれていた選手権本大会だったが、日本サッカー協会が10月中旬に正式に開催を発表した。駒沢会場で行なわれていた開会式と開幕戦は実施せず、大みそかに1回戦が一斉スタートする。全国48の代表校が首都圏8会場に散らばって戦うレギュレーションは変更なしだ。決勝は1月11日、埼玉スタジアムで行なわれる。

 

 

 なお女子の選手権は、すでに6校が本大会行きを決めている。

 

 北海道から北海道文教大明清、北海道大谷室蘭、北信越から帝京長岡(新潟)、開志学園JSC(新潟)、福井工大福井(福井)の各校で、兵庫予選を制した日ノ本学園も関西予選の結果にかかわらず、開催県枠での出場権を確保している。こちらは11月22日の関東大会最終日で、全32校が出揃う予定だ。

 

構成●高校サッカーダイジェスト編集部

 

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