「心美しく勝つ」帝京長岡の次期リーダー候補。DF三宅凌太郎は激しさ、リーダーシップを持って目標達成へ
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 チームリーダーとしての自覚が高まってきている。DF三宅凌太郎(2年)は帝京長岡高(新潟)の谷口哲朗監督が「来年のキャプテン候補。リーダーとして、そういう立ち位置でやってくれている」と認めるプレーヤーだ。新チームでは主将のMF川上航立(3年)に食らいつくように高い意識を持ってトレーニング。今年に懸ける意気込みを表現している。

 谷口総監督が「スマートに守ることもできるし、球際も行ける」と説明する三宅は、新チームで1ボランチを経験。CBとしての力も有しており、SBとしてのプレーも可能だ。今年は素材感あるDF松村晟怜(2年)やバランス感覚秀でたDF中村蒼(3年)らとともに、帝京長岡の多彩な攻撃を支える存在として期待されている。

 その三宅は自分の武器について、「身体を張ったディフェンスです」とコメント。そして、「ギリギリのところでのシュートブロックや、相手のドリブル中のスライディングでのクリアは、負けないと思っています。また、チームを鼓舞する声かけなど闘争心も自分の武器です」と加える。昨年一年間を通して先輩たちから守備、ポジショニングを学び、守備時の細かい声がけと前向きにボールを奪う回数が増加。対外試合では身体を張った守りやビルドアップもできたと感じている。

 昨年、帝京長岡の守りを支えたDF丸山喬大(現日本大、日本高校選抜)ほどの運動量はないものの、精力的に課題改善に取り組む姿勢も見えるという。また、本人は「(昨年は)スピードや、フィジカルコンタクトの場面で負けてしまうことがあった」と分析。そのため、新型コロナウイルスによる自主練習期間は、当たり負けしない体作りに注力してきている。

 兵庫県の尼崎東ミュートスU-15で主将を務め、新潟の強豪校へ進学。「審判への自己申告など、『心美しく勝つ』というサッカーに誇りを感じています」という帝京長岡で心身ともに成長を目指してきた。昨夏の福島復興・復旧サッカー大会・仙台育英高戦でAチーム初出場。先輩たちのフォローを受けながら伸び伸びとプレーしてアピールし、選手権予選、全国大会にも登録された。

 全国大会は初戦(対熊本国府高)で6分間出場。今年は「自分がチームの主軸となり、チームの日本一に貢献することです」という目標を持っている。同時期にトップチームへ昇格し、切磋琢磨してきたMF中村太一(2年)らに負けないように努力を続けて主軸になること。そして、同じくDFとしては小柄ながら世界で活躍した元アルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノのように、激しさとリーダーシップを併せ持つ選手となって、帝京長岡の日本一に貢献する。

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